VW・ゴルフの年間維持費は?他のグレード等の比較や中古車も紹介!

運転を楽しみたい人向けのVWのゴルフの維持費を知っていますか?ゴルフの他のグレードとの違いは?海外や国内の自動車の違いは?中古の選び方は?この記事では、ゴルフの燃費や自動車税や任意保険等々の固定費からゴルフの年間維持費を徹底シミュレーション・解説します。

ゴルフの年間維持費はいくら?高い?安い?お得な方法も解説!

フォルクスワーゲンのハッチバック型自動車ゴルフ、気になる方々もいることでしょう。


しかし、ゴルフの維持費がどれ位かかるか、購入したい皆さんはご存知でしょうか。


ゴルフの購入費用の他に、維持費として年間にいろいろな費用がかかります。


そこで今回は「ゴルフの年間維持費と、維持費を下げるコツ」について

  • ゴルフの年間維持費
  • ゴルフの諸費用
  • ゴルフの維持費の軽減方法

以上のことを中心に解説していきます。


この記事を読めば、ゴルフの維持費に関する基本的知識がよくわかるはずです。


フォルクスワーゲン・ゴルフの維持費は年間30万円以上です

フォルクスワーゲン・ゴルフの年間維持費の目安は、30万円以上です。


以下に、税金・ガソリン代・保険料などをすべて含めた、グレード別のゴルフの月間・年間維持費を表にしました。


ガソリン代や保険料は走行距離・年代・等級などでも変わってきますので、ひとつの目安としてご覧ください。

グレード(標準モデル)月間維持費(目安)年間維持費(目安)
GTEベースグレード
(DLA-AUCUK)
26,900円322,515円
TSIコンフォートラインマイスター
(DBA-AUCJZ)
27,100円325,625円
TSIハイラインマイスター
(DBA-AUCPT)
27,500円330,355円
グレード(スポーツモデル)月間維持費(目安)年間維持費(目安)
GTIベースグレード
(ABA-AUCHH)
31,000円371,945円
GTIクラブスポーツストリートエディション
(ABA-AUCJX)
31,000円371,945円
GTIパフォーマンス
(ABA-AUDLB)
31,000円371,945円
ゴルフRベースグレード
(ABA-AUCJXF,AUDJHF) 
33,300円399,815円

フォルクスワーゲン・ゴルフにかかる6つの年間維持費の内訳を徹底計算!

ゴルフを購入希望の方々は、購入後の維持費にも関心があることでしょう。


維持費が予想外に負担となるのは避けたいものですよね。


ゴルフの維持費は

  • ゴルフの燃料代
  • ゴルフの自動車税
  • ゴルフの重量税
  • ゴルフの自賠責保険料
  • ゴルフの車検費用
  • ゴルフの任意保険料

の費用に分かれます。


こちらでは、ゴルフの諸費用について解説していきます。

フォルクスワーゲン・ゴルフの維持費①:ガソリン代

ゴルフでカーライフを楽しみたい方々は、年間の燃料代も気になりますよね。


こちらでは

  • ゴルフ7GTI:型式AUCHH・1984cc(ハイオク)
  • VII型 DSG TSI / TSIコンフォートライン:型式AUCJZ・1200cc(ハイオク)

 の燃料費を比較してみましょう。

年間走行距離/形式・実燃費AUCHH(10.00km/l)AUCJZ(13.61km/l)
3000km~5000km以下45,000円~75,000円330,64円~55,107円
5000km~10000km以下75,000円~150,000円55,107円~110,213円
10000km~15000km以下150,000円~225,000円110,213円~165,320円

