共働きの家計管理は注意が必要!理想の家計簿・家計管理方法とは?

共働き夫婦の家計管理は、よく注意しないと支出ばかり増えてしまいます。夫婦でしっかり家計内訳の状況を把握・管理して、ストレスない家計管理をしましょう。ここでは共働き夫婦の家計管理のコツや、お金を貯める方法、お小遣い制度はどうするか、夫婦のルール作りを解説します。

共働き夫婦は貯金しづらい!?お金を貯める方法・家計管理方法とは


共働き夫婦は収入が2人分あるため、貯金が多い、多くできるというイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。


しかし、実際のところ、共働き夫婦は貯金がしづらいのです。


「相手はきっと貯金をしてくれている」

「収入が多いのだから、自分の分は多少使っても平気だろう」

なんて考えたりや行動したりしたことはありませんか?


実は、その薄い危機感や多忙で追いつかない家事による多額の支出、夫婦間でのお金の話し合いの有無が、貯金しづらい原因となっている可能性が高いのです。


そこで、この記事では「貯金の方法や家計の管理方法について」

  • 共働きの家計管理が上手くいかない理由
  • 家計やりくりのはじめかた
  • 理想的な家計管理者
  • ストレスフリーなルール作り
  • お小遣いの設定金額
  • お金の専門家への相談窓口

以上のことを中心に解説していきます。


この記事を読んでいただければ、共働き夫婦における家計管理のやりくりや上手な貯金の方法が理解できるかと思います。


ぜひ、最後までご覧ください。

共働き夫婦の収入はいくら?平均年収は?

総務省が2018年に行った家計調査によると、共働き夫婦の1ヶ月の収入は60万6,665円、平均年収は727万9,980円です。


勤労者世帯は月52万5,095円、年収630万1,140円なので、共働き夫婦の方が年額で97万8,840円も多い計算になります。


しかし、実際には約730万円の収入を得ている共働き夫婦はそう多くありません。


配偶者がいる女性の就労形態のうち、正社員は約32%、パートやアルバイトである非正規社員は約45%です。


年収を103万円までに抑えて、扶養に入りながら収入を制限して働いている女性が多くいるため、平均年収に満たない世帯が出てくるのです。

共働き夫婦は家計の状況・家計簿を共有しよう

家計管理が上手くできないのは、家計管理の共有を怠っていることが原因です。まずは、家計の状況をお互いが共有しようと意識を変えることが大切です。

共有が上手くいかない理由は様々で、以下のようなことが挙げられます。

  • お互い仕事が多忙でお金の話をしっかりする時間が無い
  • 話し合わなくてもお互い収入がありそれぞれが買い物をしても生活に困らない
  • 相手が貯金をしてくれているだろうと勝手に思い込んでいる

しかし、お互いが家計を共有していなければ、気持ちの余裕からそれぞれの無駄遣いが多くなってしまい、いざという時に貯金が無かったということになりかねません。

そもそも共働きであるのには、子どもに関する費用や住宅ローンなどを鑑みて、夫婦で協力して働き家計を安定させたいからという理由であることが多いかと思います。

家計の状況が明確に見えていれば、目的のためにお互いに意識が高まるので、家計を共有することは家計の今と未来を守るためにも大切なことなのです。 

共働きの家計やりくりの基本は支出の把握から!

まずは、「どのようなことにどれくらいのお金を使っているか」ノートに書き出して支出を把握することからはじめましょう。


それが出来たら、今度は予算を組み立てていきます。 


理想の家計を保つためには「2:6:2の法則」という黄金比率が存在します。


この割合を手取り月収で「貯金:生活費:自己投資」に当てはめると、使える予算が見えてくるのです。


例えば手取り25万円の場合では、「貯金50,000円:生活費15万円:自己投資50,000円」となります。


さらに生活費の内訳の目安は、同じく手取り25万円の場合、以下の通りです。


生活費内訳金額(割合)
住居費50,000円〜75,000円(20〜30%)
食費25,000円〜37,500円(10〜15%)
光熱費
水道代
通信費
25,000円(10%)
被服代
美容代
12,500円(5%)
交際費12,500円(5%)
生活用品費
雑費
7,500円(3%)
保険料5,000円(2%)

