自動車保険を解約して新規契約!メリットや注意点を解説!

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自動車保険を解約して新規契約・乗り換えを検討している方は必見!この記事では、自動車保険を解約して新規契約する際の、割引・補償内容的なメリットや、等級・契約内容的な注意点を解説しています。ぜひ最後まで読んで、お役立てください。

自動車保険の解約から新規への乗り換えについて解説!

この記事をご覧の方は、自動車保険の解約や乗り換えについて関心を持っておられることでしょう。 

車を購入した際に自動車保険に加入したは良いものの、保険料が高い、必要性が分からなくなってしまった、などの理由で、自動車保険の解約、または他の保険への新規乗り換えを考えるかもしれません。 

では、本当に解約したり、乗り換えた方が良いのでしょうか。
その具体的なメリットとは何でしょうか。 

今回は、自動車保険の解約、または新規乗り換えについて、 

  • 現在加入している自動車保険を解約し、新規の保険へ乗り換えるメリットとは? 
  • 解約した後、新規の保険へ乗り換える時の注意点とは? 

以上の点を取り上げます。 

この記事を読んでいただければ、自動車保険の乗り換え、または新規での乗り換えを考えている方にとっての良い判断材料となるはずです。 

ぜひ、最後までご覧ください。

自動車保険を解約し、新規へ乗り換える”大きな2つのメリット”

ではまず、自動車保険を解約して、他の自動車保険へ新規で乗り換えるメリットについて考えてみましょう。 

無闇に解約するよりも、今現在加入している保険をできるだけ継続した方が良い、と考える方もおられます。

では新規へ乗り換えるということに、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。 

1:新規への乗り換えで保険料を”新車割引”されることもある

まず1つ目のメリットとして挙げられるのは、『新車割引』です。 

他の保険会社の自動車保険に新規で加入した場合、所有している車が新車で購入してから間もないときは、保険料が割引になることがあります。 

一つの例を見てみましょう。
以下に挙げるのは、S社における、『新車割引』の割合です。

自家用自動車・小型乗用車の場合における割引率
期間等級①対人②対物③人身傷害・搭乗者傷害④車両保険
25か月以内6S19%18%29%21%
上記以外6%5%18%11%
26~49か月

軽自動車の場合における割引率
期間等級①対人②対物③人身傷害・搭乗者傷害④車両保険
25か月以内6S14%16%29%10%
上記以外1%3%18%2%
26~49か月


このように新車の登録月から早ければ早いほど、高い割引を受けられることが分かります。 

ですから、今まで乗っていた車を廃車にして新車に乗り換えるような場合に、自動車保険も一緒に新規で乗り換えると、お得になる場合があります。 

2:万が一新車が損害を受けたときに”再購入費用”の補償があることも

2つ目のメリットとして挙げられるのは、いわゆる『車両保険』に関する点です。 

新車を購入した場合、『車両新価保険 』特約に加入することには、以下のような大きなメリットがあります。 

  1. 万が一事故で修理が必要となった場合、修理代が補償される 
  2. 事故で車を全損させてしまった場合、新車を再購入するための資金が補てんされる 

2つ目のように、買ったばかりの新車を全損させてしまった時のショックは非常に大きいものでしょう。 

新車購入直後はいつにも増して安全運転をする、という方は多いですが、それでも事故に巻き込まれてしまう可能性は0とは言い切れません。

車両保険は購入直後であればあるほどメリットは大きくなります。

新しい保険に乗り換えた上で車両保険に加入すると、車が全損してしまうような万が一のことがあっても、新たに車を購入しやすくなります。



自動車保険の解約後、新規へ乗り換えるときの注意点

ここまでは、今まで加入していた自動車保険を解約して、別の保険に新規で加入するメリットを取り上げてきました。

しかしメリットが大きいからと言って、安易に乗り換えるのはおすすめできません。 

それは、これから挙げるような、新規へ乗り換えるときの注意点があるからです。

注意点1:旧契約に無事故割引がないかチェックしておく

1つ目に挙げられるのは、『無事故割引』に関することです。 

自動車保険によっては、加入から一定期間無事故の状態でいることで、その後の保険料が割引になる場合があります。 

例えば、E社は以下のような無事故割引を行っています。 

【契約年数ごとの割引率】
①契約年数1年目2年目3年目4年目5年目6年目7年目
②割引率(%)00.511.52.02.53.0


このような割引が現時点で加入している自動車保険で適用になる場合、長期で契約していた方がお得になる可能性があります。 

乗り換えるよりも、継続した方が保険料が安く済むかもしれません。

注意点2:等級の引き継ぎができているかチェックする

自動車保険においては、以前加入していた自動車保険において適用されていた『等級』を
引き継ぐことが可能です。

新しい等級になってしまうと基本的に保険料が高くなってしまいますが、引き継ぎを行うことで高い等級のままの保険料が適用できます。

ただし、等級の引き継ぎ手続きは、『満期から7日以内に行わなければならない』という条件があります。

等級の引き継ぎを行わずに、この期限を過ぎてしまった場合は、等級がリセットされてしまい、保険料が無駄に高くなってしまうので、引き継ぎ忘れには充分注意が必要です。

他の保険に新規乗り換えする際は、等級の引き継ぎができているかどうか、必ずチェックするようにしましょう。

参考:自動車保険の途中解約は”等級”や”保険料の返還”に注意

自動車保険の乗り換えにおいては、いわゆる「タイミング」に注意する必要があります。 

現在加入している保険加入期間中に事故がないことを前提にしたとき、満期を迎えた時に等級が上がります。 

ですから、満期を迎えた時点で契約を行うことにより、次に等級が上がるまでの期間が短くなります。 

しかし、満期を迎えない状態で解約・新規契約してしまうと、上がる前の状態で新規契約がスタートしてしまいますので、その分だけ割引率が低くなってしまいます。 

  • 満期を迎えてからの乗り換え : 新しい等級での保険料が適用 
  • 満期を迎えず乗り換え : 古い等級のままでの保険料が適用 

また、現在加入している自動車保険を途中解約するとなると、契約していた残りの分が解約返戻金となって戻ってきます。 

しかし自動車保険では短期で解約すればするほど返戻率が低くなってしまい、無駄になってしまいますので、早期での解約は注意が必要です。

コラム:解約後の自動車保険、どうする?

自動車保険を解約した場合、車の運転を続ける方は万が一に備えてまた新たな自動車保険に備えると思います。 


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まとめ

ここまで、自動車保険の解約と新規での契約(乗り換え)に関して取り上げてきましたが、いかがでしたでしょうか。 

今回ポイントとなる点は、 
  1. 新車購入時、現在の自動車保険を解約して新規に乗り換えることにより、割引を受けられる場合がある 
  2. 車両保険や特約を付帯すると、新車が全損となってしまった場合でも、再購入のための費用が補てんされる場合がある 
  3. 自動車保険の乗り換え時は、等級の引き継ぎや、解約返戻金等について注意する必要がある 

これらの点です。

より自分にとってベストな自動車保険にするために乗り換えることは確かにメリットがあります。

しかし、それによって逆に損をしてしまわないためにも、この記事で取り上げたことを、ぜひ把握しておき、正しい決定ができるように準備しましょう。 


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