スバル・WRX S4の年間維持費は高い?STI・STISportと徹底比較!

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スポーティなセダンとして人気があるスバル・WRX S4の年間維持費を知っていますか?STI・STISportと年間維持費の違いはどの位か、関心を持たれる方々も多いはずです。この記事では、燃費や自動車税、任意保険等々の固定費からスバル・WRX S4の年間維持費を徹底シミュレーション・解説します。

スバル・WRX S4の維持費はいくら?燃費はいくらかかるのか


力強い走りと安全性能、精悍なスタイルのスバル・WRX S4。このスポーティなセダンに高い関心を持つ方々は多いことでしょう。


しかし、購入費用はもちろんスバル・WRX S4を維持する諸費用がどの位になるか、ご存知でしょうか?スバル・WRX S4の維持費には、燃料費や税金、車検費用等が必要です。


そこで今回は「スバル・WRX S4の年間維持費と、その内訳」について

  • スバル・WRX S4の年間維持費はどの位?
  • スバル・WRX S4の維持費の燃料費・自動車税等の内訳
  • スバル・WRX S4の維持費を安くする方法とは?
以上のことを中心に解説していきます。

この記事を読めば、スバル・WRX S4の維持費に関する基本的知識がわかるはずです。ぜひ最後までご覧ください。

スバル・WRX S4の年間維持費まとめ!STI・STISportを比較

こちらではWRX S4の年間維持費を、事例をあげSTI・レヴォーグSTISportと比較しながら見てみましょう。


条件は以下の通りです。

  • ドライバー:35歳
  • 等級:15等級
  • 運転免許:ゴールド
  • 運転者限定:本人限定
  • 自賠責保険:24ヶ月
  • 車検場:民間車検
  • 車両保険:あり
  • 年間走行距離:5000km

年間維持費WRX S4STISTISport
燃料代80.043円89.928円74.701円
自動車税39,500円39,500円39,500円
車検費用77,830円69,630円77,830円
任意保険料42,780円54,740円43,300円
合計240,153円253.798円235,331円
※駐車場代・修理代除く

いずれの場合も、24.5万円台の年間維持費がかかることになります。こちらでは、年間維持費の内訳を解説していきます。

スバル・WRX S4の維持費①:ガソリン代


RX S4で走行距離を長く走りたい皆さんは、燃料代がどの位かかるのか気になるという方も多いのではないでしょうか。


こちらではS4(ハイオク)、STI(ハイオク)、レヴォーグSTISport(ハイオク)を取り上げます。(共に排気量2000cc)


それぞれの走行距離別の年間燃料代を見てみましょう。

年間走行距離/実燃費S4(9.37㎞/l)STI(8.34㎞/l) STISport(10.04㎞/l)
3000㎞~5000㎞以下48.026円~80.043円53.957円~89.928円44.821円~74.701円
5000㎞~10000㎞以下80.043円~160.085円89.928円~179.856円74.701円~149.402円
10000㎞~15000㎞以下160.085円~240.128円179.856円~269.784円149.402円~224.104円

※ハイオク:150円/ℓ


いずれの場合も、年間走行距離3000㎞と15000㎞では20万円前後の燃料代の差が出てしまいます。

スバル・WRX S4の維持費②:自動車税

WRX S4の維持費には、所有する自動車に関する税金として「自動車税」がかかります。この自動車税は、都道府県の普通税です。


WRX S4をはじめとしたマイカー所有のドライバーの皆さんには「納税の義務」があるので、忘れずに毎年納付しましょう。


この自動車税は、自家用または営業用等の用途および総排気量等で税額が異なります(本記事では自家用を想定)。


WRX S4は排気量2000ccなので年間39,500円となります。

スバル・WRX S4の維持費③:車検費用(法定費用)

車検費用は、WRX S4をはじめとしたマイカー所有のドライバーが、2年に1回行う検査の維持費となります。


車検費用は大きく分けると「法定費用」と「車検基本料」の2種類があります。法定費用は法律によって定められ、車検業者が勝手に費用設定することはできません。


この法定費用に該当するのは

  • 自動車重量税
  • 自賠責保険料
  • 印紙代

となります。こちらではこれらの費用を解説します。


自動車重量税

自動車重量税は、各ドライバーの所有するWRX S4の重量によって課税額が決められます。WRX S4は1,540kgなので、1年間で16,400円となります。


ただし車検に合わせて税金を支払うので、2年分を一括払いとなります。そうすると32,800円分となり、STIは重量が1480〜1490kgなので24,600円(2年分)となります。


自賠責保険料

自賠責保険は、自動車を所有し公道を運転するならば加入しなければならない保険です。自賠責保険の保険期間は、ほとんどのドライバーが車検に合わせて設定します。

保険期間は下の表を参考にしてください。

保険期間自賠責保険料
12ヶ月15,520円
13ヶ月16,380円
24ヶ月25,830円
25ヶ月26,680円
36ヶ月35,950円
37ヶ月36,780円
WRX S4法定費用の目安

自動車重量税・自賠責保険料の他に印紙代も必要ですが、こちらは車検の際に納付する検査手数料です。約1,000円~1,800円が相場となります。


これらの費用をまとめると法定費用分は次のようになります。


条件は以下の通りです。

  • 自賠責保険:24ヶ月
  • 車検場所:指定工場(料金1,200円)

法定費用金額
自動車重量税32,800円
自賠責保険料25,830円
印紙代1,200円
合計59,830円
法定費用だけでも6万円を超え結構負担になります。

スバル・WRX S4の維持費④:車検費用(車検基本料)

