スズキ・ハスラーの年間維持費は?クロスビー・イグニス等も比較!

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女性向けのスズキのハスラーの維持費を知っていますか?クロスビーやイグニス、アクア、スイフトとの違いは?大学生に人気?中古の選び方は?この記事では、ハスラーの燃費や自動車税や任意保険等々の固定費からハスラーの年間維持費を徹底シミュレーション・解説します。

ハスラーの年間維持費はいくら?高い?安い?お得な方法も解説!


軽自動車のなかで女性を中心に幅広い世代から支持されているススギの人気車種ハスラーをご存知でしょうか。 


ハスラーは2014年に市場に投入され、SUVのような個性的な外観と広い車内、優れた積載量など実用性が両立し、今もなお高い人気を維持しています。


軽自動車なので、普通車などと比べると自動車税や重量税、自動車取得税が安く抑えられていますが、ハスラーを所有する場合、必要となる年間維持費はどのくらいかかるのか気になります。


そこで今回の記事では、

  • 軽自動車に必要となるランニングコストとは?
  • ハスラーにかかる6つの維持費の内容
  • ハスラーと人気コンパクトカーを比較・検証
  • ハスラーの人気の秘密
  • できるだけ年間維持費を抑える3つのコツ
以上の内容を中心にハスラーの年間維持費をわかりやすく解説していきます。

この記事を最後までお読みいただければ、人気車種ハスラーの維持費が明解となり、また維持費を節約するコツも修得できますので、是非ご覧ください。

スズキ・ハスラーの維持費は年間25万円~30万円

ススギのハスラーは軽自動車なので、小型車のコンパクトカーよりもさらに手軽に乗れる車です。 


ここでは、ハスラーの年間維持費を取り上げ説明します!

ハスラー(4WD・Aタイプ)の平均的な維持費は下記の通りです。

月間年間
ガソリン代5,303円63,636円
自動車税900円10,800円
車検2,764円
33,170円
任意保険料
4,463円
53,560円
合計13,430円161,166円
※ガソリン代:140円/L・年間走行距離1万㎞で試算、任意保険料は30代・車両保険付き、車検は法定費用で算出しています。

上記の維持費以外にも、
  • 定期点検やオイル交換等のメンテナンス費用
  • 月極駐車場料金 9.6万円(8,000円×12ヶ月)
  • 高速道路など有料道路料金
などの費用が予測されますので、ハスラーの年間維持費25万円~30万円となります。

次にハスラーの維持費の適正さを確認するため、よく比較されるコンパクトカーの維持費をチェックしてみましょう。

取り上げる車種は、ススギの人気車種であるクロスビー・イグニス・スイフト、そしてトヨタの低燃費車アクアです。

クロスビー(ハイブリッド・MZタイプ・4WD仕様)
月間
年間
ガソリン代
7,777円
93,333円
自動車税
2,458円
29,500円
車検
3,303円
39,640円
任意保険料
4,486円
53,840円
合計18,024円216,313円

イグニス(ハイブリッド・MZタイプ・4WD仕様)
月間
年間
ガソリン代
6,862円
82,353円
自動車税
2,875円
34,500円
車検
3,303円
39,640円
任意保険料
4,771円
57,260円
合計17,811円213,753円

スイフト(1.2リッター・XLタイプ)
月間
年間
ガソリン代
5,833円
70,000円
自動車税
2,875円
34,500円
車検
3,303円
39,640円
任意保険料
5,170円
62,050円
合計17,181円206,190円

アクア(タイプS)
月間
年間
ガソリン代
5,072円
60,870円
自動車税
2,875円
34,500円
車検
3,720円
44,640円
任意保険料
5,915円
70,980円
合計17,582円210,990円

検証結果からハスラーの維持費は、
  • ガソリン代はアクアに及ばないものの低燃費により費用を節約
  • 自動車税と車検は軽自動車の利点である安さを発揮
  • 結論的にハスラーはコンパクトカーより約4~5万円安い
となり、ハスラーの維持費の安さが確認できます。

なお、任意保険料は一定条件で試算しており、保険会社や補償プランなどを変更するとさらなる節約は可能です。

ハスラーにかかる6つの年間維持費の内訳を徹底計算!

