トヨタ・アクアの維持費は?アクアを購入する上で知りたい情報まとめ

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初のフルモデルチェンジを控えるトヨタの大人気車種アクア!その維持費は一体いくらなのかをか徹底計算!また、この記事ではアクアの維持費と軽自動車の維持費の比較や、維持費を節約する方法を徹底解説!また、中古車の維持費や学生や20代へのおすすめポイントを紹介します。

トヨタ・アクアの月間・年間維持費はいくら?維持費を抑える方法も紹介!

トヨタ・アクアは抜群に優れた燃費と小回り性能を兼ね備えたハイブリッド車として、幅広い世代から人気の高いコンパクトカーです。


ハイブリッド車としては価格が安くお求めやすいアクアですが、所有した場合には一体どのくらいの維持費が必要になるのかご存知でしょうか。


そこで今回の記事では、

  • 人気ハイブリッド車アクアの維持費はいくら?
  • アクアの特徴やメリット・デメリットなど全容を解説!
  • アクアにかかる6つの年間維持費
  • アクアの維持費と軽自動車の維持費の比較
  • 年間維持費を節約する方法
  • アクアの中古車の選び方
などを中心にアクアの維持費をひも解きながら解説していきます。

この記事をお読みになれば、トヨタ・アクアに必要な維持費節約方法等がご理解いただけますので、是非最後までご覧ください。

トヨタ・アクアはどんな車?

アクアは2011年12月に登場、全長が約4mというコンパクトボディで5ナンバーサイズのハイブリッド専用車です。


この車の最大の特徴は、超抜群の燃費性能価格の安さであり、日本の使用環境に適しています。


そのアクアの燃費は?

  • カタログ燃費
    Lタイプ:38㎞/L その他:34.4㎞/L
  • 実用燃費
    約22㎞/L~26㎞/L
新車の車両価格は?
  • 178万円~205万円(特別仕様車除く)
アクアは200万円以下で購入できるハイブリッド車として、ガソリン代を大幅に安く抑えられますので、維持費の節約が可能です。

さらにアクアの全容を知っていただくためグレード別に主要諸元とエンジン・モーター諸元をまとめてお伝えします。

アクアの詳しい内容
主要諸元

Lタイプ
Sタイプ
乗車人数
5人乗り
5人乗り
全 長(mm)
4,050
4,050
全 幅(mm)
1,695
1,695
全 高(mm)
1,455
1,455
室内長(mm)
2,015
2,015
室内幅(mm)
1,395
1,395
室内高(mm)
1,175
1,175
最低地上高(mm)
140
140
車両重量
1,060㎏
1,090㎏
カタログ燃費
38.0㎞/L
34.4㎞/L


エンジン諸元

Lタイプ
Sタイプ
種 類
直列4気筒
直列4気筒
排気量
1,496cc
1,496cc
最高出力
74㎰
74㎰
最大トルク
11.3㎏-m
11.3㎏-m
使用燃料
レギュラー
ガソリン
レギュラー
ガソリン
タンク容量
36ℓ
36ℓ


モーター諸元

Lタイプ
Sタイプ
種 類
ニッケル水素電池
ニッケル水素電池
最高出力
61㎰
61㎰
最大トルク
17.2㎏-m
17.2㎏-m

トヨタ・アクアのメリットについて

アクアの魅力は、ハイブリッド車では価格は安く、運転のしやすさと抜群の燃費性が両立しているところです。


また燃費性能は国内トップクラスにあり、ハイブリッド車の代表格であるプリウスの燃費の良さに近づいています。


さらにアクアを購入により、得られるメリットについてご紹介します。


アクアのメリットは?

  1. ハイブリッド車のなかで群を抜いて優れた燃費性能
  2. エコカー減税対象なので出費が抑えられる
  3. コンパクトな軽量ボディによって小回りが効き運転しやすい
  4. 重心が低いため安定性の高い走行を実現
このようなメリットを備えているアクアは、日常生活において気軽に乗れるコンパクトサイズのハイブリッド車です。

トヨタ・アクアのデメリットについて

人気の高さを誇っているアクアでも、物足りない部分や劣っているところなどデメリットが必ずあります。


このデメリットを知っておくと、アクア購入の検討段階の際、とても重要になるのでご説明いたします。


アクアのデメリットは?

