自動車保険に新規で入る際の注意点は?等級や保険料の相場は?

自動車保険に新規で加入するとき、不安なことや分からないことがたくさんありますよね。その不安を解消するために自動車保険にはどのような割引があるのか、新規で入る際の注意点について知ることが重要です。この記事では自動車保険の様々なことについて解説します。

自動車保険に新規で加入する場合の保険料は?

今この記事をご覧のあなたは、これから自動車保険(任意保険)への新規加入を考えておられることでしょう。

任意保険への新規加入でハードルとなる一つの要素に、「保険料の支払い」があります。

交通事故という万が一の事態に備えるのが大切ということは多くの方が理解しているものの、「任意保険の保険料は高い」というイメージを多くの方が持っておられるのではないでしょうか。

そこで今回は、自動車保険の新規加入に関して、
  • 自動車保険の新規加入が少々高くなることが多い理由はなぜ?
  • 新規加入で自動車保険の保険料を少しでも安くする方法は?
  • 自動車保険に新規加入する際の注意点とは?
以上の点を取り上げていきます。

この記事をご覧いただければ、任意保険の保険料は「高い」だけではないことを理解していただけるでしょう。

ぜひ最後までご覧ください。

新規加入は6等級からスタート、保険料は少々高い

免許を取得して、車も買って、自賠責保険にも加入して…。


さあ、これから任意保険への加入も考えよう、と思っている方が保険料の見積もりをしたときに「高い!」と感じてしまう原因があります。


それが、自動車保険における「等級」制度です。


実はこの等級、支払う保険料に強く影響しています。


まずは、自動車保険における「等級」の基礎から解説していきます。


自動車保険の等級とは

自動車保険には「ノンフリート等級」という制度があります。


簡単に言えば、これは運転者の事故歴を簡易的に明示しているものです。


等級は20等級に区分されており、初めて契約される方は「6等級」となります。


そして、新規加入の初年度において事故が全くなかった場合、一つ等級が上がり「7等級」となり、保険料の割引率も上がります。


逆に、事故を起こして保険が適用になった場合は「事故有係数」が適用となり、次年度の等級が下がり、保険料の割引率も下がり、実質的に保険料が高くなってしまいます。

  • 事故有係数:同じ等級における「無事故」の場合との差別化を行う基準
  • 事故有係数適用期間:3等級ダウンの場合は3年、1等級の場合は1年、など
これにより、たとえ同じ等級であっても事故歴がある人は、無事故の人よりも保険料の割引率が下がります。

これが、ノンフリート等級における等級制度です。

20代前半の自動車保険の相場

新社会人、いわば20代になってから免許を取得し、これから任意保険への加入を考えている方は多いでしょう。


では、実際に20代から保険に加入する方の保険料の相場は、どのくらいなのでしょうか。


ある保険会社のサービスを用いて算出すると、以下のようになりました。


【条件:ブルー免許・年間走行距離7000km以下・トヨタヴィッツ】

  • 21歳~25歳(車両保険なし):72,340円
  • 21歳~25歳(車両保険あり):146,610円
車両保険なしの場合は月額で5,000円弱、車両保険がある場合は月額で1万円弱という保険料になりました。

では次から、20代後半、30代の保険料相場とも比較してみましょう。

20代後半の自動車保険の相場

次は、20代後半の任意保険料相場を同サービスで算出しました。


結果は、次のようになっています。


【条件:ブルー免許・年間走行距離7000km以下・トヨタヴィッツ】

  • 26歳~29歳(車両保険なし):36,510円
  • 26歳~29歳(車両保険あり):84,110円
20代前半の保険料相場と比較した場合、保険料にかなりの違いがあることが分かります。

