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自賠責保険での原付の維持費用や加入方法、注意点について解説!

自賠責保険では原付の保険料や加入場所、手続きの注意点はどうなるの?自賠責保険は原付の場合、車検が無いので様々な手続きを自分で行う必要があります。この記事を読めば、その様な自賠責の心配事を解消できるので、ぜひ原付購入の際には一読ください。

自賠責保険での”原付”の扱いについて

近所でのお買い物など、ちょっとした外出に便利な原付。 


原付一種は排気量50cc以下、原付二種は排気量50超~125ccまでの二輪車をいいます。 


原動機付自転車という名の通り、自転車の延長として気軽に乗っている方も多いのでは。


簡単に運転できる原付ですが、その維持費用や法的な責任の重さは気になるところです。 


特に今回は、原付の自賠責保険において気をつけたいことに着目し、


  • 原付の自賠責保険料はいくらで、どこで加入できるのか 
  • 原付の自賠責保険の解約方法とは 
  • もし自賠責未加入で運転したらどうなるのか 


以上のことを中心にお伝えしていきます。 


この記事を読めば、原付の自賠責保険の大切さや、スムーズな加入と解約の方法がお分かりいただけますよ。 


ぜひ最後までご覧ください。 

自賠責保険に原付バイクで加入!自賠責保険料はどうなる?

自転車は軽車両であり、原付は一般車両です。 


自転車は誰でも乗れますが、原付の運転には免許が必要です。 


もちろん自動車と同じく、原付も自賠責保険への加入は必須です。 


しかしその保険料は、自動車に比べれば格安になっています。 


原付の自賠責保険料は、契約期間によって以下の5区分に分かれています。 

 

12ヶ月24ヶ月36ヶ月48ヶ月60ヶ月
7,5009,950 12,34014,69016,990円

※沖縄県と離島を除く 


原付は自動車とは違い、車検がありません。 


自賠責の期間を車検に合わせる必要がないため、より割安な長期間の加入も可能です。

自賠責保険は原付の場合、加入や更新はネットやコンビニで可能

車検のある車種は、通常は損保会社・車やバイク販売店などで自賠責保険に加入します。 


更新の場合は、車検を行う店舗が損害保険の代理店も兼ねているため、そこで自賠責保険にも加入することが多いでしょう。 


しかし、原付はもっと簡単に自賠責保険に加入することが可能です。 


一部の損保会社に限られますが、ネットやコンビニでも加入や更新の手続きができるのです。 

車検が不要な原付(125cc以下)や車の場合のみ可能

正確には、ネットやコンビニで自賠責保険の加入ができるのは原付だけではありません。 


250cc以下の二輪車にも車検がないため、 ネットやコンビニで自賠責保険に加入できます。 


ネットやコンビニからの自賠責保険に加入できる、主な損保会社をご紹介します。 


インターネット 

一例として、以下の会社はインターネットでの自賠責加入を受付けています。 


  • 三井住友海上 
  • 損保ジャパン日本興亜 
  • 東京海上日動 
  • 三井ダイレクト損保 


支払い方法はクレジットカード・銀行振込など、会社によって異なるのでご注意ください。 


コンビニ 

  • 三井住友海上…セブンイレブン(マルチコピー機) 
  • あいおいニッセイ同和損保…ローソン(Loppi) 
  • 東京海上日動…ファミリーマート(Famiポート) 


店内の端末で必要事項を入力して申し込み、レジで保険料を支払う形となります。 


基本的にクレジットカードでの支払いは不可となっています。 


保険料を現金で用意しましょう。 

自賠責保険をコンビニで加入、更新するときに必要なもの

インターネットでもコンビニでも、加入や更新に必要な情報を入力しなくてはなりません。 


情報が記載された以下の書類を、お手元にご用意ください。 


  • 標識交付証明書(ナンバープレートとともに交付される) 
  • 自賠責保険証明書(更新の場合) 


これらに記載してある以下の情報が必要となります。 


  • バイクの種類(排気量) 
  • ナンバープレートの番号 
  • 車台番号 
  • ナンバープレートが交付された都道府県等(使用の本拠地) 
  • 契約者氏名・電話番号・郵便番号・住所 
  • 加入する保険期間(1年~5年) 
  • 自賠責保険の希望開始日 

原付バイクの自賠責保険では”ステッカー”が発行される

コンビニでは、自賠責保険証やステッカーはその場で受けとれます。


しかしインターネットの場合、 自賠責保険証明書とステッカーは後日送付されます。 


よって、インターネットでの申込みは契約開始の7日~1ヶ月前に行う必要があります。 


自賠責保険が切れそうな人は、コンビニで契約した方が良さそうですね。 


ステッカーは忘れずに、ナンバープレートの見えやすい位置に貼っておいてください。 


もしステッカーがない状態で公道を走行した場合、30万円以下の罰金が科せられます。 


実際は警官に声をかけられても厳重注意で済むことが多いようです。


とはいえ、もし罰金を取られても文句は言えません。 

自賠責保険の解約にあたり、原付バイクが注意すること

では、廃車などの理由で自賠責保険を解約する場合、手続きはどこで行うのでしょうか。 


解約手続きができるのは、契約保険会社の担当窓口のみとなります。 


販売店・保険代理店・コンビニ・インターネットなどでは解約できません。 


解約に必要な以下の書類をご用意ください。


  • 自賠責保険証書 
  • 保険標章(自賠責ステッカー) 
  • 印鑑 
  • 本人確認書類(運転免許証など) 
  • 廃車証明書(市役所担当窓口にて発行。後述します) 
  • 本人名義の口座番号が分かるもの  


