自動車保険の解約手続きの流れや必要書類について詳しく解説【初心者向け】

車の処分や保険会社の乗り換える際などには、自動車保険を解約する必要があります。解約手続きと聞くと面倒そうな印象を受けますが、そんなことはありません! この記事では、自動車保険の解約手続きの流れや必要書類、注意点などをわかりやすく解説します。

自動車保険の解約時の流れや必要種類・手続きなどを解説

何らかの理由で車を売却したり、処分しなければならなくなったときや、保険料の問題で保険会社を乗り換えたい場合には、現在加入している自動車保険を解約する必要があります。

しかし特別なことではないにしろ、誰もが頻繁に行うわけではない自動車保険の解約には、どうしても面倒そうなイメージがあると思います。具体的には、どのような手続きが必要なのでしょうか? 

そんな疑問にお答えすべく、今回は自動車保険の解約手続きに関して、以下の内容を中心に解説をしていきます。
  • 解約手続きの流れと必要書類、注意点について
  • 中断証明書の説明と、解約と同時に取得する方法
  • 自動車保険の解約に関する疑問の解説
保険に詳しくない方でも、この記事を見れば解約手続きに必要な手順や必要書類をしっかり把握できます。ぜひ役立ててください。



自動車保険の解約手続きまでの流れ

自動車保険の解約手続きは以下のようになります。

  1. 保険会社へ連絡
  2. 解約申し込み書の作成
  3. 必要書類・保険証券の郵送

以上で解約の手続きの手順は終わりです。


保険会社へ連絡する際、解約したい日にちをしっかり伝えるようにしましょう。書類の郵送など意外と解約まで日数がかかることもあるため、予定の日にちが決まったら早めに連絡をします。中断証明書の発行を希望する場合、そのことも伝えるようにします。


保険会社に連絡することで、解約申し込み書が郵送されてくるので、これに必要事項を記入しましょう。


必要書類と保険証券を郵送すれば、契約者側の作業は終了となります。


必要書類を提出したら、後は保険会社で解約を行ってくれます。解約払戻金がある場合、必要書類に記入した口座に振り込まれるはずなので確認するようにしましょう。

自動車保険の解約手続きに必要な書類

自動車保険の解約手続きで必要な書類としては、

  • 解約申し込み書
  • 保険証券

になります。


自動車保険(任意保険)の解約では、特別に準備する書類は無いようです。ただし、自賠責保険の解約では、廃車を確認できる書類が必要になるため、自賠責保険の解約も考えている場合はこのような書類の準備が必要となります。


解約申し込み書は郵送で送ってもらうか、契約者自身が代理店に取りに行くなどの方法で入手することができます。必要事項を記入し、保険会社へ郵送します。


保険会社によっては、解約申し込み書ではなく契約内容変更依頼書など、違った名称の書類が送られてくることもあるようですが、電話で連絡した際に解約であることを伝えていると思うので、安心して記入するようにして下さい。


保険証券は自動車保険を契約した際に、保険会社から送られてきているものです。ただ、保険証券を発行していない場合もあるため、保険証券が見つからない場合は保険会社に一度連絡してみることをおすすめします。

自動車保険の解約手続きのタイミングや注意点

自動車保険の解約のタイミングは、解約する理由によって変わってきます。


自動車保険を乗り換えるために解約する場合、新しく入る自動車保険と上手に切り替わるタイミングで解約するようにしましょう。またこのような場合、保険開始日の日にちを意識し、保険開始日の日にちより前に解約することで、返戻金が少しお得になります。


自動車保険を乗り換える場合、新しい自動車保険には解約翌日から7日以内に乗り換えるようにタイミングを調節します。7日を過ぎてしまうと、等級が引き継がれず、新しく自動車保険を契約するときに6等級からとなってしまうからです。等級がリセットされるので注意しましょう。


