更新日:2019/10/08
スズキ・クロスビーの年間維持費は安い?年齢等別に徹底解説!
街も自分も華やかに彩る個性的なデザインのスズキ・クロスビーの年間維持費を徹底解説!この記事では、燃費や自動車税、任意保険等々の固定費からクロスビーの維持費を徹底シミュレーション・解説します。また、他車より維持費が安いのかや同じスズキのハスラーとの比較もします。
目次を使って気になるところから読みましょう!
スズキ・クロスビーの年間維持費は安い?
スズキ・クロスビーの年間維持費は○○円です
スズキ・クロスビーの年間維持費は、次のようになります。
(例)
- スズキ・クロスビー:MX・MZ
- ドライバー:30歳
- 等級:15等級
- 運転免許:ゴールド
- 運転者限定:本人限定
- 自賠責保険:24ヶ月
- 車検場:民間車検
- 車両保険:あり
- 年間走行距離:5000km
スズキ・クロスビー | MX・MZ |
---|---|
ガソリン代 | 43.587円 |
自動車税 | 29,500円 |
車検費用 | 61,430円 |
任意保険料 | 31,710円 |
合計 | 166,227円 |
年間維持費は16.6万円程度になりますよね。
年間維持費の諸費用は後述します。
ただし、ドライバーの中には年間の駐車場代も支払わなければいけない方々もいますよね。
月極駐車場代の場合、年間の全国平均96,000円(毎月8,000円)程度です。
こちらも含めると、クロスビーの年間維持費は26万円前後になります。
クロスビーにかかる4つの維持費の内訳を徹底シミュレーション!
クロスビーを購入したい皆さんはその車体価格に加え、年間維持費も気になりますよね。
この維持費は、皆さんの年齢・ドライバー等級、年間走行距離等で、かなり違いが出てきます。
こちらでは、維持費に関する諸費用の
- クロスビーの燃料代
- クロスビーに関する税金
- クロスビーの車検に関する費用
- クロスビーの任意保険料
について解説します。
ガソリン
維持費の一つであるガソリン代について、各年間平均走行距離とその実燃費を比較してみましょう。
クロスビーの最新のグレード、ハイブリッドMX・MZを取り上げますが、いずれもガソリン代は同じです。
年間走行距離/実燃費 | MX・MZ(16.06km/l) |
---|---|
3000㎞~5000㎞以下 | 26.152円~43.587円 |
5000km~10000km以下 | 43.587円~87.173円 |
10000km~15000km以下 | 87.173円~130.760円 |
※レギュラー140円/lと仮定
年間走行距離でかなりガソリン代に差が出ていることはおわかりでしょう。
走行距離3000㎞と15000kmとで、10万円以上のガソリン代の開きがありますね。
自動車税
クロスビーの維持費には、自動車に関する税金として自動車税と自動車重量税を納付する必要があります。
こちらでは、クロスビーに関係する各税金を解説しましょう。
クロスビーの自動車税額
自動車税は、ドライバーが所有の愛車にかかる都道府県の普通税です。クロスビーの排気量は1000ccなので、自動車税額が年間29,500円となります。
この排気量の違いでも、年間にかかる自動車税額は大きく異なってしまいます。
ご自分の愛車の自動車税額を確認するときは、こちらを参考にしましょう。
クロスビーの自動車重量税額
自動車重量税は、ドライバーが所有の愛車の重量で課税額が決定されます。
クロスビーの重量は960kgなので1年間で8,200円となります。
前述した自動車税額と、この自動車重量税を合計すると、1年間にかかる税金は次の通りです。
初年度 | クロスビー(MX・MZ) |
---|---|
自動車税 | 29,500円 |
自動車重量税 | 8,200円 |
合計 | 37,700円 |
税額が年間で37,700円なので、毎月に直せば3,140円程度となりますよね。
ただし、自動車重量税額に関しては車検の際、支払うことになりますよ。
詳細は後述致します。
車検
車検とは、全てのドライバーが所有する愛車を安全に走行するため、定期に受ける自動車の検査のことです。
維持費の一つである車検費用には、「法定費用」および「車検基本料」が必要です。
法定費用はさらに3つの費用があり
