フィットの年間維持費は?大学生におすすめ?軽自動車との比較も!

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女性や大学生に人気のホンダのフィットの維持費を知っていますか?維持費を安くする方法は?軽自動車と比較は?ハイブリット車とガソリン車の違いは?この記事では、フィットの燃費や自動車税や任意保険等々の固定費からフィットの年間維持費を徹底シミュレーション・解説します。

フィットの年間維持費はいくら?高い?安い?お得な方法も解説!

女性や学生に根強い人気があるホンダ社製の「フィット」をすでにお持ちの方も、ご購入を検討されている方も多いのではないでしょうか?


特にフィットの場合はハイブリッド車ガソリン車の両方が用意されているため、どちらにしようか迷ってしまいますよね。


また、すでにフィットをお持ちなら、維持費を抑えたい合もあるかと思います。 

 

そこでこの記事では、

  • フィット(ハイブリッド/ガソリン)の平均的な維持費 
  • フィットにかかる主な6つの維持費 
  • フィットと軽自動車の維持費を比較 
  • フィットにかかる維持費を下げる3つのコツ 

以上について解説していきます。 


この記事を読めばフィットの維持費を抑えるポイントがわかり、少しでも節約につながるヒントになるかと思います。  


ぜひ最後までご覧ください。


ホンダ・フィットの維持費は年間25万円~35万円です

フィットは一般的なガソリン車に加え、ハイブリッド車も発売されています。


それぞれで維持費が変わってくるので、表を見比べてご参考ください。


・ハイブリッド(GP6)4WD

月間年間
ガソリン代5,804円69,652円
自動車税2,875円34,500円
車検2,083円25,000円
任意保険料5,417円65,000円

※エコカー減税対象の場合、上表の自動車税重量税(車検代内)の金額が安くなります。


・ガソリン(GK4)

月間年間
ガソリン代7,384円88,608円
自動車税2,875円34,500円
車検2,083円25,000円
任意保険料5,417円65,000円

※エコカー減税対象の場合、上表の重量税(車検代)の金額が安くなります。


こちらの金額に加え、車検の際の部品交換代・駐車場代などを加味すると、年間維持費はおよそ25〜35万円になります。


ハイブリッド車とガソリン車の大きな違いは、

  1. ガソリン代
  2. ハイブリッド車は自動車税・重量税ともにエコカー減税の対象だが、ガソリン車は重量税しか対象にならない

の2つになります。


ハイブリッド車の方が明らかにランニングコストが安いですが、自動車本体の金額はガソリン車の方が格段に安く設定されています。


そのため所有年数や走行距離などを想定した上で、どちらにするかを決めるのが良さそうです。



フィットにかかる6つの年間維持費を徹底計算!

フィットを所有する場合にかかる主な維持費は

  1. ガソリン代
  2. 自動車税
  3. 重量税
  4. 車検代
  5. 自賠責保険料
  6. 任意保険料

に分けられます。


このそれぞれにどれくらいお金がかかるのか、1つずつみていきましょう。


フィットの維持費①:ガソリン代

ガソリン代は、ハイブリッド車・ガソリン車でもっとも金額に差が出ます。


以下、ガソリン代を走行距離別・型式別で表にしましたので、ご自身が年間に走るおおよその距離からご参考ください。


※ガソリン代はレギュラー140円/Lで計算しています。


ハイブリッド車 (GP6)4WD  実燃費20.13km/L

ガソリン車 (GK4) 実燃費15.83km/L


走行距離/型式・実燃費ハイブリッド車(GP6)ガソリン車(GK4)
3,000㎞~5,000㎞以下20,896円〜34,826円26,582円〜44,304円
5,000km~10,000km以下34,826円〜69,652円44,304円〜88,608円
10,000~15,000km以下69,652円〜104,478円88,608円〜132,911円


以上のように走行距離が短い場合でもガソリン代に差が出ます。


さらに距離が伸びれば伸びるほど差が開いていくので、走行距離が長いとハイブリッドの方が維持費が格段に安くなります


ちなみにフィット・ハイブリッドタイプは、国内車の燃費ランキング9位に位置しています。


(参照:e燃費)

