自動車保険ALL

車両保険におけるグレードの意味とグレードを上げることによる利点

車両保険にはグレード制度が採用されています。グレードは上がれば上がるほど保険料が低くなる一方、事故などで補償を受けるとグレードが下がってしまい保険料が上がります。そのため、車両保険では出来るだけ保険料を上げないために、補償を受けることを見送ることもあります。

車両保険におけるグレードとはどういったものなのか?

車両保険は事故を起こしてしまったときの自動車に関する補償を行うための保険です。


任意の保険ではありますが、加入しておくことで万が一の場合にとても役に立つ保険でもあります。


自動車での事故をほとんど起こさない方と頻繁に事故を起こしてしまう方では前者の方が車両保険での補償を受ける機会が少なくなります。


補償を受ける頻度が違うのに同じ車両保険の代金を支払うというのは不公平であるという観点から車両保険ではグレード制度を設けています。


このグレード制度とは何が、どのように私たちに影響与えるかということをここでは解説していきたいと思います。



車両保険のグレードとはその年の補償を受けた回数により変動する等級制度のことである

車両保険のグレード制度とは等級とも呼ばれる仕組みであり、等級とは安全運転を続けているドライバーのレベルのことです。


等級はおおよそ20段階ほどに区分されていて、その年の補償を受けた回数によってグレードが変動します。


基本的には1年間補償を受けなければ翌年のグレードは上がり、補償を受ければその分グレードが下がります

車両保険はグレードが高くなれば高くなるほど保険料が安くなる

車両保険のグレードが上がると私たちには何が、どのように影響するのでしょうか。


実はこの等級が上がれば上がるほど支払う保険料が安くなるのです。


最大、等級が20等級まで無事故の場合には保険料が63%の割引になるので私たちに与える影響が大きいというのはわかるでしょう。

車両保険は初めての契約のときには通常6等級から始まる

車両保険は初めて契約するときには6等級から始まりますが、2台目以降の車で車両保険を新規で契約するときは7等級から始まります。

1年間保険を利用しなかった場合には、次年度に1等級上がります。


1年ごとに1等級ずつ上がったいくので無事故で保険を利用しなかったときに20等級までは最短14年程度かかります。

車両保険のグレードは上がるだけでなく下がることもある…どういったときに下がるものなのか

車両保険では事故を起こすと必ずグレードが下がると考えられることもありますが、そうとは限りません。


もし事故を起こしてしまっても自己負担で修理を行い、車両保険を利用しなければグレードは維持されます。


このグレード制度(等級制度)はあくまで保険を利用したときにだけ稼働する制度になります。

事故を起こして保険を利用すると等級は1等級または3等級が下がる

では事故を起こして車両保険を利用したときには単純に1等級下がるのか、というとそうではありません。

事故を起こし、車両保険を利用したときには、場合によっては1等級ではなく、次年度に3等級下がることになります。


保険料で年間2万~5万円も違うこともあるので注意しましょう


グレードが下がるときにはいろいろなケースがある

しかし、すべての事故や損害で3等級下がる、ということでもないのです。


通常事故を起こすと3等級下がるという認識は間違っていないのだが、事故のケースによっては1等級下がるというケースもあります。


ケースとしては

  • 盗難に遭ったとき
  • 台風や洪水などの自然災害
  • 落書き、いたずら、窓ガラス破損など

の場合は、等級が1段階下がるケースになっています。

自己負担で修理をするという選択肢もある

車両保険はすべての事故に対して車両保険を利用しなければいけないというものではなく、もちろん利用せずに自己負担で修理することも可能です。


少しの傷やあまりひどい損害でないときには自己負担で直し、保険を利用しないというのが一番良いでしょう。


しかし、少しの傷でも大きな事故でも自己負担で修理するときには正直「安い」ということはほとんどありませんので注意しましょう。

同居の家族間で等級を引き継ぐことも可能である!

実は、等級は家族間で引き継ぐことも出来ます。

ただし、誰でも引き継げるというものでもなく以下の場合に引き継ぎをすることができます。

  • 記名被保険者の配偶者
  • 記名被保険者の同居親族
  • 配偶者の同居親族

の場合に引き継ぎができます。

車両保険を利用してもグレード(等級)が下がらない場合もある

基本的には事故を起こし、車両保険を利用したときにはグレードが下がりますが、車両保険を利用したとしても等級に影響のない場合もあります。

それがノーカウント事故という補償や特約を使った事故の場合には影響がありません。


保険会社によってこの保障や特約は変わりますので契約のときに確認すると良いでしょう。

まとめ

車両保険ではグレードによって保険料が変わります。


そのため、補償を受けてグレードを下げるよりも、自己負担で修理してグレードを維持することがお得になることもあります。


しかし、自己負担で修理する場合には多額の修理費になることもあるので注意が必要です。


グレードが下がるにしても、下がらないにしても自動車事故を起こさないことに越したことがありませんが、いざという時の判断も重要と言えます。


自分の加入している車両保険がどういったグレード制度を取っているかを確認しておくことをおすすめします。

ランキング