- 自動車重量税
- 自賠責保険料
- 印紙代
となります。
こちらでは、法定費用の他、車検基本料について解説しましょう。
クロスビーの法定費用その1(自動車重量税)
自動車重量税額は前述した通り、法律の基準に合わせて課税されます。
また、車検費用として重量税2年分の納付が必要です。
クロスビー(MX・MZ)は1年間で8,200円なので、車検で納付する重量税は次の通りです。
8,200円×2年=16,400円
なお、自動車重量税額について詳しく知りたい方々は、こちらをご覧ください。クロスビーの法定費用その2(自賠責保険料)
自賠責保険は、ドライバーが所有する愛車を公道で運転する場合、加入が義務付けられた保険です。
保険料がもったいないからと加入を拒否することは許されません(強制加入)。
もしも、ドライバーの皆さんが交通事故の加害者になった場合、被害者の救済を図る必要があります。その際、まず自賠責保険で補償が下り、救済措置をとることになります。
また、ご自分が保険切れの場合、公道の運転は禁じられています。自賠責保険期間が切れたままの運転は絶対に避け、必ず保険期間内に更新しましょう。
ほとんどドライバーの皆さんは、車検の時期へ間に合うよう保険期間を設定します。
自賠責保険料がどの位になるかは、下表をご覧ください。
保険期間 | 保険料 |
---|---|
12ヶ月 | 15,520円 |
13ヶ月 | 16,380円 |
24ヶ月 | 25,830円 |
25ヶ月 | 26,680円 |
36ヶ月 | 35,950円 |
37ヶ月 | 36,780円 |
保険期間を長く設定すれば、1ヶ月分の保険料は軽減されることになりますよね。
自賠責保険料の詳細についてはこちらをご覧ください。
クロスビーの法定費用その3(印紙代)
印紙代とは、車検のとき国へ納付する検査手数料です。印紙代は、車検を行う自動車全て一律の料金というわけではありません。
各検査対象の車両の区分・登録条件等により納付金額は異なります。
印紙代は約1,000円~1,800円が目安と言えます。
なお、後述するクロスビーの法定費用合計額では、指定工場料金(1,200円)を使用します。
クロスビーの法定費用合計額
前述した重量税・自賠責保険料・印紙代の費用を合計して計算してみましょう。
(例)
- 自賠責保険:24ヶ月
- 車検場所:指定工場(民間車検場)
法定費用 | 金額 |
---|---|
自動車重量税 | 16,400円 |
自賠責保険料 | 25,830円 |
印紙代 | 1,200円 |
合計 | 43,430円 |
車検費用 | ディーラー車検 | 民間車検 |
---|---|---|
法定費用 | 43,430円 | 43,430円 |
車検基本料 | 50,000円 | 18,000円 |
合計 | 93,430円 | 61,430円 |
任意保険
任意保険は、年齢・ドライバー等級、走行距離ごとで保険料に大きな差があります。
こちらでは、年齢・ドライバー等級、走行距離別の保険料について解説します。
年齢・ドライバー等級別保険料比較
クロスビーを契約車両とした際、年齢・等級別の年間保険料は次の通りです。
(例)
- 運転免許:ゴールド
- 年間走行距離:5000km
- 運転者限定:本人限定
- 車両保険:あり
年齢(等級) | クロスビー(MX・MZ) |
---|---|
20歳(8等級) | 115,290円 |
30歳(15等級) | 31,710円 |
40歳(20等級) | 23,440円 |
50歳(20等級) | 24,040円 |
ドライバーが20歳(8等級)と40歳(20等級)とでは、9万円以上も差がありますよね。
クロスビーの走行距離別保険料比較
クロスビーを契約車両とした際、走行距離別に年間保険料を比較します。
(例)
- ドライバー:30歳
- 等級:15等級
- 運転免許:ゴールド
- 運転者限定:本人限定
- 車両保険:あり
年間走行距離 | クロスビー(MX・MZ) |
---|---|
3000km | 29,240円 |
5000km | 31,710円 |
9000km | 37,430円 |
16000km | 47,550円 |
走行距離3000kmと16000kmでは、年間2万円近くの差がありますね。
保険の見直しは効率的に!
