更新日:2020/03/04
スバル・XVの年間維持費はいくらか条件ごとに計算!他社車とも比較
コンパクトSUVの中でも人気のあるスバル・XVの年間維持費を知っていますか?フォレスター・アドバンスやヴェゼル・ハイブリッドとの違いは?排気量1.62.0リッターモデルでの違いは?ガソリン代や自動車税、車検費用や任意保険などの維持費を徹底解説します。
目次を使って気になるところから読みましょう!
スバル・XVの維持費はいくら?燃費はいくらかかるのか
コンパクトSUVとして人気のあるスバル・XV。初代のスバル・XVはインプレッサ・XVとなり、今ではインプレッサと並ぶほどの人気を誇る車です。ハイブリッド車もあることから、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。
スバル・XVの購入を検討している方も気になのが、その維持費ではないでしょうか?車の維持費にはどのようなものがあるのでしょうか?また、スバル・XVの維持費はどれくらいなのでしょうか?
ここでは、
- スバル・XVの年間維持費
- スバル・XVにかかる6つの維持費
- スバル・XVの維持費を抑えるコツ
についてご紹介します。
この記事をお読みいただければ、スバル・XVにかかる維持費にはどのようなものがあるのか、年間の維持費がどれくらいなのか詳しくお分かりになるかと思います。また、維持費を抑えるコツについてもご紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。
スバル・XVの年間維持費まとめ!フォレスター・アドバンス、ヴェゼルと比較
スバル・XVの購入を検討している方も、その維持費が気になるのではないでしょうか?他にも人気の車種であるフォレスター・アドバンスなどの維持費との違いも気になりますよね。
ここでは、
- スバル・XV
- フォレスター
- ヴェゼル
の3車種の年間維持費を比較してみましょう。
- 年間走行距離:5,000㎞
- 車検:民間車検
- 駐車場代:なし
- 任意保険:30歳・13等級
が共通の条件となります。
項目 | スバル・XV(GT7) | フォレスター・アドバンス | ヴェゼル(ハイブリッド) |
---|---|---|---|
ガソリン代 | 63,520円 | 60,034円 | 45,602円 |
自動車税 | 36,000円 | 36,000円 | 30,500円 |
法定費用 | 26,115円 | 30,215円 | 26,115円 |
車検基本料 | 9,000円 | 9,000円 | 9,000円 |
任意保険 | 41,760円 | 46,690円 | 48,050円 |
修理費用 | 6,000円 | 6,000円 | 6,000円 |
合計 | 182,395円 | 187,939円 | 165,267円 |
それぞれどのように計算したのか、詳しくご紹介します。
スバル・XVの維持費①:ガソリン代
車の維持費として一番大きいのはガソリン代ではないでしょうか?では、スバル・XVのガソリン代はどれくらいかかるのでしょうか?
スバル・XVには
- 1.6
- 2.0
リッターモデルがあるので、それぞれ比較してみましょう。
2.0Lの車種はマイルドハイブリッド車になります。advanceは排気量が2.0Lになるため、マイルドハイブリッド車になります。
実燃費をもとに計算すると、以下のようになります。
走行距離 | 1.6L(10.46㎞/L) | 2.0L(11.02㎞/L) |
---|---|---|
3,000~5,000㎞以下 | 40,152~66,921円 | 38,112~63,520円 |
5,000~10,000㎞以下 | 66,921~133,843円 | 63,520~127,041円 |
10,000~15,000㎞以下 | 133,843~200,764円 | 127,041~190,562円 |
スバル・XVの維持費②:自動車税
スバル・XVにかかる維持費の2つ目は自動車税です。自動車税と大きく関係してくるのが排気量です。排気量によって自動車税の価格は決まってきます。
スバル・XVの排気量には1.6Lと2.0Lがあります。それぞれ自動車税はどれくらいなのでしょうか?
排気量が1.6Lと2.0Lですが、自動車税は1,500㏄~2,000㏄以下に区分されるため、どちらも同じ重量税となります。
ただし、車を新車で購入したのが2019年10月1日以降の場合は自動車税率が引き下げられるため、登録年度によって自動車税に違いが出てきます。
スバル・XVの自動車税は以下のようになります。
登録年 | 自動車税 |
---|---|
2019年9月30日以前 | 39,500円 |
2019年10月1日以降 | 36,000円 |
スバル・XVの維持費③:車検費用(法定費用)
スバル・XVにかかる維持費の3つ目は、車検費用に含まれている法定費用になります。法定費用には以下の費用が含まれます。
- 自賠責保険
- 重量税
- 印紙代
これらの料金はどこで車検を受けても同じ料金がかかります。必ず支払わなくてはいけない金額となります。
2020年4月から自賠責保険の料金が16%ほど引き下げられることになりました。
参考までに現行の保険料と改定後の自賠責保険料を紹介すると、以下のようになります。
契約期間 | 現行保険料 | 改定後保険料 |
---|---|---|
12ヶ月 | 15,520円 | 13,410円 |
24ヶ月 | 25,830円 | 21,550円 |
36ヶ月 | 35,950円 | 29,520円 |
法定費用 | 料金 |
---|---|
自賠責保険 | 12,915円 |
重量税 | 12,300円 |
印紙代 | 900円 |
合計 | 26,115円 |
スバル・XVの維持費④:車検費用(車検基本料)
車検費用の中の法定費用は料金が決まっているため、どこで車検を受けても支払う額は同じです。しかし、車検費用の中でも車検基本料などは車検をどこで受けるかによって料金に差が出てきます。
車検を受ける際は
- ディーラー車検
- 民間車検
- ユーザー車検
の中から選ぶことになります。
基本料金が違い、それぞれ大まかな目安をご紹介すると以下のようになります。
車検 | 基本料金 |
---|---|
ディーラー車検 | 40,000円程 |
民間車検 | 18,000円程 |
中には悪質な業者もあるようで、車検費用として50万円近く請求された、という話もあるようです。車検を受ける際は前もっていくつかの工場で見積もりを取るなど、悪質な業者にひっかからないように注意しましょう。
スバル・XVの維持費⑤:任意保険
スバル・XVの維持費の5つ目は任意保険の保険料になります。任意保険は自賠責保険のように加入が義務付けられているわけではありませんが、万一の事故に備えて加入しておくとより安心です。
自賠責保険の保険料は決められていますが、任意保険は運転者の年齢や走行距離などによって保険料が変わってきます。スバル・XVの任意保険の保険料がどれくらいなのでしょうか?
