更新日:2020/06/07
ナンバー変更をした場合自動車保険の変更手続きは必要なの?
引っ越しなどで自動車のナンバー変更が必要になることがあります。その際に自動車保険の変更手続きは必要なのでしょうか。手続きしないとどうなるか、各社がどんな対応をとっているのか気になりますよね。この記事ではナンバー変更時の自動車保険の変更手続きについて解説します。
目次を使って気になるところから読みましょう!
ナンバー変更時に自動車保険の手続きは必要?
住所変更や希望ナンバーの取得などで車のナンバーを変更したら、自動車保険の更新手続きも必要なのでしょうか?
ナンバーの変更手続きなんてそもそもどう手続きすればよいのか分からず、つい面倒に感じている方も多いのではないでしょうか。
また、自分が加入している保険会社の手続き方法なども気になるところですよね。
そこで、この記事では「ナンバー変更時の自動車保険手続き」について、
- ナンバー変更時に自動車保険の変更手続きは必要か
- ナンバー変更したときの代理店型自動車保険会社の対応
- ナンバー変更したときのダイレクト型自動車保険会社の対応
以上のことを中心に解説していきます。
この記事を読んでいただければ、ナンバー変更手続きの必要性や、代表的な保険会社のナンバー変更手続き方法を知ることができます。
是非最後までご覧ください。
ナンバー変更時は自動車保険も手続きが必要
車のナンバーは車両を特定するための情報なので、ナンバー変更時は、自動車保険の変更手続きも必要です。
万が一事故を起こしてしまったとき、保険会社は、車のナンバーで登録情報を確認するからです。
もしナンバーの変更手続きが済んでいなくても、一応、車台番号で車を識別することはできます。
車台番号とは、1台の車につき1つ与えられる固有のナンバーで、車検証に記載されています。
ただし、車検証を持っていない場合は車台番号をスムーズに調べられない可能性が高いので、万が一のときのためにも、ナンバーの変更手続きをしておくべきでしょう。
ナンバープレート(登録番号)とは
- 車が自動車登録ファイルに登録されている
- 車が検査で保安基準を満たしている
- その車を運転することが許可されている
手続きをしないと事故時の対応が遅れたり保険がおりないことも
代理店型自動車保険会社の対応
ナンバー変更手続きをしたほうがよいとはいっても、具体的にどうすればよいのか疑問に思う方も多いと思います。
ナンバー変更したときは、保険会社によって必要な手続きが異なります。
ここからはまず、代理店型の保険会社である
- 東京海上日動
- 三井住友海上
- 損保ジャパン日本興亜
上記3社のナンバー変更手続きについて詳しくご紹介します。
ちなみに「代理店型」とは、その名のとおり、代理店に直接行って保険を契約するタイプの自動車保険のことです。
東京海上日動の場合
東京海上日動の場合は、カスタマーセンターでナンバー変更手続きをします。
直接店に行く必要はなく、カスタマーセンターに電話したのち、郵送でやりとりすることになります。
カスタマーセンターの電話番号は、自賠責保険証明書の左下に書かれています。
郵送でのやりとりには約3週間かかるので、早めに手続きしたほうがよいでしょう。
ナンバー変更手続きに時間をかけたくないのであれば、直接来店することでも手続き可能です。
直接店に行く場合は、
- 自賠責保険証明書
- 契約者の印鑑
- 変更後の登録番号が確認できる書類
を忘れないようにしましょう。
三井住友海上の場合
三井住友海上の場合は、お客さまデスクか取扱代理店に電話する方法があります。
お客さまデスクの電話番号は三井住友海上のHPに、取扱代理店の電話番号は保険証券にそれぞれ記載されています。
お客さまデスクを利用した場合は、
- ナンバー変更の連絡
- お客さまデスクより、保険料精算の案内
- 変更書類の送付
という流れで変更します。
お客さまデスク、取扱代理店いずれを利用する場合でも、保険証券の番号を控えておくようにしましょう。
損保ジャパン日本興亜の場合
損保ジャパン日本興亜の場合は、保険を契約した代理店のみで変更手続きが可能です。
代理店の連絡先は、
- 保険証券
- 保険契約継続証
- 満期のご案内
などに記載されています。
また、ナンバー変更手続きは、契約者本人のみしかできないので注意してください。
ダイレクト型自動車保険会社の対応
- SBI損保
- ソニー損保
- アクサダイレクト
SBI損保の場合
SBI損保の場合は、SBI損保サイトのマイページから必要事項を入力するだけで、ナンバー変更手続きが完了します。
SBI損保のマイページからナンバー変更する手順は、以下のとおりです。
- マイページにログインする
- 「ご契約内容(確認・変更・解約)」のタブから、変更したい車を選ぶ
- 「契約内容変更・住所変更・解約」をクリックする
※サイト構成の変更により、今後手順が変わる可能性もあります。
ソニー損保の場合
ソニー損保の場合は、自動車保険のご契約者ページから「ナンバープレートの変更」を選び、必要な項目を入力します。
ソニー損保の入力受付完了から1週間ほどすると変更手続完了のお知らせ(兼承認書)が届くので、大切に保管しておきましょう。
ただし、車の規格変更に伴うナンバー変更の場合は、電話でしか受付できません。
もし分からないことがあれば、ソニー損保のチャットサポートで詳しい手順を聞くことができます。
アクサダイレクトの場合
アクサダイレクトの場合は、ご契約者さま専用ページ(マイ・アクサファイル)で必要事項を入力するだけで完結します。
変更手続きには、車検証かナンバープレートが必要です。
アクサダイレクトでの手続きが完了すると変更内容通知メールが届きますが、新しい保険証券や継続証などは発行されません。
書面が必要な場合は、変更内容通知メールを印刷することになります。
1万円以上保険料を節約する方法をご存知ですか?
皆さんは自動車保険をどの頻度で見直していますか?
もしかしたら、加入してから一度も見直していない人も多いのではないでしょうか。
- 加入してから一度も自動車保険を見直していない
- 車を購入する代理店で加入した
- 会社の団体割引で自動車保険に加入している
が1つでも当てはまる方は要注意!
高すぎる保険料を払っている可能性が高いです。
心当たりのある方は、一度保険料をシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。
以下のボタンから簡単にシミュレーションできるので、ぜひどうぞ!
まとめ:ナンバー変更時は自動車保険会社にかならず伝えよう!
ナンバー変更時の自動車保険手続きについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回のこの記事のポイントは、
- ナンバー変更時に自動車保険の変更手続きは必要か
- ナンバー変更したときの代理店型自動車保険会社の対応
- ナンバー変更したときのダイレクト型自動車保険会社の対応
です。
住所変更などによりナンバープレートを変更した場合は、自動車保険の変更手続きも必要です。
代理店型の自動車保険では、代理店か保険会社のHPから連絡し、ナンバー変更手続きします。
ダイレクト型自動車保険の場合は、基本的にWeb上で変更手続きが完了することがほとんどです。
ナンバーの変更手続きを怠ると、万が一のときに補償金が下りないという危険性もあるので、必ず手続きするようにしましょう。
「ナンバー変更後は迅速に手続きしてください」と伝えている保険会社がほとんどなので、早めに手続きしておくに越したことはありません。
ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。