フィットの維持費②:自動車税

自動車を所有する場合にかかる税金は2つあり、1つは自動車税です。


自動車税の金額は排気量ごとに決められており、フィットは年間34,500円になります。


この金額は毎年5月末までに納める必要があります。


※なおハイブリッドタイプのみ自動車税のエコカー減税対象になるので、2019年3月31日までの購入なら、翌年の自動車税が割引になります。


(参照:東京都主税局)

フィットの維持費③:重量税

自動車にかかる税金のもう1つは、重量税です。


重量税の金額は車両重量ごとに決められており、フィットはいくつかの重量があるのでそれに対応して金額が課されます。


なお重量税はガソリン車・ハイブリッド車ともにエコカー減税対象なので、2019年4月30日までの購入なら、それぞれに割引が効きます。


ここで、所有年数別の重量税と、自動車税・重量税の合計額を以下にまとめました。


※自動車税は所有年数に関わらず3万4,500円ですが、ハイブリッド車(エコカー減税あり)のみ2年目の納税額が9,000円になります。


<ハイブリッド車> 

フィット(ハイブリッド)の車両重量は1,080〜1,150kgであり、車両重量税はエコカー減税対象なら1年あたり7,500円に、対象外なら12,300円になります。


またエコカー減税対象の場合、購入時に支払う自動車重量税は0円になります。


エコカー減税あり(以下参照:自動車重量税・早見表)

重量税自動車税+重量税
初年度0円
34,500円
2年目0円9,000円
3年目0円34,500円
4年目〜7,500円42,000円

エコカー減税なし

重量税自動車税+重量税
初年度〜13年目 12,300円 46,800円
14〜18年目17,100円51,600円
19年目〜18,900円53,400円

<ガソリン車>

フィット(ガソリン)の車両重量は970〜1,070kgであり、車両重量税はエコカー減税対象なら1年あたり5,000円〜7,500円に、対象外なら8,200円〜1万2300円になります。


またエコカー減税対象の場合は25%減税になり、購入時に支払う自動車重量税は3,700円〜5,600円になります。


エコカー減税あり 

重量税自動車税+重量税
初年度〜3年目 3,700円〜5,600円38,200円〜40,100円
4年目〜5,000円〜7,500円39,500円〜42,000円

エコカー減税なし

重量税自動車税+重量税
初年度〜13年目 8,200円〜12,300円42,700円〜46,800円
14〜18年目11,400円〜17,100円45,900円〜51,600円
19年目〜12,600円〜18,900円47,100円〜53,400円

フィットの維持費④:車検

車検代は「法定費用」「車検基本費用」「部品交換費用」の3つの合計金額になり、このうち「法定費用」はどこで車検を受けても金額の変動はありません。


この「法定費用」には、③重量税も含まれており、細かい内容は以下の通りです。

法定費用エコカー減税ありエコカー減税なし
重量税0円18,900円
自賠責26,680円(25ヶ月)26,680円(25ヶ月)
検査手数料1,800円(印紙400円・証紙1,400円)1,800円(印紙400円・証紙1,400円)
合計28,480円47,380円


上記の金額は必ずかかり、さらに2つの費用がプラスされます。


車検基本費用」は点検整備費用・測定検査料・車検代行手数料の合計金額で、車検をどこで受けるかによって金額が変動します。


部品交換費用」は、車検の際に判明した、パーツの劣化や損傷などを修理交換する際にかかる費用です。


ちなみに車検の相場として、一般的にディーラーに依頼すると高く、車検専門店などは比較的安い金額で受けることができます。


出費を抑えるならば車検専門店などが良いですが、ディーラーは信頼性が高いので安心して預けることができます。


また、車検を受ける場所に迷われている場合は、この記事の後半で依頼先選びのコツを詳しく解説しています。


また、車検基本費用を抑えることに加えて、他にも維持費を安くするコツをいくつかご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください

フィットの維持費⑤:自賠責保険

自賠責保険は、車を所有するなら必ず加入しなければならず、万が一の事故の時の被害者救済を目的としています。


自賠責保険の保険期間ですが、一般的に「次の車検までの期間+1ヶ月分」に加入することになります。


1ヶ月分長く入る理由は、次の車検を受けるまでに保険の期限切れを防ぐためであり、こうすることで余裕を持って車検を受けられます。


フィット(普通車)の場合、次の車検までの25カ月契約分である26,680円を支払うことになります。


・自賠責保険の保険料一覧表(普通車)

期間保険料
12か月15,520円
13か月16,380円
24か月25,830円
25か月26,680円
36か月35,950円
37か月36,780円

※2017年4月1日時点(参照:自賠責保険ポータルサイト 沖縄県や離島などの一部は異なる)


表の通り、自賠責保険は契約期間が長くなるほど保険料が安くなります


契約期間の最長は次の車検までであり、その期間より短い契約もできますが、その場合は保険料が割高になるデメリットがあります。


また、自賠責保険は、万が一の際「対人」にのみ損害を補償するので、「対物」や「自分自身の怪我」についての補償は任意保険で補う必要があります。


任意保険は自賠責保険と違い強制加入ではありませんが、自分と家族を守るため、加入しておくべきだと考えられます。

フィットの維持費⑥:任意保険

任意保険と呼ばれる自動車保険は各保険会社や金融機関から出ており、その内容・料金は様々です。


さらに「保険」であるため、年齢・走行距離などが保険料に関わってきます。


大変種類が多いので全てのご紹介はできませんが、ここではテーマを絞って平均的な保険料を算出しています。


任意保険を選ぶ際の1つの参考にしていただければ幸いです。


・年代・等級別

年代・等級保険料(一括)保険料(分割)
20代・7F等級57,000円4,900円
30代・12等級24,300円2,200円
 40代・15等級21,300円1,900円
50代・20等級18,000円1,500円
60代・20等級18,000円1,500円

・走行距離別  ※30歳代

走行距離保険料
3,000km19,900円
5,000km21,000円
7,000km22,000円
9,000km23,800円
11,000km24,800円
16,000km29,100円

こちらの金額はあくまで一例で、保険会社や補償内容によって変わります。


保険料をしっかりと見直すことで大幅に保険料を削減する事やご自身に合った保険に加入する事ができます。


しかし保険会社は全部で30社以上あり、その中から最も自分に適した自動車保険を選ぶのは時間的にも難しいですし、何よりも面倒ですよね。 


 ですが、自動車保険の一括見積サービスを利用すれば、スマホやPCで簡単5分で自動保険見積もりができ、その中から自分に最も適した自動車保険を選ぶことができるんです! 







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フィットと軽自動車の維持費とを比較!!

フィットと軽自動車では、維持費の差は年間いくらになるのでしょうか。


一般的に軽自動車は、普通車より維持費が安いことで知られています。


具体的な金額を確認することで、どの車種を買うかの参考にしてください。


軽自動車の方が維持費は安い!

平均的な軽自動車の維持費はこのようになります。

月間年間
ガソリン代5,303円63,636円
自動車税5,400円10,800円
車検2,500円30,000円
任意保険料3,835円46,030円
合計17,038円204,456円

上記に加えて高速代・駐車場などがかかり、場合によっては年間20〜30万円ほどになります。 


フィットに比べて5万円前後安いですね。


ただ、燃費によって維持費はかなり変わってきます、


同じ車で何キロ走るのか、また何年乗るのかを、大まかに計算して比べてみるのも良いかもしれません。

まとめ:フィットの維持費とお得に乗るための方法について

ここまでフィットの維持費や安くするコツなどについて解説してきましたが、いかがでしたか?


この記事のポイントは、

  • フィットの年間維持費はおよそ25〜35万円
  • 主な維持費は6つあり、ガソリン代・任意保険料・車検代などがある
  • フィットは、ハイブリッド車とガソリン車で維持費の違いがある

です。


任意保険の見直し大きく年間維持費の削減ができる重要なポイントです。


一度保険を見直すことで、いまご加入の保険内容が改めて確認できるとともに、最新の保険と比べることができ、またより良いものに乗り換えることもできます。


維持費が気になる場合はぜひ保険の見直しをしてみてくださいね。


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