最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れると勝手にお金が貯まってくれるという便利なやり方です。家族の構成や生活スタイルにより生活費の内訳は変わってきますが、この黄金比率を目安に家計を組み立ててみましょう。 

共働き夫婦家計簿の例|3人家族の場合

3人家族の1ヶ月の平均生活費は約27〜30万円です。

子供が生まれた場合には、当然子どもにかかる支出が発生します。
その費用は1人あたりの月平均で、未就園児は約5.3万円、就園後は約8.6万円です。さらに、そのほかに預貯金、保険として平均約1.6万円を貯金しています。 

例えば、未就園児がいる家庭の生活費の内訳は、以下の通りです。

生活費内訳金額
住居費79,000円
食費
54,000円
光熱費22,000円
保険料22,000円
被服理容費16,000円
レジャー費39,000円
生活用品費12,000円
子供用
衣服・雑貨費
6,000円
教育関係費7,000円
子どもの医療費等2,000円

これらの事から、子育てにはお金がかかるということがわかりますが、就園した子どもがいる場合にはさらに保育料もかかってきます。

2019年からは幼児教育無償化が始まり、3〜5歳児の保育料が無償になっています。
全て無償になるわけではありませんが、家計の負担を減らすためにも、制度について勉強することも大切です。

共働き夫婦家計管理の秘訣|家計管理は誰がするべきか

家計管理を誰がするかにおいては様々パターンがあり、以下のようなものが挙げられます。

  • 夫婦で一緒に管理する
  • 妻が管理をし、夫は小遣い制
  • 夫が管理をし、生活費を妻に渡す
  • 生活費を折半したらあとはそれぞれが管理をする
  • 共同口座に一定の金額を入れて生活費として管理する

上記の中で、一番理想的なのは「夫婦で一緒に管理する」です。

人任せにせず、最初から共同で管理し共有、協力することができれば、家計に対するお互いの意識も高まり、お金に関する夫婦間のわだかまりも少なくなることでしょう。

そして、どの方法においても共通して大切なことは、夫婦間でコミュニケーションを取りながら、支出や家計の状況をお互いに見えるようにして共有できるようにしておくことです。

共働きは忙しく時間がないかもしれませんが、定期的に家計について話し合う機会を積極的に作ることも重要なことです。 

2人で協力して家庭を守ろうとする意識をお互いが持てると良いですね。

共働き夫婦家計管理の秘訣|夫婦でストレスのないルールを作ろう

夫婦で家計管理をする際にはお互いにストレスなく協力していきたいですよね。


そこで大切なのが、明確なルールを作ることです。


ルール作りのポイントは、以下の通りです。


  • お互いの貯蓄額や家計の予算を見える化して共有する
  • 家計に関する疑問点は”その場で”解決することを心がける


予算をお互いに把握していれば、予算以上は使わないように夫婦間で協力することができます。


この時、相手の出費が気になりがちですが、そうではなく「いくら貯められたか」という貯蓄の方に目を向けてみることが大切です。あらかじめ決めた金額を貯金したらあとはお互い自由に使おう、と考えてストレスなく貯金をしていきましょう。


また、ルールを決めていても、生活する中で「これはどちらの負担になるのだろう」と疑問が出てきた場合は”その場で”解決することが大切です。


特に結婚して間もないときは、独身気分が抜けなかったり、金銭感覚のずれなどから疑問を持つことが多くなります。


「どちらかに負担が偏っていないか」「家計の共通費から出してもよい項目に相違はないか」など、月に一度は話をする機会を設けてみましょう。

共働き夫婦はルールだけでなく目標貯金額を設定するのがおすすめ

ルールの他に、年間の貯金額の目標を立てることもおすすめです。


手順は以下の通りです。


  1. 年間の手取りから支出を引いた金額を参考にしながら、目標額を設定する
  2. 実現可能かよく検討した上で、毎月とボーナス時の積立額を決定する
  3. できれば自動積立の口座手続きを行う


