日産・セレナの月・年間維持費は高い？中古やミニバン等と徹底比較！

セレナの年間維持費について購入したい皆さんなら興味がありますよね。  
 

こちらでは、平均的なセレナの年間維持費を取り上げます。    
 

下表では「セレナＳ」と「セレナｅ-パワー」を比較してみます。

表をみればセレナＳ、セレナｅ-パワーも年間維持費は30万円台です。 

月に直せば2万円～3万円位ですよね。

ただし、セレナｅ-パワーの維持費はセレナＳより3万円程度の安いことがおわかりでしょう。   
 

いずれもハイブリッド車ですが、セレナＳは一般的なガソリン車に近いと言われています。

どうやら燃費の差が影響しているようですね。

年間にかかるガソリン代は後述します。

セレナを維持するためにどんな費用がかかるのか？関心のある方々も多いことでしょう。    

セレナの諸費用は次の6つとなります。  

• ガソリン代   
• 自動車税   
• 重量税   
• 車検費用  
• 自賠責保険料   
• 任意保険料（自動車保険料）   

セレナのガソリン代・車検費用のように、安全で快適な走行へ必要な費用が該当しますね。

また、自動車の所有者として支払うことが当然な各税金や保険料もあります。   

こちらでは、6つの維持費用について解説していきます。 

セレナで使用される年間のガソリン代はどれ位なのか、気になることでしょう。
 

車種・実燃費を比較しつつ、年間のガソリン代について取り上げます。   
 

こちらでもセレナＳとセレナｅ-パワーを取り上げます。  
 

2種類のセレナの年間走行距離のガソリン代は下表の通りです。

※ガソリンの値段116円/lと仮定

年間走行距離が長くなるほど、ｅ-パワーの燃費の良さが際立っていることがわかりますよね。

年間走行距離が15000kmともなれば、ガソリン代の差は7万円も開きが出ます。

自動車税とは、各ドライバーの登録した自動車に都道府県が賦課する普通税です。 
 

当然、納税の義務がある以上、ドライバー方々は誠実に納付しましょう。 
 

この自動車税もセレナの維持費となるのです。 

セレナの排気量は2000ccです。

排気量によって自動車税額が異なり、排気量2000ccの場合なら年間税額39,500円となります。

(参照：東京都主税局)

自動車税の他、「自動車重量税」も納付する必要があります。    

自動車重量税は自動車の重量で税額が決定されます。
 

セレナの重量は1630kgです。 

通常なら登録自動車が初年度〜13年目まで、16,400円を納める必要があります。 

一方、セレナがエコカー減税対象車ならば、この税金の優遇措置を利用できるのはご存知ですか？

このエコカー減税とは、環境性能に優れた自動車の税金が軽減される措置をいいます。

ただし、この減税措置はセレナを2019年3月31日までに購入することが条件です。

下表では、セレナがエコカー減税の対象になった場合、対象外になった場合を比較してみます。 

(参照：自動車重量税・早見表)

減税措置が適用されると重量税は10,000円となります。 

 通常の税額の6,400円引きとなるのでお得ですよね。

セレナの場合も他の自動車と同様、車検を受けなければいけません。  
 

車検には法定費用として、重量税、自賠責保険料、印紙代を支払わなければいけません。    
 

車検の法定費用

こちらでは事例を上げ、車検の法定費用を計算してみましょう。 

• セレナ：1630kg  
• エコカー減税：なし 
• 自賠責保険期間：24ヶ月  

自賠責保険は、自動車で公道を走行する際は必ず加入しなければならない保険です。    
 

この保険は、「お金がかかるから嫌だ。」と加入を拒否ことが許されません（強制加入）。

こちらもセレナの維持に必要不可欠な費用といえますよね。   

自賠責保険は前述した車検の際に加入することとなります。    
 

保険期間を長く設定すると、一度に納める金額は多くなります。
 

しかし、トータル的にみれば保険料は安く済むのでお得ですよね。  
 

こちらでは、自賠責保険料一覧表をあげます（2019年4月以降対象）。

(参照：自賠責保険ポータルサイト)

