更新日:2022/11/21
住宅ローンと他のローンをまとめるには?「おまとめローン」も解説!
住宅ローンとは別に、マイカーローンや教育ローンなど、複数のローンを利用している方、返済や管理をしやすくするためにまとめたいと思いませんか?本記事では、住宅ローンと他のローンをまとめるにはどうすればよいか、「おまとめローン」とは何かについて詳しく解説します。
- 住宅ローン以外にもローンがある方
- 複数のローンをまとめて管理したい方
- まとめることによるメリット・デメリットを知りたい方
内容をまとめると
- 原則異なるローンは他のローンとまとめることはできない
- ただし、一定の条件を満たせば、住宅ローンをまとめる方法はある
- 金融機関によっておまとめローンのメリット・デメリットが存在する
- 住宅ローンや住宅購入のお悩みは、マネーキャリアで相談してみよう!
- マネーキャリアでは、お金のプロに何度でもオンラインで相談可能
目次を使って気になるところから読みましょう!
- 住宅ローンは他のローンとまとめることができる?
- 原則異なる目的のローンはまとめることができない
- 住宅ローンをまとめる方法
- ①500万円以内のローンは「ろうきん」でまとめる
- ②住宅ローンの借り換えをする
- ③「おまとめローン」を活用する
- 「おまとめローン」でまとめられるもの
- ①マイカーローン
- ②教育ローン
- ③フリーローン
- 「おまとめローン」を借り換えで活用するメリット
- ①返済遅れを防ぐ
- ②利息負担を減らす
- ③多重債務を防ぐ
- 「おまとめローン」を借り換えで活用するデメリット
- ①金利が高くなる場合がある
- ②他社借入金を一気に返済する必要がある
- ③金融機関の数が限られている
- 銀行と消費者金融どちらの「おまとめローン」がいい?
- ①銀行を選ぶメリット・デメリット
- ②消費者金融を選ぶメリット・デメリット
- 借り換えができる「おまとめローン」例
- ①JA「JAおまとめ住宅ローン」
- ②北日本銀行「住宅ローンASUMO おまとめプラン」
- ③トマト銀行「トマトおまとめ住宅ローン」
- ④SMBC「三井住友カード カードローン」
- 参考:「おまとめローン」を利用して住宅ローン借りる
- まとめ:住宅ローンの相談はマネーキャリアへ!
目次
住宅ローンは他のローンとまとめることができる?
住宅ローン以外にも、マイカーローンや教育ローン、カードローン、フリーローンなど、ライフイベントに合わせて多種多様なローンが存在しています。
住宅ローンと共に、複数のローンを利用しているという方も多いのではないでしょうか。
こういった複数のローンは、バラバラで管理すると資金計画も複雑になり難しいこともあります。できることならまとめて管理したいと思う方も多いでしょう。
まずは、住宅ローンを含めた複数のローンはまとめることができるのか解説します。
原則異なる目的のローンはまとめることができない
複数のローンがあれば、まとめて管理したいと思う方も多いかと思いますが、実は原則異なる目的のローンはまとめることができません。
主な理由として、ローンは種類ごとに異なる金利が設定されているため、1つにまとめることが不可能なのです。ただし、住宅ローンにリフォームローンをまとめることは可能な場合があります。
ただし、住宅ローンを支払い中にリフォームのために追加で融資を受けるということであれば話は別です。住宅ローンとリフォームローンは、同じ家に関するローンなので条件次第でまとめられる可能性があるのです。
また、「ろうきん」や「おまとめローン」を利用することで、ローンによってはまとめることができるものも存在します。
このような方法以外では、原則異なる目的のローンはまとめることができないことを覚えておきましょう。
住宅ローンをまとめる方法
異なる目的を持つローンをまとめることは原則できないということでしたが、実際には制限された条件下であれば住宅ローンをまとめる方法も存在します。
- 500万円以内のローンは「ろうきん」でまとめる
- 住宅ローンの借り換えをする
- 「おまとめローン」を活用する
①500万円以内のローンは「ろうきん」でまとめる
②住宅ローンの借り換えをする
③「おまとめローン」を活用する
「おまとめローン」でまとめられるもの
「おまとめローン」でまとめられるローンは、以下の3種類です。
- マイカーローン
- 教育ローン
- フリーローン
①マイカーローン
②教育ローン
③フリーローン
「おまとめローン」を借り換えで活用するメリット
「おまとめローン」を借り換えで活用するメリットは、以下の3つです。
- 返済遅れを防ぐ
- 利息負担を減らす
- 多重債務を防ぐ
①返済遅れを防ぐ
②利息負担を減らす
③多重債務を防ぐ
「おまとめローン」を借り換えで活用するデメリット
「おまとめローン」を借り換えで活用するデメリットは、以下の3点です。
- 金利が高くなる場合がある
- 他社借入金を一気に返済する必要がある
- 融機関の数が限られている
①金利が高くなる場合がある
②他社借入金を一気に返済する必要がある
③金融機関の数が限られている
銀行と消費者金融どちらの「おまとめローン」がいい?
