トヨタルーミーの年間の維持費は?シエンタや兄弟車との違いも解説!

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若い家族向けの軽自動車のトヨタのルーミーの維持費を知っていますか?グレードはカスタムがいい?タンク・ソリオ・シエンタの違いとは?この記事では、ルーミーの燃費や自動車税や任意保険等々の固定費からルーミーの年間維持費を徹底シミュレーション・解説します。

ルーミーの月間&年間維持費は?シエンタや兄弟車種との違い等も解説!

さまざまな顧客層に人気のあるコンパクトカー。


中でもルーミーはメインターゲットのファミリー層だけでなく、独身の女性や年配の男性にも人気の車です。


次に買い換えるならルーミーと考えつつも、やはり気になるのはその維持費ですね。


タンク、シエンタなど他の車種との違いも気になるところ。


そこで、この記事では、

  • ルーミーの維持費はいくら?
  • ルーミーに乗るために知っておきたいポイント
  • ルーミーの維持費を削減するためには?
以上の点をお伝えしていきます。

この記事を読めば、ルーミーを所有した場合のシミュレーションがバッチリできます。

ぜひ、最後までお読みください。


ルーミーの維持費は年間40万円?

まずは、 ルーミーの平均的な維持費を見てみましょう。


ファミリー層に人気のNボックスとデイズルークスとの比較もしてみます。


Nボックスとデイズルークスは排気量が660ccの軽自動車になります。


なので、ルーミーとは自動車税が異なります。


こういった点でも維持費は変わってきますね。


ガソリン代は走行距離10,000km、レギュラー140円/ℓ、カタログ燃費で計算します。


●ルーミー(M900A)


月間年間
ガソリン代4,743円〜5,352円56,910円~64,220円
自動車税2,458円29,500円
車検1,667円約20,000円
任意保険料 2,500円〜7,500円30,000円〜90,000円


●Nボックス(JF3G・Lターボ)


月間年間
ガソリン代4,557円〜4,901円54,687円〜58,823円
自動車税900円10,800円
車検1,667円約20,000円 
任意保険料2,500円〜7,500円 30,000円〜90,000円 


●デイズルークス(B21A FF)


月間年間
ガソリン代5,255円〜5,303円63,063円〜63,636円
自動車税900円10,800円 
車検1,667円約20,000円  
任意保険料2,500円〜7,500円 30,000円〜90,000円  


上記以外にも、自賠責保険料や駐車場代などがかかってきます。


トータルするとルーミーの維持費は年間40万円前後と言われています。

ルーミーにかかる6つの維持費を月・年間で徹底シミュレーション!

ここからは、ルーミーにかかる維持費を、シミュレーションしていきましょう。


一言に「車の維持費」といってもさまざまな費用がありますよね。


ここでは、以下の6つの維持費について分析していきます。

  1. ガソリン代
  2. 自動車税
  3. 重量税
  4. 車検
  5. 自賠責保険
  6. 任意保険

ルーミーの維持費①:ガソリン代

維持費の1つ目はガソリン代です。


先ほどはカタログ燃費で計算しましたが、ここでは実燃費で計算をしていきます。


ルーミーの実燃費は15.26km/Lでした。


レギュラーガソリンを使用することとして、走行距離ごとにまとめてみます。


走行距離
ガソリン代
3000km〜5000km以下
約36,000円
5000km〜10000km以下 約68,000円
10000km〜15000km以下約114,000円


