フォード・マスタングの年間維持費は?初代等の旧車や中古も解説!

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数多くの映画やドラマに使用されたアメ車の代表格のフォード・マスタングの年間維持費を徹底解説!この記事は、燃費や自動車税、任意保険等々の固定費からマスタング・V6とV8の維持費を徹底シミュレーション・解説します。初代等の旧車やシボレー・カマロとも比較します。

フォード・マスタングの年間維持費は?

フォード・マスタングの購入を考えている方は、購入後の維持費についても興味があるのはないでしょうか。


特にガソリン代は、ダイレクトにその金額が維持費に反映されるので、コスト削減のためには燃費について詳しく調べておきたいものです。


この記事では

  • フォード・マスタングの年間維持費はいくらかかるのか?
  • フォード・マスタングの維持費にはどんなものがあるか?
  • フォード・マスタングの任意保険料について
  • V6モデルとV8モデルの徹底比較
  • 初代モデルのスペックと維持費
  • 中古市場の相場
  • シボレー・カマロと比較
について詳しく解説します。

フォード・マスタングの年間維持費はいくらか

フォード・マスタングの年間維持費はこちらです!


排気量2,260~4,951cc
車両重量1,680kg
ガソリン代188,235円(1L=128円)
自動車税88,000円(4.7L)
自動車重量税16,400円32,800円/2
自賠責保険25,830円
任意保険68,200円(車両なし)
駐車場代132,000円(月11,000円)
消耗品20,000円(オイル交換)
車検費用9,655円19,310円/2
年間維持費548,320円


総額で548,320円かかります。


表で示した様に4.7Lの維持費なので、V6 3,7Lですと11,500円安く、2.3Lですと43,000円安くなります。


ガソリン代は、1L=128円で計算して最低燃費で想定し年間1万km走行したと仮定したものです。

マスタングにかかる4つの維持費の内訳を徹底シミュレーション!

フォード・マスタングを自己所有することになったら、維持費はどのくらい必要か?


では、ここでマスタングにかかる4つの維持費

  • ガソリン
  • 自動車税
  • 車検費用
  • 任意保険

について、それぞれの内訳を徹底シュミレーションします。

このシュミレーションを参考にして、フォード・マスタングの維持費を安くするためのヒントを見つけてください。

マスタングの維持費①:ガソリン

維持費を構成する一つ目の要因はガソリン代です。


フォード・マスタングを所有するからには、ある程度の予備知識としてガソリン代がどのくらいかかるのか知っておきたいですよね。


現在のマスタングは、レギュラーガソリンに対応しているため以前のモデルに比べてガソリン代がかかるイメージは払拭されました。


フォード・マスタングの燃費について、ここでは現在モデルのメーカー発表の数値をご紹介します。


2.3L エコブースト

  • 市街地約8.87km/L 高速約13.10km/L

5.0L GTプレミアム

  • 市街地約6.34km/L 高速約10.56km/L
Shelby GT350&GT350R
  • 市街地約5.91km/L 高速約8.87km/L

燃費の良いことを売りにした自動車に比べると、こんなにかかるのかと驚く方もいるでしょう。


このガソリン代も、ちょっとした知恵袋で節約する事ができます。


お近くのガソリンスタンドで行っている、特売日・会員カードなどの割引情報を有効に活用することです。


ガソリンスタンドの価格競争は、毎日のように1L当たり2~3円引きの特売なども行っているのです。


メール会員登録・キャッシュバック・提携するカードのよるポイント還元などのさまざまなサービスもありますので、是非お使いのスタンドでどんなものがあるのか、確認してみてください。


また、ドライバー自身が、燃費の悪くなるような運転をしない様に心がける事でもガソリン代の節約になります。


『急』の付く運転(急ハンドル・急発進・急ブレーキなど)は、燃費を悪くします。


エアコンの過度な使用、長時間に及ぶアイドリング状態なども燃費に影響します。


一つ一つは、わずかな節約ですが、この積み重ねが月間・年間になる大きな維持費の削減につながります。

マスタングの維持費②:自動車税

自動車税は、年に一回、5月頃に送付されて来る納付書で収納します。


決められた納付期限を過ぎると追徴金が発生してしまいすので、納付書の期日を確認して必ず、納付期限内に納めます。


自動車税は排気量によって金額が違います。


マスタングのV6とV8では、排気量が異なるので金額も違ってきます。

排気量V6V8
3.5L~4.0L以下66,500円
4.5L~6.0L以下
88,000円


現在の2.3Lエコブーストだと自動車税は45,000円です。

マスタングの維持費③:車検

車検には、新車購入時の新規登録に限り3年、その後は中古車(継続検査)の2年車検があります。

車検を受けるには、法定費用点検整備費用の2種類が必要です。

法定費用は次の様な内訳です。(マスタングの中古車の2年車検の場合)
法定費用金額
重量税32,800円
自賠責25,830円
印紙代1,100円
合計59,730円
この法定費用については、車種による金額の差はあるものの安くすることはできません。

自賠責保険料
契約期間自賠責保険料
12ヶ月15,520円
13ヶ月16,380円
24ヶ月25,830円
25ヶ月26,680円
36ヶ月35,950円
37ヶ月36,780円
自賠責保険料は、契約期間が長いほど保険料が割安になっていきます。

表を見てわかる様に、25ヶ月・37ヶ月となっているのは、車検が満了日の24時までなのに対して自賠責保険は正午までの期限になっているからです。

うっかりして、無保険状態にならないための仕組みです。

また車検切れの際に、仮ナンバーを取得するだけで自賠責の加入をしなくて済みます。

車検の更新に合わせて契約期間を設定する事で、保険料の支払いの負担を節約する事ができます。

点検整備費用の方は、自動車の状態や車を持ち込む業者によって大きく変わってきます。

代表的な車検の5つの方法は次の通りです。

  • 自動車ディーラー
  • 修理工場
  • 車検専門業者
  • カー用品店
  • ユーザー車検
普段から自動車のメンテナンスに気を配って、定期点検を受けたりしていると取り返しのつかない不具合になる事も、回避できるし車検の時にかかる点検整備費用の節約になります。 