車検基本料とは、検査員の検査および車検に関する書類作成の代行手数料のことです。こちらは、各車検業者で費用に差が出てしまいます。


気になる車検基本料ですが、ディーラーで車検をした場合が割高で約40,000円となります。一方、一般的な整備工場の車検(民間車検)なら基本料金は約18,000円です。


先ほどの法定費用を加えて、ディーラー車検・民間車検の費用を比較すると次のようになります。

車検費用ディーラー車検民間車検
法定費用59,830円59,830円
車検基本料40,000円18,000円
合計99,830円77,830円

一般的な整備工場の車検(民間車検)でも7万円を大幅に超える車検費用となります。ただし、車検基本料をもっと下げる方法があります。


この方法については後述します。

スバル・WRX S4の維持費⑤:任意保険

任意保険(自動車保険)は自賠責保険のように強制で加入する保険と異なります。しかし、交通事故での対人・対物賠償、搭乗者保障等、自賠責保険では賄いきれない補償をカバーできます


任意保険料も維持費としてカウントするべきでしょう。こちらでは、事例をあげて年間保険料がどの位になるか算出してみます。


条件は以下の通りです。

  • ドライバー:35歳
  • 等級:15等級
  • 運転免許:ゴールド
  • 運転者限定:本人限定
  • 年間走行距離:5000km
  • 車両保険:あり

年間保険料金額
WRX S442,780円
STI54,740円
 STISport43,300円

事例の場合、WRX S4の年間任意保険料は4万円程度が目安になります。ただし、ご自分の等級・免許証の色・車両保険の有無等でも保険料はかなり違ってきます。

スバル・WRX S4の維持費⑥:駐車場代・修理代

WRX S4の維持費はドライバーの自宅が庭付きの一戸建てでない場合、「駐車場代」を考慮する必要があります。年間の月極駐車場代は、日本全国で平均約96,000円と言われています。


また、WRX S4の修理代や定期的なオイル交換・部品交換も安全運転のために必要となる維持費です。場合にもよりますが、年間5万円~10万円程度と考えておいたほうが良いでしょう。


車検(点検整備)の際にオイル交換・部品交換等はできるものの、車検費用(車検基本料)がどんどん高くなっていきます。ご自分でまめにメンテナンスをしておいた方がお金の負担も安く済むはずです。

スバル・WRX S4の維持費を安くする方法を2つ紹介


ここまで記事を見てきた皆さんの中には、必要な維持費といえ「車検費用高すぎる」「任意保険料をもっと安い保険に変えたい」という人も多いはずです。


こちらでは、車検費用のうち車検基本料を軽減する方法、そしてより安い任意保険へ見直しする方法について詳しく解説します。

スバル・WRX S4を安くする方法①:車検費用を安くする

年間維持費は既に述べましたが、車検費用が多額になってしまうことも大きな負担となる理由の一つです。


車検費用のうち法定費用は法律で決まっているので、当然安くすることはできません。この場合、車検基本料を軽減する方法があります。


車検基本料の軽減には、車検専門業者の運営する「車検代行センター」で車検を受ける方法があります。


車検代行センターを利用すれば車検基本料3,000円~1万円以下に収まります。ただし、車検代行センターでは車両の点検・整備内容は最低限のチェックしか行われません。


安全運転のためには、ご自分で定期に車の部品交換・オイル交換をしておくことが大切です。

スバル・WRX Sを安くする方法②:任意保険の見直し

年間維持費を下げるには、任意保険の見直しも検討してみましょう。店舗で任意保険契約を締結した人は「代理店型」保険へ加入しているはずです。


この代理店型の保険料には店員等の人件費・手数料も含まれ、どうしても保険料が高くなります。そこで、「ネット型」保険へ加入を見直すのも良い方法です。


ネット型は契約者が損害保険会社に直接契約を申し込むので、人件費・手数料はかかりません。そのため保険料はリーズナブルです。


しかし、ネット型の任意保険は各保険会社から数多く販売され、ご自分のニーズに合う商品を選ぶのは一苦労です。


そこで、効率よく各商品を見積もりしたいなら、任意保険「一括見積りサービス」の利用をおすすめします。


こちらは、無料で利用でき、一括で複数の保険商品を見積もれる便利なサービスです。このサービスで年間平均3万5千円、最大5万円の保険料削減へ成功した方が多くいるのでえ、検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

スバル・WRX S4の年間維持費と、その内訳について解説してきましたがいかがでしたか。

今回の記事のポイントは

  • WRX S4の年間維持費はおよそ24万円が目安となる
  • 走行距離が長くなればなるほど燃料費はかかる
  • 車検の際に、自動車重量税・自賠責保険料等を払い込む
  • 任意保険(自動車保険)は強制加入ではないが、手厚い補償が約束される
  • 車検代行センターの利用で車検費用を安くできるが点検は最低限となる
  • 任意保険の見直しで年間維持費は安くできる。任意保険「一括見積りサービス」の利用が効率的
でした。

車検費用が大きな負担となることにうんざりしてしまう人もいることでしょう。しかし、公道での安全運転のためには必ず受けるべき点検です。

車検代行センターの活用や、ドライバー自身が定期のメンテナンス等を行うことで費用削減に心がけましょう。


ほけんROOMでは自動車に関する記事を他にも多数公開していますので、ぜひ参考にしてください。

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