人気車種であるハスラーの優れた経済性は、車両価格や税金の安さ、実用燃費の良さによるガソリン消費量の少なさにあります。 


以下ではハスラーの年間の維持費の内訳を解説します!


今回は6つの項目について解説しますが、本来はそれ以外にも
  • タイヤの新品交換代
  • 高速道路料金
  • オイル交換や洗車など日常メンテナンス費
  • 月極駐車場の使用料金
などが場合によって、発生します。

ここからは、「ハスラーにかかる6つの年間維持費」に焦点をあてて、維持費の内訳やポイントなどを中心に解説していきます。

ハスラーの維持費①:ガソリン代

ハスラーなど燃費性能の良い自動車に乗っていてもガソリン代は気になるところです。


ガソリン代は、維持費のなかでも最も頻繫に発生する費用です。ハスラーの平均的な実用燃費をもとに年間走行距離ごとのガソリン代を試算してみましょう。


ハスラー年間奏功距離別ガソリン代金試算表

年間走行距離
A・4WD・
実燃費24.34㎞/ℓ
A・2WD・
実燃費21.05㎞/ℓ
3,000㎞
~5,000㎞
17,256円
~28,759円
19,953円
~33,254円
5,000㎞
~10,000㎞
28,759円
~57,519円
33,254円
~66,508円
10,000㎞
~15,000㎞
57,519円
~86,278円
66,508円
~99,763円


試算結果をみても、やはり軽自動車のハスラーは大変、燃費性能の優れた車ということが証明できます。


また普段、ハスラーに乗る機会はお買物やお出かけのみの場合は、年間走行距離5,000㎞以下となる可能性が高いです。


そのため平均的なガソリン代は 

  • 年間 28,759円
  • 月間  2,396円
となり、この点からもハスラーは家計に優しいエコカーと言えるでしょう。

ハスラーの維持費②:自動車税

ハスラーの自動車税について説明します。


ハスラー4WDの自動車税は?

軽自動車のハスラーの排気量は660ccですので、

  • 自家用の自動車税は10,800円
となります。

ちなみに軽自動車税の税率は2015年4月に改定され、従来の7,200円から1.5倍となる10,800円となっており、毎年5月末日までに納付します。

ハスラー4WDは減税対象?

ハスラー4WDは燃費基準をクリアしたエコカー減税対象車ですが、残念ながら
  • 自動車税に関しては対象外
しかし、軽自動車の自動車税は小型車よりも大変割安なので、経済面でもメリットが多いと言えるでしょう。

ハスラーの維持費③:重量税

自動車重量税の基本についてご説明し、ハスラー4WDの重量税について解説します。


重量税とは?

自動車の重量税は0.5tあたりの年額で設定されており、軽自動車の取得時および車検ごとに徴収されます。


従って車検証の有効期間にあわせ新規登録、もしくは車検の時に前払いします。 


また、重量税は新規登録から13年経過すると税額はアップ、さらに18年経過すると再び上がる制度です。


ハスラー4WDの重量税の納税額は?

ハスラーの重量税が

  • エコカー減税対象であれば  
    1年あたり2,500円
  • エコカー減税対象外ならば  
    1年あたり3,300円
ハスラーはエコカー減税対象車で25%減税となるので、
  • 新車購入時に支払う自動車重量税は1800円

エコカー減税なしの重量税

自動車税
重量税
初年度~13年目
10,800円
3,300円
14年目~18年目
10,800円
4,100円
19年目~
10,800円
4,400円


エコカー減税25%の重量税
自動車税
重量税
初年度~3年目
10,800円
1,800円
4年目~
10,800円
2,500円

2019年4月30日までに新車登録・届出した場合はエコカー減税対象車なので、減税措置が受けられます。

重量税は、新車登録から年数が経過すると税額が増える設定となっていますが、普通車と比べると税額の安さは実感できます。

ハスラーの維持費④:車検

車検は、新車であれば購入した3年後に初回となり、それ以降は2年に一度、所有する車両が安全に道路を走行するため、その安全性を検査、確認を目的とした制度です。


車検費用の内訳

車検にかかる費用は大きく3つに分類できます。

  • 法定費用
  • 車検基本費用
  • 部品交換費用

法定費用とは?