自動車には、数え切れないくらいの多くの部品があって、中には経年劣化、消耗部品など使用頻度・使用年数で交換が必要なものもあります。

要するに、フォード・マスタングの状態によっては、少しのパーツ交換で済む場合と重要な部品交換がいくつも必要な大掛かりなメンテナンスになることもあるのです。

マスタングは、やはり特別な車ですから車検を依頼する業者も、それなりの知識や技術はもちろん、その業者の評判や実際に利用した経験者の評価を参考にすることも大切です。

フォード・マスタングの継続検査費用(基本料金)の相場は、19,310円です。

無料見積もりで比較してみるのも一つの方法です。

任意保険

任意保険は、自賠責保険(強制賠償)で補償されない物損事故や、自賠補償額を超えた場合にカバーしてくれる保険です。


加入は、あくまでも任意ですが、ハンドルを握って運転をする上で、細心の注意を払っていたとしてもアクシデントは起こり得るので、加入することをおすすめします。


任意保険は等級(フリート等級)と呼ばれる基準で保険料の支払い金額が変わります。


加入後、無事故の年数の経過ごとに等級が上がっていき、6等級からスタートして最大で20等級になります。


フォード・マスタングコンバーチブルV8GTプレミアム


年齢30歳以上、等級初めて、年間走行距離3000km、免許の種類ブルー、運転者限定なし、運転者の年齢制限30歳以上、対人・対物無制限、車両保険なしの場合、年間保険料は68,200円(月額5,800円)


フォード・マスタングV6クーペスタイルクールの場合でも、金額は同じです。


どちらも、保険料率クラスが不明のため、対人:5/対物:5/搭乗者:5/車両:5にしています。


加入するときの条件で、さらに保険料は節約できます。


お手元に、保険証券または車検証、現在の走行距離のメモをご用意して、ぜひネット保険の一括見積もりをしてみてはいかがでしょうか。

まとめ:フォード・マスタングの年間維持費について

フォード・マスタングの年間維持費についてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事のポイントは

  • 年間維持費の主なものは、ガソリン代、自動車税、車検費用、保険料です。
  • ガソリンを上手に入れて節約する。
  • 燃費の効率の良い運転を心がける。
  • 車検の点検整備は複数の業者へ見積もりしてもらう。
  • ネットで保険の一括見積もりで保険料の節約をする。
でした。

マスタングの魅力といえば、やはり大排気量の豪快さといえます。

そういった意味では、現行のモデルよりも旧車のマスタングを選ぶ方も多いでしょう。

新旧どちらのマスタングも年間維持費をどうやって節約するのか、ちょっとした知恵袋としてこちらの記事を読んでいただけたら嬉しいです。

マスタングの初代の性能や維持費は?旧車の魅力とは?

フォード・マスタングの初代モデルは、1964年4月に登場しました。


スタイリングの良さ低廉な価格、巧みな販売戦略などが功を奏して、T型フォード以来の歴史的ベストセラーカーになりました。


エンジンの基本は2.8L直6OHV(最高出力102ps/最大トルク21.6kgm)で、オプションで4.3L V8 OHV(最高出力166ps/最大トルク35.7kgm)と4.7L V8 OHV(最高出力213ps/最大トルク41.5kgm)が設定されました。


1965年にファストバックが追加されると同時に、これをベースに究極のハイパフォーマンスモデルとしてシェルビー・アメリカンがチューニングを手がけた『GT350』が登場しました。


4.7L V8 OHVユニットを最高出力310ps/最大トルク45.5kgmまでチューンナップして搭載して、4速MTとの組み合わせにより、最高速度216km/h、0-400m加速14.9sという優れた動力性能を発揮、ボディ剛性やサスペンション・ブレーキの強化が行われ走行性能全般の向上が図られました。


初代マスタングは、ベースモデルの価格を抑えてフルチョイスシステムの採用でユーザーが自由に使用を選べる様にした事が特徴的でした。


このシステムの成功により、発売開始から販売店に消費者が殺到しパニック状態になるほどの大ヒットで、最初の一年間で56万台を販売するという驚異的な記録になりました。


1965年型初代フォード・マスタングの年間維持費は次の通りです。



年間維持費
自動車税101,200円
重量税17,100円(1年換算)
自賠責保険13,900円(1年換算)
任意保険料17,540円
駐車場132,000円
ガソリン60,000円
合計341,740円

シボレー・カマロと性能や費用を比較!

フォード・マスタングのライバル車であるシボレー・カマロについてご紹介します。


シボレー・カマロは1967年に誕生、そして新型のカマロのスペックは次の通りです。


カマロLT・カマロコンバーチブル

エンジン:直列4気筒2Lターボ

出力:275ps/40.8kgm


カマロSS

エンジン:V型8気筒6.2L

出力:453ps/62.9kgm


カマロZL1

エンジン:V型8気筒6.2Lスーパーチャージャー 「LT4」

出力:659ps/89.8kgm


トランスミッション:10速AT(V8車)/8速AT(L4車)or6速MT(米国仕様)


残念ながら、マスタングのフォードはすでに日本市場から撤退したので今後は、シボレー・カマロの独走状態になりそうです。


燃費の比較

クラス別フォード・マスタングシボレー・カマロ
2.3L/2L8.87km/L9.8km/L
5.0L/6.2L6.34km/L8.1km/L
350GT,R/ZL15.91km/L6.8km/L


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