「自分は等級が低いから。」「走行距離が長いから。」、保険料が高いのは仕方ないと諦めていませんか?そんなにあっさりと諦めるのは早計ですよ。
皆さんがもし店舗型の自動車保険へ加入しているのなら、ダイレクト型の自動車保険へ見直しを行いましょう。
店舗型保険では、お店の担当者が見積もりから申込手続きまで、みんな行ってもらい楽だったと思います。
しかし、店舗型保険はお店への手数料も保険料へ上乗せされているので割高となります。
一方、ダイレクト型保険なら、見積もり・申込手続きは自分で行わなければいけない代わりに、ご自分が直接保険会社と契約を締結するので、お店への手数料は保険料に含まれず、保険料は割安になります。
そうは言っても、数あるダイレクト型保険を一つ一つ見積りし、ご自分で比較するのは骨が折れますよね。
そこで、「任意保険一括見積サービス」を利用しましょう。こちらを利用すれば、複数の任意保険の保険料を同時に見積もれます。
何回このサービスを利用しても無料で、インターネットから気軽に申し込めますよ。
スズキ対決!?クロスビーとハスラーを比較!
クロスビーとハスラーの車体サイズは次のようになります。
- クロスビー:全長3760×全幅1670×全高1705mm
- ハスラー:全長3395×全幅1475×全高1665mm
さほど大きな違いは無いですね。
では、加速性能はどうでしょう?
- クロスビー:最高出力は73kW(99PS)/5500rpm、最大トルクは150Nm(15.3kgm)/1700~4000rpm
- ハスラー:は最高出力は47kW(64PS)/5500rpm。最大トルクは95Nm(9.7kgm)/1700~4000rpm
クロスビーが、排気量分スペック的にも性能が高いようです。
こちらでは、クロスビーとハスラーの年間維持費について比較してみましょう(駐車場代除く)。
車名 | 年間維持費 |
---|---|
クロスビー・ハイブリッドMX・MZ | 16.6万円 |
ハスラー・ハイブリッド | 16.0万円 |
若干、ハスラーの方が年間維持費は安いですね。
まとめ:スズキ・クロスビーの年間維持費について
スズキ・クロスビーの年間維持費と、その内訳について解説してきました。
今回の記事のポイントは
- クロスビーにはガソリン代や税金、車検費用、任意保険料、様々な維持費がある
- クロスビーの年間維持費は駐車場代も含めると、26万円程度になる
- 任意保険の見直しには、一括見積りサービスの活用が効率的
でした。
クロスビーの購入前に、維持費が家計の重い負担にならないかもよく検討してみましょう。
ほけんROOMでは自動車に関する記事を他にも多数公開していますので、ぜひ参考にしてください。
個性的なデザインのスズキ・クロスビー、こちらに関心のある方々も多いことでしょう。
しかし、スズキ・クロスビーを維持する諸費用がどの位になるか、皆さんはご存知でしょうか。
スズキ・クロスビーの維持費には、燃料費の他、納める税金、車検費用等が必要です。
そこで今回は「スズキ・クロスビーの年間維持費と、その内訳」について
以上のことを中心に解説していきます。
この記事を読めば、クロスビーの維持費に関する基本的知識がよくわかるはずです。
ぜひ、最後までご覧ください。