車検の全体費用のなかで最も多い金額が法定費用であり、一般的に車検の諸費用として知られています。

車種ごとに設定されており、法律で定められている費用ですので、どこで車検を受検しても金額は変わりません。

法定費用の内容は
  • 車所有者に加入義務がある自賠責保険の保険料
  • 税金である自動車重量税
  • 自動車検査登録印紙と自動車審査証紙の合計印紙代
なお自動車重量税は、新車購入時だけでなく車検ごとに発生する費用です。

ハスラー4WD 2回目車検の法定費用の内訳は次の通り
法定費用の内訳
金 額
自動車重量税
5,000円/2年分
自賠責保険料
25,070円/2年分
印紙代
1,800円
合 計
33,170円

車検基本費用とは?

車検基本費用とは24ヵ月定期点検料車検代行手数料測定検査料の合計で、費用には人件費が含まれるため車検業者によって金額は大きく異なります。

同じ軽自動車のハスラーであっても、車検費用が違う理由は、車検基本費用の違いがあるからです。 

そのため車検を依頼する際は、販売ディーラー車検専門業者カー用品専門店などで見積りをとり確認すると良いでしょう。 

部品交換費用とは?

車検時に部品の消耗や劣化、制動装置の不具合が見止められ部品交換、修理などの追加整備が必要となったときに発生する費用ですが、車の状態によって費用は異なります。

この費用で注意すべき点は車検業者の過剰整備ですので、車検前にしっかりと車の状況説明を要望しましょう。

ハスラーの維持費⑤:自賠責保険

自賠責保険とは、すべての車の所有者に対して法律によって加入を義務づけられている損害保険です。


 強制保険として知られている自賠責保険は、正式名所が自動車損害賠償責任保険であり、車検期間に保険料が発生しますので、新車購入時には3年分、車検の時が2年分をまとめて支払います。 


ハスラー4WD・Aの自賠責保険の保険料は、ハスラーは軽自動車ですので、

  • 自家用24ヶ月の保険料:25,070円

となります。


軽自動車の自賠責保険料(単位:円)

12ヶ月
13ヶ月
24ヶ月
15130
15960
25070
25ヶ月
36ヶ月
37ヶ月
25880
34820
35610


自賠責保険の契約期間料金を月額に換算すると、24ヶ月は月額1,045円、36ヶ月で月額967円となりますので、契約期間が長いほど保険料は安くなります。


ただし、自賠責保険の契約手続きの際、希望する契約期間を設定することはなく、車検業者によって最適と思われる期間で加入することとなります。

ハスラーの維持費⑥:任意保険

自賠責保険は交通事故に遭われた被害者の人にのみ損害を補償する保険ですので、対物補償や運転者のケガなどの補償は対象外となります。車の所有者は、万が一に備え自賠責保険に加えて「任意保険の自動車保険」に加入することが大事です。 


自動車保険は多くの保険会社から提供されており、保険会社や補償サービスプラン、契約者の年齢、車種、年間走行距離などの諸条件によって保険料はさまざまです。


ここで軽自動車ハスラーの一般的な自動車保険を取り上げ、比較・検証してみましょう。


年齢と等級で比較

年齢と等級
保険料年払い
20歳・8等級
89,230円
30歳・11等級
53,530円
40歳・16等級
48,810円
50歳・20等級
36,470円
60歳・20等級
40,630円