例えば、夫婦で年間合計100万円貯金しようと目標設定するとしましょう。

そうすると、毎月5万円とボーナス時40万円を貯金すれば、目標が達成できる計算になります。


目標を設定したら貯金は”先取り”で

「先取り貯金」とは給料が入ったと同時に貯金をすることで、自動積立もこの一種です。残額を貯金にまわしてしまうと、毎月一定の金額を貯金することが難しくなるので、先に貯金をしてしまうことがポイントです。

毎年の決算も忘れずに

旅行費や子育て費用などは毎年変動がある可能性が高いため、毎年しっかり決算を出しましょう。毎年の家計の見直しは、無理なく目標貯金を継続するために大切なことです。

共働き夫婦家計管理の秘訣|お小遣いはどれくらいに設定する?

収入によって各家庭お小遣いの金額は異なると思いますが、どれくらいを目安に設定するとよいのでしょうか。


夫の小遣いは、新生銀行による「2018年サラリーマンお小遣い調査」で、子どもがいない場合、月平均3万5,005円、子どもがいる場合で平均3万2,554円です。


妻の小遣いは、株式会社ビズヒッツによる「妻のお小遣い額とその使い道についてのアンケート調査」で、平均2万4,671円と結果が出ています。ちなみに専業主婦の場合は平均7,876円と共働きの妻より大きく下回っています。


しかしこれはあくまで参考程度にすることがポイントです。自分の家計における住宅費、子育て費用、老後の費用など、将来を見据えた家計収支を考えて、自分の家計に合ったお小遣いの金額を設定するとよいでしょう。


また、貯金をしたいからお小遣いを減らそうという考え方はおすすめできません。自由に自分で使えるお金が減ることは、夫婦それぞれのストレス増加に繋がるためです。


そのような場合には、収入を増やせるように働き方を見直したり、支出を減らす工夫をしてお互いに我慢しすぎないようにすることが大切です。

共働きの家計管理に困ったらお金のプロ(FP)に相談しよう

「お金のことは難しいし複雑でよくわからない」「共働きの家計管理が不安」


そんな時は、マネーキャリア相談のファイナンシャルプランナー(FP)に気軽に相談してみましょう。お金の専門家であるFPは国家資格ですので、分かりやすい説明のもと、安心して相談することができます。


マネーキャリア相談は、国内最大級のオンライン保険相談で、相談した人の満足度は93%。納得いくまで何度でも無料で、オンラインまたは対面での相談が可能です。


申し込みはWebで簡単な情報を入力後、LINEの専用アカウントで日程等を調整するだけなので、とてもスマートです。


1人で悩んでしまう前に、まずは気軽にほけんROOMに相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ:共働きの家計管理は夫婦で!貯蓄の目的や支出内訳は共有しよう

「貯金の方法や家計の管理方法について」 解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

今回の記事のポイントは

  • 家計管理のコツは夫婦で家計を”共有”すること
  • 家計のやりくりは支出を把握することから始める
  • 家計の管理は夫婦一緒に行うことが理想的
  • 家計は見える化して話し合いは定期的に、疑問はその場で解決する
  • 小遣いの平均は参考までにして、自分の家計に合った金額に設定する
  • お金に関しての相談はマネーキャリア相談へ
でした。

2人分の収入に、ついつい甘えてしまいがちな共働き夫婦。

相手に任せたり頼ったりせず、お互いの支出や貯金額をオープンにして共有し、話し合いを重ねましょう。

現代は、夫が働き、妻は専業主婦という時代から、”共に働く”時代へと移り変わりました。だからこそ今私たちに求められるのは、家計管理も”共に協力しよう”という意識です。毎日の結婚生活、そして幸せな未来のために夫婦で一緒に行動を起こしていきましょう。
この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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