更新日:2019/12/09
スズキ・スイフトの維持費はいくら?20代向け?維持費の下げ方も紹介
軽快な乗り味と環境性能を両立したスズキのコンパクトカー・スイフトその維持費は一体いくらなのでしょうか?この記事では6つの項目ごとに維持費を徹底計算!また、スイフトは学生や20代におすすめの車なのか?また、年間維持費を最大15万円下げる方法を紹介します!
目次を使って気になるところから読みましょう!
- スズキ・スイフトの維持費はいくら?20代向けってホント?維持費を下げる方法も!
- スズキ・スイフトの年間維持費は20.4~21.4万円!比較的安い車です!
- スズキ・スイフトにかかる6つの維持費の内訳を徹底計算!
- スズキ・スイフトの維持費①:ガソリン代
- スズキ・スイフトの維持費②:自動車税
- スズキ・スイフトの維持費③:重量税
- スズキ・スイフトの維持費④:車検
- スズキ・スイフトの維持費⑤:自賠責保険
- スズキ・スイフトの維持費⑥:任意保険
- 維持費が安くスポーティーなスイフトは学生や20代におすすめ?
- スズキ・スイフトは学生や20代におすすめ?
- スズキ・スイフトの中古価格相場は?他の車種とも比較!
- スズキ・スイフトの維持費を下げる方法を解説!最大で年間15万円も削減?
- スズキ・スイフトの維持費を下げる方法①:車検費用の節約
- スズキ・スイフトの維持費をを下げる方法②:任意保険の見直し
- まとめ:スズキ・スイフトの維持費とお得に乗るための方法について
目次
スズキ・スイフトの維持費はいくら?20代向けってホント?維持費を下げる方法も!
大学生や社会人なりたての20代の方で、車を持ちたいと考える方は多いと思います。
スズキ・スイフトは若者から主婦まで支持されているコンパクトカーです。
しかし、いざ買う時に気になるのは、維持費だと思います。
車を持つ前は無かった出費が増えるので、できるだけ安く済ませたいと思うのも当然です。
最近は維持費の安い車というと、軽自動車が真っ先に思い浮かびます。
確かに軽自動車は、若者からファミリー層まで幅広い支持を得ています。
普通車なんか買わなくても、軽自動車で十分じゃないか?と考える方もいると思います。
単純な見かけの維持費では軽自動車の方が安く、普通車は維持費が高いように見えてしまいます。
しかし、維持費とは見かけではなく年間のランニングコストとして見ていくべきものです。
そして、その観点で見ていくと普通車には、軽自動車に引けを取らないメリットがあるのです。
今回はスイフトの維持費を細かく見ていき、大学生をはじめとする20代の方にお勧めできる車種なのか?さらに維持費を下げるためのコツなどの方法をご紹介していきます。
スズキ・スイフトの年間維持費は20.4~21.4万円!比較的安い車です!
スイフトハイブリット | スイフトスポーツ | |
---|---|---|
ガソリン代 | 52,973円/年 | 70,470円/年 |
自動車税 | 34,500円/年 | 34,500円/年 |
車検法定費用 | 51,530円/回 | 51,510円/回 |
任意保険料 | 89,940円/年 | 89,510円/年 |
スズキ・スイフトにかかる6つの維持費の内訳を徹底計算!