ハイオク150円/lと仮定


年間走行距離が3000kmと15000kmではAUCPTが18万円、AUCJZが13万円以上の差がでますね。

フォルクスワーゲン・ゴルフの維持費②:自動車税

自動車税は、ゴルフ所有者に都道府県が課す普通税のことです。


ゴルフの排気量は7GTI(AUCHH)が1984ccコンフォートライン(AUCJZ)が1200ccです。


そのため、7GTIは1年間で39,500円、コンフォートラインは34,500円の自動車税がかかります。


いずれも毎年、それなりの自動車税がかかってしまいますよね。


しかし、「お金が惜しいから払いたくない。」と納税を拒絶することは許されません。

フォルクスワーゲン・ゴルフの維持費③:重量税

自動車重量税は、ゴルフの重量で納付額が決められる税金です。


ゴルフの車両重量は、7GTI(AUCHH)が1390kgなので12,300円(1年分)になります。


一方、コンフォートライン(AUCJZ)は1240kgなので同額の12,300円になりますね。


ゴルフにかかる自動車税・自動車重量税を合わせると、1年間で次のような金額となります。

税金/車名(型式)7GTI(AUCHH)コンフォートライン(AUCJZ)
自動車税39,500円34,500円
重量税12,300円12,300円
合計51,800円46,800円

7GTI(AUCHH)は自動車税が高く、コンフォートライン(AUCJZ)より5,000円分税金が重くなります。

フォルクスワーゲン・ゴルフの維持費④:自賠責保険

自賠責保険は、ゴルフを保有する人であれば誰でも加入しなければいけない保険です。


未加入または車検切れの車両は、車検に通らない上、公道の走行も禁止されますよ。


自賠責保険は、次の車検に合わせて保険期間を設定するのが一般的と言えます。


下の表を見ていただくとわかるように契約期間が長ければ、それだけ月々の保険料が安くなりますね。

保険期間保険料
12カ月15,520円
13カ月16,380円
24カ月25,830円
25カ月26,680円
36カ月35,950円
37カ月36,780円

フォルクスワーゲン・ゴルフの維持費⑤:車検

車検は、車の所有者の方々が行うべき自動車の検査です。


次の費用で構成されています。

  • 法定費用→自動車重量税・自賠責保険料・印紙代
  • 車検基本料→点検・整備費用

ゴルフの法定費用

法定費用には自動車重量税も含まれ、こちらは2年分を納付しなければいけません。


(例)
  • 自賠責保険:24ヶ月分
  • 車検場:一般工場

法定費用金額
自動車重量税24,600円(12,300円×2年分)
自賠責保険料25,830円
印紙代1,800円
合計52,230円

法的費用は、法律で設定された費用ですが、割と負担になってしまいますよね。

ゴルフの車検基本料

車検基本料は、各車検業者が自由に料金設定できる点検・整備費用です。

その車検業者の中で、ディーラー車検は車検基本料だけで5~6万円以上かかると言われています。

一方、町の整備工場で検査する、いわゆる民間車検は基本料金が1.8万円程度です。

車検費用を比較すると

車検費用ディーラー車検民間車検
法定費用52,230円52,230円
車検基本料50,000円18,000円
合計102,230円70,230円
ディーラー車検の方が、3万円以上高くなってしまいますね。

でも良い費用軽減方法があるんですよ。

詳細については後述する「ゴルフの維持費を下げる2つのコツ!」を確認してください。

フォルクスワーゲン・ゴルフの維持費⑥:任意保険

任意保険は、前述した自賠責保険と違い、加入するかどうかは各ドライバーの判断に任せられています。


しかし、対人賠償・対物賠償・搭乗者補償等を手厚く備えたいなら、加入することが賢明ですよね。


任意保険は

  • ドライバーの年齢・等級
  • 年間走行距離
で保険料に大きな違いが出ます。

ドライバーの年齢・等級と任意保険料

こちらでは、各年齢・等級の年間保険料の違いを比較してみましょう。

(例)
  • ゴルフ:7GTI(AUCHH)、コンフォートライン(AUCJZ)
  • 運転免許:ゴールド
  • 年間走行距離:5000km
  • 運転者限定:本人限定
  • 車両保険:あり

