更新日:2023/01/25
【ズボラさん必見】最近よく聞くポーチを使う袋分け家計管理方法!
最近よく聞くポーチを使う袋分けで家計を管理する方法って?実はこれ、とにかく便利で簡単な面倒くさがりさんにぴったりの方法なんです!この記事では袋分け家計簿のメリット、デメリット、また袋分けをするのに便利なポーチをご紹介します。
目次を使って気になるところから読みましょう!
今話題の袋分けで管理する家計って?
袋分け家計簿を聞いたことがありますか?
袋分けというと、お金を袋に分ける、ここまでは想像つくと思います。
では、袋分け家計簿をやると簡単にお金が貯まるというと、どうでしょう。
この方法で年間100万円以上貯めた方もいらっしゃいます。
そこで、この記事では、
- 袋分け家計簿に便利な入れ物は?
- 袋分け家計簿のメリット・デメリットとは?
- 袋分け家計簿の上手なやりかたは?
ポーチを活用した袋分け家計管理法
袋分け家計簿には、封筒でも良いですが、持ち運びに不便です。
封筒が破れてしまったら困りますし、何より外で買い物をするときにお金を封筒から取り出すのは少し恥ずかしいかもしれません。
そこで、袋分けにするならば、ポーチが最適です。
ポーチなら、袋を開ければ、大体の金額が見てわかりますし、破れにくいというメリットがあります。
また、100円均一で購入可能という、コストパフォーマンスに優れた入れ物です。
袋分け家計簿にポーチを使うなら、多くの費目にあわせて多数用意するより、実は少ない数のポーチでまとめたほうが仕分け方としては、上手なやり方です。
最低で、2つのポーチ、多くても3つ位のポーチで仕分けた方が生活費を上手くやりこなせます。
二つのポーチなら、決まった額を入れるポーチ(固定費)、もう一つは生活費を入れるポーチです。
3つの場合は、さらにもう一つ、食費を別に用意すると良いでしょう。育ち盛りの子供には食費がとてもかかるので、子供のいる家庭に向いています。
固定費とは、習い事の月謝など、決まった額のものを入れます。更にお小遣いも固定費に入れると、遊び過ぎの防止になります。
生活費は、変動費とも言えるので、ある程度余裕を持てるくらいのお金を入れておくのが上手なやり方です。
袋分け家計簿のメリット
ポーチを使った袋分け家計簿は、細かく家計簿をつけるのが苦手な人に向いています。
しかし、袋分け家計簿は実は、上級者のお金の使い方になります。
そこで、ポーチでやる袋分け家計簿のメリット、デメリットを解説しながら、やり方について触れてみます。
上級者とは言いましたが、やり方さえ覚えれば、忙しい主婦や、細かいことが苦手な人でも、年に100万の貯金ができる可能性があります。
予算の残金がわかる
例えば、先ほど書いたように袋分け家計簿をするなら2つのポーチを使うとします。
片方は固定費、もう一方は生活費とします。
予算の残高が見えると週にどのくらいの生活費を使っても良いのか、可視化できる所が、ポーチを使った袋分け家計簿の良い点です。
ポーチの中身を見れば、すぐにどれだけのお金が余っているか計算できるので、予算が組みやすいです。
もし、月ごとの生活費だと上手くいかない不安があるなら、生活費は、5週間ごとに分けてポーチを用意すると予算の組み立てが楽になるでしょう。
固定費も、可視化しておくと、計算の失敗はかなり減ります。
残金が出れば、ポーチでの袋分け家計簿は成功しています。残金は、貯金通帳に回しても良いですし、次月の予算の追加分にしても良いです。
使いすぎ防止につながる
残金が見られるということは、ポーチの中のお金が少なくなっていたら、危機感を覚えられますので、使い過ぎ防止に繋がります。
万が一使い過ぎたら、どうしましょうか?
節約しようという気になりませんか。
一方、ポーチの中のお金が多く余っていると安心感が沸きます。
もし上手くいかないときが多いとするならば家計を少なく見積もり過ぎている可能性があります。
袋分けの家計簿は、ノートなどに使った金額を記録しなくても、家計を調整できるので、きついと感じることが多ければ、予算を緩めることができます。
残金が多くでたら、貯金に回す額を増やすなど、柔軟に対応することもできます。
単に使い過ぎ防止になるだけでなく、貯蓄上手になれるのも、ポーチを使った袋分け家計簿のメリットの1つです。
予算を守る意識を高められる
ポーチの中のお金だけしか使わない習慣が身に着けば、自然と予算を守る意識が高くなります。
家計簿にも、もちろんメリットは十分あります。しかし、家計簿をつけても予算を守れない人には、ある共通した意識があります。
家計簿をつけることで気持ちが満足してしまうのです。
予算を守るために家計簿をつけるのに、本来の目的からずれて、家計簿をつけるためにお金を使ってしまうという、節約の意識が薄くなってしまう人もいます。
もちろん、そんな人ばかりではありませんが、家計簿が日記代わりになって、なにかをやること、つまりお金を使ってしまう人がいるのも事実です。
ポーチで袋分け家計簿をすると、記録する必要はありませんが、常にポーチの中身を見張って、予算があると安心する仕組みが出来上がります。
お金があると安心、つまり予算を守る意識が高まるのです。
その一方で、家計簿をつける人は、お金を使っておいて、後で記録したら、「今日もやってしまった」、と後悔する人もいるかもしれません。
袋分け家計簿のデメリット
いかがでしょうか。袋分け家計簿の良い点を挙げていくと、簡単で、上手くやりくりできるコツが身につきそうですね。
しかし、失敗することもあります。
一言でいうと、ポーチを使った袋分け家計簿は、現金派向けのお金のやりくり方法です。
では、キャッシュレスの人には向いていないのでしょうか?
