買い替えと同時に解約でお得？意外と知らない自動車保険の節約術

自動車を買い替えた場合は、現在の自動車保険を継続して利用する場合でも車両入替の手続きが必要です。

どうせ手続きが必要なのであれば、新規の自動車保険に加入するメリットを利用するのも良いでしょう。

自動車の買い替えで自動車保険を解約して乗り換えるメリットを説明します。

新車割引とは、初度登録年月から25ヶ月以内に自動車保険に加入すると保険料が割安になるサービスのことです。

現在加入している自動車保険に新車割引のサービスがない場合は、解約して乗り換えることで新車割引を利用して保険料を安くすることができます。

新車割引で割引となる率は、保険会社や自動車の種類によって異なります。

自動車保険を解約して乗り換える場合は、保険料だけでなく新車割引の割引率も検討しましょう。

新価特約は初度登録年月から何ヶ月以内の場合のみ付帯できるといった条件があり、条件は保険会社によって異なります。

新価特約を付帯することで、時価ではなく新車価格を限度に補償が受けられるというメリットがあります。

自動車を買い替えて自動車保険を乗り換える場合は、新価特約の付帯も検討しましょう。

しかし、自動車を買い替え、自動車保険を解約する場合には注意すべきポイントがあります。

自動車保険を解約するときの注意点を把握しておかなければ、乗り換えることで損をしてしまう場合もあります。

自動車保険を解約するときの注意点について説明します。

等級とは、1年間で事故や保険金の請求の有無によって上下するものです。

1年間を無事故で保険金を請求しなかった場合は、翌年の等級が上がり保険料が下がります。

自動車保険に長期間加入していると、等級が高くなって保険料が安くなっている場合があります。

自動車保険を解約して乗り換える場合は、等級の引継ぎができます。

等級を引き継ぐことで、乗り換えた自動車保険の保険料が安くなるのです。

7等級以上で自動車保険を解約して等級を引き継ぐ場合は、既存の自動車保険を解約してから7日以内に乗り換えなければなりません。

7日を経過すると6等級で加入することになります。

自動車の買い替えで自動車保険を解約する場合は、等級の引継ぎを忘れないようにしましょう。

解約返戻金で注意するポイントは、解約日から満期日までの保険料が全額戻ってくるわけではないという点です。

解約返戻金は保険会社が定める短期率によって計算されています。

そのため、解約日から満期日までの保険料よりも安い金額が戻ってくるのです。

短期率は保険会社によって異なるため、自動車保険を解約する場合は解約返戻金がどのくらい戻ってくるのか確認しましょう。

解約返戻金で損をする金額と、解約して乗り換えることで得られるメリットを比較することが大切です。

今回のこの記事のポイントは

• 初年度登録年月から25ヶ月以内に加入すれば新車割引が利用できる
• 新価特約を付帯すれば新車価格が補償される
  
• 自動車保険を解約して乗り換える場合は等級の引継ぎと解約返戻金に注意
  

です。

自動車の買い替えをきっかけにして自動車保険を見直すことで、より自分に適した自動車保険を見つけられます。

自動車の買い替えから一定期間内であれば、新車割引や新価特約が利用できる場合もあるため、自動車保険の乗り換えも検討すると良いでしょう。

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