ガソリン代は走行の仕方や環境で大きく変わってきます。


道路が混雑したり、信号が多く停止することが多いと燃費は悪くなりますし、


反対にスムーズに走行できれば燃費は良くなります。


ガソリン代はその利用する状況により大きく変動するものなのです。


お住いの地域や、頻繁に利用する地域の環境も考慮するといいですね。  

ルーミーの維持費②:自動車税

2つ目の維持費は自動車税です。


自動車税の金額は、排気量ごとに決まってきます。


ルーミーの排気量は1000ccの1種類のみなので、自動車税は29,500円です。


また、自動車税には「エコカー減税」という減税措置があります。


  • エコカー減税とは・・・環境性能に優れたクルマに対する、
    自動車税、自動車重量税、自動車取得税が軽減される優遇措置のこと

ルーミーは燃費基準をクリアした、エコカー減税対象車なのですが、


残念ながら、自動車税に関しては、減税とはなりません。


ルーミーの維持費③:重量税

3つ目の維持費は重量税です。


自動車重量税は、車両重量ごとに決まっています。


0.5トンごとに4,100円ずつ増えていくのです。


そして、重量税にも「エコカー減税」が適用されます。


2019年4月30日までにエコカー減税対象車を新車登録した場合は、


0.5トン(500kg)ごとの税額が4,100円→2,500円になります。


かなり大きな違いですね。


さらにエコカー減税対象なら購入時に支払う3年分の重量税が安くなります。


ルーミーの車体重量は1070〜1100kgなので、1年あたりの重量税は7,500円です。


また、25%減税対象車なので、購入時の重量税は5,600円になります。


前述の自動車税と重量税を表にまとめてみましょう。


●エコカー減税ありの場合

年数自動車税重量税
初年度〜3年目29,500円5,600円
4年目〜29,500円7,500円


●エコカー減税なしの場合

年数自動車税重量税
初年度〜13年目29,500円12,300円
14年目〜18年目29,500円17,100円
19年目〜29,500円18,900円


なお、重量税は車検の際に2年分(初回購入時は3年分)を一緒に支払います。

ルーミーの維持費④:車検

維持費の4つ目は車検です。


車検費用は、「自動車重量税」「自賠責保険」「印紙代」の法定費用が基本となります。


それに、業者に依頼すれば手数料がかかり、修理の必要があれば部品代などがかかります。


自分で車検を行うユーザー車検で、部品交換も不要であれば法定費用のみとなります。


まずは、法定費用について計算をしていきます。


法定費用
金額
自動車重量税15,000円
自賠責保険27,840円
印紙代1,800円
合計44,640円


法定費用だけでも、約45,000円ですね。


これはユーザー車検を利用した場合です。


車検をディーラーや車検業者に依頼した場合は、手数料として車検基本料がかかります。


業者によって異なりますが、およそ2万円〜10万円くらいです。


また、部品交換をすれば部品代もかかります。


法定費用は金額が決められており、費用を抑えるのは難しいですが、


車検費用は選び方で節約も可能です。


維持費を抑えるためにも、車検を賢く利用したいものですね。


車検費用の節約方法については、後の記事でお伝えしていきます。

ルーミーの維持費⑤:自賠責保険

維持費の5つ目は自賠責保険です。


自賠責保険は車検の際の法定費用に含まれています。


契約期間を選択することができ、長ければ長いほど保険料は安くなります。


自家用乗用自動車の自賠責保険料を、契約期間ごとに表にしてみましょう。

  

保険期間保険料
12ヶ月
15,520円
13ヶ月
16,380円
24ヶ月
25,830円
25ヶ月26,680円
36ヶ月35,950円
37ヶ月 36,780円

12ヶ月で支払うよりも、24ヶ月で支払う方が、年間の保険料が安くなるのがわかりますね。


このように契約期間ごとに金額が変わってくる自賠責保険ですが、


車検の法定費用に含まれるため、車検に契約年数を合わせることが一般的のようです。

ルーミーの維持費⑥:任意保険

維持費の最後は任意保険です。


任意保険は、契約する年齢、等級、予想走行距離によって保険料が異なります。


年齢が低いほど保険料は高くなる傾向にありますし、


ゴールド免許を所有しているか、用途は家庭用かなどによっても異なってきます。


まずは、予想走行距離7,000km以下で、家庭で使用する場合の保険料の例を見てみましょう。


等級21歳〜25歳26歳〜29歳
6等級135,910円75,500円
12等級67,720円43,370円
15等級63,700円40,760円
20等級47,650円30,340円


30歳以上は以下の通りです。

等級30歳〜
6等級 72,700円
12等級41,740円
15等級39,220円
20等級29,170円


同じ6等級でも、26歳未満と30歳以上では倍近くの差がありますね。


また、走行距離によっても変わってきます。


契約者が26歳〜29歳で6等級の場合で比較してみましょう。

走行距離26歳〜29歳/6等級
5,000km未満60,980円
7,000km未満75,500円

一般的に走行距離が長くなるほど、保険料は高くなります。


任意保険は、どの保険会社を選ぶのかによって、維持費を抑えることも可能です。


任意保険料を最大で5万円安くすることができる方法もあります。


それについては、この後の記事でお伝えしていきます。

ルーミーに乗る上で知っておきたい3つのポイント

ここまで、ルーミーの維持費についてお伝えしてきました。


維持費はわかったけど、それ以外にルーミーを選ぶポイントは何だろう?


ここからは、ルーミーを検討する上で押さえておきたい3つのポイント

  • 他車種との違い
  • ルーミーのグレードは何がいいか
  • 新車と中古車ではどちらがいいのか
以上についてお伝えしていきます。

ルーミーのポイント①:タンク・ソリオ・シエンタの違い

ルーミーを検討されている方にとって、同じコンパクトサイズミニバン車として気になるのが、


タンク」「ソリオ」「シエンタ」の3車種なのではないでしょうか。


ここではそれぞれについて比較していきたいと思います。


●ルーミーvsタンク


ルーミーとタンクは同じ1000ccの車で、燃費も変わりはありません。


ガソリン代、税金が変わらないことから、年間維持費はほぼ同額です。


ルーミーとタンクの違いは、見た目や販売店が異なる程度で、ほぼ変わらないのです。


●ルーミーvsソリオ


ルーミーとソリオの大きな違いは、エコカー減税の減税率です。



ルーミーソリオ・ハイブリッド
自動車取得税25%50%
自動車重量税25%50%


ソリオにはハイブリッド車があり、減税率が高くなっています。


税金は必ず発生するものですので、この減税率の差は維持費に大きな影響が出そうですね。


●ルーミーvsシエンタ


ルーミーとシエンタの大きな違いは燃費です。


ルーミーシエンタ
カタログ燃費24.6km/L20.2km/L
実質燃費16.6km/L12.8km/L


ルーミーが1.0Lエンジンなのに対し、シエンタは1.5Lエンジンです。


このエンジンの大きさが燃費に差を生んでいるようです。


燃費の面で見れば、ルーミーに軍配が上がりそうですね。

ルーミーのポイント②:ルーミーのグレードはカスタムがいい?