ここまで大まかなスズキ・スイフトの維持費を表にしてご紹介しました。
実は維持費を構成している要因が6つあります。
- ガソリン代
- 自動車税
- 重量税
- 車検
- 自賠責保険
- 任意保険
これらの要因を細かく見ていくことで、比較的低い維持費である、スズキ・スイフトの維持費をさらに下げるヒントが見えてきます。
それではここからは維持費6つの要因の内訳について詳細に見ていきましょう。
スズキ・スイフトの維持費①:ガソリン代
スイフトハイブリット | スイフトスポーツ | |
---|---|---|
3000~5000km | 22,702~37,873円 | 30,405~50,675円 |
5000~10000km | 37,873~75,675円 | 50,675~101,351円 |
10000~15000km | 75,675~113,513円 | 101,351~152,027円 |
スズキ・スイフトの維持費②:自動車税
維持費2つ目の要素は自動車税です。
これは毎年郵送されてくるので、目につきやすい維持費の1つです。
自動車税は登録後の経過年数によって変わります。
またここ数年エコカー減税も話題になっています。
これは燃費性能の良いハイブリットカーや電気自動車を所有している人を対象に自動車税、重量税、取得税を軽減するというものです。
それにより普及を促進させることを目的としています。
自動車税についてはスイフトハイブリットがエコカー減税対象となっていますが、残念ながらスイフトスポーツは対象外となっています。
それぞれの自動車税の推移をエコカー減税も反映して表にすると、下の表のようになります。
スイフトハイブリット | スイフトスポーツ | |
---|---|---|
登録初年度 | 27,000円 | 27,000円 |
2年目 | 9,000円 (エコカー減税対象外 34,500円) | 34,500円 |
3年目~12年目 | 34,500円 | 34,500円 |
13年目~ | 34,500円 (エコカー減税対象外 40,000円) | 40,000円 |
エコカー減税によりスイフトハイブリットの2年目自動車税は本来34,500円なのですが、なんと9,000円にまで軽減されています。
またエコカー減税対象者は13年目以降の自動車税の割増適用外となっているので、40,000円に上がるところが34,500円のまま据え置きとなっています。
このように、スイフトハイブリットはエコカー減税の恩恵により2年目の自動車税が減免され、しかも13年以上乗り続けても自動車税割増の対象外になっています。
もともと、スイフトはサイズもコンパクトに作られているため税額が低めの車種です。
スイフトスポーツも他社のスポーツモデルと比較すると安い部類です。
しかしながらエコカー減税を最大限活かしているのはスイフトハイブリットの方であるといえるでしょう。
この様にエコカー減税対象であることも車種選びの要因になってきています。
スズキ・スイフトの維持費③:重量税
維持費3つ目の要素は自動車重量税です。
これは意外と見えにくい維持費になっています。
理由は単独で納税しないからです。基本的に新車購入時と、車検時に支払います。
すなわち新車代金と車検費用に織り込まれています。
スイフトハイブリット | スイフトスポーツ | |
---|---|---|
新車購入時 | 11,200円 | 22,500円 |
初回車検 | 7,500円 | 24,600円 |
2回目~5回目車検 | 15,000円 | 24,600円 |
6回目~8回目車検 | 34,200円 | 34,200円 |
8回目車検以降~ | 37,800円 | 37,800円 |
スズキ・スイフトの維持費④:車検
維持費4つ目の要素は車検費用です。
これも車を持つ以上、避けては通れない費用の1つです。車検代はには法定費用と法定外費用(=点検整備費用)があります。
まず法定費用の内訳は
- 自動車重量税(国に納付)金額は重量税の項目をご覧ください。
- 自賠責保険料(保険会社に納付)金額は次の項目でご紹介します。
- 検査手数料(国に納付)1,000もしくは1,700円
となっています。
これらは国の法令にて決められており、節約のしようがない部分です。
なので節約するとしたら点検整備費用が狙いになります。
ここは整備工場に払う部分なので、節約できる可能性が高いです。
こちらについては後程詳しく説明します。
スズキ・スイフトの維持費⑤:自賠責保険
維持費の要素5つ目は自賠責保険です。
これは別名強制保険と呼ばれ、国の法律(自賠責法)により加入が義務付けられています。
自賠責保険に加入していないと車検も通らず、そのまま運行すると一発で免許取り消しになります。(無車検車運転6点+自賠責保険未加入6点=12点減点の為)
自賠責保険は加入期間が長いほど保険料が安くなりますが、自分で保険期間を設定することはまずありません。
基本的に車検の際に次の車検までの分を加入する形態が一般的です。念のため下に自賠責保険料の表を載せておきます。
自賠責保険料 | |
---|---|
12ヶ月 | 15,520円 |
13ヶ月 | 16,380円 |
24ヶ月 | 25,830円 |