  1. 大人4名乗車は居住性が狭くファミリーに不向き
  2. 荷室面積が少なく収納力は弱い
  3. 長時間ドライブには適していない
  4. 後席が狭く大人の乗り降りは大変
以上の欠点と思われる内容は、アクアのコンパクトボディのサイズが居住性に課題をもたらしているようです。

従いまして、トヨタ・アクアは日常生活における通勤や買物などに最適な低燃費コンパクトカーということが理解できます。

トヨタ・アクア「S」の年間維持費は25万円程です

トヨタ・アクア「S」の年間に必要となる平均的な維持費を試算し、ご紹介いたします。


試算の設定条件は

  • ガソリン代  
    走行距離1万㎞/リッター136円/
    実用燃費23㎞/Lで算出
  • 自動車税   
    アクアは1500ccですので34,500円
  • 車検内訳   
    法定費用と検査料・代行料
  • 任意保険料  
    26歳・12等級・ゴールド免許

アクアSの年間維持費の内訳

月 間
年 間
ガソリン代
4,928円
59,130円
自動車税
2,875円
34,500円
車 検
3,218円
77,230円
任意保険料
6,433円
77,200円
アクアはエコカー減税対象割引となりますが、エコカー減税は定期的に見直しがあるため、割引なしで算出しています。

ご覧の通り、アクアの年間維持費25万円程度ですが、それ以外にオイルやバッテリー交換などのメンテナンス費や駐車場代がかかってきます。

トヨタ・アクアにかかかる6つの維持費を徹底計算!

アクアを所有するうえで必要となる主な維持費は、

  • ガソリン代 
  • 自動車税 
  • 自動車重量税
  • 車 検
  • 自賠責保険料
  • 任意保険料 
になります。

自動車税及び自動車重量税は税金であり、自動車税は毎年、重量税は購入時及び車検の度に支払うこととなります。

そのほか車検や自賠責保険料は、2年に一度(新車は登録年度より3年)所有する車の安全性を検査、確認するために必要となる費用です。

維持費のなかで、運転する人や条件によって費用が上下するガソリン代、車検代、任意保険料は対応次第で十分に節約できます。

ここからは6つの年間維持費の具体的な内容をチェックし説明していきます。

アクアのガソリン代:年間走行距離10,000kmの場合、年間6万円です

アクアの年間ガソリン代を、走行距離別にアクアSで試算しました。


設定条件:ガソリン1リッター代:136円、実用燃費:S(23㎞/L)

年間走行距離
S・23㎞/L
L・26㎞/L
3,000㎞
~5,000㎞
17,739円
~29,565円
15,692円
~26,154円
5,000㎞
~10,000㎞
29,565円
~59,130円
26,154円
~52,308円
10,000㎞
~15,000㎞
59,130円
~88,696円
52,308円
~78,462円


トヨタ・アクアは超絶の燃費性により、年間ガソリン代を大幅に節約できる優れたハイブリッド車ということが実感できます。


車にあまり乗らない方であれば、年間走行距離5,000㎞未満となるケースが多く、ガソリン代は年間29,565円、月間2,463円となるので、維持費の負担も少なく済みそうです。

