トヨタ・シエンタの年間維持費は安い?軽自動車や他社と徹底比較!

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ファミリー向けのトヨタのシエンタの維持費を知っていますか?他社や軽自動車との違いは?大学生に人気?ガソリンとハイブリッドの違いは?この記事では、シエンタの燃費や自動車税や任意保険等々の固定費からシエンタの年間維持費を徹底シミュレーション・解説します。

シエンタの年間維持費はいくら?高い?安い?お得な方法も解説!

トヨタ・シエンタのハイブリッド車は燃費がよくファミリー層に人気があり、すで購入されている人や購入を検討されている人も多いのではないでしょうか?


また、購入の際に気になるのは、購入費とガソリン代も含めて年間維持費がいくらかかるか気になりますよね?


そこでこの記事では、

  • シエンタと軽自動車では維持費がどのくらい違うのか?
  • 年間維持費にかかる6つの項目の内訳は?
  • ヴォクシー・ノア・フリード・セレナとの比較は?
  • シエンタは大学生におすすめの車?
  • 維持費を下げる3つのポイントとは?
ということについて、分かりやすく解説します。

この記事を読んでいただければ、シエンタの購入を検討されている方や、シエンタの所有者で維持費を安くしたい方へ、役立つでしょう。

それでは最後までどうぞご覧ください。

トヨタ・シエンタの維持費は年間30万円~35万円!軽自動車とも比較!

ここではシエンタ軽自動車スペーシアの維持費を比較します。

維持費はガソリン代、税金、車検費用、駐車場代、保険代などをすべて含めて、月額と年額で算出しました。

年間走行距離を10000kmとした場合、初年度から3年目の維持費は下の表の通りです。

シエンタ・ハイブリッド
NHP170G
スペーシア
MK23S FF
維持費月額(円)25,000円21,000円
維持費年額(円)302,000円249,000円

4年目以降の維持費は車検費用が加わり、重量税に対するエコカー減税の割美率が減るため年間維持費は下の表の様になります。

シエンタ・ハイブリッド
NHP170G
スペーシア
MK23S FF
維持費月額(円)29,000円23,000円
維持費年額(円)346,000円
273,000円

月額で比較するとシエンタ・ハイブリッドは25,000円~29,000円、スペーシアは21,000円~23,000円が必要です。

シエンタにかかる6つの年間維持費の内訳を徹底計算!

トヨタ・シエンタの維持費の内訳は、次の通りです。

  • ガソリン代
  • 自動車税
  • 重量税
  • 車検
  • 自賠責保険
  • 任意保険

年間維持費は毎年固定で支払われる料金であり、金額も大きいので是非節約したいですよね。


項目毎に節約する方法がありますので、ご自身にあった方法でぜひ実践してください。


それでは、維持費の詳細についてそれぞれご紹介します。 

シエンタの維持費①:ガソリン代

走行距離に応じた年間のガソリン代を、シエンタの型式毎に表にまとめました。

標準的なガソリン車NSP170Gのガソリン代を基準にすると、ハイブリッドでは37%安くなりますが、逆に4WDでは7%高くなります。

また、ハイブリッドはマイナーチェンジ後に燃費性能が改善されており、実質燃費は19.23km/Lから21.73km/Lへ向上しています。 
3,000㎞~5,000㎞以下5,000km~10,000km以下10,000~15,000km以下

6AA-NHP170G/ 21.73km/L

ハイブリッド

19,000~32,000円 32,000~64,000円 64,000~97,000円 
DAA-NHP170G/ 19.26km/L
ハイブリッド
22,000~36,000円 36,000~73,000円 73,000~109,000円
DBA-NSP170G/ 13.98km/L
ガソリン
30,000~50,000円 50,000~100,000円 100,000~150,000円
DBA-NCP81G/ 13.28km/L
ガソリン
32,000~53,000円 53,000~105,000円 105,000~158,000円
DBA-NCP175G/ 13.05km/L
ガソリン、4WD
32,000~54,000円 54,000~107,000円 107,000~161,000円
DBA-NCP85G/ 11.79km/L
ガソリン、4WD
36,000~59,000円 59,000~119,000円 119,000~178,000円
DBA-NSP172G/ 11.78km/L
ガソリン、車いす仕様
36,000~59,000円 59,000~119,000円 119,000~178,000円
ガソリン代は以上のようになります。

