更新日:2022/04/29
住宅ローンに引っ越し費用は含められる⁉可能な商品や諸費用ローンも解説
夢のマイホーム計画には切っても切り離せない住宅ローン。住宅ローンを契約する際に、住宅費用に加えて引っ越し費用も借りておきたいと考える方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?今回はそんな住宅ローンの疑問について徹底解説していきます。
- そもそも住宅ローンに引越し費用を含められるか知りたい方
- 住宅ローンに引越し費用を含める方法を知りたい方
- 住宅ローンに引越し費用を含められる住宅ローンを知りたい方
- 住宅ローンに引越し費用を含めることが出来るかがわかる
- 住宅ローンに引越し費用を含める方法がわかる
- 住宅ローンに引越し費用を含められる住宅ローンがわかる
内容をまとめると
- 住宅ローンの種類によっては引越し費用を含めることが可能
- 住宅ローンに引越し費用を含める方法としては、対応した住宅ローンに申請する
- 住宅ローンに引越し費用を含められる住宅ローンとして3つのおすすめ商品がある
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目次を使って気になるところから読みましょう!
住宅ローンに引っ越し費用は含められる?
夢のマイホーム計画を立てる時、一番の懸念材料となる費用問題。ただでさえ住宅購入の為の費用で精一杯なのに、そこに引越し費用もかかると考えると負担が大きくなる一方です。
こんな時、「住宅ローンに引越し費用を含めることが出来たら助かるのに」と考えられる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
ここではそんな疑問を解決するべく、以下のテーマを解説していきます。
- 原則含めることはできない
- 最近では引越し費用も借入に含められるローンもある
原則含めることはできない
住宅ローンに引越し費用は含められる?という疑問についてですが、結論から言いますと原則含めることはできません。
大前提として住宅ローンは不動産の購入を目的とするローンとなります。
今回でいうと不動産として認められる項目は家と土地の2項目となり、それ以外は不動産という位置付けには値しません。
住宅を購入する多くの方は住宅ローンを申請する際に頭金の設定をしますが、この頭金の設定をする際には引越し費用の事も考えながら頭金の設定をすることをおすすめします。
最近では引越し費用も借入に含められるローンもある
住宅ローンに引越し費用を含めることは原則できないと説明しましたが、最近では引越し費用も住宅ローンに含められるローンも存在します。
含めることが出来る主な費用としては、引越し費用・家具家電購入費用となっております。
もし上記2つの費用を借入に含める場合、銀行へ領収書の提出が求められます。
特に家具家電に関しては購入期日に期限を設けられているケースがほとんどで、新生活をスタートさせてから徐々に購入していくという方法はとれませんので注意が必要です。
住宅ローンに引っ越し費用を含められる商品
引越し費用も借入に含められる住宅ローンもあるということで、こちらのローンを検討したいという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ここでは、皆さんが気になっている住宅ローンに引っ越し費用を含められる商品を3つご紹介致します。
- 北陸労金「まるっと500」
- フラット35
- auじぶん銀行
①北陸労金「まるっと500」
住宅ローンに引っ越し費用を含められる商品の1つ目として、北陸労金「まるっと500」をご紹介致します。
商品名 | 北陸労金「まるっと500」 |
---|---|
融資限度額 | 1億円 |
返済期間 | 最長40年 |
返済方法 | 元利均等毎月返済(ボーナス併用可、ボーナス返済は融資金額の50%以内) |
担 保 | ご融資対象物件(土地・建物)に第一順位の抵当権を設定 |
生命保険 | 団体信用生命保険の加入が必要 |
②フラット35
住宅ローンに引っ越し費用を含められる商品の2つ目として、フラット35をご紹介致します。
商品名 | フラット35 |
---|---|
融資限度額 | 8,000万円 |
返済期間 | 最長35年 |
返済方法 | 元利均等毎月払いまたは元金均等毎月払いを選択できます。 6か月ごとのボーナス払い(借入額の40%以内〔1万円単位〕)も併用できます。 |
担 保 | ご融資対象物件(土地・建物)に第一順位の抵当権を設定 |
生命保険 | 加入の必要なし |
③auじぶん銀行
住宅ローンに引っ越し費用を含められる商品の3つ目としてauじぶん銀行をご紹介致します。
商品名 | auじぶん銀行「住宅ローン」 |
---|---|