アクアの自動車税:年間22,500円

自動車税は、車の所有者に対して1年間にかかる税金です。 


アクアは排気量1500CCなので、税額は34,500円になっています。


 しかし、アクアはエコカー減税対象車であり、グリーン化特例の措置によって

  • 通常34,500円⇒約75%の25,500円減税
  • 2年目のみ9,000円
ただし、減税は新車購入の翌年度に適用されるので、以降は34,500円です。

ちなみにエコカー減税とは、環境性能に優れた車に対し、自動車税や重量税などを軽減する優遇措置制度であり、適用は1回限りです。

アクアの重量税:22,500円

自動車重量税は、車の取得時及び車検ごとにかかる税金です。


アクアは車両重量1,090㎏なので、通常の重量税は1年12,300円となりますが、エコカー減税対象として優遇措置の適用によって1年7,500円になります。 


加えて、購入するアクアが減税対象車であれば、

  • 購入時の3年分 22,500円減税免税
となるので、
  • 重量税  0円

また、初回車検時の重量税も
  • 2年分が免税 0円
トータルすると5年間、重量税はかからないということになります。

アクアは自動車税と重量税が減税となり、合わせて優れた燃費性能によって年間維持費全体が抑えらる車と言えるでしょう。 

ここでアクアの所有年数別に自動車税と重量税の年間税額を取りまとめました。

自動車税75%減税・重量税免税の場合

自動車税
重量税
初年度
34,500円
0円
2年目
9,000円
0円
3~5年目
34,500円
0円
6年目~
34,500円
7,500円

エコカー減税なしの場合

自動車税
重量税
初年度~13年目
34,500円
12,300円
14~18年目
34,500円
17,100円
19年目~
34,500円
18,900円

アクアの車検:法定費用5万円と車検基本料

車を所有する場合、安全に道路を走行するため国が定める有効期間にて点検・検査する車検を受けなければなりません。 


車検は、アクアを購入後、3年目で初回となり、それ以降は2年ごとになっています。


車検にかかる費用は

  • 法定費用 
  • 車検基本料
  • 部品交換料
であり、法定費用と車検基本料はすべての人に必要となる費用です。

この3つの費用についてご説明していきます。

法定費用とは

費用には下記の内容のものが含まれます。
  • 自動車重量税
  • 自賠責保険料
  • 印紙代(検査手数料)
法定費用は車検費用全体のなかで多くの割合を占めており、車種ごとに法律で決められている費用ですので、どこで車検を行っても費用は同じです。

法定費用の内訳をまとめました。

エコカー減税あり
エコカー減税なし
自動車重量税
0
~15,000円
24,600
~37,800円
自賠責保険料
27,840円
27,840円
印紙代
1,800円
1,800円
合 計
29,640
~44,640円
54,240
~67,440円
アクアの法定費用は、5万円前後と想定してよいのではないでしょうか。

車検基本料とは

車検基本料の費用のなかには
  • 24ヶ月定期点検料
  • 測定検査料
  • 車検代行手数料
が含まれており、おおよその費用は
  • 1500㏄で3万円前後
となっています。

車検では必ず、24ヶ月定期点検を受けなければなりません。

点検項目は56綱目あり、とても重要な点検です。

24ヶ月定期点検費用には、人件費が発生するため車検業者によって費用が異なります。

そのため車検基本料を節約できる可能性があるので、後ほど車検費用を抑えるコツについて説明します。

部品交換料とは

24ヶ月定期点検で不具合が見つかり、部品や装置を交換取付した際に発生する費用です。

車の状態によって違いますが、年数の経過した車は費用が発生しやすいと考えて良いでしょう。

アクアの自賠責保険:24か月契約の場合、27,840円

自賠責保険とは、自動車損害賠償責任保険の略称であり、車の所有者に対し法律で定められた強制保険として理解されています。


自賠責保険の特徴は、事故によって人を救済することが目的で補償は対人に限定されているため、十分な補償とは言い難いです。


そのため運転者は自賠責保険と合わせ、任意保険に加入し不測の事態に備えます。


自賠責保険料は車検期間分加入しますので、新車購入時には3年分、車検の時が2年分をまとめて支払います。


アクアの自賠責保険料 契約期間一覧

12ヶ月
13ヶ月
24ヶ月
16,350円
17,310円
27,840円
25ヶ月
36ヶ月
37ヶ月
28,780円
39,120円
40,040円

ご覧の通り、自賠責保険料は契約期間が長くなると

  • 12ヶ月契約 月額 1,362円
  • 37ヶ月契約 月額 1,082円
保険料は約2割、安くなります。

アクアの自賠責保険料は、車検のときに車検業者から提示された保険料を支払います。

一般的に保険料は
  • 24ヶ月契約 27,480円
となっています。

アクアの任意保険:30歳・15等級・ゴールドの相場は年間9万円程

自賠責保険は、補償範囲が対人と限定されており、対物補償や運転者のケガなどの補償は対象外です。 


従って運転者は、保険会社から提供されている自動車保険に加入することが一般的であり、必要なことです。


そこでアクアの平均的な任意保険料はいくらなのか、大手保険会社の保険料を参考にご紹介していきます。 


保険料は保険会社別、年齢と等級、走行距離をベースに試算してみます。


大手保険会社別 試算条件:40代・18等級・ゴールド免許


一括払い
分割払い/合計
A社
74,930円
6,740円
/80,880円
B社
87,260円
7,850円
/94,200円
C社
109,100円
9,550円
/114,600円