郵送での手続きも可能です。 


その場合は、保険会社に電話で解約希望を伝えると解約のための書類が送付されます。 


届いた書類(自賠責保険承認請求書)に記入して、さらに必要書類を同封しましょう。 


書類に不備がなく受理されれば、解約は完了です。 


契約が受理された日から1ヶ月以上あれば、解約返戻金が契約者の口座に振り込まれます。 


原付の解約返戻金は、契約期間と残存期間により以下の額となります。 


60ヶ月契約48ヶ月契約36ヶ月契約24ヶ月契約12ヶ月契約 
残48ヶ月8,320
残24ヶ月4,0804,1604,240
残12ヶ月2,0202,0602,1002,140 
残9ヶ月1,5201,5501,5801,6101,640
残6ヶ月1,010 1,0301,0501,0701,100 
残3ヶ月510520530540550

※沖縄県と離島を除く  


「バイクを完全に廃車とするとき」「自賠責が二重契約であったとき」など、自賠責はかなり解約できる条件が限られています。 


任意保険ではよくあるような「しばらく乗らないから」「譲渡するから」という理由での解約はできません。 


たしかに原付を譲渡するときには廃車手続きが必要ですが、自賠責保険については名義変更で対応するのが普通です。 


自賠責保険は被害者救済を目的とした強制保険ですから、無保険車両が出ないように解約の条件は厳しく制限されているのです。

原付バイクを廃車にするときは”自賠責保険証明書や保険標章”が必要

ところで自賠責解約に必要な「廃車証明書」はどうやって発行するのでしょう。 


原付の廃車証明書は市役所や区役所の市税担当窓口で受け取ることができます。 


以下のものを担当窓口に持参しましょう。 


窓口で所定の手続きを行えば、廃車証明書を発行してもらえます。 


  • ナンバープレート 
  • 標識交付証明書 
  • 印鑑 
  • 本人確認書類(運転免許証など) 
  • 自賠責保険証 
  • 軽自動車税の領収証書(あれば) 


保険標章(自賠責ステッカー)は自賠責保険の解約に必要ですので、ナンバープレートから剥がして持っておきましょう。 


とはいえ、経年劣化によりどうしても剥がせなかった場合は仕方ありません。 


念のため写真撮影し、そのままナンバープレートとともに返納しましょう。 


加入時にも必要な標識交付証明書は、 


「この人のこのバイクに、このナンバーを交付しましたよ」


という証明書です。 


ナンバープレートを受け取ったときに、一緒に市区町村から発行されています。 


もし標識交付証明書を紛失していても、廃車と同じ窓口ですぐ再発行することができます。  

原付は車検が不要な分、自賠責保険の更新を忘れやすいこと

原付は自賠責保険の更新忘れがとても多いと言われています。 


なんと原付の約2割が、自賠責保険に未加入というデータもあります。 


前述したように原付を含む250cc以下のバイクは車検がないため、自動車のように車検に合わせて自賠責に加入するわけではありません。 


したがって、期限が切れても契約者が気づかない場合があるのです。 


自賠責切れの罰則は、以下のように自動車と同じく厳しいものとなります。 


  • 違反点数6点 
  • 90日の免停 
  • 1年6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金 


しかし自賠責未加入の状態で事故を起こせば、さらに目も当てられないことになります。 


相手をケガさせてしまえば、当然その治療費はこちらの自腹となります。 


ましてや後遺障害が残ったり、亡くなってしまった場合は…? 


「そういえば、車の任意保険にファミリーバイク特約があった!あれを使えば…」 


そう考えても、残念ながらあまり役には立ちません。 


任意保険でカバーできるのは、あくまで自賠責の支給限度額を超えた分に限ります。 


自賠責保険の支給限度額は、以下のような金額になっています。 


  • 傷害による損害…最高120万円 
  • 後遺障害による損害…最高4,000万円 
  • 死亡による損害…最高3,000万円 


つまりこの範囲に収まる賠償金は、全て自己負担となります。 


あなたに4,000万円、払えますか? 


いっそのこと事故を起こさないうちに未加入で捕まり、罰金50万円を持って行かれた方がよっぽど幸せです。 


もちろん、ちょっと気を付けて自賠責保険を切らさず、少しの保険料をコンビニやインターネットで支払うのが一番幸せでしょう。 


自動車に比べて気軽に考えられがちな原付ですが、自賠責切れにはくれぐれもご注意ください。 

まとめ

原付の自賠責保険において気をつけたいことを細かくお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。 


この記事のポイントは、 


  • 原付の自賠責保険は、コンビニやインターネットで簡単に加入できる 
  • ただし自賠責保険の途中解約ができるのは保険会社に限り、多少の手間もかかる 
  • 原付の自賠責保険の期限切れに注意 


以上のことでした。 


原動機付き自転車という名前ではありますが、原付に自転車気分で乗ってはいけません。


原付は重量70~90kg、平均時速30km。 


自転車は重量16kg~19kg、平均時速15kmです。 


単純計算しても、原付の衝突エネルギーは自転車のおよそ17倍にも至ります。 


自らがケガを負いやすいイメージがある原付ですが、歩行者を死傷させる可能性も大いにあることを肝に銘じておいてください。 


そしてもちろん、自賠責保険への加入をお忘れなく。 



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ぜひご覧になってください。 

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