年齢(等級)7GTI(AUCHH)コンフォートライン(AUCJZ)
20歳(9等級)170,880円138,000円
30歳(15等級)55,580円44,910円
40歳(20等級)41,630円33,490円
50歳(20等級)43,070円34,570円
20歳(9等級)のドライバーと40歳(20等級)の保険料の差は、かなりありますね。

7GTI(AUCHH)の場合13万円近く、コンフォートライン(AUCJZ)は10万円以上の開きがあります。


年間走行距離と任意保険料

こちらでは、走行距離と年間保険料の違いをみてみましょう。
 
(例)
  • ゴルフ:7GTI(AUCHH)、コンフォートライン(AUCJZ)
  • ドライバー:30歳(15等級)
  • 運転免許:ゴールド
  • 運転者限定:本人限定
  • 車両保険:あり

年間走行距離7GTI(AUCHH)コンフォートライン(AUCJZ)
3000km51,340円41,470円
5000km55,580円44,910円
11000km69,500円56,240円
16000km82,790円67,050円
走行距離3000kmと16000kmとで7GTIは3万円以上、コンフォートラインは2万円以上の差がありますね。

しかし、等級が低いから、走行距離が長いから、保険料が高いのはしょうがないと諦めるのは早いです。

お得な任意保険料の軽減方法は、「ゴルフの維持費を下げる2つのコツ!」にて後述します。

なお、駐車場代も1年間で96,000円(全国平均)かかる場合もあるので、維持費として考慮するべきでしょう。

ゴルフの他のグレードと比較!海外と国内自動車の維持費等も比較!

ゴルフと言ってもたくさんのグレードがありますね。


走行中の安定感・安心感を重視したい人、力強い走りを希望する人に合ったゴルフがあるはずです。


こちらでは

  • ゴルフのグレードごとの性能の違い
  • 海外の自動車、国内の自動車の維持費等の比較
について解説してみましょう。

VW・ゴルフの他のグレード事の違いを紹介!

グレードによって、ゴルフの性能や走りの印象も変わります。

こちらでは、ハイライン・GTI・ゴルフRを取り上げ、それぞれの特色を紹介します。

ハイラインの場合

ハイライン(TSI)の性能は次の通りです。
  • エンジン:1.4リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ
  • 最高出力:140ps(103kW)/4500-6000rpm
  • 最大トルク:250Nm(25.5kgm)/1500-3500rpm
  • 燃費:18.1km/リッター(JC08モード)
乗り心地が良く、走行中の安定感・安心感もばっちりで、長時間乗っても疲れない走りが特徴です。

GTI

GTIの性能は次の通りです。
  • エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブターボ
  • 最高出力:220ps(162kW)/4500-6200rpm
  • 最大トルク:35.7kgm(350Nm)/1500-4400rpm 
  • 燃費:15.9km/リッター(JC08モード)
スポーティでハンドルが軽く切り返しがしやすく、ソフトな乗り心地ながら馬力のある走行が特徴です。


ゴルフR

ゴルフRの性能は次の通りです。
  • エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブターボ 
  • 最高出力:310ps/5500-6500rpm 
  • 最大トルク:40.8kgm/1500-4400rpm 
  • 燃費:13.0km/リッター
専用のレースモードが搭載され、満足感のある走り心地を実現している点が特徴ですね。

海外の自動車と国内の自動車の維持費や費用はどのくらい違うのか?