年齢・等級と車両保険の有無

年齢と等級
車両保険あり
車両保険なし
21歳・7等級
230,600円
116,100円
30歳・12等級
170,300円
85,800円
40歳・15等級
149,200円
75,100円
50歳・20等級
76,200円
38,400円
60歳・20等級
72,900円
36,700円

任意保険料は、年齢や等級、さまざな条件設定によって大きく違ってくるので、自身の状況を踏まえ最適な補償プランを選択することをおすすめします。


走行距離別 試算条件:30歳・15等級・ゴールド免許

走行距離
保険料年払い
3,000㎞
69,000円
5,000㎞
72,900円
7,000㎞
76,100円
9,000㎞
82,400円
11,000㎞
86,000円
16,000㎞
100,700円


保険料の設定には走行距離が密接に関係しており、

  • 走行距離が短い事故発生率は低いので、保険料は安い
  • 走行距離が長い事故発生率は高いので、保険料は高い
となります。

このように任意保険は、保険会社ごとに保険料は違っており、勿論、補償プランによっても大きく変わってきます。

そのため保険料の安い保険会社を調査・選定し、本当に必要な補償や条件を正確に設定するだけで、保険料は最大約5万円近く削減できますので、アクアの年間維持費の節約に結び付きます。

補足事項

アクアの6つの年間維持費をご説明してきましたが、それ以外に重要な維持費があります。


車を所有するには保管場所が必要となり、ご自宅に駐車場がない場合は、近隣の月極駐車場を利用しなければなりません。


したがって駐車場代が発生し、費用はおおよそ月1万円、年間で12万円かかります。

トヨタ・アクアの年間維持費についてのまとめ

アクアにかかる年間維持費を具体的にシミュレーションして、説明してきました。


トヨタ・アクアは、コンパクトサイズで操作しやすく燃費性能がとても優れているので、ハイブリッドカーの中でも大幅にガソリン代が抑えられます。


また、維持費のなかで占める割合が高い車検費用や任意保険料に対し、エコカーというメリットを最大限に発揮し節約に結び付けています。


 改めて、アクアの平均的な年間維持費を取りまとめました。


アクアの6つの平均的な年間維持費

年間維持費
平均的な費用
ガソリン代
50,000
~60,000円
自動車税
34,500円
(2年目限定:9,000円)
重量税
0
~7,500円
車検
(法定費用・車検基本料)
70,000
~80,000円
自賠責保険料
27,840円
(24ヶ月契約)
任意保険料
70,000
~90,000円

車の維持費は、6つの年間維持費以外にもかかります。


例えばタイヤ・バッテリー・ワイパーなどの消耗品交換、また有料道路や駐車場の利用費用などが考えられるので、合わせて維持費として認識しておくと良いですね。

中古車の選び方や価格を紹介!

トヨタ・アクアは中古車市場においても人気のハイブリッドカーです。 


新車を購入したいものの予算の都合で難しいため、中古車で希望するグレードやカラーのアクアをみつけたいと考えている方が多くいます。 


そもそもアクアは、どうして中古車市場でも人気が高いのでしょうか?


人気の理由は、

  • コンパクトサイズで運転しやすい
  • 中古車は価格がお手頃
  • 展示在庫が多いので選択肢が広い
  • 低燃費でガソリン代が節約できる
などによって、アクアの中古車はユーザーを大変満足させています。

それでは、自分の思い描くアクアを選ぶ際のポイントについてアドバイスします。

aquaの中古車選び 10ヶ条
  1. 年式とグレードは事前に決めておくこと
  2. グレードは評価の高いタイプを選択
  3. ETCなど必要装備は付いているか?
  4. 不用な装備が付き過ぎていないか?
  5. 走行距離と使用頻度を確認
  6. 外観だけでなく内装も徹底チェック
  7. 修復歴のあるアクアは避けること
  8. メンテナンスノートを確認し車の状態を把握
  9. 必ず見積りをとり費用項目を精査
  10. 販売店の営業姿勢を見極める

aquaの中古車相場について
アクアは中古車市場において抜群の人気を誇っており、そのため車両の流通量が多く豊富な中から選択できます。

気になるアクアの中古車の価格は、
  • 2013年~2015年モデル 80万円から150万円
で推移しており、数多くのアクアが取扱いされています。

年式やグレードを気にしないのなら、さらに安い価格で購入できるようです。

中古車の価格は、年式やグレードをはじめオプション装備の有無、車体のコンディション、走行距離数、ボディカラーなどの要素によって、大きく変わってくるので、しっかりチェックし理想のアクアを手に入れましょう。

アクアとプリウス、軽自動車の維持費の違いを比較!