シエンタの維持費②:自動車税

自動車税は、毎年4月1日の時点で車検証上の所有者になっている方が対象となる税金で、車の排気量応じた税金の支払が必要です。


シエンタの排気量は1,500ccなので、自動車税は1年間で34,500円です。


自動車税は毎年5月に納付書が送付され、一括払で税金を納付する必要があるのでご注意ください。 

シエンタの維持費③:重量税

国土交通省が定める燃費基準を超える車は、重量税に対してエコカー減税が適用されるため、維持費を抑えることができます。


2019年5月1日から2021年4月30日の期間で、令和2年度燃費基準+40%以上を達成している場合、シエンタの重量税は下の表のようになります。(単位:円/年)


新規新車登録時の重量税が免除され、継続の車検を受ける際にも割安な本則の重量税が適用されるため維持費を大幅に節約できます。


対象車は、ハイブリッド・シエンタの6AA-NHP170Gなどです。

自動車税 重量税 
初年度~3年目 34,500円0円
4年目~ 34,500円7,500円

令和2年度燃費基準を達成しているシエンタの重量税は、下の表の様に初回に25%減となり、継続の車検を受ける際に割安な本則が適用されます。


対象車社は、ガソリン車シエンタのDBA-NSP170Gなどです。

自動車税 重量税 
初年度~3年目 34,500円5,600円
4年目~ 34,500円7,500円

燃費基準を達成していないシエンタは、下の表の様に通常の重量税が発生し、製造から13年度以降では増額します。 

自動車税 重量税 
初年度~13年目 34,500円12,300円
14~18年目 34,500円17,100円
19年目~ 34,500円18,900円

シエンタの維持費④:車検

エコカー減税が適用されないシエンタの場合、必要な法定費用は下の表の通りです。


先にご説明した重量税は車検の法定費用に含まれており、次回の車検までの2年分を徴収されます。 


また、車検の際には法定費用に加えて点検整備費用が発生します。

 内訳費用
重量税24,600円
自賠責 25,830円
印紙代 1,200円
合計51,630円

点検整備費用が安い会社を選ぶことで維持費を節約できますので、後半のトピックでご紹介します。 

シエンタの維持費⑤:自賠責保険

自賠責保険とは、法律ですべての車の所有者に対して加入が義務付けられている損害保険です。


新規登録または継続の車検の際に保険料を支払いますが、表の様に保険期間を長くすることで保険料が安くなり維持費を抑えられます。


例えば保険期間が12カ月の場合は1月当たり1,293円となりますが、37カ月で契約すると1月当たり994円となりお得です。

期間保険料
12か月15,520円
13か月16,830円
24か月25,830円
25か月26,680円
36か月35,950円
37か月36,780円

シエンタの維持費⑥:任意保険

自動車の任意保険について、シエンタの相場の例を表にまとめました。

ポイントとして保険者の年齢車両保険の有無、保険会社の代理店の有無などによって保険料の差が大きいです。

任意保険は維持費の節約に対する比率が高い項目で、保険会社の選び方によっては年間で最大5万円安くなるケースもあります

また、駐車場については全国平均で月額8,000円が相場で、 都心に近づくほど高くなる傾向にあります。
24歳40歳
等級718

車両保険なし

月払い保険料

5,000円1,700円
車両保険あり
月払い保険料
13,200円4,900円

ヴォクシー・ノア・フリード・セレナと徹底比較!

人気のミニバンとシエンタについて、維持費に関わる排気量と実燃費を比較しました。

排気量によって自動車税が異なり、1,200ccと1,500ccでは年間34,500円、2,000ccでは年間39,500円です。

シエンタと ヴォクシー・ノア・フリード・セレナについて、ハイブリッド車で比較すると、シエンタ・ハイブリッドが最も燃費が高く、排気量も小さいことから維持費が安く済みます

