ランドクルーザーのプラド・78の維持費は高い？条件毎に徹底解説！

力強い走行のトヨタ・ランドクルーザーのプラド・78、購入したい皆さんも多いことでしょう。

しかし、購入費用はもちろんプラド・78を維持する諸費用がどの位になるか、ご存知でしょうか。

トヨタ・ランドクルーザーのプラド・78の維持費には、燃料費や税金、車検費用等が必要です。

そこで今回は「トヨタ・ランドクルーザーのプラド・78の年間維持費と、その内訳」について

• ランドクルーザーのプラド・78の年間維持費はどの位？
• ランドクルーザーのプラド・78を維持費の燃料費・自動車税の内訳
• ランドクルーザーのプラド・78を維持費の車検・任意保険料の内訳

以上のことを中心に解説していきます。

この記事を読めば、トヨタ・ランドクルーザープラド・78の維持費に関する基本的知識がわかるはずです。

ぜひ、最後までご覧ください。

ランドクルーザーのプラド・78の年間維持費は、次のようになります。

（例）

• トヨタ・ランドクルーザー：プラド・78
• ドライバー：30歳
• 等級：15等級
• 運転免許：ゴールド
• 運転者限定：本人限定
• 自賠責保険：24ヶ月
• 車検場：民間車検
• 車両保険：あり
• 年間走行距離：5000km

プラド・78の年間維持費は約26万円になりますよね。

年間維持費となる諸費用の詳細は後述します。

ただし、ドライバーの方々の中には毎月駐車場代も必要な人もいることでしょう。

年間の月極駐車場代は全国平均96,000円程度と言われています。

毎月8,000円はかかることになりますよね。

駐車場代も含めると、プラド・78の年間維持費は約36万円になります。

ランドクルーザーのプラド・78を購入したい皆さんは、その年間維持費も気になりますよね。

この維持費は、各ドライバーの年齢や現在の等級、年間走行距離等でも大きく違いが出てきます。

こちらでは、維持費に関する諸費用の

• プラド・78の燃料代
  
• プラド・78に関する税金
  
• プラド・78の車検に関する費用
  
• プラド・78の任意保険料
  

について解説します。

プラド・78で走行距離を長く走りたい皆さんは、燃料代がどの位になるか関心もあるでしょう。

こちらでは、走行距離別の年間燃料代（軽油）を見てみましょう。

※軽油：120円/lと仮定

プラド・78の走行距離によって、年間燃料代に大きな開きが生じていますね。走行距離3000㎞と15000kmとでは約19万円近く、燃料代に差があります。

ケースによっては、維持費の内でかなりのウエイトを占めることとなるでしょう。長距離を走りたい方々には、この19万円の差はかなり家計の負担となるかもしれませんね。

その際は、他の維持費を何とか抑えて対応することになるでしょう。維持費の軽減のコツは後述致します。

ランドクルーザーのプラド・78の維持費には、自動車に関する税金として次の2つがあります。

• 自動車税
  
• 自動車重量税
  

こちらでは、プラド・78にかかる税金を解説しましょう。

プラド・78の自動車税額

自動車税は、各ドライバーが所有するプラド・78に課税される都道府県の普通税です。われわれには「納税の義務」があるので、忘れずに毎年納付しましょう。

この自動車税の税額は、自家用・営業用等の用途、総排気量等で異なります（本記事では自家用を想定）。

プラド・78は排気量3000ccなので年間51,000円となります。

プラド・78の自動車重量税額

自動車重量税は、各ドライバーの所有するプラド・78の重量によって課税額が決められます。

プラド・78は1,900kg～1,910kgなので、1年間で16,400円となります。

プラド・78の自動車税額・自動車重量税を合計すれば、1年間にかかる税金は次の通りです。

1年間にかかる税額は7万円近くと、結構な維持費となってしまいますよね。

ただし、自動車重量税の場合、どんな車両でも毎年納付するわけではありません。その理由は次の「プラドの維持費③：車検」で取り上げます。

車検は、2年に1回行う必要があるので維持費となります。全てのドライバーが自動車を安全に走行できるよう、必ず受けなければならない検査です。

この車検費用は大きく分けて「法定費用」と「車検基本料」とで構成されています。

さらに法定費用の場合

• 自動車重量税額
  
• 自賠責保険料
  
• 印紙代
  

があります。

こちらでは、プラド・78の法定費用に加え、車検基本料も解説します。

プラド・78の法定費用その1（自動車重量税）

自動車重量税は法律の基準で課税額が決められています。車検の際には、重量税の1年分ではなく2年分をまとめて納付しなければいけません。

プラド・78の、車検で実際に納める自動車重量税額は次の通りです。

16,400円×2年分＝32,800円

プラド・78の法定費用その2（自賠責保険料） 

自賠責保険は、プラド・78を公道で運転するならば、必ずドライバーが加入しなければいけない保険です。万一、ご自分が交通事故を起こし、相手方を死傷させた場合、まず自賠責保険の補償が適用されます。