新車を購入する際、まず燃費性能の良いエコカーを第一候補にあげて、ご検討されている方が多いのではないでしょうか。


そこで人気のアクア、ハイブリッドカーの中心的な車であるプリウス、そして実用性と経済性を合わせ持つ軽自動車を選択肢に入れて比較検討してみましょう。


検討項目は、車の維持費の中で多くの割合を占めるガソリン代・車検代・任意保険料の平均的費用を比較し、最もコストパフォーマンスが高い車種を見極めます。


アクアとプリウスを比較

ともにトヨタを代表する人気のハイブリッドカーです。


プリウスは、初代モデルの登場から20年以上を経過して、今なお燃費が優れ実用的なハイブリッドカーとして抜群の人気を誇っています。


主要な維持費
アクア
プリウス
ガソリン代
(1万㎞で計算)
6.5万円
5.2万円
車検費用
7.5万円
8.5万円
任意保険料
7万円
10万円
合 計
20.5万円
23.7万円

プリウスと比べた結果は?

  • プリウスの方が燃費性能が良いのでガソリン代は安い
  • 排気量や車両重量はアクアの方が小さいため税金や保険が安い
  • 車両価格は断然、アクアが安いので費用対効果が見込める
  • 維持費は約3~4万円アクアが安い

アクアと軽自動車を比較
軽自動車は税金が安く、燃費も優れ誰でも運転しやすいコンパクトサイズ車です。

アクアもエコカー減税対象ですので、自動車税や重量税が減税となり維持費が安くなりますが、軽自動車はもともとの税額が安く設定されています。

主要な維持費
アクア
軽自動車
ガソリン代
(1万㎞で計算)
6.5万円
6.5万円
車検費用
7.5万円
4万円
任意保険料
7万円
5.5万円
合 計
20.5万円
16万円
軽自動車と比べた結果は?
  • ガソリン代はアクアの燃費性能の良さが際立つ
  • 車検をはじめ税金は軽自動車が圧倒的に安い
  • 任意保険料はやや軽自動車の方が安い
  • 維持費全体は軽自動車が約4万円安い状況
ガソリン代は拮抗していますが、高速道路を利用すると排気量の差が明確になります。 

軽自動車は660CCですので、高速走行時は小さいエンジンがフル回転するため燃費は悪くなるようです。

車検や税金関連の費用は、軽自動車の方が断然、安くなりますが、任意保険料に関しては、アクアも損害保険会社によっては軽自動車並みの保険料で加入できますので、費用差はあまりないと言えるでしょう。

アクアとプリウス、軽自動車の維持費の検証結果
アクアの維持費は、プリウスより約3万円安く、軽自動車より約4万円高い結果となりましたが、3つの主要維持費はさらに節約することが十分可能ですので、アクアと軽自動車の費用差を縮めることは可能です。

したがって、最もコストパフォーマンスの高い車種は、安い価格で購入できて抜群の燃費性能を誇るアクアとなります。https://hoken-room.jp/car/7083

アクアの維持費を下げる方法は?運転方法?車検?任意保険?

アクアの維持費を下げる方法

トヨタ・アクアSグレードの年間維持費は約25万円であることを説明してきましたが、適正な維持管理のもと節約し、少しでも維持費を下げたいと考えている人は少なからずいると思います。


6つの年間維持費すべて下げることは不可能です。 


自動車税や重量税、自賠責保険料は法律で定められていますので、基本的に下げることはできません。 


※アクアはエコカー減税対象車ですので、自動車税や重量税が減税となりますが、ここでは税金は下がらないと解釈します。


そこで節約可能な維持費は

  • ガソリン代
  • 車検代
  • 任意保険料
となり、この3つの維持費が全体の中で占める割合は約65%、金額で16万円です。

その維持費の中身を徹底的に見直し、ムダやムリを排除しながら正しい節約行動によって維持費を下げていきます。

ここからはアクアの維持費を下げる方法について解説していきます。

①ガソリン代を下げる方法

走行時の運転や装備の使用を見直します。
  • 急発進と急加速、急ブレーキは避ける
  • できるだけモーターでスムーズに走行
  • とくに発進はエンジンとモーターで効率よく加速
  • 低燃費タイヤを装着し空気圧は高くする
  • 夏場のエアコン使用は温度設定を1~2度高く設定
その他、燃費向上の基本は日常的なメンテナンスが欠かせませんので、定期的にエンジンルームを点検しましょう