「おまとめローン」を利用する際には、金融機関の選択が必要です。
銀行と消費者金融のどちらを選ぶかによって、メリット・デメリットが異なるため、自分のローンにあった金融機関を選ぶ必要があるのです。
自分にとってどちらの金融機関がおすすめか、選ぶポイントについて解説します。
①銀行を選ぶメリット・デメリット
銀行を選ぶメリットは、金利が低いことです。
住宅ローンからおまとめローンへ移行したい場合、ネックになるのは金利の低さです。住宅ローンよりも低いもしくは同程度の金利の借り入れができなければ、追加の利息の金額分支払いを行わなければいけません。
銀行の商品は消費者金融に比べて金利が低いため、住宅ローンを借り換えてもメリットの方が大きくなると考えられます。
銀行を選ぶデメリットは、審査基準が厳しいことです。
銀行では金利が低く、契約後でも再度借り入れを行うことができる代わりに、その分審査基準も厳しいものになっています。そのため、必要なローンの契約ができないということも考えられます。
また、借入を繰り返すことによって返済が長期化し、その分利息の支払い回数も増えてしまう可能性もあります。
借り入れに対する計画をしっかりと立て、自分で管理できる方であれば問題はありません。
②消費者金融を選ぶメリット・デメリット
消費者金融を選ぶメリットは、返済の計画が立てやすいことです。
銀行とは違い、消費者金融は一度借り入れを行うと再度借り入れを行うことはできません。そのため、おまとめローンで設定した金額のみを計画的に返済することができます。
また、毎月の返済額も銀行と比べると多いため、短い期間で返済したい方にはおすすめの金融機関です。
消費者金融を選ぶデメリットは、金利が高いことです。
銀行に比べると金利は高く月々の返済金額も高めであることから、短期間で返済できる反面、返済に対するプレッシャーも大きいものとなってしまいます。
また、追加の借り入れを行うことができないため、有事の際に資金を借りたくても借りれないことは考慮しておきましょう。
借り換えができる「おまとめローン」例
借り換えができる「おまとめローン」が実際にどのように利用されているかを、以下の4つの例を紹介しながら解説します。
- JA「JAおまとめ住宅ローン」
- 北日本銀行「住宅ローンASUMO おまとめプラン」
- トマト銀行「トマトおまとめ住宅ローン」
- SMBC「三井住友カード カードローン」
①JA「JAおまとめ住宅ローン」
②北日本銀行「住宅ローンASUMO おまとめプラン」
2つ目の例は、北日本銀行の「住宅ローンASUMO おまとめプラン」です。
「住宅ローンASUMO おまとめプラン」は、他の金融機関ですでに借り入れを行っているローンを住宅ローンに組み込むことが可能です。同時期に多くのローンを組みたい場合に、すべてのローンをまとめて1本化することで計画的な返済を目指せます。
また、融資期間が最長40年と返済期間にもゆとりがあり、余裕を持った返済を行うことが可能です。
すでに複数の借り入れがある方や、住宅ローンと同時に他のローンを組みたいと思っている方におすすめのプランとなります。
③トマト銀行「トマトおまとめ住宅ローン」
④SMBC「三井住友カード カードローン」
参考:「おまとめローン」を利用して住宅ローン借りる
参考として、「おまとめローン」を利用して住宅ローン借りる方法や注意点を解説します。
一般的な住宅ローンは、返済期間が10年から15年が多いです。物件の担保によって金利が低くなっているとはいえ返済期間が短いことにより月々の返済金額は高額になりがちです。
そのような場合に活用するのが、「おまとめローン」になります。住宅ローンとその他のローンを組み合わせて借りることのできる「おまとめローン」であれば、借入期間が30年から40年という長期間です。
返済期間が長期間である分月々の負担が少なく、金利もカードローンより安いことも魅力の一つです。
住宅ローンをおまとめローンに組み込める仕組みとしては、長期間の返済によって担保がなくても低金利を実現できます。
住宅ローンの審査で重要なのは月々の返済金額であるため、返済金額が低いおまとめローンであれば住宅ローンの審査にも通りやすくなるのです。
注意点として、月々の返済金額が低い代わりに、長期間の返済総額が膨らんでしまい、利息分をプラスすると返済額が高くなってしまいます。
住宅ローンに加えて他のローンまで支払いきれるかどうかは、その人の収入や返済計画によって異なるため、専門家への相談を行うこととも視野に入れましょう。
まとめ:住宅ローンの相談はマネーキャリアへ!
本記事では、住宅ローンをまとめることはできるかどうか、「おまとめローン」とはどういうものかについて解説しました。
住宅ローンと他のローンを別々で管理したほうがよいのか、それともおまとめローンで1本化したほうがよいのか。これは、それぞれの収入や資金計画、ライフプランによって様々です。
そのため、ネットで調べるだけでは自分に合ったローンがわからない方もいるかと思います。そんな方におすすめなのが、マネーキャリアの無料相談です。
マネーキャリアでは、お金のプロに納得するまで何度でも相談でき、ライフプランの設計から資金計画を立てるところまで幅広くサポートをしてもらえます。
住宅ローンを考えているけど自分だけでは不安な方や、すでに住宅ローンを利用していてまとめた方がいいのかわからない方は、ぜひ一度マネーキャリアで相談してみてはいかがでしょうか!