各ドライバーが安全運転を心がけることはもちろん大切です。

それに加え、忘れずに自賠責保険へ加入しましょう。

任意保険は名前通りドライバーの“任意”で加入する保険商品です。

そのため、自賠責保険と異なり、絶対に加入しなければならない保険ではありません。 
 

ただし、自賠責保険には対人賠償以外の補償は設けられていません。

対物賠償や搭乗者に関する補償も備えたいなら、任意保険への加入は必要ですよね。  
 

セレナを契約車両とした場合の平均的な年間保険料を見てみましょう。  

年齢別の年間保険料 

ドライバーの年齢・等級の違いで、年間保険料に大きな差が生じることもあります。
 

下表をご覧ください。

等級が低いと、どうしても保険料負担は重くなってしまいますよね。
 

最も保険料が高い20代（9等級）と、最も保険料が低い50代（20等級）では3倍以上の差が出ています。

走行距離別の年間保険料 

こちらでは事例を上げて、走行距離別の年間保険料を計算します。

（事例） 

• ドライバー：40歳男性（免許証の色ゴールド） 
• 等級：15等級 
• 年齢条件：30歳以上
• 車両保険：あり

セレナと同じミニバンと呼ばれている「アルファード」と「エルグランド」がありますよね。

アルファードはトヨタの大型LLクラスのミニバンです。

一方、エルグランドは日産が誇るワンボックス型の最高級ミニバンです。

上記のミニバンに関心のある方々も多いことでしょう。

こちらでは、セレナとトヨタ・アルファード、日産・エルグランドの維持費を比較してみます。

アルファードは大型LLクラスのミニバン、確かに重量税は高くなるような気がします。

エルグランドは最高級ミニバン、購入費用が高くなりそうです。

いずれにしても維持費は高くなりそうな気がしますね。

「アルファード」と「エルグランド」も人気のミニバンなだけに、維持費が気になるかもしれません。

しかし、基本的には通常の自家用車と同様に、ドライバーの等級や走行距離で維持費が変わってきます。

次項では、セレナとアルファード、エルグランドの平均的な維持費や新車購入費用を比較します。

セレナとアルファード、エルグランドの平均的な維持費や新車購入費用は次の通りです。

セレナｅ-パワーが新車購入費用、年間維持費が最も安いですね。

ただし、アルファード・エルグランドも、飛びぬけて諸費用が高いというわけではありません。

ドライバーが等級を上げたり、自動車保険料を軽減したりすれば、維持費はそれだけ安く済みます。

セレナｅ-パワーの新車費用は300万円を切る場合もありますが、やはり高い買い物ですよね。

自動車の購入費用を抑えたい場合には、中古車の購入を検討する皆さんもいることでしょう。

こちらでは、セレナの中古車購入費用や、軽自動車では維持費が安くなるのか？を解説します。

セレナの種類（型式）が中古車でどれ位の費用になるのか見てみましょう。

だいたい費用は2/3程度～20万円程度で購入できるもの等、様々です。

中古車費用の一例をあげます。

中には車体価格が30万円を切る中古車もありますよね。

ただし、「セレナで安ければ何でもいい。」と判断するのは賢い選択といえません。

まず販売店に、何故この低価格なのか、車両に何らかのトラブルがあったのか等を確認しましょう。

担当者から十分説明を受け、ご自分の納得した上で購入を決めることが大切です。

維持費がどうしても気になる、という方々も多いと思います。

維持費を安くするには軽自動車が良いと言われています。

こちらでは軽自動車の平均的な維持費を取り上げてみます。

更に前述した駐車場代（月極駐車場の全国平均相場）年間96,000円を加えてみましょう。

そうすると年間30万円程度となります。

年間維持費は若干安上がりとはいえますね。

もちろん、免許証の色や走行距離、駐車代の必要の有無、部品の交換費用等でも金額は変わります。

ただし、年間維持費が10万円を切るというような、劇的な軽減効果はあまり期待できません。

家計に重い負担になるのを避けるため、セレナの維持費をより軽減したい方々も多いことでしょう。    
 

その場合には、車検に関する費用を工夫したり、任意保険を見直したりして費用削減もできます。  
 

こちらでは、セレナの維持費削減の方法を解説します。

前述したセレナＳは、小さなモーターがエンジンを補助する仕組みの、マイルドハイブリッド方式です。

一方、セレナｅ-パワーは本格的なモーターを搭載したハイブリッド車です。

双方の年間維持費・新車購入費用を比較してみましょう。

年間維持費はｅ-パワーの方が3万円程度お得になります。

年間走行距離の長くなる場合、年間維持費はセレナＳよりもっとお得になるはずです。

一方、新車購入費用はセレナＳの方が、50万円程度安くなります。

年間走行距離がそんなに長くならないドライバーは、セレナＳを選んでも良いでしょう。

車検費用が車検を扱う業者によって、かかる費用が大きく異なります。

例えば、ディーラーで車検を受ける場合なら、10万円程度かかってしまいます。

しかし、整備に細心のチェックが実施され、業者が将来危険と判断した部品は交換してくれます。

初心者ドライバーには、充実したサービスが提供されますよね。

一方、車検専門業者の「車検センター」なら、必要最低限の点検・整備しか行いません。
 

ただし、点検整備費用は10,000円程度で済みます。

なお、悪質な業者に車検を依頼した場合、50万円に上る高額な費用を請求されたケースがあります。

このような高額な請求を避けるためには、各ドライバーが自動車や車検の知識を持つことも大切です。

ドライバーが日常的に自動車をチェックし、部品交換をまめに行うことが必要です。

そうすれば、悪質な業者の部品交換費用を名目とした、高額な費用請求を避けることができます。

自動車の運転や知識、任意保険についてわかるようになってきたら、保険の見直しを検討しましょう。

皆さんがお店で加入した任意保険は、担当者が申し込み・見積もりも行ってくれて便利でしたよね。

しかし、代理店の紹介料や手数料等が上乗せされ保険料は高くなる傾向があります。

一方、ネット型保険は、直接保険会社と契約するので保険料は安くなっています。

そうはいっても、自分で各保険会社のネット型保険を一つ一つ比較するのは面倒です。

そんな時は、インターネットサイト等で利用できる「一括見積サービス」が便利です。
 

このサービスは5分で複数の保険の自動車保険料を一度に比較できます。
 

一括見積サービスを利用したユーザーは平均3万5,000円、最高で5万円もの削減に成功しています。

なお、一括見積サービスは無料ですので、是非活用してみましょう。

日産・セレナの維持費と、費用削減方法について解説してきましたが、いかがでしたか。      

今回の記事のポイントは

• セレナの年間維持費は概ね30万円台となっている
• セレナにかかる年間維持費に、ガソリン代、税金、車検費用、保険料等がある
  
• 燃費はセレナｅ-パワーが優れているが、セレナＳは新車購入費用が安い
• 車検の際に依頼する業者を慎重に選んだり、保険を見直したりして維持費を安くできる
• 任意保険を見直しする場合は「一括見積サービス」が便利
  

セレナの維持費は、車検や保険の見直し等を工夫することで費用軽減が可能です。

ほけんROOMでは自動車に関する記事を他にも多数公開していますので、ぜひ参考にしてください。