スズキ・ソリオの年間維持費は？大学生に人気？他社の車とも比較！

ソリオはトールワゴンタイプのコンパクトカーで、スライドドアを後の扉両方に採用しているため、荷物の積み込みも楽で、さらには赤ちゃんを抱いての乗り降りも楽にできることからお母さん達にも人気のある車です。

そんなソリオの購入を検討している方もいるかと思いますが、車は買ったら終わりではありません。

その後、車を維持するのにもお金がかかります。

皆さんはソリオの年間維持費はいくらか知っていますか？

そこでこの記事では、　

• ソリオの年間維持費はいくら？　
• 年間維持費を分けると主に6つ　
• タンク・タント・フリードなど他の車との違い　
• ソリオの年間維持費を下げるコツは？　

について紹介します。

この記事をお読みいただければ、ソリオの年間維持費がどれくらいなのか、また、簡単に維持費を下げる方法などもお分かります。

ぜひ、最後までお読みください。

スズキ・ソリオの気になる年間維持費は、25万円～35万円くらいです。

ソリオの維持費の内訳を月間と年間に分けてご紹介すると、以下のようになります。

上記の表で合計23万円程になります。

この他、人によっては駐車場代などの維持費もかかることになります。 

それでは、タンク・タントと比較してみましょう。 

タンクの維持費は以下のようになります。 

合計で233,100円程になります。

タントの維持費は以下のようになります。

合計で190,823円程になります。

軽自動車に分類されているタントは、自動車税・重量税が安いため、維持費も安くなるようです。 

ソリオの維持費は大きく分けて、　

• ガソリン代　
• 自動車税　
• 重量税　
• 車検
• 自賠責保険　
• 任意保険　

の6つになります。

ここでは、維持費の項目ごとに紹介します。

車を運転すると必ず必要になるものがガソリンです。

長距離の運転をするのであれば、それに応じてガソリン代も高くなっていきます。

先ほどご紹介したソリオのガソリン代は、カタログでは燃費24.8㎞/Lとして紹介されていますが、実燃費だと15.87㎞/Lくらいになるようなので、そちらで計算しています。

実燃費15.87㎞/Lで1万㎞走った時のガソリン代で、ガソリンはリッター140円で計算しています。

ガソリン代を年間走行距離ごとにまとめた表をご紹介します。 

自動車税は、排気量によって金額が決まっています。

ソリオは排気量が1300㏄のため、排気量1リットル超1.5リットル以下の区分に分類され、自動車税は34,500円となります。

ソリオにはハイブリッド車などがあるため、ハイブリッド車の場合、購入した翌年の自動車税にはエコカー減税が適用され、50%適用の場合17,500円、75%適用の場合9,000円になります。

重量税は車両の重量0.5トンごとに4,100円の税額となります。

ソリオの車両重量は930～990㎏になるようなので、1年間あたり8,200円の税額となります。

こちらもエコカー減税があるようなので、ハイブリッド車などの場合、エコカー減税が適用されることもあるようです。

自動車税と重量税が年度ごとにかかる税金で、ソリオの場合以下のようになります。

車検の費用は大きく分けて法定費用と点検整備費用に分かれます。

法定費用は以下のようになります。

自賠責保険は車の保有者が必ず入らなければならない保険で、保険料は車検のときに一緒に支払われます。

自賠責保険の保険料は決まっており、さらに契約する期間によって変わってきます。

自賠責保険の保険料をご紹介すると、以下のようになります。

自賠責保険に加入していないと、車検を通すことができないので、しっかりと加入しておくようにしましょう。

自賠責保険は必ず入らなければいけない保険のため、「強制保険」ともいわれています。

一方任意保険はその名の通り、任意、つまり必ず加入しなければならない保険、という訳ではありません。

加入していなくてもいいのですが、ほとんどの方が加入しているようです。

自賠責保険は補償対象が相手方のみになってしまいますが、任意保険は自分も補償対象となります。

ソリオの任意保険の一例として、　

• 使用目的　家庭用　
• 契約距離区分　9,000㎞以下　
• 免許証の色　ブルー　
• 記名被保険者のみ　
• 30歳以上補償　
• 対人・対物　無制限　
• 人身傷害　3,000万円　
• 搭乗者傷害　なし　
• 自動車事故弁護士特約　