②車検代を下げる方法

法定費用を除く車検基本費用と部品交換費用は車検業者によって費用が違ってきますので、節約が可能です。
  • 車検業者の選定は複数業者から見積りをとり決定
  • 2回目以降の車検は費用の安いカー用品店やガソリンスタンドなども検討
  • 車検前に車の状態の説明を求め作業の内容を把握
  • 予防措置と称する過剰整備は絶対に断る
  • 車に精通しているならユーザー車検で対応
車検業者よっては、「そろそろ交換した方が良い、今なら割引で洗浄・加工します」などいろいろな提案があります。

断り切れずに作業を依頼してしまうと、40万円超えの費用請求も珍しくありませんので、車検業者の選び方と作業前の見積りチェックを通して、適正な車検費用を求めていけば、車検代を正しく削減できます。

③任意保険料を下げる方法

自賠責保険料と違って、任意保険は様々な保険会社から提供されている商品ですので、保険料は大きく変わってきます。 

保険料はそんなに下がらないと思っているなら、それは間違いです。

実は保険料の下げ方は、そんなに難しくありません。その方法とは、
  • 契約は保険代理店でなくダイレクト契約で加入
  • インターネット保険を含め数多く保険会社を比較検討
  • 運転者限定や年齢限定など条件設定を見直す
  • 必要ない補償や特約を解約
  • 早割りやウェブ割などを効果的に活用
実際、保険の見直しを行い本当に必要な補償を維持しつつ保険料を算出したところ、以前より4~5万円の削減となったケースが数多くあります。

保険の見直しによって、平均3.5万円前後、安くなると言われているので、定期的に保険の見直しを行うことをおすすめします。

大学生がトヨタ・アクアに乗るために必要なお金は?

大学生をはじめ20代前半の若者がトヨタのアクアに乗りたい場合、どれくらい費用が必要になるのか試算してみました。 


まず最初に必要となる費用は、アクアの購入費用ですが、新車の購入は現実的に難しいと考え、中古車を基本とします。


アクアの中古車価格相場は

  • 年式2013~2015年 80~150万円
で推移しており、とくに年式やグレード、装備にこだわらないのなら、
  • 40~70万円で購入可能
となります。

次にアクアを所有すると、車を維持していくために維持費がかかってきます。

ここではガソリン代、各種税金、車検代、任意保険料の合計平均額をお伝えいたします。

20代前半の大学生が負担しなければならない費用は、
  • 年間 約20~30万円
  • 月々 約1.6~2.5万円
となりますが決して安い費用でなく、なかでも任意保険料の高さが際立っており、その理由は20代前半の場合、事故の発生率が高いと判断されているためです。

このように大学生がアクアに乗るためには車両購入費に加え、年間20~30万円の維持費が必要となります。

まとめ:アクアに乗る上で知っておきたい情報について

トヨタ・アクアの購入に役立つ情報や維持費についてご説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。 


アクアは、ハイブリッドカーのなかでも抜群の燃費性能を誇り、街中を運転しやすいコンパクトカーです。 


そして気になる維持費は、エコカー減税や低燃費によって軽自動車並みの費用が実現できることがお分かりいただけたと思います。


今回の記事のポイントは

  • アクアの年間維持費と維持費を節約する方法
  • アクアの特徴や利点と欠点について
  • アクアは中古車も人気、選び方と価格について
  • アクアとプリウス、軽自動車を比較検討
  • 大学生がアクアに乗る際に必要となる費用
以上の点です。

特に任意保険は、無事故が続くと更新継続があたりまえとなり、折角の保険の見直しの機会を失います。 

その結果、ムダな補償や必要ない特約などによって保険料が高くなりますので、定期的に保険を見直すことをおすすめします。 

自分が必要とする補償に絞り込むと保険料は、約5万円近く下がることもありますので、賢く保険に加入しましょう。 

保険ROOMでは、この記事の他にも多数の役立つ記事を掲載しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

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