三菱・デリカの年間維持費は高い?ハイエース・パジェロ等を比較!

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タフさを兼ね備えた三菱のデリカの年間維持費を知っていますか?ハイエース・パジェロ・ノアと比較?ガソリンとディーゼルも比較?中古車の選び方は?この記事では、デリカの燃費や自動車税や任意保険等々の固定費からデリカの維持費を徹底シミュレーション・解説します。

デリカの年間維持費は高い?ハイエース等の他車とも比較!

三菱のデリカはミニバンですが、がたいがよくかっこいいですよね。雪道を走るのに強いというのも、魅力的な自動車です。


そんなデリカの年間の維持費はいくらかかるのでしょうか。また、デリカはガソリン車とディーゼル車があるので、どのくらい違いがあるのかも気になります。デリカの年間維持費を抑える方法も知りたいものです。


そこでこの記事では、

  • デリカの年間維持費はいくらか
  • デリカの維持費の内訳とは
  • デリカを他車と比較
  • デリカの維持費を下げる方法

以上のことを解説していきます。


この記事を読んでいただけたら、デリカの具体的な年間維持費と維持費を抑える方法が分かるので、デリカの購入を検討されている方の参考になると思います。


ぜひ最後までご覧下さい。


三菱・デリカの維持費は年間45~55万円?

デリカの月間・年間の維持費を表にまとめてみました。


・デリカ(G-Premium 4WD)実燃費8.54km/L

月間年間
ガソリン代13,650円163,800円
自動車税1,875円22,500円
車検代4,267円50,000円
任意保険料4,770円57,250円
合計24,562円293,550円

・ハイエース(スーパーGL 4WDガソリン)実燃費7.78km/L

月間年間
ガソリン代14,992円179,900円
自動車税2,125円25,500円
車検代2,292円27,500円
任意保険料5,946円71,350円
合計25,355円304,250円

・パジェロ (ガソリン GR 4WD)実燃費4.47km/L

月間年間
ガソリン代26,098円313,180円
自動車税2,125円25,500円
車検代4,167円50,000円
任意保険料5,525円66,300円
合計37,915円454,980円

・ノア(4WD)実燃費8.05km/L

月間年間
ガソリン代14,490円173,880円
自動車税1,646円19,750円
車検代3,542円42,500円
任意保険料4,086円49,050円
合計23,764円285,180円

※ガソリン代は年間走行距離10,000km、レギュラー140円/Lの場合で計算しています。


※任意保険料は3代、12等級、年間走行距離7,000km以下、ゴールド免許の場合の計算です。


表にある維持費の他にも高速代、タイヤなど部品交換費用も発生するので、維持費は上がる可能性があります。

デリカにかかる6つの維持費の内訳を徹底シミュレーション!

デリカにかかる6つの維持費の内訳は

  • ガソリン代
  • 自動車税
  • 重量税
  • 自賠責保険料
  • 車検代
  • 任意保険料

になります。


それぞれ詳しく見ていきましょう。

デリカの維持費①:ガソリン代

デリカのガソリン代をガソリン車(CV2W)とディーゼル車(CV1W)でまとめてみました。


※ガソリン代は140円/Lで計算しています。

年間走行距離/型式・実燃費ガソリン(10.33km/L)ディーゼル(11.17km/L)
3,000km~5,000km40,658円~67,764円37,601円~62,668円
5,000km~10,000km67,764円~135,528円62,668円~125,336円
10,000km~15,000km135,528円~203,291円125,336円~188,004円

ディーゼル車の方が燃費がいいので、ガソリン代も抑えられることが分かります。

デリカの維持費②:自動車税

自動車税は、自動車の排気量ごとに決められており、毎年5月頃に送られてくる納付書で納めます。自動車税は納付期限が定められていますので、期限を過ぎてしまうと延滞金がかかることもあります。


デリカの排気量は2300ccなので、自動車税は45,000円です。


(参照:東京都主税局)

デリカの維持費③:重量税

重量税は、車両の重量により決められています。重量税は1年ごとに発生しますが、車検時にまとめて納付します。


デリカの1年あたりの重量税は

  • エコカー減税対象車なら10,000万円
  • エコカー減税対象外車なら16,400円

(参照:国土交通省)