こちらでは海外・国産車の車体価格や車検代、修理やメンテナンス費用等を比較してみましょう。


本体価格

車体価格としては例えば、マツダの「MAZDA3」ならば新車でグレードで2,649,000円(税込)~となります。


一方、性能等が近いゴルフならば2,779,930(税込)~となります。


あまり値段は変わりませんよね。


ただし、オプション等をいろいろ付けると、更に価格は高くなってしまいます。


車検代の相場

車検業者では、予備検査車検コースで外車・国産車に分けている会社がほとんどです。


外車・輸入車コースなら約9万円(小型)、国産車のセーフティコースなら約7万円(小型)で、2万円程度差があります。


修理やメンテナンス費用の相場

外車の場合、部品が取り寄せになるためコストもかかり、5年目をすぎるとガタが来てしまいます。


ゴルフに限らず、車種によっては国産より不調が出やすい傾向もあります。


修理価格は国産車より1,000~10,000円高くなりますね。


ガソリン

外車は基本的にハイオクで動くため燃料費も高くなります。


燃費も国産車に比べると劣ってしまい、燃料代が余計かかるのはデメリットですね。

中古のゴルフのメリット?選び方などについて

こちらでは、ゴルフ中古価格を見てみましょう。


ゴルフの場合、新車価格より2/3~1/2程度で販売されている中古車がほとんどです。


中古のゴルフのメ一例をあげてみます。

車名中古価格
コンフォートライン258万円
ハイライン113万円
トレンドライン115万円
Lプラス9万円

中には9万円と破格の安さのゴルフもありますね。


しかし、安ければよいというわけではなく安全性も大事です。


このような低価格の車両を購入する前に、その安くなった経緯を必ず店員へ尋ねましょう。


そして、ご自分が納得した上で、購入する方が無難です。

ゴルフの維持費を下げる2つのコツ!

「ゴルフの維持費を少しでも下げたい。」、そう考えるドライバーも多いことでしょう。


そうはいっても、今までの走行距離を短くするとうなことは難しいですよね。


そこで、こちらでは

  • ゴルフの車検費用
  • ゴルフの任意保険料

以上2つの費用を下げるコツを解説しましょう。

ゴルフの維持費を下げるコツ①:車検費用を安くする

車検費用を安くするといっても、法定費用は法律で決まっている以上、安くできません。


この場合、車検基本料を安くする方法を取ります。


その方法とは、車検専門業者が運営する「車検代行センター」で車検を受ることです。


検基本料は3,000円~1万円以下となり、大変リーズナブルですよね。


しかし、その点検・整備内容は最低限の範囲にとどまります。


そのため、ご自分でマメに部品交換。オイル交換を行うことが必要です。


日頃からメンテナンスを行うと、実は悪質な業者からの高額請求を回避することにもつながるのです。


悪質な業者は交換費用という名目で、ドンドンその費用を積み上げる傾向があります。


ケースによって、車検で40万円超えの請求を受けたドライバーもいます。


しかし、メンテナンスを徹底していれば、悪質な業者のつけいる隙を与えないことになるはずです。

ゴルフの維持費を下げるコツ➁:任意保険の見直し

任意保険料を安く抑えるには、お店で加入した保険を、通販型保険へ見直しすることが賢明です。

お店で加入する保険は代理店型保険であり、そのお店の紹介手数料も保険料へ含まれ高くなります。

しかし、通販型保険なら保険会社と直接契約するので、紹介手数料もなく保険料は安くなります。

どうはいっても、通販型保険は種類も多く見積りを自分で行うのも大変ですよね。

効率よくに見積もりを出すなら「一括見積りサービス」の利用がおすすです。

一度に複数の保険商品を見積もれるサービスとなっています。

このサービスを利用し、平均3万5千円、最大5万円の削減に成功した事例もあります。

無料でインターネットから申し込めるので、一度この方法を活用してみてはいかがでしょうか。

まとめ:ゴルフの維持費とお得に乗るための方法について

ゴルフの年間維持費と、維持費を下げるコツについて解説してきましたが、いかがでしたか。


今回の記事のポイントは

  • ゴルフの維持費は燃料代、自動車税、重量税、自賠責保険料、車検費用等と様々かかる
  • ゴルフの他のグレードによって、性能や乗り心地も異なる
  • 外車は一般的にみて維持費が高い
  • 車検費用を安くしたいなら車検代行センターを利用する
  • 任意保険の見直しには一括見積りサービスが便利
でした。

ドライバー各自でもいろいろ工夫して、維持費の軽減を行ってみましょう。

ほけんROOMでは自動車に関する記事を他にも多数公開していますので、ぜひ参考にしてください。

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