- 運転免許:ゴールド
- 年間走行距離:5,000㎞以下
- 運転者限定:本人限定
- 車両保険:あり
これらを共通の見積もり条件として年齢・等級を変えて見積もりを行うと以下のようになります。
年齢(等級) | GT3 | GT7 |
---|---|---|
21歳(9等級) | 74,250円 | 75,380円 |
30歳(13等級) | 39,660円 | 41,760円 |
40歳(18等級) | 36,850円 | 37,390円 |
50歳(20等級) | 30,170円 | 30,650円 |
年齢や等級により任意保険の保険料は大きく変化します。
スバル・XVの維持費⑥:駐車場代・修理代
スバル・XVにかかる維持費の6つ目は駐車場代・修理代となります。
駐車場代は自宅に駐車場がある場合は費用として掛かりませんが、駐車場を借りる場合、費用がかかってきます。
全国平均の駐車場の料金は、8,000円/月となり、1年間に換算すると96,000円となります。駐車場代は地域によって料金の差が大きく、都内などでは3万円/月となる場合もあるため、駐車場が必要な場合は、お住まいの地域の駐車場代がいくらなのか、しっかりと調べておくことをおすすめします。
また、車の修理代も維持費のうちに入ります。オイル交換は5,000㎞に一度行った方がいいようなので、オイル交換代だけでも、1年間に6,000円程かかります。さらに修理を行うような状況になれば、修理費用も高額になっていきます。
スバル・XVの維持費を安くする方法を2つ紹介
スバル・XVの年間維持費についてご紹介してきましたが、これ以上維持費を安くする方法は無いのでしょうか?
車の維持費を安くする方法には、
- 車検費用を安くする
- 任意保険料を安くする
が挙げられます。
車検費用はこれ以上安くなるのでしょうか?法定費用はこれ以上安くならないことはご紹介しましたが、車検基本料はどうなのでしょうか?
また、任意保険料はそれほどまでに違うものなのでしょうか?それぞれご紹介します。
スバル・XVを安くする方法①:車検費用を安くする
車検を受けるのは、3種類あることを先ほどご紹介し、ディーラー車検よりも民間車検の方が安いことをご紹介しました。
更に費用をかけたくない場合は、ユーザー車検を選択することができます。
ユーザー車検はディーラー車検や民間車検では代行して行ってくれる書類の作成などを自分で行い、自分で運輸支局へ出向いて車検をうける方法です。
代行手数料としてディーラーや工場へ支払うはずの手数料、10,000~50,000円程を節約することができます。
ただし、修理が必要な場合は普通の車検と同じように修理をしてから車検を受けないと通らないため、車の知識が必要になってきます。車の知識があり、車検費用を安く抑えたい、という方は、一度ユーザー車検を試してみてはいかがでしょうか。
スバル・XVを安くする方法②:任意保険の見直し
任意保険は保険会社によって保険料に差があります。
特に今加入している自動車保険が、代理店型のものである場合、ダイレクト型の自動車保険に変えるだけでも3万円以上保険料が安くなる場合があります。
また、任意保険は運転者の範囲を限定することや、走行距離が短くなることで保険料が安くなります。他の保険と重複している不要な特約などが付いている場合もあります。
運転者の範囲が家族も含まれていないか、年間走行距離が実際に走っている距離よりも長くなっていないかなど、一度自動車保険を見直すことをおすすめします。また、車両保険は本当に必要なのか、車両保険金額を確認してしっかりと考えるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?ここではスバル・XVの年間維持費についてご紹介しました。
ここでご紹介したことは、
- スバル・XVの年間維持費は18万円ほど。
- スバル・XVのガソリン代は走行距離が5,000㎞で63,520円、10,000㎞で127,041円
- スバル・XVの自動車税は36,000円
- スバル・XVの法定費用は1年間で26,115円
- 車検費用は基本料金だけでも18,000~40,000円程
- 全国平均の駐車場の料金は、8,000円/月、オイル交換代は1回6,000円ほど
- 年間維持費を抑えるには、車検費用や任意保険の料金を抑える
になります。
車の維持費は年間の走行距離や駐車場が必要かどうかで大きく変わってきます。スバル・XVの場合、最低でも18万円以上はかかると考えておくようにしましょう。
ほけんROOMでは他にも保険に関する記事を多数掲載しています。興味のある方はぜひ参考にしてください。