もしも、ご自分が自賠責保険に未加入ならば、絶対に公道を運転してはいけません。

概ねドライバーの皆さんは車検時期まで更新が間に合うよう、自賠責保険期間を設定します。

自賠責保険料については下表をご覧ください。

プラド・78の法定費用その3（印紙代）

印紙代とは車検の際、重量税・自賠責保険料と同じく納付する検査手数料です。各自動車の車両区分や登録条件等によって、約1,000円～1,800円と料金が変わります。

なお、後述する法定費用の合計額は、指定工場で車検を行う場合の料金（1,200円）で計算します。

プラド・78の法定費用合計額

ここまで述べてきた諸費用を用いて、法定費用を求めてみましょう。

（例）

• 自賠責保険：24ヶ月
• 車検場所：指定工場

たいてい2年に1回の車検とはいえ、法定費用だけで6万円近くと、高額な維持費になってしまいますよね。

プラド・78の車検基本料

この料金は、車検業者がプラド・78の点検・整備や、書類作成の手数料を指します。車検基本料は、法律で定められているわけではないので、各車検業者で金額にかなり差が出ます。

例えば、ディーラーで車検をするなら、車検基本料が50,000円程度と言われています。一方、一般的な整備工場の民間車検なら、18,000円程度と言われています。

車検費用比較

こちらでは、ディーラー車検と民間車検の費用を比較してみましょう。

なお、法定費用はさきほどのプラド・78の合計額を使用します。

ディーラー車検は合計で11万円近く、民間車検でも8万円近くになり、なかなか大きな負担となりますね。

ただし、こちらにはプラド・78の部品交換やオイル交換費用は含まれていません。

ご自分で日ごろからプラド・78のメンテナンスをしていないと、点検・整備の際にこちらの交換も行われます。

当然、部品交換等は無料ではないため、メンテナンスを怠れば交換費用もドンドン積み重なります。

つまり、1回の車検費用が10万円を大幅に上回るケースも十分想定されます。

何とか車検費用を安くしたい

任意保険は本来、あくまで加入するかどうかドライバーの判断次第です。たとえ加入しなくてもペナルティはありません。

しかし、ドライバーの皆さんの万一の事故、車両トラブルの際、手厚い補償を受けるため加入しましょう。

対人賠償・対物賠償は無制限で設定でき、搭乗者に関する補償も充実しています。この任意保険はドライバーの年齢・等級や走行距離によって、保険料へ大きな差が生じます。

ランドクルーザープラド・78の年齢・等級別保険料比較

こちらではプラド・78を契約車両とする、各ドライバーの年齢・等級別の年間保険料を比較します。

（例）

• 運転免許証の色：ゴールド
• 年間走行距離：5000km
• 運転者限定：本人限定
• 車両保険：あり

ドライバーが20歳（8等級）と40歳（20等級）とでは、16万円以上も差がありますよね。

ランドクルーザープラド・78の走行距離別保険料比較

こちらでもプラド・78を契約車両とする、各ドライバーの走行距離別の年間保険料を比較してみましょう。

（例）

• ドライバー：30歳
• 等級：15等級
• 運転免許証の色：ゴールド
• 運転者限定：本人限定
• 車両保険：あり

走行距離3000kmと16000kmでは、年間3万円以上の差がありますね。

任意保険料が高いなら

等級が低いから、走行距離が長いから、保険料が高いのは仕方ないと諦めているドライバーもいることでしょう。

しかし、ダイレクト型保険は、保険会社に直接申し込むので、お店の紹介手数料は保険料に上乗せされていません。

また、インターネット割引キャンペーン等を行っている場合もあるので、割安な保険料が期待できます。そうはいっても、ダイレクト型保険は各保険会社が力を入れている商品です。

その種類は非常に多く、ご自分一人でいろいろと保険を比較検討して選ぶのは骨が折れますよね。

保険の見直しは便利なサービスを活用！

保険見直しの際は「任意保険一括見積りサービス」を有効活用しましょう。こちらのサービスは複数の任意保険を一度に見積もれて、何回利用しても無料です。

サービスの申し込みはインターネットサイトからいつでも行えます。一括見積りサービスを利用して、年間保険料が最大5万円得した方々もいます。

ご自分の保険見直しには、是非一括見積りサービスを利用してみましょう。

トヨタ・ランドクルーザーのプラド・78の年間維持費と、その内訳について解説してきました。

今回の記事のポイントは

• ランドクルーザープラド・78には燃料代、税金、車検費用、任意保険料と、様々な維持費がある
• ランドクルーザープラド・78の年間維持費は駐車場代も含めると、約36万円になる
• 車検費用は大きく分けて「法定費用」と「車検基本料」とで構成されている
• 法定費用はあらかじめ法律の基準で費用が決まっている
• 車検基本料は各車検業者でかかる費用が異なる
• 車検代行センターで車検を行えば安いが、最低限の点検整備にとどまる
• 任意保険は万一の時、手厚い補償を受けるため加入することが大切
• 保険見直しの際は「任意保険一括見積りサービス」を有効活用しよう

でした。

ランドクルーザーのプラド・78の購入前に、その年間維持費が家計の重い負担にならないかよく考慮しましょう。

ほけんROOMでは自動車に関する記事を他にも多数公開していますので、ぜひ参考にしてください。