です。


デリカの重量税と自動車税を表にまとめてみました。


・エコカー減税対象車

重量税重量税+自動車税
初年度~10,000円55,000円

・エコカー減税対象外車

重量税重量税+自動車税
初年度~13年目16,400円61,400円
14年目~19年目22,800円67,800円
19年目~25,200円70,200円

デリカの維持費④:自賠責保険

自賠責保険は強制保険といわれる保険で、自動車に乗るときや車検を通すときには、加入していることが必須の保険です。


自賠責保険は車検満了日よりも1日以上長く加入することが一般的であり、新車の場合は、1ヶ月以上長く契約期間を設定します。


自賠責保険は契約期間が長いほど保険料が安くなります。


自賠責保険料一覧表(参照:国土交通省)

契約期間保険料
12ヶ月15,520円
13ヶ月16,380円
24ヶ月25,830円
25ヶ月26,680円
36ヶ月35,950円
37ヶ月36,780円

デリカの維持費⑤:車検

車検は、2年に一度行われます。車検代に重量税は含まれ、車検で必ずかかる費用を法定費用といいます。


また、点検整備費用というものもあり、自動車を整備することで、消耗している部品を交換したり、運転に支障がないかを点検してもらう費用になります。


この点検整備費用はデリカの維持費を抑えられる費用になり、詳しい節約方法をこの先のトピックで解説しておりますのでぜひご覧ください。


法定費用内訳

法定費用金額
自賠責保険料25,830円
重量税32,800円
印紙税1,200円
合計59,830円

デリカの維持費⑥:任意保険

任意保険料は、自賠責保険とは違い強制保険ではありませんが、自賠責保険でカバーできない部分を保障してくれる大切な保険です。


充実した保障で加入されることをおすすめします。また、デリカの年間維持費を抑えるために任意保険料を最大で5万円安く下げられる方法があります。この先のトピックでご紹介しておりますので、ぜひご覧下さい。


維持費の1つに駐車場代もあります。駐車場代は、お住いの場所にもよりますが月に2万円もするところがありますので、駐車場代も含めてデリカの維持費を計算してください。


・任意保険料参考※ゴールド免許、型式CV5Wの場合

年代・等級保険料(一括)保険料(分割)
20代・7F等級120,350円10,540円
30代・12等級57,250円5,010円
40代・15等級54,890円4,810円
50代・20等級43,220円3,790円
60代・20等級49,530円4,340円

・年間走行距離ごとの任意保険料※30代、ゴールド免許、型式CV5Wの場合

走行距離任意保険料
300035,810円
500038,590円
700041,090円
900045,020円
1100047,700円
1600056,400円

デリカとハイエース・パジェロ・ノア、他モデルを比較!中古車も解説!

デリカの実燃費と車両価格を、他の車種と比較してみたらどのくらい違うのでしょうか。


また、デリカはガソリン車ディーゼル車があるので、どちらの方が燃費がいいのかも比較してみます。


デリカを中古車で購入を検討されている方は、デリカの中古車の選び方も気になるところです。どのように選ぶのか、確認してみましょう。

デリカとハイエース・パジェロ・ノアを比較!

デリカの実燃費車両本体価格を、ハイエースパジェロノアと比較してみたいと思います。


・実燃費とガソリン代(年間走行距離10,000km、レギュラー140円の場合)

実燃費ガソリン代
デリカ13.6km/L102,900円
ハイエース13.0km/L107,660円
パジェロ10.4km/L134,540円
ノア16.0km/L87,500円

燃費は、ノアが一番いいことが分かります。


しかし、燃費は運転の仕方や走る場所などにも左右されますので、急発進、急ブレーキをやめるなど、良い運転を心掛ければ抑えられる出費となります。


・車両本体価格

車両本体価格(新車)
デリカ241万円~
ハイエース216万円~
パジェロ327万円~
ノア225万円~

パジェロの車両本体価格が他車を圧倒的に抜いていることが分かります。

デリカのガソリン車とディーゼル車も比較!

デリカにはガソリン車ディーゼル車があります。


それぞれどのように違うのか、比較してみましょう。

ガソリン車ディーゼル車
実燃費8.6km/L10.6km/L
車両本体価格240万円~352万円~
メリット車両価格がディーゼルより安い軽油が安い=ガソリン代が安い
デメリット燃費が悪いガソリン車より振動が大きい

燃費はディーゼル車の方がいいですが、車両本体価格が約100万円も高いです。


ディーゼル車は軽油で走るのでそこはガソリン代が抑えられるところですが、車両価格約100万円の差は大きいので、よく検討したいところです。

デリカの中古車の選び方を紹介!大学生でも乗れる?