融資限度額 | 2 億円 |
返済期間 | 最長35年 |
返済方法 | 「毎月返済」「毎月返済と半年毎増額返済の併用」から選択 |
担 保 | ご融資対象物件(土地・建物)に第一順位の抵当権を設定 |
生命保険 | 団体信用生命保険の加入が必要 |
諸費用ローンなら引っ越し費用も含められる
ここまでは住宅ローンに引越し費用を含める方法を解説してきましたが、引越し費用等諸費用を借り入れることが出来る、諸費用ローンという商品も存在します。
ここでは、諸費用ローンについて見ていきましょう。
住宅ローンとは別に設定する
最近では住宅ローンに引越し費用等の諸費用を含められる商品も増えてきていますが、全ての住宅ローンに当てはまるとは限りません。
そんな状況で諸費用分の資金を調達したいというニーズに合わせて、住宅ローンとは別に諸費用ローンという商品を提供している金融機関も多くあります。
この諸費用ローンを利用することで、自己資金ゼロの状態でも住宅や家具家電、引っ越し費用を賄えるようになります。
一昔前までの金融機関では、住宅ローン審査を通過するには最低頭金を借入額の1割程度用意する必要があったのですが、近年は金融機関側も出来る限りローンの利用者を増やしたいと考えているため、ローン審査に対するハードルを下げる傾向にあります。
頭金の設定がなくても住宅購入が可能な時代にはなったのですが、一方注意点として自己資金が少なくなればなるだけ借入金額が増えてしまい、結果として総支払額が増えてしまうというデメリットもあるということを念頭に置いておきましょう。
引っ越しに使えるフリーローン
一般的にローンと聞くと、住宅ローンやマイカーローンなど既に借入目的が明確化された商品をイメージしますが、フリーローンと言われる借入目的を特に明確化されていない商品も存在します。
そんな多目的に利用できるフリーローンですが、メリットもあればデメリットも存在します。
フリーローンのメリット
フリーローンのデメリット
フリーローンのデメリットとして、カードローンに比べるとローン審査がスムーズでは無いという点が挙げられます。
通常カードローンの場合、即日融資を受けることが出来るカードローンも存在しますが、一方フリーローンの場合は平均1週間程度時間がかかることがあります。
引っ越しに使えるカードローン
即座に使えるという手軽さで多くの方に普及しているカードローン。
引越し費用など突発的な出費に対応できる万能なローンですが、そんなカードローンにもメリット・デメリットが存在します。
カードローンのメリット
カードローンのメリットとして、フリーローン等他のローンに比べローン審査がスムーズという点が挙げられます。
通常フリーローンの場合、平均1週間程度審査に時間がかかってしまいますが、一方カードローンの場合、即日融資を受けることができるカードローンも存在します。
カードローンのデメリット
カードローンのデメリットとして、フリーローン等他のローンに比べ金利が高い傾向にあるという点が挙げられます。
フリーローンということで、特に借入目的が明確化されていないので何か担保に入れる必要もなく、カード会社としては貸出にリスクを伴います。
基本的に金利設定は貸出側のリスクが高くなればなるだけ、高金利に設定される傾向にあります。
参考:引っ越しのために用意しておくべき費用
引っ越し費用を用意するにあたって、一体引っ越しにはどのくらいの費用がかかるのか疑問ですよね。
住宅金融支援機構が調査した「住宅取得に係る消費実態調査」のデータによると、新築の場合平均約16万円、中古の場合平均約19万円の引っ越し費用がかかるというデータが出ております。
少しでも引っ越し費用を安くするために、引っ越し時期を調整するということも有効と言えます。
知っている方もいるかと思いますが、引越し業者に支払う費用は引っ越し時期によって料金に差があります。
一般的に引っ越し料金が安くなる時期としては12月~1月と言われており、逆に引越し費用が高くなる時期としては3月と言われております。
やはり新生活をスタートさせる4月に向けて引っ越しを考える方が多いため、3月の引っ越し需要が高い傾向にあるそうです。
このように少しでも引っ越し費用を抑えるために、引っ越し時期を調整することも念頭に入れておきましょう。
まとめ:住宅ローンの相談はマネーキャリアへ!
「住宅ローンに引越し費用は含められる!可能な商品や諸費用ローンも解説」というテーマで説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?
近年は住宅ローンに引越し費用を含められる商品も多く、非常に選択肢が多くなっております。
選択肢が多くなった分、どの住宅ローンを契約すればよいのか迷われるかと思います。
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