どの車にもありますが、ルーミーにも標準グレードカスタムグレードがあります。


ルーミーの標準グレードとカスタムグレードとの違いは主に以下の3つです。


  • 外観の違い・・・ヘッドライトなど
  • 内装の違い・・・シフトレバーやシートなどの内装デザイン
  • 安全性の違い・・・スマートアシスト機能

カスタムグレードにしたからといって、燃費などに変化はありません

維持費という面から見ると、標準でもカスタムでも変わらないんですね。

車体価格は30万円〜50万円の差が出てくるようです。

ただ、標準グレードにして、あとでライトなどをカスタムに近づけようとするとそれ以上の費用がかかる可能性もあります。

こだわりのある方は、最初からカスタムグレードで検討するのもいいと思います。

ルーミーのポイント③:中古車でも状態がいいものがある!?

日本は海外などに比べると、中古車の品質が高いそうです。


中古車でも新車のような状態のものもあります。


最近はインターネットで中古車を探すこともでき、掘り出し物が見つかる可能性もあります。


中古車を探すときは、


修復歴なし未使用車」または「非公開車両」を探すと状態の良いものに巡り会えるかもしれません。

ルーミーの維持費を下げる3つのコツ!

さて、いよいよここからは、ルーミーの維持費を下げるコツをお伝えしていきます。


全体の維持費の内訳のうち、下げられる可能性のある費用は、以下の3つです。

  • ガソリン代
  • 車検費用
  • 任意保険料

ここでは、以上の3点について、節約法をお伝えしていきます。

ルーミーの維持費を下げるコツ①:ガソリン代を節約

まず考えなければいけないのが、ガソリン代です。


ガソリン代を節約するためには、燃費の良い車を所有することが一番効果があります。


ルーミーがカタログ燃費は21.8km/L〜24.6km/Lです。


グレードによっても燃費が変わってくるので、購入する際は燃費に注意を払っていきたいものです。


また、ガソリン価格についても、サイトで調べるなどして、1円でも安い探して給油するのもいいですね。

ルーミーの維持費を下げるコツ②:車検費用を安くする

車検費用も維持費の中ではウエイトを占める費用です。


前述しましたが、車検費用の内訳は、「法定費用」と「検査・整備費用」です。


法定費用は税金なので節約することはできません。


しかし、検査・整備費用は業者の選び方によって、節約することが可能です。


反対に悪質な業者に出してしまうと、高額な費用を請求されることもあります。


一般的な車検費用は、法定費用も含め10万前後と言われていますが、


悪質な業者に依頼したがために「車検に40万円かかった」という声も出ています。


こういった悪質業者に注意するだけでも、大幅な節約になりますよね。


また、ユーザー自身が行う「ユーザー車検」を利用すれば、部品代のみで手数料は発生しません。


維持費の許容範囲や利便性を考え、賢く利用しましょう。



ルーミーの維持費を下げるコツ③:任意保険の見直し

最後のコツは、任意保険の見直しです。


最近はインターネット販売の保険も増えています。


店舗を構えず、人件費も比較的かからないため、その分保険料が安く設定されています。


インターネットでの申し込みで値引きをする保険会社もあります。


また、一定の条件をクリアすることで、保険料の割引がされることもあります。


例えば、「ゴールド免許を保有している」「年間の走行距離が短い」「用途が限定されている」など。


ぜひ、一度、複数の保険会社で見積もりを取って見直しをしてみることをオススメします。


しかし、保険の見直しで保険料が安くなるとは言え、30社以上ある自動車保険会社から自分に合った保険を選ぶのは時間的にも難しいですし、何よりも面倒ですよね。 


ですが、自動車保険の一括見積サービスを利用すれば、スマホやPCで簡単に5分で自動保険見積もりができ、その中から自分に最も適した自動車保険を選ぶことができるんです! 





ちなみに利用料は無料、見積もりだけでもOK!多くの方々が利用し自分の車に合わせて最大5万円もお得に自動車保険を利用しています。

まとめ:ルーミーの維持費とお得に乗るための方法について

ここまで、ルーミーの維持費と、それを節約するための方法についてお伝えしてきました。


ルーミーを購入した際のイメージは湧いてきたでしょうか?


この記事のポイントは以下の3つです。

  • ルーミーの維持費は年間40万円ほど
  • 維持費の内訳は6つの費用
  • 維持費を節約するポイント

せっかく気に入った車を購入するならば、維持費を節約して、賢く楽しく乗りたいものです。

自動車保険は入ったままではなく、見直しをすることで維持費の削減ができます。

また、車検費用のように金額の決まっていないものは、十分な検討が必要です。

相場を把握し、見積もりを取るなどして、悪質業者に騙されないよう気をつけましょう。

ほけんROOMには、この他にも自動車保険や維持費などに関する記事が多数掲載されています。

ぜひ、ご参考にしてください。

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