次は、30代における自動車保険の保険料相場を見てみましょう。

30代の自動車保険の相場

次は、30代における自動車保険の相場です。


20代の保険料相場と、どのくらいの違いがあるのでしょうか。


【条件:ブルー免許・年間走行距離7000km以下・トヨタC-HR】

※指定できる条件が限られているため車種が変わっています

  • 30代(車両保険なし):32,260円
  • 30代(車両保険あり):82,560円
この場合も、20代の保険料と比べて保険料はさらに安くなっています。

基本的に加入後から無事故年数を継続できた場合、その分だけ等級も上がっていきますから、「等級」による割引が任意保険の保険料において大きな割合を占めているということも分かります。

自動車保険の保険料を抑えるには

ここまでは、保険料の違いに「等級」が大きく関係していることを取り上げてきました。


「事故を起こしていない(保険が適用になっていない)人の方が保険料が安い」というのは当然のこと、と感じられるでしょう。


しかし、新規加入者は等級上では誰もが同じスタート地点です。


実は、自動車保険における保険料の違いには他の要素も関係しています。


では、任意保険の保険料を抑える方法が他にもあるのでしょうか。

ダイレクト型の自動車保険に入ろう

自動車保険には、加入形式として、以下の2つの型があります。

  • 代理店型:顧客が代理店を介して保険会社と契約する方法
  • ダイレクト型:顧客がインターネット経由等で直接保険会社と契約する方法

代理店を仲介させる方法では、保険に関して相談しながら加入することが可能ですが、その分代理店を仲介させたことによる「手数料」が保険料に上乗せされます。


しかし、直接保険会社と契約するダイレクト型では、代理店に仲介してもらう方法よりもコストを抑えることができるので、その分保険料も安くなります。


ですから、できるだけ保険料を抑えたい方はダイレクト型の保険に加入する方が良いでしょう。

様々な割引を使おう!

新規加入時の保険料を抑える2つ目の方法として、様々な割引制度を利用するという点が挙げられます。


加入時に特定の条件を満たすことによって、通常の保険料よりも安く加入できる仕組みです。


例えば、ソニー損保では次のような割引制度があります。

  • インターネット割引:インターネットから申し込むと最大1万円割引
  • 無事故割引:一定年数以上無事故を継続すると2,000円割引
  • 運転者限定割引:補償の対象者を運転手に限定すると6%割引
  • くりこし割引:前年度の走行距離を一定距離下回った場合に割引
  • ゴールド免許割引:保険開始時点でゴールド免許なら12%割引
  • 新車割引:保険開始時点で新車(初度登録25か月以内)なら割引
  • 継続割引:同社の保険契約を継続すると最大で3%割引
  • ASV割引:自動車がASV(先進安全自動車)搭載の場合に9%割引
  • 電気自動車割引:特定の条件を満たす場合に1,000円割引
  • セカンドカー割引:2台目以降の契約の場合は等級が7等級から開始
  • マイページ新規申込割引:マイページから保険へ追加加入すると割引
  • 継続時複数契約割引:継続手続きの際に他の保険契約があれば割引