どの保険会社でも20歳・8等級の保険料は高く設定されており、その理由は運転歴があさく事故の発生確率が高いためです。 


20歳を過ぎると、保険料は安くなっていきますので、目先の金額にとらわれず任意保険に加入しましょう。


走行距離別に比較

走行距離
保険料年払い
3,000㎞
52,000円
5,000㎞
54,900円
7,000㎞
57,400円
9,000㎞
62,100円
11,000㎞
64,800円


保険会社では、走行距離に応じて保険料を設定しており、上記表をご覧いただいても、走行距離が少ないと保険料は安く、逆に走行距離が多いと保険料は高く設定されています。


その理由は

  • 走行距離が少ない
    事故発生確率は低い
  • 走行距離が多い 
    事故発生確率は高い
という考え方が保険料に反映されています。

その他、補償内容によって保険料は変わってきますので、例えば車両保険を付帯する場合と、付帯しない場合では保険料は大きく違ってきます。

場合によっては車両保険を外すと、年間で約2~3万円前後変わります。あわせて車両保険以外の補修契約内容を見直すと、合計で年間約5万円近く安くすることも可能です。

補足事項
6つの年間維持費以外に、自宅に車の保管場所がない場合は月極駐車場を契約し使用しますので、利用料金が発生します。

その額は月1万円としても年間12万円となるため、駐車場代は維持費の中で占める割合は高くなります。

クロスビー・イグニス・アクア・スイフトとの違いは!?軽自動車の利点

スズキの人気車種であるハスラーの購入を検討されている方のために、

  • ハスラーとよく比べられるコンパクトカーとの違い
  • ハスラーの人気の理由
  • ハスラーの購入は中古車がおすすめ?
  • 軽自動車の特徴的なメリット
などを中心にご紹介していきます。

ハスラーとよく比べられるコンパクトカーとの違いを探り、ハスラーの魅力に迫ります。

クロスビー・イグニス・アクア・スイフトと徹底比較!!

新車購入の際に、選択基準となるユーザーの視点は、車両価格、走行性能、燃費の節約、内外装インテリアといった分野を中心に検討しているようです。


ハスラーとよく比べられるコンパクトカーの人気車種を取り上げ、車両価格、燃費性、年間維持費で徹底比較します。


車両価格と燃費性

車 種
車両価格
燃費 JC08モード
ハスラー
(4WD・A)
122万円~
25.6
クロスビー
(4WD・MZ)
214万円~
20.6
イグニス
(4WD・MX)
150万円~
28.8
アクア
(タイプS)
188万円~
34.4
スイフト
(4WD・XL)
172万円~
22.8


年間維持費

車 種
年間維持費
ハスラー(4WD・A)
25万円~30万円
クロスビー(4WD・MZ)
30万円~35万円
イグニス(4WD・MX)
30万円~35万円
アクア(タイプS)
30万円~35万円
スイフト(4WD・XL)
35万円~40万円


比較の結果

車両価格とおおよその燃費性及び年間維持費を比べてみると、軽自動車ハスラーの高いコストパフォーマンス性が際立っています


各車種の評価は、

  • ハスラー  
    4WD低燃費ですので維持費も節約可能
  • クロスビー 
    全項目においてハスラーとの差異が顕著
  • イグニス  
    SUVでは高い燃費水準にある
  • アクア   
    超低燃費がガソリン代を大幅に節約
  • スイフト  
    4WDで車両価格と燃費のバランスが良い
総括すると、ハスラーは走行性能、安全性、経済性などすべてにおいてバランスのとれた車であり、特にコストパフォーマンスの高さは他の人気車種を大きくリードしています。

 一方で比較した人気のコンパクトカーは、どの車種も燃費性能は高いので、年間維持費の節約が期待できます。

ハスラーは大学生にも人気がある!?中古がおすすめ?