の場合、年間保険料が69,010円となるようです。

また、任意保険料の平均相場としては、

となるようです。

10代の任意保険料がかなり高くなっています。

10代は事故率が高いため、保険料もかなり高くなってしまっているようです。

また、任意保険は保険の種類や補償内容によっては、最大5万円ほどさげられることもあるようです。

ソリオとよく比較される車として、

• タンク　
• タント　
• フリード　
• スペーシア
• ルーミー　

などがあります。

ここでは、それぞれどのような違いがあるのか、簡単にご紹介します。

まずはタンク・タント・フリードとの違いをご紹介します。

タンクは「ソリオキラー」とも呼ばれるほどで、ソリオと競合させるために作られた車になります。

違いとしては

• タンクの方が街乗りに適している
• ソリオはパワフルに走ることができる

ということになります。

タントとの違いは

• タントはそもそも軽自動車
• ソリオのようなパワフルな走りは期待できない
• 価格や維持費はタントの方が安い
• ソリオは5人乗りでタントは4人乗り

となります。

本体価格や維持費はタントの方が安いので、あまり車にお金をかけられない場合、タントがおすすめです。

フリードとの違いは、

• フリードはミニバン、ソリオはコンパクトトールワゴン
• ソリオの排気量は1.2Ｌ、フリードの排気量は1.5Ｌ

となります。

ソリオよりも大きな車がいい場合は、フリードにした方がいいのかもしれません。

次はスペーシア・ルーミーとの違いをご紹介します。

スペーシアとの違いは、

• スペーシアは軽自動車
• スペーシアは4人乗りで、ソリオは5人乗り

となります。

スペーシアは軽自動車なので、維持費は安く済むようです。

ルーミーとの違いは、

• ルーミーはエンジンサイズが996㏄で、ソリオは1,242㏄
• ソリオにはガソリン以外にマイルドハイブリッドやハイブリッドがある
• ルーミーはガソリンとターボの2種類

となります。

排気量の少ないルーミーは維持費が少なくて済みます。

ソリオは大人数で出かけることの多い大学生にもおすすめな車になります。

しかし、維持費がかかるということを覚えておきましょう。

特に任意保険は20歳以下の場合かなり高くなる傾向にあるため、維持費が払えるかどうか、経済的に余裕のある場合のみ車を買うようにしましょう。

いくら維持費を抑えたいからといって、任意保険に入らない、ということは避けてください。

年齢が若い大学生は事故率が高くなっています。

大きな事故の場合、自賠責保険のみではカバーしきれないことが多いので、保険料が高くても、任意保険には加入しておくことをおすすめします。

ソリオを購入する際、中古での購入を検討している方も多いと思います。

中古のソリオはタイプや年式、走行距離などによって価格が大きく変わってきます。

お手頃にソリオを購入したいのであれば、年式の古いものや、走行距離の長いものなどを選ぶようにしましょう。

ただし、中古のソリオを選ぶ際の注意点として、　

• 修復歴車を避ける　
• ナビが日本製かどうか　
• 走行距離と年式のバランス　
• 整備状態のチェック　

などが挙げられます。

また、実際にシートに座ってみて、違和感が無いかなどもチェックするようにしましょう。

ソリオの年間維持費が意外に高いと感じる方もいるかと思います。

何とかして維持費を抑えられないか、考えている方も多いと思いのではないでしょうか。

ソリオの維持費を抑えるポイントとしては、

• 燃料代　
• 車検費用　
• 任意保険　

が挙げられます。

どのようにすると維持費が下げられるのか、それぞれご紹介します。

ソリオには一般的なガソリン車の他に、マイルドハイブリッド、ハイブリッドを選ぶことができます。

ハイブリッドの方がやはり低燃費になるため、維持費を下げることができます。

しかし、乗り方によってはそこまで差が出るわけではありません。

街で乗っているだけの場合では、それほど燃費が変わらないかもしれません。

一方、高速を多く使う場合や、長距離の運転をよくするような場合、ハイブリッドにすることで、燃費を抑えることができます。

車検費用も必要な維持費ですが、車検を頼む場所によってかなり費用が変わってきます。

ユーザー車検が最も車検の費用を安く抑えることができる車検になります。

書類などを準備して、自分で運輸局へ行き車検を通す方法です。

安く済みますが、それだけ手間もかかりますし、何より整備を行うわけではないので、ユーザー車検は自動車の整備に詳しい方にだけおすすめな車検になります。

車検の費用に関しては、40万円を超える請求を受けた、という話もあります。

悪質な業者を避けるだけでも大幅な節約になりますので、いろいろな車検工場の料金などを比較してみましょう。

任意保険を見直すことで、維持費を下げることができるかもしれません。

任意保険の保険料を下げるポイントとしては、

• 走行距離　
• 使用目的　
• 運転者限定　

などになります。

走行距離が短いと、割引を受けることができます。

また、使用目的が日常やレジャーと限られている場合、保険料を抑えることができます。

運転者も契約者のみの場合、かなり保険料を抑えることができます。

その他、インターネット割引や、ゴールド免許割引などもあるので、一度任意保険を見直してみるといいかもしれません。

ただ、保険会社は全部で30社以上あり、その中から最も自分に適した自動車保険を選ぶのは時間的にも難しいですし、何よりも面倒ですよね。 

 しかし、自動車保険の一括見積サービスを利用すれば、スマホやPCで簡単に5分で自動保険見積もりができ、その中から自分に最も適した自動車保険を選ぶことが可能です。

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ここまでソリオの維持費についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

この記事のポイントは、　

• スズキ・ソリオの維持費は年間25万円～35万円　
• ソリオの維持費は主にガソリン代、自動車税、重量税、車検、自賠責保険、任意保険の6つ
• ソリオと他の車種の違いは排気量や乗車人数　
• ガソリン代はハイブリッドにすることで節約ができる
• 車検費用はいくつかの工場を比較することで節約ができる
• 任意保険は見直すだけでも最大5万円ほど節約できる可能性がある

になります。

この記事を参考に、ソリオの維持費を下げることにチャレンジしてみて下さい。

ほけんＲＯＯＭでは他にも保険に関する記事を多数ご紹介しているので、興味のある方はぜひ参考にしてください。