ノートの月・年間維持費は?大学生に人気?軽自動車との違いも解説!

女性目線で作られた日産のノートの維持費を知っていますか?コンパクトカーと軽自動車の違いは?グレードの違いは?高い維持費を安くする方法は?この記事では、ノートの燃費や自動車税や任意保険等々の固定費からノートの月・年間維持費を徹底シミュレーション・解説します。

ノートの月・年間維持費はいくら?高い?安い?お得な方法も解説!

日本を代表するコンパクトカーと言われるノート。


特にe-POWERグレードが発売されてから、販売台数が国内トップになるほど人気の車です。


セダンからの乗り換えも多いというノートですが、やはりその維持費は気になるところ。


そこでこの記事では、

  • ノートの年間維持費はいくらくらい?費用ごとにシミュレーション
  • 軽自動車との違いは?
  • 維持費を下げるコツ

以上についてお伝えしていきます。


この記事を読めば、ノートを所有した時のシミュレーションができます。


ぜひ、最後までご覧ください。


日産・ノートの維持費は年間25万円~35万円!リーフと比較すると?

ノートの年間維持費はいくらくらいなのでしょうか?


ここでは、年間にかかるノートの平均的な維持費をお伝えします。


ガソリン代は、走行距離10,000kmレギュラー140円/ℓカタログ燃費を使って計算します。


●ノート

月間年間
ガソリン代
約4,400円
〜5,000円
約53,000円
〜60.000円
自動車税2,875円
34,500円
車検約1,600円約20,000円
任意保険料約5,400円約65,000円


また、比較されることの多いリーフについてもまとめてみました。 


リーフは電気自動車なので、ガソリン代はかかりませんが、電気代がかかります。


電気代は1kWh13円で計算します。


●リーフ

月間年間
電気代約1,100円約13,000円
自動車税2,458円29,500円
車検約1,600円約20,000円
任意保険料約5,400円約65,000円


年間の維持費はこれ以外に重量税などがかかります。


合計すると、ノートの年間維持費は25万円〜35万円と言われています。

ノートにかかる6つの維持費を月・年間で徹底シミュレーション!

ここからは、維持費を徹底シミュレーションしていきます。


維持費にもいくつかの費用があります。


ここでは、以下の費用についてみていきます。


  1. ガソリン代
  2. 自動車税
  3. 重量税
  4. 車検
  5. 自賠責保険
  6. 任意保険

ノートの維持費①:ガソリン代

まずはガソリン代です。


ここでは実燃費で計算をしてご紹介します。


ノートの実燃費は15.54km/Lでした。


年間の走行距離ごとに表にまとめます。


走行距離ガソリン代
3000km
〜5000km以下
    約27,000円
〜45,000円    
5000km
〜10000km以下
約45,000円
〜90,000円
  10000km
〜15000km以下   
約90,000円
〜135,000円

ガソリン代は道路の混雑などの環境や、走行の仕方で変わってきます


利用される環境なども考慮すると良いですね。

ノートの維持費②:自動車税

維持費の2つ目は自動車税です。


自動車税の金額は、排気量によって決まります。


ノートの排気量は1200ccなので、自動車税は34,500円になります。


また、ノートにはエコカー減税対象車もあります。


エコカー減税とは、環境性能に優れた車に対して、


自動車税、重量税、自動車取得税が減税される措置です。


グレードによって、翌年の自動車税が減税されるものもあります。

ノートの維持費③:重量税

維持費の3つ目は重量税です。


自動車重量税は車体の重量によって決まり、0.5tごとに4,100円ずつ増えていきます。


ノートの重量は1030〜1090kgなので、12,300円となります。


また、重量税にもエコカー減税が適用され、減税対象車を2021年4月末までに新車登録した場合は、


0.5tごと4,100円→2,500円になります。


さらに購入時は25%〜75%の減税が見込めます。


前述の自動車税も含め、表にまとめてみましょう。


●エコカー減税あり(自動車税50%・重量税75%減税)

自動車税重量税
初年度34,500円1,800円
2年目17,500円1,800円
3年目34,500円1,800円
4年目〜34,500円7,500円


●エコカー減税あり(自動車税減税なし・重量税25%減税)