ハスラーは軽自動車として、運転のしやすさや燃費性能の良さはもちろん、居住性と優れた積載性を兼ね備えた人気車種です。


女性や大学生などの若者を中心に幅広い世代のユーザーが、通勤から休日のアクティブ活動までさまざまシーンに利用しています。


ハスラーの人気の秘密

ユーザーはハスラーのどこに魅力を感じるのでしょうか?
  • 4WD仕様でも燃費性能が良く実用燃費は約21~25㎞/ℓ
  • 低燃費節約なので年間維持費も抑制
  • 水平基調のボディのため視界良好で運転しやすい 
  • 自動ブレーキなど先進的な安全装備
  • SUV調の外観とオシャレな内装が女性から支持  
などであり、ハスラーは軽自動車全体の販売を牽引している車となっています。

大学生をはじめ若者たちにも人気のハスラー

大学生など若者が車を所有する場合、まず車両購入費を思い浮かべますが、所有しても車の維持費が毎月、発生します。

とくに20歳の大学生は、維持費のなかでも自動車保険料が高い時期のため、燃費がよく税金も安い軽自動車を必要としています。 

その軽自動車のなかで、若者のニーズに合致するハスラーは、維持費が安く外観はオシャレなSUV調ですので、人気があります。

ハスラーを購入するなら中古車がおすすめ

ハスラーは発売以来、フルモデルチェンジをしておりませんので、中古車市場の相場は高値で推移しているようです。

新車が欲しいものの費用面でなかなか困難な場合は、中古車を検討してみてください。 

ハスラーの中古車相場
  • 2016年モデル 65万円~170万円
  • 2017年モデル 70万円~185万円
  • 2018年モデル 75万円~185万円
車のコンディションは別として、70万円前後で人気車種のハスラーに乗れますので、中古車はとても魅力的です。

 ハスラー中古車は年式、グレード、装備、ボディカラーによって価格は変わってきます。 

補足:軽自動車に乗るメリット

軽自動車は日常生活の手軽な移動手段として、幅広い年代から支持されている車です。 


軽自動車から得られるメリットには、

  • 生活の利便性向上
  • 女性にも運転しやすいコンパクトサイズ
  • 広さと速さにも十分対応
  • 税金を含め経済的負担が軽減
など実用面経済面を満足させる特徴的な要素が含まれています。

ハスラーの維持費を下げる3つのコツ!

ハスラーを含め車の所有・使用には税金や保険料、車検費用、ガソリン代だけでなく高速道路料金、洗車費用、人によっては駐車場代、タイヤ新品交換代がかかります。


このようにさまざまな車の維持費が積み重なると大きな出費となりますので、家計に経済的負担を与えてしまいます。


車の維持費のなかで、大きな割合を占めている費用は、ガソリン代車検費用、そして任意保険の保険料です。 


まず、その3つの維持費にスポットをあて、維持費の削減を実現するためのコツについて説明します。

ハスラーの維持費を下げるコツ①:ハイブリッドかガソリンか?

