がん共済とがん保険はどちらが良い?おすすめ比較ランキングを紹介!

更新日:2021/02/19
目次を使って気になるところから読みましょう!
がん共済とがん保険はどちらに加入するべき?
どちらがおすすめかは人によって異なる!共済と保険の違いを解説
がん共済とがん保険どちらに加入すべきか。
結論から申しますと、「こちらに加入すべき!」と断言することはできません。
その理由を説明する前に、共済と保険の違いを見ていきましょう。
まず共済と保険に共通することとして、共済の場合は組合員全員で、保険の場合は加入者全員で掛金を出し合い、お金が必要になった人にそこから給付金等を提供する「相互扶助」の精神のもと成り立っています。
仕組みが同じなら一体何が違うのでしょうか。
一番大きな違いは、共済は非営利であることに対し保険は営利目的であるということです。
その他にも、
加入対象者 | 根拠法 | |
---|---|---|
共済 | 組合員 | 農業協同組合法、 消費生活協同組合法、 水産業協同組合法など |
保険 | 誰でも | 保険業法 |
といった違いがあります。
がん共済の特徴をがん保険と比較して解説
共済と保険の大まかな違いについてはご理解いただけたと思います。
ではここからは、がん共済が具体的に
- 保障内容
- 加入する上でのメリット・デメリット
がん共済の主な保障内容
例として、がん共済には
- がん通院共済金
- がん手術共済金
- がん放射線治療共済金
- がん先進医療共済金
がん共済のメリットは?とにかく掛金が安い!
がん共済はがん保険と比較した際に、
- 掛け金が安い
- 加入がシンプル
- 割戻金がある
がん共済のデメリットは?がん保険より保障の手厚さが心配
前述のメリットがある一方で、がん共済は
- 保障が手薄い
- 高齢になるほど保障内容が薄くなる
- 若いと損をしている感じに
保障の上限額 | |
---|---|
がん保険 | 2000万円 |
がん共済 | 500〜1000万円 |
がん保険よりがん共済がおすすめの人
ここまででがん共済とがん保険の違いはご理解いただけたと思います。
簡単にまとめると、
- がん共済はがん保険より掛け金が少なく保険料が安く済む、また商品によっては割戻金も
- がん共済の加入に複雑な手続きは不要
- がん共済の保障内容はがん保険より手薄く、年齢が上がるごとにより顕著になる
そのため、
- 保険料を抑えたい人
- 経済的に余裕があり、保障が最低限で良い人
がん共済おすすめ比較ランキング【3選】
いざがん共済に加入しようと思っても、世の中にはたくさんの商品があるので迷ってしまいますよね。
そこでこの記事ではほけんROOMがおすすめするがん共済を、ランキング形式でご紹介します。
それぞれ特徴や保険料などみなさんが知りたい情報を簡潔に解説いたしますので、ぜひ参考にしてください。
【1位】コープ共済
保障内容
コープ共済で販売されているがん保障は、生命保障に特約としてつけられるようになっています。
特約に単独で加入することはできませんので注意してください。
新がん特約がそれに該当し、保障内容として
- がん治療共済金
- がん入院共済金
- がん手術共済金
- がん退院共済金
- がん通院共済金
加入年齢
特約をつけられる元になっている生命保障には、
- 満18歳〜満60歳の方
- 満60歳〜満70歳の方
また前者のプランのがん特約は
- がん治療共済金が100万円
- がん治療共済金が200万円
共済期間
- 生命保障300万円
- がん治療共済金100万円
生命保障510円+新がん特約860円=1370円
となります。【2位】JA共済
保障内容
JA共済はがん共済という単独の商品です。
保障として
- がん診断共済金
- がん入院共済金
- がん手術共済金
- がん放射線治療共済金
- がん治療共済金
- がん先進医療共済金・がん先進医療一時金(がん先進医療保障ありを選択した場合のみ)
- 指定代理請求特約
- 共済掛金振込免除制度
- 終身タイプ:保障が一生涯続く
- 80歳満了タイプ
- 充実型:がん治療共済金が100万円
- 基本型:がん治療共済金が50万円、がん入院共済金を除くその他の共済金も充実型の半額になる
- 終身タイプ・充実型
- がん先進医療保障
- 指定代理請求特約
- 共済掛金振込免除制度
- 99歳で払込を完了
【3位】都道府県民共済
保障内容
- 入院共済金
- 手術共済金
- 重度障害共済金
- 死亡共済金
- 月掛金2000円コース
- 月掛金4000円コース
ランキングを紹介しましたが、がん保険も含めて比較して自分の加入する保険を選ぶとなると、とても気が滅入る作業になってしまいます。
マネーキャリアの保険相談ならスマホ1つで予約から面談まで可能です。オンラインでの相談なら余計な不安もなく気軽に相談ができるはずです。
ぜひこの機会にまずは保険相談することを検討してみてください。
がん共済についてのまとめ
がん共済ががん保険と比べてどんな特徴を持っているのかということや、おすすめしたいがん共済ランキングについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
今回の記事のポイントは、
- がん共済とがん保険のどちらが良いかは加入する人次第
- がん共済はがん保険と比べて保険料が安いことがメリット
- 反対にがん共済はがん保険より保障が手薄いことがデメリット
- 保険料を抑えたい人や最低限の保障で構わない方にがん共済はおすすめ
- おすすめがん共済はコープ共済・JA共済・都道府県民共済
日本人男性のうち2人に1人、女性は3人に1人がなるとも言われているがん。
万が一自分ががんになってしまったら、そんな時のために備えておきたいですよね。
そこでがん共済とがん保険の出番です。しかし一体どちらに加入すれば良いのでしょうか。
そんな悩みをお抱えのあなたに、今回はがん共済を中心に