更新日:2019/12/09
日産・180SXのタイプSの月・年間維持費は○○円!条件別に徹底解説!
ドリフトマシンとして現在も人気がある日産・180SXのタイプSの月・年間維持費を徹底解説!本記事は、燃費や自動車税、任意保険等々の固定費から180SX・タイプSの維持費を徹底シミュレーション・解説します。180SX・タイプSは学生でも保有できるのでしょうか。
目次を使って気になるところから読みましょう!
日産・180SXのタイプSの月・年間維持費は?
ドリフトマシンとして未だに多くの方から人気の絶えない日産・180SXタイプS。
昔から乗りたかった憧れの180SXタイプSの、購入後の維持費が気になる方も多いと思います。
そこで今回のこの記事では
- 180SXタイプSの年間の維持費の全体像
- 180SXタイプSの維持費は4つ
- 180SXタイプSの維持費を抑えるポイント
日産・180SXのタイプSの年間維持費は○○円です
まずは180SXタイプSの平均的な年間維持費の全体像を確認しましょう。
表にまとめてみましたので御覧ください。
維持費の項目 | 金額 |
---|---|
ガソリン代 | 137,795円 |
自動車税 | 45,425円 |
車検費用 | 48,090円 |
任意保険 | 72,000円 |
合計 | 303,310円 |
詳しくは次の項で解説します!
180SX・タイプSにかかる4つの維持費の内訳を徹底シミュレーション!
ここからは上記の表の維持費の項目4つ、その内訳を徹底的にシュミレーションしていきます。
- ガソリン代
- 自動車税
- 車検費用
- 任意保険
ちょっとしたことでも維持費の金額は変わってきますので一つ一つ丁寧にみていきましょう!
日産・180SXの維持費①:ガソリン代
まずガソリン代をシュミレーションしてみましょう!
ガソリン代は燃費と走行距離、ガソリン自体の単価によって決まります。180SXタイプSはレギュラーガソリン使用です。ここではガソリン代を1リッターあたり140円とします。
実燃費は10,16km/Lということですので走行距離ごとに計算してみましょう。
年間のガソリン代=(年間走行距離÷10,16km/L)×140円
月間のガソリン代=(年間走行距離÷10,16km/L)×140円÷12
年間走行距離 | ガソリン代(年間) | ガソリン代(月間) |
---|---|---|
3,000km | 41,339円 | 3,445円 |
5,000km | 68,898円 | 5,741円 |
10,000km | 137,795円 | 11,483円 |
15,000km | 206,693円 | 17,224円 |
自家用車の年間走行距離の平均は10,575kmです。仮に年間の走行距離を10,000kmと考えると年間で約130,000円かかります。
ハイブリッドカーに比べると高いように見えてしまいますが、スポーツカーでこの金額ならばそれ程燃費は悪くないとも言えます。
しかし180SXタイプSに乗る方は、「車はどこかへ行くための移動手段ではなく、その運転自体を楽しむもの」という考え方を持っている方が多いです。
そのために通常のファミリカーと呼ばれるような車に比べると年間の走行距離は多くなる傾向があります。もちろん走行距離は住んでいる場所や、通勤通学でも使用するかなどの使用目的によって変わります。
ガソリン代はその他の維持費に比べると、自分の裁量により減らすことができる部分が多い維持費です。ご自身で毎月のガソリン代の予算を決めるなどして、上手に走行距離を調整していきましょう。
参照 e燃費
日産・180SXの維持費②:自動車税
自動車税は自動車を所有している方に課税される道府県税です。
毎年4月1日現在の所有者宛に自分の住んでいる都道府県から5月初旬に金額が通知され、5月末までに納付するのが普通です。
車種や自家用・営業用の違いによって税金の金額は異なりますが、180SXタイプSのように乗用車で自家用の場合は500CCごと税額が決められています。
排気量 | 税額(年間) |
---|---|
1リットル以下 | 29,500 |
1リットル超~1.5リットル以下 | 34,500 |
1.5リットル超~2リットル以下 | 39,500 |
2リットル超~2.5リットル以下 | 45,000 |
2.5リットル超~3リットル以下 | 51,000 |
3リットル超~3.5リットル以下 | 58,000 |
3.5リットル超~4リットル以下 | 66,500 |
4リットル超~4.5リットル以下 | 76,500 |
4.5リットル超~6リットル以下 | 88,000 |
6リットル超 | 88,000 |
参照 東京都主税局