ハスラーに乗るなら一般的に燃費性能のよいハイブリッド式の方がガソリン代を大きく節約できると考えてしまいますが、ハスラーに限っては違うようです。


そこで運転者によって変わらない燃費・年間ガソリン代と税金に絞込み、ハイブリッド車とガソリン車を比較してみます。


実用燃費と年間ガソリン代の比較


実用燃費
年間ガソリン代
ハイブリッド車
20.8
67,308円
ガソリン車
20.4
68,627円


通常は、ハイブリッド車の方が燃費性能が高くガソリン代を節約できますが、ハスラーはガソリン車の燃費の良さが際立っており、ほぼ同等です。


税金の比較

ハイブリッド車もガソリン車もともに660ccなので、グレードによってエコカー減税が維持費削減のポイントとなります。


エコカー減税に関して重要なことは、エコカー減税は新車購入時だけ減税になるのではないことです。


エコカー減税により登録翌年度の軽自動車税が減税措置となるグレード車種がハスラーに揃っています。


ハイブリッド車の税金

  • 重量税が免税になるグレード車種あり
  • 軽自動車税も50%・75%減税対象車あり

ガソリン車の税金
  • 重量税25%減税のグレード車種あり
税金に関しては、ガソリン車の方が若干、税額は高くなるようです。


維持費を下げるコツ

ハイブリッド車とガソリン車は燃費が同等ですので、ガソリンの費用差はありません。


また税金はハイブリッド車のエコカー減税が維持費を下げますが、その額は僅少であり、波及効果は低いようです。


そのため車両価格の安いガソリン車の方が、年間維持費を抑えやすいと言えるでしょう。

ハスラーの維持費を下げるコツ②:車検費用を安くする

2年に一度、車検を受け様々な検査を行い適正な状態を確認しますが、故障トラブルがない割に車検費用は高いように感じます。


実はそこに車検費用を下げるポイントがあり、そのコツについて解説します。


車検費用を下げるコツ

費用削減に5つのポイントが効果を発揮します。

  • 複数業者から見積りをとり適正費用を確認
  • 良心的でユーザーの話を聞く車検業者に依頼
  • 車検基本費用部品交換費用の内容をチェック
  • 車検費用の安いカー用品店やガソリンスタンドなどを活用
  • 時間的余裕があるならユーザー車検で節約対応
以上の内容が車検費用を下げる具体策です。

注意点は車検業者の中には、利益最優先で必要のない部品や装置を交換し、想定外の30万円~40万円超えの費用を請求してくるケースがありますので、車検業者選びが車検費用を下げる第一歩と考えましょう。

またユーザー車検は、自身で検査場に車を持ち込むこととなり、費用は法定費用と24ヶ月点検整備料、継続検査申請書代だけですので、とても節約ができます。

ハスラーの維持費を下げるコツ③:任意保険の見直し

CMで聞いたことのあるフレーズですが、事故を起こしていないのに保険料が高いと不満を感じるなら、まず契約内容を再確認してみましょう。


保険の契約内容を知ろう

じっくり補償内容を精査すると、保険料が高い理由が見えてきます。


保険料が高い主な理由には、

  • もともと保険料が高い保険会社と契約
  • 全く必要のない特約が付帯されている
  • 運転者限定や年齢条件が正しく設定されていない
とくに注目すべきは保険会社です。

代理店を通じて保険契約をすると必然的に保険料は高くなります。

保険を見直し保険料を抑えるコツ

保険料を抑えるコツとして一番簡単でわかりやすい方法は、ゴールド免許になったときではないでしょうか。 

そして保険料の高い理由を把握したなら、その部分を見直すと確実に保険料は下がるので、定期的に保険の見直しをおすすめします。

保険料を下げるには
  • ダイレクト型の安い保険会社に変更
  • 車両保険はフルカバーからエコノミーに変更
  • 軽自動車なら車両保険を外してみる
  • 必要ない特約の解除
  • 正しい条件で設定し補償範囲のムダを払拭
この見直しによって、年間保険料が平均で3.5万円、最大で5万円の削減が可能となる場合があるので、是非保険見直しのシミュレーションを行ってみてください。

まとめ:ハスラーの維持費とお得に乗るための方法について

ハスラーの年間維持費についてご説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。 


ハスラーは高い燃費性能とランニングコストの少なさが特徴であり、維持費が安い車種ということがご理解いただけたと思います。


 今回の記事のポイントは

  • ハスラーの年間維持費は25万円~30万円
  • 人気のコンパクトカーと比べてもコストパフォーマンスが高い
  • 6つの維持費の中でガソリン代と車検費用、任意保険が削減可能
  • ハスラーは維持費が安いので若者や女性に人気
  • 年間維持費を下げる3つの具体的な方法
以上の点です。

ご説明してきました内容のなかでも、車検費用と任意保険の見直しは維持費を大きく削減できます。

特に任意保険は、事故を起こさないと更新が形式的手続きとなり、ムダな補償特約などを見落としてしまいますので、定期的な保険の見直しをおすすめします。

自分にあった適正な保険料になるとその削減額は、約5万円になることもありますので、賢く保険に加入しましょう。

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