自動車税重量税
初年度〜3年目34,500円5,600円
4年目〜34,500円7,500円


●エコカー減税なし

自動車税重量税
初年度〜13年目34,500円12,300円
14年目〜18年目34,500円17,100円
19年目〜34,500円18,900円


なお、重量税は車検の際、2年分を一緒に支払います(初回購入時は3年分)。

ノートの維持費④:車検

維持費の4つ目は車検です。


車検費用は、前述の「自動車重量税」と「自賠責保険」「印紙代」の法定費用が基本となります。 


さらに、業者に依頼すると手数料もかかり、修理が必要な場合は部品代などがかかります。 


まずここでは、法定費用について計算します。


車検は一般的に2年ごとで行われるので、重量税と自賠責保険は2年分として算出します。


また、自賠責保険は「自家用乗用車」として算出します。


法定費用金額
自動車重量税15,000円
(7,500円×2年)
自賠責保険25,830円
印紙代1,800円
【合計】42,630円


法定費用だけでも、約43,000円ですね。 


車検をディーラーや車検業者に依頼した場合は、手数料としてさらに車検基本料がかかります。


業者によって異なりますが、およそ2万円〜10万円くらいと言われています。


また、部品交換をすれば部品代もかかります。


法定費用は金額が決められているので、費用を抑えることは難しいのですが、車検の費用は選び方でも節約できます


維持費を抑えるためにも、賢く利用したいものですね。


車検の費用節約方法は、後ほどご紹介します。

ノートの維持費⑤:自賠責保険

維持費の5つ目は自賠責保険です。


自賠責保険は車検の際の法定費用の一部です。


契約期間を選択することができ、長いほど保険料が安くなります。


まずは、自家用乗用自動車の自賠責保険料を、契約期間ごとに表にしました。


契約期間金額
12ヶ月15,520円
13ヶ月16,380円
24ヶ月25,830円
25ヶ月26,680円
36ヶ月35,950円
37ヶ月36,780円


契約期間が長いほど割安なので、できるだけ長い期間を選択したいところです。


しかし、自賠責保険は車検の法定費用に含まれるため、


車検の期間に合わせて契約をすることが一般的のようです。

ノートの維持費⑥:任意保険

最後の維持費は任意保険です。


任意で加入する保険であるだけに、支払う金額が気になりますよね。


前述の自賠責保険や税金と違い、さまざまな条件によって、金額が大きく変わってくるのが任意保険です。


その主な条件とは

  • 加入者の年齢と等級
  • 年間の走行距離
  • 加入する保険会社

以上の3つです。


ここでは、これらの条件を踏まえて、保険料を比較していきます。



●年齢と等級


自動車保険は年齢が低いほど、事故を起こす可能性が高いと認識され、保険料も高めになっています。


年齢・等級保険料(年間)保険料(月間)
6等級(21歳〜)153,800円13,000円
12等級(30歳〜)58,900円5,100円
15等級(30歳〜)51,600円4,400円
20等級(30歳〜)43,700円3,800円


●年間走行距離


一般的に走行距離が長くなるに連れて、保険料も高くなります。


12等級、30歳以上の場合で比較してみましょう。


走行距離保険料(年間)保険料(月間)
3,000km53,400円4,600円
5,000km56,400円4,800円
10,000km66,500円5,700円
無制限81,100円6,900円



●保険会社


最後は保険会社による違いです。


最近はインターネットで契約のできる保険も増えています。


店舗型の保険会社よりもコストが削減できることから、保険料が割安であることも多いようです。


例として

  • 29歳女性
  • 10等級
  • 年間走行距離5,000km以下
  • 運転者は本人限定
  • 対人、対物補償無制限
  • ゴールド免許


上記の場合の保険会社ごとの保険料を比較してみます。


保険会社保険料(年間)
A社47,000円
B社56,870円
C社56,980円


この3社はどれもダイレクト型保険です。


保険料の差は、インターネット割引額の違いが影響しています。


保険会社によって、保障内容はもちろん、割引額も違うので、選ぶときは注意したいですね。


任意保険は選び方によって節約のできる費用です。


最大5万円を節約できた例もあります。


詳しくは後に記載しますので、ぜひご覧ください。


ここまでの6つの維持費の他に、車を所有すると駐車場代が必要となります。


地域によって大きい差がありますが、平均月額8,000円です。


駐車場を借りる必要がある場合は、考慮が必要ですね。

コンパクトカーと軽自動車は何が違うの?大学生に人気?

ノートはコンパクトカーに分類されます。


コンパクトカー軽自動車は、どちらも大きさも手頃で運転しやすく、大学生にも人気の車です。


では、一体コンパクトカーと軽自動車は、何が違うのでしょうか?