解約の理由が保険料の支払い延滞による強制解約であった場合、新しく自動車保険を契約しても等級が引き継がれることはありません。等級が高い人ほど損をする為、強制解約にはならないように注意しましょう。また、支払い方法を年払いしか選択できなくなる場合もあるようなので、注意が必要です。

自動車保険の解約時に中断証明書を取得する方法

自動車保険を解約するとき、少しでも契約を再開する可能性がある場合は、「中断証明書」を取得しておくことをおすすめします。


等級を維持するのにとても役に立つ証明書になります。仮に20等級だった場合、自動車保険を解約し一定期間以内に再度保険に加入しないと、次に契約した際に6等級になってしまいます。


20等級と比べると保険料がかなり高くなってしまうため、大きく損をしていることになってしまいます。このようなことを避けるためにも、中断証明書を利用しましょう。


では、中断証明書を発行するにはどうすればいいのでしょうか?また、発行する際に条件などはあるのでしょうか?


それぞれご紹介したいと思います。

自動車保険の解約の際に中断証明書の発行を依頼する

中断証明書発行手続きの流れは、

  • 保険会社へ連絡
  • 中断証明書取得依頼書を作成する
  • 必要書類を提出

になります。


まずは保険会社に連絡し、発行を依頼します。解約時に中断証明書の発行を決めている際は、同時に依頼してしまいましょう。


中断証明書取得依頼書が送られてくるので、必要事項を記入し、必要な書類を準備します。


依頼書以外に必要な書類は、

  • 保険証券
  • 中断証明書発行の理由が分かる書類

になります。


発行の理由が分かる書類は、理由によって異なってきます。

  • 廃車・譲渡:登録事項証明書など
  • 車検切れ:自動車検査証など
  • 盗難:盗難届出証明書など
  • 車両入れ替え:契約内容変更通知書など

このように、公的に発行されている書類のコピーが必要となります。

自動車保険の中断証明書に関する注意点

中断証明書の発行には条件があります。


条件としては以下のようになります。

  • 中断後の契約時に等級が7等級以上
  • 車が廃車・譲渡・返還されている
  • 車検が切れている
  • 保険の解約・満期後13カ月以内に申し出ている


海外渡航が理由の場合、7等級以上・解約後13カ月以内、という条件は同じですが、車が廃車や車検切れになっている必要は無いようです。その代わり、以下の条件が付きます。

  • 出国日が解約・満期日から6か月以内
  • 帰国前に契約した最後の保険


では、中断証明書を利用するときに条件はあるのでしょうか?


利用する際の条件としては、

  • 中断から10年以内
  • 車取得後1ヶ月(1年の場合もある)以内

となります。


また、海外渡航が理由だった場合は、

  • 契約開始日が出国の翌日から10年以内
  • 帰国翌日から1年以内

が条件となります。


使用できるのは本人だけではなく、

  • 記名被保険者の配偶者
  • 記名被保険者の同居の親族

などでも利用できます。自分では運転しないけれど、そのうち家族が自動車保険に入るかも、というときもあると便利です。

自動車保険の解約に関する疑問の解説

自動車保険の解約を検討していると、様々な疑問が思い浮かびますよね。


特に、

  • 解約は満期で行うものなのか?
  • 違約金を払う必要があるのか?
  • 払ってしまった保険料は戻ってくるのか?
  • 解約の手続きは本人以外でもできるのか?

などの疑問は多くの方が持つのではないでしょうか?