キャッシュレスでもクレジットカードではなく、デビット型や、スマートフォンに、使った金額が反映される仕組みを利用するなら、無駄遣いは少なくできるかもしれません。
袋分け家計簿の要領を上手く身に付けないと、キャッシュレスで似た方法をやるには、やや難しいこともあります。
その他、現金派でも失敗してしまう人もいます。そのために、以下の3つのデメリットについて解説しながら、予防法も考えてみようと思います。
予算オーバーをしてしまう
予算オーバーをしてしまう理由としては、3つあります。
1つ目は、無理な予算を設定しまうことです。特に変動費にあたるものは、少しゆとりを持たせた金額設定にしないと、予算オーバーしやすいです。
対策としては、予算オーバーした際に追加できるお金の入った封筒を用意しましょう。1000円単位で用意すると、予算の補強がしやすいです。
2つ目の予算オーバーの原因は、ポーチの中の確認を怠っていることです。
本来は、お金の可視化によって使い過ぎを防止できるはずの袋分け家計簿なのですから、予算オーバーをすることは、まだお金の感覚が追い付いていないのかもしれません。
是非、こまめに確認をし、使い過ぎを防止できるようにしましょう。
3つ目は、本来はやってはいけないことなのですが、他のところの費目のポーチからお金を立て替えてしまうことです。
やってしまうと、袋分けの意味がありません。
やってしまう理由を考えると、やはり1番目の理由と同じで、無理な予算設定をした結果かもしれません。
全体的に、3つの予算オーバーの原因は、無理な金額の設定にあるでしょう。
少しずつ余裕を持たせて、トライ&エラーの繰り返しで、自分に合った予算を組めるようにしていきましょう。
それから、財布の紐を締めることも同時に、考えておきましょう。
費目ごとの管理が面倒
費目ごとの管理が厄介になるのは、細かく分け過ぎるとそうなります。例えば、ここでは固定費と生活費(変動費)の2つに分けましょう、と例を出しています。
細かく分けすぎて、食費、日用品、小遣い、散髪代、医療費、レジャー費、etc.、と細かく分けすぎると、返って生活しにくくなり、面倒で最終的には諦めてしまうでしょう。
細かく分けるより、大きく分けるのが、袋入り家計簿のコツです。
さて、改めて説明しますが、2費目に分けるなら、費用が一定の固定費を、例えば、習い事や小遣い、教材費を1つのポーチに入れます。
もう1つを生活費、食費、日用品など、使う費用が一定ではないものを別のポーチに入れておきます。
更にもう一工夫します。最初の頃は慣れないでしょうから、予算の組み方が上手くいかないこともあるでしょう。3つ目のポーチに、補助費を用意しましょう。
そこには、どちらのポーチにいくら立て替えたか、記録できる紙を入れたり、マスキングテープを張って、書いて残しても良いでしょう。
費目が少なくても、管理しやすい方が上手くいきます。
クレジットカード払いは管理が困難
クレジットカードは、即座に金額を確認できないというデメリットがあります。
後払いなので、つい使い過ぎてしまったという、節約には向かない傾向も見られます。
では、クレジットカードでは絶対に節約ができないのでしょうか?
今ではそうとは言い切れません。
ネットショッピングをする際、クレジットカードは便利です。
しかも、買ったモノの金額は、ネットショップの履歴に残るので、ネットショッピングなら即座に金額の確認も取れます。
それでも使い過ぎてしまう人には、良い手段があります。
大手のネットショッピングなら、コンビニエンスストアで売られている、ネットショップ専用のギフトカードがあります。
ギフトカードを自分のアカウントに振り込めば、現金でお金をネットショップのポーチに入れたようなものです。
これなら無駄遣いも減るでしょう。
まとめ:袋分けにはポーチを使って家計をやりくりしよう!
ポーチを使った袋分け家計簿について解説していきましたが、いかがでしたでしょうか?
今回のこの記事のポイントは、
- 袋分け家計簿には、破れにくく持ち運びに便利なポーチが良い
- 費目は、少ない方が意外に管理がしやすく無駄遣いを減らせる
- ポーチはお金の確認がしやすく、無駄遣いを大きく減らせる
- クレジットカードを利用しないほうが、お金の管理は遥かにしやすい