また、通常のガソリン車で比べると、ホンダフリードが燃費と排気量の面で優れています。
排気量
cc
実燃費
km/L

シエンタ・ハイブリッド

NHP170G

1,500cc21.73km/L
シエンタ
NSP170G 
1,500cc13.98km/L
ヴォクシー・ハイブリッド
ZWR80W
1,800cc17.07km/L
ヴォクシー
ZRR80G
2,000cc12.32km/L
ノア・ハイブリッド
ZWR80G
1,800cc16.48km/L
ノア
ZRR85W
2,000cc11.26km/L
フリード・ ハイブリッド
GB7 
1,500cc18.90km/L
フリード
GB5
1,500cc14.75km/L
セレナ・e-POWER
HC27
1,200cc18.43km/L
セレナ・ハイブリッド
GC27
2,000cc13.19km/L
セレナ
FNC26
 2,000cc11.33km/L

シエンタは大学生におすすめの車?

シエンタは、低排気量で燃費もよく維持費が安い点が学生へおすすめです。


また、座席数も5人7人で選べるので、クラブ活動などにもピッタリです。


しかし新車で購入する場合、最も安いFUNBASE Xグレードでも車体価格で178万円しますので、割安な中古車を探すのも選択肢となります。

シエンタの維持費を下げる3つのコツ!

ここでは維持費を節約するための3つのポイントについて解説します。


項目は次の通りです。

  • ガソリン車とハイブリッド車のどちらを選ぶべきか?
  • 車検費用を抑える方法は?
  • 任意保険の見直しの効果は?
自動車の維持費を節約することで家計に余裕をつくることができますので、ぜひ参考にしてください。

シエンタの維持費を下げるコツ①:ガソリンかハイブリッドか?

ガソリン車とハイブリッド車を選ぶコツは、総走行距離です。


新車シエンタのGグレードの車体価格は、ガソリン車が202万円で、ハイブリッド車は238万円であり、ハイブリッド車の方が36万円高いです。


一方、燃費の項目で取り上げた様に走行距離が1万kmの場合、ガソリン車よりハイブリッド車の方が3万6千円安いです。


したがって総走行距離で10万km以上運転する場合は、ガソリン車よりもハイブリッド車の方がトータルで安くなります。 

シエンタの維持費を下げるコツ②:車検費用を安くする

一般的にディーラーでの車検は、専門の整備士に点検をしてもらえる代わりに、車検が割高になります。


車検費用を安くする方法としては、ディーラーではなく、車検の専門業者に依頼する方法があります。


また、車の所有者が自ら点検して車検を通す、ユーザー車検も費用を安くすることができます。


手続きをすべて自分で行うため手間はかかりますが、自身で車の点検ができるようになるメリットもあります。

シエンタの維持費を下げるコツ③:任意保険の見直し

維持費の節約に対して、最も効果が大きいのが任意保険の見直しです。


自動車保険は基本的には掛け捨てですので、特にこれまでの運転歴で事故や違反が少ない方は、保険会社や保険プランの見直しを検討されるとよいでしょう。


ですが、保険会社は全部で30社以上あり、その中から最も自分に適した自動車保険を選ぶのは時間的にも難しいですし、何よりも面倒ですよね。 


 しかし、自動車保険の一括見積サービスを利用すれば、スマホやPCで簡単に5分で自動保険見積もりができ、その中から自分に最も適した自動車保険を選ぶことが可能です。 


 ちなみに利用料は無料、見積もりだけでもOK!多くの方々が利用し自分の愛車に適した自動車保険を最大で5万円もお得に利用しています。 

まとめ:シエンタの維持費とお得に乗るための方法について

今回はシエンタの維持費について内訳や節約のコツを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。 


今回の記事のポイントは、 

  • シエンタ・ハイブリッドの維持費は年間30~35万円
  • 年間維持費としてガソリン代、税金、保険料金がかかる
  • ミニバンで比較するシエンタ・ハイブリッドが最も燃費がよく排気量も少ない
  • シエンタは維持費が安く、居住性がよいので学生へおすすめ
  • 維持費を下げるには、とくに任意保険の見直しが効果的

以上の点です。 


ミニバンの中でもシエンタは7人乗りと大勢での移動に対応でき、燃費が高い為に維持費も抑えられるのでおすすめの車です。


ほけんROOMでは、ほかにも保険に関する役立つ記事を多数掲載していますので、ぜひご覧ください。

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