不安がある中、解約手続きを始めたくはありませんよね。ここではそれぞれの疑問について、詳しく説明していきたいと思います。

自動車保険解約の疑問①:満期になったタイミングで解約しないとダメか

自動車保険の解約は、満期になったタイミングで行わないといけないのかという疑問ですが、解約は満期でなくともすることができます


任意保険はあくまで任意のため、どのタイミングで解約しても問題はありません。


ただし、満期を待ってから解約した方がお得な場合も多くなります。


等級は1年間保険を使わずにいると1つ上がりますが、途中で解約してしまうと等級は上がらず、進みが遅くなってしまいます


また事故有係数が付いていた場合も同様に、事故有係数が少なくなるまでの期間が長くなってしまうため注意が必要です。


自動車保険の解約は、満期になったタイミングでないとダメということはありませんが、今後自動車保険を契約することを考えると、なるべく満期で解約した方が良いということを覚えておきましょう。

自動車保険解約の疑問②:途中解約すると違約金が発生する?

自動車保険を途中解約すると、違約金が発生するのでは?と不安に思う方もいるかもしれません。しかし、自動車保険を途中解約しても、違約金が発生することはありません


ただし、解約返戻金が思っているよりも少ないと感じる方もいるかもしれません。


保険料は減額されて解約払戻金として支払われるため、減額された分は損をしていると感じるかもしれませんね。

自動車保険解約の疑問③:支払い済みの保険料はどうなるのか

支払い済みの保険料はどうなるのでしょうか?戻ってくることはあるのでしょうか?


年払いで保険金を支払っていた場合、解約返戻金が支払われます。計算方法は月割りとなります。日割り計算ではないため、月払いの場合返戻金はありません


また、年払いで支払っていた場合、月割りで計算さるのですが、短期率をもとに計算されるため、月払いよりも、支払った保険料が多く、損をしたと考える方が多くなるかもしれません。


解約返戻金で損をしないためにも、解約するときは保険開始日の日にちを意識するようにしましょう。保険開始日が5日であった場合、毎月5日までに解約をします。過ぎてしまうとさらに1か月分の保険料の支払いが必要になったり、短期率が進んでしまうので注意しましょう。

自動車保険解約の疑問④:契約者本人でなくても解約手続きはできる?

自動車保険の解約を、本人以外でも行うことができるのかですが、基本的には契約者本人が申し出る必要があります。


解約の申し出から、書類の作成まで、基本的には契約者本人が行う必要があります。めんどくさいからと誰かに頼むのは避けるようにしましょう。


ただし、本人が死亡してしまったなど、特別な事情がある場合はその限りではないようです。特別な事情がある場合は保険会社に問い合わせてみましょう。

コラム:解約後の自動車保険、どうする?

自動車保険を解約した場合、車の運転を続ける方は万が一に備えてまた新たな自動車保険に備えると思います。 


加入するとしたらロードサービスや万一の時の対応力等を見た上で保険料が安い自動車保険に入ろうと思っているのではないでしょうか?


しかし、全ての保険会社で見積もりをしようと思うと大変面倒です。
 


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まとめ

いかがでしたか?ここでは自動車保険の解約手続きについてご紹介しました。


ここでご紹介したことは、

  • 自動車保険の解約手続きは、保険会社への連絡・書類へ記入・書類を提出
  • 手続きに必要な書類は、解約申し込み書と保険証券
  • 手続きのタイミングは保険開始日を意識
  • 解約後すぐに保険に入らないときは、中断証明書発行手続きを行うことがおすすめ
  • 中断証明書を発行するには、保険証券・中断証明書取得依頼書・廃車などを示す公的書類が必要
  • 中断証明書の発行には条件がある
  • 解約は満期を待たなくても良い
  • 解約しても違約金は発生しない
  • 支払った保険料は月割り計算で返金される
  • 解約手続きは基本契約者本人が行う

になります。


自動車保険はどんなタイミングでも解約することができます。しかし、満期前だと等級が上がらないなど、デメリットもあることを忘れないようにしてください。


手続きは簡単で、連絡をして解約申し込み書を記入し、書類を提出すれば終わりです。すぐに新しい自動車保険を契約しないときは、中断証明書を発行して、等級が維持できるようにすることをおすすめします。


ほけんROOMでは他にも自動車に関する記事を多数掲載しています。興味のある方はぜひ参考にしてください。

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