25ヶ月 | 26,680円 |
36ヶ月 | 35,950円 |
37ヶ月 | 36,780円 |
この表の保険期間の中から整備工場が最適と思われる保険期間で加入手続きをすることになります。
半官半民の自賠責保険ですが、将来の保険料を節約する方法が無い訳ではありません。
それも後程詳しく説明します。
スズキ・スイフトの維持費⑥:任意保険
維持費の要素6つ目は任意保険料です。
自賠責保険が強制保険と呼ばれるのに対して任意保険と呼ばれています。
よくテレビCMでやっている自動車保険は任意保険の事になります。
ここで年齢、等級でのいくらぐらいの年間保険料になるかを表にまとめます。
試算条件は対人対物無制限、対物超過特約付帯、人身傷害3,000万、車両保険一般条件免責5-10万で運転者条件本人配偶者限定、日常レジャー使用、ブルー免許(18~20歳はグリーン免許)で行いました。
試算対象車種はZC43Sスイフトハイブリット(平成30年1月式)とします。
また、各等級とも事故有係数適用期間0年で計算しています。
18~20歳 | 21~25歳 | |
---|---|---|
6(S)等級 | 383,600円 | 216,420円 |
7(S)等級 | 276,310円 | 157,120円 |
7(F)等級 | 292,460円 | 166,050円 |
8等級 | 252,090円 | 143,740円 |
9等級 | 239,990円 | 137,050円 |
10等級 | 231,890円 | 132,590円 |
11等級 | 223,830円 | 128,120円 |
12等級 | 219,790円 | 125,890円 |
13等級 | 215,730円 | 123,650円 |
14等級 | 211,710円 | 121,430円 |
15等級 | 207,670円 | 119,200円 |
16等級 | 203,640円 | 116,960円 |
17等級 | 199,610円 | 114,730円 |
18等級 | 195,560円 | 112,500円 |
19等級 | 191,520円 | 110,270円 |
20等級 | 159,220円 | 92,240円 |
26~34歳 | 35~39歳 | |
---|---|---|
6(S)等級 | 179,040円 | 148,810円 |
7(S)等級 | 130,520円 | 108,970円 |
7(F)等級 | 137,830円 | 114,980円 |
8等級 | 119,550円 | 99,970円 |
9等級 | 114,070円 | 95,450円 |
10等級 | 110,410円 | 92,460円 |
11等級 | 106,750円 | 89,440円 |
12等級 | 104,930円 | 87,940円 |
13等級 | 103,100円 | 86,440円 |
14等級 | 101,270円 | 84,940円 |
15等級 | 99,440円 | 83,440円 |
16等級 | 97,620円 | 81,930円 |
17等級 | 95,790円 | 80,430円 |
18等級 | 93,950円 | 78,930円 |
19等級 | 92,120円 | 77,440円 |
20等級 | 77,500円 | 65,420円 |
40~49歳 | 50~59歳 | |
---|---|---|
6(S)等級 | 144,390円 | 143,900円 |
7(S)等級 | 105,830円 | 105,480円 |
7(F)等級 | 111,640円 | 111,290円 |
8等級 | 97,170円 | 96,790円 |
9等級 | 92,760円 | 92,440円 |
10等級 | 89,840円 | 89,550円 |
11等級 | 86,930円 | 86,630円 |
12等級 | 85,460円 | 85,190円 |
13等級 | 84,010円 | 83,750円 |
14等級 | 82,560円 | 82,290円 |
15等級 | 81,100円 | 80,850円 |
16等級 | 79,650円 | 79,400円 |
17等級 | 78,190円 | 77,940円 |
18等級 | 76,750円 | 76,490円 |
19等級 | 75,290円 | 75,050円 |
20等級 | 63,660円 | 63,460円 |
このように18~20歳がとても高く、年齢が上がるにつれて安い保険料になっていきます。
これは運転する人の年齢と年齢限定の設定によってもたらされています。
これは免許取ってから日が浅く、運転技術も未熟なため事故を起こしやすいと推定され、かつそれを裏付ける統計データが存在するためです。
こんなに高いのかと驚かれた方もいると思いますが、そんな方に朗報です。
一見高く見える任意保険料も安くすることができる可能性があります。
うまくいけば年間5万円程度の節約ができるかもしれません。
そこについては後程詳しく説明します。
維持費が安くスポーティーなスイフトは学生や20代におすすめ?
スズキ・スイフトは学生や20代におすすめ?
スズキ・スイフトの中古価格相場は?他の車種とも比較!