デリカを中古車で購入する場合、どのように選べばいいかをご紹介します。


デリカは販売が始まって以来、フルモデルチェンジをしていません。ですので、見た目は大きく変わっていないのです。


どこで選ぶのかといいますと

  • 2WDか4WDか
  • ガソリン車かディーゼル車か
  • 7人乗りか8人乗りか
などがあります。

デリカの中古車で現在販売されているのは4WDが多いです。

ガソリン車とディーゼル車では燃費の違いあります。

乗車定員の違いは、デリカの乗り方によってどちらがいいかが変わってくると思います。

車両価格の違いもあり
  • ガソリン車は15万円~385万円
  • ディーゼル車は140万円~485万円
このように大きく差があります。

やはり、ディーゼル車の方が高い価格となっています。

大学生がデリカを購入した場合、月々の維持費は約2万円~3.5万円ほどになります。維持費がそこまで高額ではないので、デリカは大学生でも乗れる車といえるでしょう。

デリカの維持費を下げる3つのコツ!

デリカの維持費を下げるコツは3つあります。

  • ガソリンかメンテナンス代の節約
  • 車検費用を抑える
  • 任意保険の見直し

この3つを行なえば、デリカの維持費を下げることができますので、ぜひ参考にしてください。

デリカの維持費を下げるコツ①:ガソリンかメンテナンス代を節約する

ガソリン代の節約方法としては、燃費をよくする運転を心掛けることです。急発進、急ブレーキはしないようにし、燃費が悪くならないようデリカに内蔵されている交換部品の交換を適正に行いましょう。


また、ガソリン代の支払い方法によって割引サービスがあるガソリンスタンドもありますので、よく利用しているスタンドなどで聞いてみるのも1つの手です。


メンテナンス代を節約する方法もあります。この方法は、自分で交換できるものは自分で交換する方法です。例えばタイヤやエンジンオイルなどです。部品はインターネットで買えばお店で買うよりも安く済みますので、おすすめです。


自分で交換できなくても、部品だけインターネットで購入してディーラーなどに持ち込んでもメンテナンスしてもらえるので、部品代は抑えられます。

デリカの維持費を下げるコツ②:車検費用を安くする

車検費用は、法定費用のように必ずかかる固定された費用がありますが、点検整備費用は維持費を抑えられる対象になります。


ユーザー車検という、自分で陸運局に自動車を持っていき、自分で車検を行なうというものがあります。法定費用はかかりますが、ユーザー車検だと点検整備費用はかからないので節約になります。


しかし、自動車の部品が消耗していても点検整備されないので、安全性を考えるときちんとディーラーなどで車検を受けた方がいいでしょう。


また、車検で40万円超えの請求や見積もりが来たという声も見受けられるので、悪質な業者に気を付けることも、大幅な節約になります。

デリカの維持費を下げるコツ③:任意保険の見直し

任意保険は、維持費の大きな割合を占めている部分になります。そして、この任意保険を見直すことにより平均3万5千円、最大5万円の削減ができた事例があります。


任意保険は、自分で必要な保障をカスタマイズできる保険です。いらない保障は外すことができます。


また、対象の自動車を運転する人の年齢や範囲が変われば掛金にも影響があり、他にも、同居家族で重複している保障がないか(人身傷害、ファミリーバイク特約等)、車両保障の保障範囲は適正か、など見直す項目は多々あります。


いま一度、保険証券を確認してみましょう。


ただ、保険の見直しで保険料が安くなるとは言え、30社以上ある自動車保険会社から自分に合った保険を選ぶのは時間的にも難しいですし、何よりも面倒ですよね。 


 しかし、自動車保険の一括見積サービスを利用すれば、スマホやPCで簡単5分で自動保険見積もりができ、その中から自分に最も適した自動車保険を選ぶことができるんです! 





ちなみに利用料は無料、見積もりだけでもOK!多くの方々が利用し自分の車に合わせて最大5万円もお得に自動車保険を利用しています。

まとめ:デリカの年間維持費とお得に乗るための方法について

デリカの維持費について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?


この記事のポイントは

  • デリカの年間維持費は45万円~55万円
  • デリカにかかる維持費は固定費と変動費がある
  • デリカはディーゼル車の方が燃費が安く車両価格が高い
  • デリカの任意保険を見直す

でした。


デリカは年間維持費が高いですが、任意保険や運転の仕方をよくすれば大学生でも維持できる自動車です。


ガソリン車とディーゼル車それぞれに良さがあるのでどちらを購入しようか迷ってしまいますが、それぞれにメリット・デメリットがありますので、よく検討したいところです。


デリカの維持費を抑えるためにすぐできることは任意保険を見直すことですので、早めの見直しをおすすめします。


保険ROOMでは他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、是非ご覧下さい。

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