自賠責保険の申込書・加入場所についての基礎知識

自賠責保険の申込書はどこでもらえるの?自賠責保険の加入を自分で行う状況はあまりないです。したがって、ユーザー車検等の理由で自賠責保険の申込書準備や加入手続きを、自ら行う時の知識が不足している方は多いようです。この記事では、自賠責保険の基礎知識を解説します。

自賠責保険に加入する際の申込書や場所について解説!

強制保険である自賠責保険。  

多くの場合自賠責保険は、車を購入したときや車検のときに自動的に加入するかと思います。 


しかし場合によっては、自分で自賠責保険加入の手続きが必要になることもあります。 


あなたは、自分で自賠責保険申込書提出などの手続きを行う予定なのかもしれませんね。 


果たして自賠責保険の申込書はどこにあって、どこに提出すればいいのでしょうか? 


この記事では自賠責保険加入申込書の提出方法について、 


  • 自賠責保険の申込にはどんなものが必要なのか 
  • 自賠責保険の申込書には何を記入するのか  
  • 自賠責保険の申込書はどこに提出するのか 

これらのことを中心にお伝えしていきます。 


この記事を読んでいただければ、自賠責保険のスムーズな加入方法がお分かりいただけます。 


ぜひ最後までご覧ください。


自賠責保険に加入!申込書や必要な書類とは?

通常、自賠責保険の申込は車の販売店や車検業者が代行してくれます。 

 

しかし以下のようなケースでは、自分で自賠責保険加入手続きすることになります。


  • ユーザー車検を受ける前に自賠責保険への加入をしておきたいとき 
  • 自賠責保険の損保会社を自分で選びたいとき 
  • 車検のない車種に乗っているとき  


自分で自賠責保険の申込をするときには、申込書の他にも必要となる書類があります。


それらを確認していきましょう。 

「車検証」と現在契約している「自賠責保険の証書」が必要

まずは車検が必要な車種についてです。 

自賠責保険の加入や更新に必要な書類は、主に二つあります。 


  • 車検証(自動車検査証) 
  • 自賠責保険の証書 


どちらもたとえ期限が切れていても、お持ちになってください。 


これら書類そのものが必要というわけではなく、車台番号などの申込書に必要な記載内容が必要となります。


またこれらの書類の他に、自賠責保険は前払い制ですので保険料も用意しておきましょう。 


車種24ヶ月25ヶ月36ヶ月37ヶ月
自家用乗用自動車25,830円26,680円35,950円36,780円
軽自動車(検査対象車)25,070円25,880円34,820円35,610円
バイク(250cc超)11,520円11,780円14,690円14,950円 

注:沖縄県や離島などの一部の地域では、上記と異なる保険料が設定されています。 


車検切れの場合は自賠責保険の加入期間と車検期間に時間差が出てしまいます。 


必ず1ヶ月多い「25ヶ月」を選択しましょう。

車検証がない場合は「車台番号等」がわかる書類

車検のない車種(原付・250cc以下のバイクなど)は、車検証の代わりに車台番号などが分かる書類が必要です。 


  • 原動機付自転車…標識交付証明書・自賠責保険証明書 
  • 250cc以下のバイク(軽二輪)…軽自動車届出済証・自賠責保険証明書 


こちらも以下の保険料をご用意ください。 


車種12ヶ月24ヶ月36ヶ月48ヶ月60ヶ月
バイク
(125cc超~250cc以下) 
8,650円 12,220円15,720円19,140円22,510円
 原動機付自転車
(125cc以下)
7,500円9,950円12,340円14,690円16,990円

自賠責保険の申込書は準備できた!でも加入はどこでするの?

さて、これで自賠責保険申込書を作成する準備はできました。  


車検証・自賠責保険証・標識交付証明書・軽自動車届出済証などと、保険料のご用意はできたでしょうか。


しかし肝心の申込書はどこにあるのでしょう。 


そして申込書を提出する場所は? 


自賠責保険申込書を取り扱う窓口を、具体的にお伝えしていきます。


保険会社の本支店や代理店、車の販売店で加入できる!

自賠責保険は、以下の場所で取り扱っています。  
  • 損害保険会社の営業店 
  • 車やバイクの販売店(代理店) 
  • 自動車整備工場(代理店) 
  • 陸運局構内にある代書屋(行政書士事務所・代理店) 

つまり、損保会社の本支店と代理店ということですね。 


損保会社にこだわりがある方は、かならずその会社を扱う代理店を選びましょう。 


自賠責保険加入申込書は窓口にあります。 


先ほど用意した書類の必要情報を申込書に記入し、保険料とともに提出しましょう。 

自賠責保険は車種によってはネットやコンビニでも加入できる!

原付や250cc以下のバイクは、インターネットやコンビニでも自賠責保険の手続ができます。 

その場合申込はパソコンや端末から入力しますので、申込書は不要です。


ただしできるのは一部の大手損保会社に限られます。 


インターネットで加入する場合でもコンビニで加入する場合でも、必要な情報を入力する必要があります。 


損保窓口で申込書を提出するときと同様の書類をご用意ください。


インターネットで申込みする場合は、自賠責保険証明書とステッカーは後日送付されます。 


支払い方法はクレジットカード・銀行振込など、会社によって異なります。 


コンビニはLoppiやFamiポートなど店内の端末で申し込み、レジで支払う形となります。 


基本的にクレジットカードでの支払いは不可ですので、保険料を現金で用意しましょう。 


コンビニでは、自賠責保険証やステッカーをその場で受けとることができます。 


コラム:自動車保険の保険料が3万円も安くなる?

皆さんは自動車保険の一括比較見積もりサービスをご存知ですか?


普通、自動車保険の見積もりは各保険会社でそれぞれ行わなければなりませんが、一括見積もりを使えば、20社近くの保険会社を一気に見積もることができるのです。


その上、自動車保険の保険料が年間にしておよそ3万円以上も安くなる可能性もあります。 


無料で見積もることができるので、契約しなくてはならないことは全くありません。


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まとめ

自賠責保険加入申込書の提出方法についてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。  

この記事のポイントは、 


  • 自賠責保険の申込みに必要となる書類 
  • 自賠責保険の申込書はどこにあり、どこに提出するのか 
  • 自賠責保険は車種によりネットやコンビニで加入できる 

 以上のことでした。 


自賠責保険未加入での運転には、1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金が科せられます。 


とはいえ、自動車の1割弱が自賠責保険未加入と言われているのも事実。 


その多くが、悪気はなくうっかり更新を忘れている自動車です。 


あなたも他人事ではないかもしれませんよ。 


自分で自賠責保険申込書を提出するのは少し面倒ですが、ぜひ不備のないように行っていただきたいと思います。 


ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されています。 ぜひご覧になってください。

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