先ほど大学生の方は特に中古車で探す方も多いとお伝えしました。
大学生の方に人気の中古車は以外にも、
- トヨタ ハリアー
- 日産 ノート
- ダイハツ タント
が最近の人気車種です。ここでそれぞれの中古車価格をスイフトと比較してみましょう。
中古車価格 | |
---|---|
スズキ・スイフトハイブリット | 140万円 |
トヨタ・ハリアー | 273万円 |
日産・ノート | 106万円 |
ダイハツ・タント | 130万円 |
トヨタ・ハリアーはいまだに根強い人気を誇るSUVですが、人気があり元々価格の高い車種ということもあり、中古車価格も高めになっています。
日産ノートは中古車価格こそスイフトよりも安くなっていますが、どちらかというと積載量からくる実用性を重視した車で、スポーティーさはスイフトに劣ります。
またノートの通常モデルはハイブリットではない通常のガソリン車なので、ガソリン代の低減効果が薄くなります。
維持費の安い軽自動車で最近人気のスーパーハイトワゴンのタントもスイフトと同程度の中古車価格になっています。
しかし軽自動車かつ腰高な全高の影響で長距離走行やカーブの多い場面では揺られやすくなります。
またベンチシートの影響で体の固定が甘くなるため、運転中に体に力が入ることで疲労度が増しやすい特徴があるため、あくまでも近距離に強い車種です。
これらの事から維持費、実用性、スポーティーさを総合的に判断すると、スズキ・スイフトが最もバランスの取れた車と言えると思います。
スズキ・スイフトの維持費を下げる方法を解説!最大で年間15万円も削減?
スズキ・スイフトの維持費を下げる方法①:車検費用の節約
まず1つ目は車検費用の節約です。
一口に車検費用と言っても先ほど法定費用と法定外費用がある事をご説明しました。
ここでは法定外費用、つまり点検整備費用について説明していきます。
主に節約する方法は2つあります。
- 不要不急の整備は行わない
- ユーザー車検を行う
- 定期的に整備を行っている車であるか?
- 年式の新しい車か?
スズキ・スイフトの維持費をを下げる方法②:任意保険の見直し
維持費を下げる方法2つ目は任意保険を見直すことです。
先ほど平均的な保険料として表で説明しましたが、かなり高いという印象を持つ方も多いと思います。
あの価格は車を買ったところで保険に入ると大体あのくらいになるだろうという条件で計算をしてあります。
そこから見直しすることで、さらに安くすることができる可能性があります。
その際に着目するポイントをご紹介すると、
- 年齢や運転者条件、免許証の色は合っているか?
- 出番のない特約を付けていないか?
- そもそもその保険会社でないといけないのか?
などが挙げられます。
1つ目の条件設定ですが、自動車保険には更新というイベントがあります。
自動車保険は1年から数年に一度、新しく保険をかけなおす更新があります。
その際に条件が変わっているにも関わらず、変更し忘れて担当の方の「今までと同じでよいですか?」の言葉を鵜呑みにすると起こります。
特に多いのが、免許証の色、運転者範囲、年齢条件です。
免許証色がゴールドがそれ以外かで割引率が変わります。
運転者範囲も狭くする方が保険料は安くなります。
自分しか乗らないのに誰でも運転できる契約条件はムダな保険料になります。
年齢も特に21歳、26歳、35歳になった場合に年齢条件を変えられる可能性が高いので、忘れずに確認したいところです。
2つ目の出番のない特約を付けていないか?も意外と気づきにくい部分です。
よくあるのが、交通事故で入院した場合の個室ベッドを出してくれる特約や通院日数が一定以上の日数になると一時金をもらえる特約です。
これらは無くても大勢に影響せず、かつ他の保険で代用可能なものなので、無理に自動車保険で用意する必然性のない特約です。
おすすめプランによく混ぜこまれているので、そこを外すだけで節約効果が出ます。
3つ目のその保険会社でないといけないのか?という部分で意外と知られていないのは、保険会社によって保険料設定にクセがあるということです。
例えば若い人が安く出るところ、30~50代に力を入れているところ、年配の方が割安なところなど様々です。
今の保険会社にした理由が買ったときに担当者から勧められたからという方は複数社で見積を取ってみることをオススメします。
しかし、保険会社は全部で30社以上あり、その中から最も自分に適した自動車保険を選ぶのは時間的にも難しいですし、何よりも面倒ですよね。
ですが、自動車保険の一括見積サービスを利用すれば、スマホやPCで簡単に5分で自動保険見積もりができ、その中から自分に最も適した自動車保険を選ぶことができるんです!
ちなみに利用料は無料、見積もりだけでもOK!多くの方々が利用し最大年間5万円もお得に自動車保険を利用しています。
まとめ:スズキ・スイフトの維持費とお得に乗るための方法について
- 低燃費の為、ガソリン代が安い
- 税金面が優遇されている
- 車検代に節約の余地が大きい。
- 任意保険の見直しで節約効果が増す