ここでは、コンパクトカーと軽自動車について、

  • 燃費
  • 自動車税
  • 保険
  • 車検
以上の4つのポイントで比較していきます。

コンパクトカーと軽自動車の違いについて

●違いその1:燃費


軽自動車で人気のホンダN-BOXと燃費を比較します。


車種実質燃費
ノート13.5~16.5km/L
N-BOX21.4~25.6km/L


燃費については、軽自動車の方が良いようです。


車体の軽さが影響しています。


●違いその2:税金


軽自動車の自動車税は一律ですが、コンパクトカーは排気量によって異なります。


車種自動車税
ノート34,500円
軽自動車10,800円


●違いその3:保険


自賠責保険料を比較してみます。


車種自賠責保険料
(24ヶ月契約)
ノート25,830円
軽自動車25,070円

自賠責保険はそれほど差はありませんね。


任意保険を加えても、コンパクトカーと軽自動車の差は5,000円〜10,000円程度と言われています。


●違いその4:車検


コンパクトカーと軽自動車の差が出るとすれば、車検の時に支払う法定費用です。


法定費用の内訳は、「自動車重量税」「自賠責保険」「印紙代」ですが、このうち、車体の重量によって異なる「自動車重量税」に差が出てきます。


ですが、ノートはエコカー減税対象車もあるので、その場合は軽自動車よりもやすくなる可能性もあります。


車検に関してはどのグレードを選択するかで大きく変わってきますね。

コンパクトカーのノートは大学生に人気です

車を所有したいと思っている大学生も多いでしょう。


サークル活動や通学などで必要と感じている方もいるかもしれませんが、


車を所有するには、「購入費」と「維持費」が必要です。


「購入費」は一回の出費で終わりですが、「維持費」は所有している限り続きます。


購入する前にしっかりとシミュレーションして、しっかりと準備をしてください。

補足:中古のノートの選び方

日本は海外などに比べると、中古車の品質が高いです。


最近はインターネットで中古車を探すことができ、掘り出し物を見つけることができるかもしれません。


中古車を探すときのコツは、

  • 修復歴なし未使用車
  • 非公開車両
この2つを探すと、状態の良いものに出会えるかもしれません。

ノートの維持費を下げる3つのコツ!

ここまで、ノートを所有した場合の維持費についてお伝えしてきました。


でも、この維持費はできる限り負担を少なくしていきたいですね。


そこで、ここからは、維持費を下げるコツをお伝えしていきます。


  • グレードの選び方
  • 車検費用
  • 任意保険

以上の3つのポイントでお伝えしていきます。

ノートの維持費を下げるコツ①:自分に合ったグレードを選ぶ

ノートにはさまざまなグレードがあります。


基本的なグレードは6つあり、「S」「X」「X DIG-S」「メダリストX」「メダリスト」「NISMO」となっています。


それぞれ、内装や外装、機能、装備が違います。


しかし、維持費という面から考えると気になるのが「燃費」と「エコカー減税」の対象かどうかです。


e-POWER」の方が燃費が良く、ガソリン代が大きく変わってきます。


また、エコカー減税で「免税」対象となると、購入時の「取得税」「重量税」が無税になるなどの措置があります。


車にどのくらいの機能を求めるのか?


維持費はどこまでかけられるのか?


それらのバランスを考えて、自分にあったグレードを選択することがいいでしょう。


グレードが多すぎてわかりにくさも感じるノートですが、


それだけに、合うものを見つける選択肢が多いのではないでしょうか。

ノートの維持費を下げるコツ②:車検費用を安くする

車検費用も維持費の中では大部分を占める費用です。


車検費用の内訳としては、「法定費用」「検査・整備費用」です。 


法定費用は税金なので節約することはできませんが、検査・整備費用は選び方によって、節約することが可能です。


例えば、業者に車検を依頼するのか、ユーザー自身が行う「ユーザー車検」にするのか。


それだけでも大きな節約となります。


逆に悪質な業者だと、高額な費用を請求されることもあります。


法定費用を含めた一般的な車検の費用は、10万円前後と言われていますが、悪質な業者に依頼してしまい「40万円かかった」という声もあります。


このような悪質業者に注意するだけでも、大幅な節約になりますよね。


維持費の許容範囲や利便性を考え、賢く利用しましょう。

ノートの維持費を下げるコツ③:任意保険の見直し

最後のコツは、任意保険の見直しです。


最近でインターネットで保険を販売しています。


店舗を構えず、人件費があまりかからないため、その分保険料が安く設定されています。


インターネット申込で値引きする保険会社もあります。


また、一定の条件をクリアすることで、保険料が割り引かれることもあります。


例えば、「ゴールド免許である」「走行距離が短い」「用途が比較的限定されている」など。


是非、一度複数の保険会社で見積もりをしてもらって見直してみることをおすすめします。


 

しかし、30社以上ある自動車保険会社から自分に合った保険を選ぶのは、時間も手間もかなりかかってしまいます。


そんな時は、自動車保険の一括見積サービスをぜひ活用してください。


スマホやPCで簡単に5分で自動保険見積もりができ、自分に最も適した自動車保険を選ぶことができます。

まとめ:ノートの維持費とお得に乗るための方法について

この記事では、ノートの維持費と、お得に乗るための方法をお伝えしていきました。


ノートを所有した時のイメージは湧いてきましたか?


ポイントは、

  • ノートの維持費は年間25万円〜35万円
  • グレードによって、燃費やエコカー減税が変わってくる
  • 自動車保険を見直すとお得
以上の3点です。

グレードのたくさんあるノートだからこそ、自分に合ったものが見つかるかもしれません。

しっかりとシミュレーションして、満足できるカーライフ送りましょう。

そして、一緒に自動車保険の見直しをおすすめします。

自動車保険を見直すことで、さらに維持費を削減することができるでしょう。

見直しには、自動車保険の一括見積サービスをぜひ活用してください。


このほけんROOMには、この他にも自動車保険に関する記事が多数掲載されています。

ぜひ、ご覧ください。

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