上記の表をみると180SXタイプSは2000CCですので39,500円となります。
また自動車税のグリーン化(環境配慮型税制)といい、「排出ガス性能」や「燃費性能」が基準を満たした環境負荷の少ない自動車の自動車税は軽減されています。
それとは反対に、新車新規登録から一定期間(ガソリン車なら13年)を経過した自動車などは環境負荷が大きいということで概ね15%、自動車税は増えています。
180SXのタイプSは1996年発売ですので15%の割増があります。ですから正確な自動車税額は45,425円となります。
この環境配慮型税制については180SXタイプSは発売から年月が経っているためにどうしようもないところがあるので、180SXタイプSのオーナーとしては、その独自のデザインやフィーリングを楽しむための費用として考えるしかなさそうですね。
日産・180SXのの維持費③:車検代
すべての車は車検を受けなければなりません、車検費用はどうしてもかかる費用です。
車検の費用には主に以下の4つがあります。
- 重量税
- 自賠責保険
- 印紙代
- 車検基本料
金額に変動が少ない法定費用の金額をまとめると以下のようになります。(180SXタイプSの車検は2年に1回ですので、年間の維持費は表に記載の金額の半額です}
法定費用 | 金額 |
---|---|
重量税 | 37,800 |
自賠責 | 26,680 |
印紙 | 1,700 |
合計 | 66,180 |
①重量税
重量税は「重い自動車が公共の道路を走る時の劣化や瑕疵を補填するための税」という意味合いがあり、重量0.5トンごとに税額が設けられています。
納付先は自動車税のように道府県に収めるのではなく、国に収めます。納付時期は新車購入時とその後の車検時です。
180SXタイプSの重量は1,2トンで、新車登録後18年を経過しているので37,800円となります。(エコカー減税などには該当しません)
参照 国土交通省
②自賠責保険
加入期間 | 自賠責保険料 |
---|---|
12ヶ月 | 15,520 |
13ヶ月 | 16,380 |
24ヶ月 | 25,830 |
25ヶ月 | 26,680 |
36ヶ月 | 35,950 |
37ヶ月 | 36,780 |
自賠責保険は車検の期間に合わせて加入期間を設定するのが一般的で、新車時は3年その後の車検時は2年というように加入します。
車検を通すには自賠責保険加入が必須であるため、整備不良など不測の事態に備えて新車時は37ヶ月、その後の車検時は25ヶ月というように1月ずらして加入します。
③印紙代
- 認証工場(検査ラインなし)
- 指定工場(検査ラインあり)
印紙代 | 4・5ナンバー | 3ナンバー |
---|---|---|
認証工場 | 1,700円 | 1,800円 |
指定工場 | 1,100円 | 1,100円 |
日産・180SXの維持費④:任意保険
任意保険の保険料は加入内容によって様々です。しかし「年齢と等級」や「走行距離」によって保険料は大きく異なってきます。
180SXタイプSの任意保険料の平均は72,000円となっています。
加入者全体からみた平均的な任意保険料
等級(年代) | 年間保険料 |
---|---|
7F等級(20代) | 257.410円 |
12等級(30代) | 73.050円 |
15等級(40代) | 65.770円 |
20等級(50代) | 48.540円 |
20等級(60代) | 54.660円 |
- 運転者年齢:30歳以上
- 等級:15等級
- 運転者限定:なし
- 運転者の年齢制限:なし
- 対人・対物保障:無制限
- 車両保険:なし
走行距離 | 保険料 |
---|---|
3,000km | 70,000円 |
5,000km | 73,900円 |
7,000km | 77,200円 |
9,000km | 83,500円 |
11,000km | 87,200円 |
16,000km | 102,100円 |
- 運転者の年齢条件
- 運転者限定特約
- 運転者の年齢条件:無制限→21歳以上
- 運転者限定特約:無制限→本人限定
走行距離 | 保険料 |
---|---|
3,000km | 32,100円 |
5,000km | 33,900円 |
7,000km | 35,400円 |
9,000km | 38,300円 |
11,000km | 40,000円 |
16,000km | 46,800円 |
まとめ:日産・180SXのタイプSの年間維持費
180SXのタイプSの維持費について説明してきましたがいかがだったでしょうか?
今回の記事のポイントは
- 維持費の中身をチェック
- 車検では税金以外の費用なら安くなるかも
- 任意保険は要チェック!最大で5万円安くなるポイント!