※ここに記載している部分以外にも適用されるための条件があります。


このように、一社だけでも非常にたくさんの割引制度があります。


一度にすべて適用されるわけではありませんが、これらの条件を満たせるならば保険料を通常よりも安く抑えることが可能なのです。

車の性能による割引もある

自動車保険に加入する際、自動車が持つ性能が一定の条件を満たしていれば割引が受けられる場合があります。


さきほど割引項目一覧に出てきた「ASV割引」がそれに当たります。


ASV」とは、いわゆる「自動ブレーキシステム」のことです。


本来の自動車であれば、当然ながら運転手がブレーキを踏まないと車の速度を落とすことができません。


そのため、短時間だけでも居眠り運転やわき見運転をしてしまうと、ブレーキを踏めずに前方の自動車に追突するという事故が発生してしまいます。


もしASVが搭載されているなら、万が一そのような危険な状況が発生しても、自動的に車を減速、停止させることができます。


※ただしASVは作動しない場合もあり、絶対的な技術ではありません。あくまで運転手をサポートするための機能です。


このASV機能が搭載された自動車を購入してから3年以内であれば、ソニー損保では「ASV割引」が適用され、保険料が安くなります。

自動車保険に新規加入する際の注意点

ここまで取り上げたように、任意保険は一定の条件を満たすことによってある程度保険料を抑えることは可能です。

現在ではインターネットから直接契約できることもあり、任意保険へ新規加入する際の手続きは比較的簡略化されています。

もちろん、FPなどに相談してから加入するのも良い方法ですが、誰もが「この保険は安い!」と思ったタイミングですぐに加入手続きを行うことが可能なのです。

では、新規加入する際に、契約者側が注意するべき点とは何でしょうか。

契約時に用意する必要書類は何?

まず一つ目が、契約上の必要書類です。


一般的に、自動車保険(任意保険)の契約には以下の書類が必要となります。

  • 本人確認書類(運転免許証等)
  • 車検証
  • 契約中の保険証券(乗り換え時のみ)
新規契約の際は、身分を確認するものや、初度登録年や車の登録番号が分かる車検証が必ず必要です。

また、すでに契約している保険から他の保険へ乗り換える場合には、契約内容が分かる保険証券等の書類が必要です。

会社ごとに保険料が異なるので比較してから保険を決めよう

全員が強制加入である「自賠責保険」の場合は保険料が一律なので、どの保険会社で加入しても保険料は同じです。


しかし、任意保険は保障内容も保険料も大幅に異なります。


中には格安の保険もあれば、保険料が月額で1万円以上になる保険もあります。


さらに各保険には通常契約に加え「特約」を付帯させることができるため、どのような特約が用意されているか、によっても保険料は変わってきます。


ですから、これから新規で加入しようと考えておられる方は以下のような様々な要素を比較考慮したうえで、加入する保険を決める必要があります。

  • 同じ条件で比較したときに、保険料が安いのは?
  • 保険料が格安の保険で、補償されない範囲は?
  • サポート体勢が充実している保険会社は?
  • 今までの実績や、契約者の信頼が高い保険会社は?
初めて契約される方が、知識がほとんどない状態で複数の保険を公平に比較するのは簡単ではありません。

不安な方は、契約前に保険のプロであるFP(ファイナンシャル・プランナー)などに相談した上で、加入する保険を決めることもできるでしょう。

コラム:自動車保険一括比較のススメ

この記事を読んでいる皆さんは自動車を所有し、自動車保険に加入している方が多くいらっしゃると思います。 


ですが、車の購入時にディーラーや保険代理店で自動車保険に加入し、現在の保険料に対して高いと不満に思っていませんか?
 


もしかすると不必要な補償が付いているかもしれません。 

この機会に自動車保険の見直しをしてみませんか? 


見直しをすることでなんと一年間に5万円もの保険料を節約できた事例もあります!


しかし一社ずつ見積もりを行うのは時間がかかり、めんどくさいですよね。


そこでおすすめなのが一括見積りサイトで見積もりを行うことです!

一括見積りサイトなら何度も個人情報を入力する必要がなく無料で見積もりができるので、気軽に保険料の比較を行うことができます。


今自分が加入中の保険についている補償と同条件でも保険料が安い会社を見つけることができると思います! 


契約しなくても見積もりだけでも大丈夫なので、是非一度一括見積りサイトで見積りを行ってみてはいかがでしょうか。


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まとめ:自動車保険について詳しくなろう!

今回は自動車保険の新規加入について取り上げてきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは、

  • 新規加入者は等級が「6級」から始まるため保険料は高くなる
  • 各保険の割引制度が適用されるなら、いくらか保険料を抑えることは可能
  • 新規加入前に、保険ごとに異なる保険料および保障内容の違いを比較しよう

以上の点です。


自動車保険(任意保険)は、他の保険商品と同様に、保障内容が充実していればいるほど保険料も高くなります。


保険によって保障してほしい部分と、支払う保険料のバランスを考えて、加入する自動車保険を決めるようにしましょう。


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