【2024年】20代の安い自動車保険おすすめランキングは?月々の相場も解説

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20代の自動車保険料は30代以降と比べて高めに設定されており、保険料は大きな負担です。そこで本記事は20代の安い自動車保険おすすめランキングや保険料の月々・年一括の相場、安い状態で加入する方法、21歳補償・26歳補償の年齢条件の違いなどを解説します。

この記事の監修者
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。

目次を使って気になるところから読みましょう!

20代の自動車保険料(普通車)の「月額(月々払い)・年払いの相場」


20代の自動車保険料の相場は、20代前半・後半、車両保険の有無によって大幅に変わります。また、年払いと月払いによっても合計の支払額が変動するため、収入や生活スタイルに見合った支払方法を選択することが大切です。


本章では20代の自動車保険料(普通車)について、以下の2パターンに分けて解説します。

  • 年払いの相場
  • 月払いの相場
車両保険のある場合とない場合の相場も説明していきますので、車両保険を付けるか悩んでいる人もぜひチェックしてください。

自動車保険(普通車)で20代の年払い保険料平均・相場

20代の普通車の自動車保険料を年払いした場合の相場は以下のとおりです。20代前半・後半でどのくらい安くなるのか比較します。


車両保険付き車両保険未加入
20代前半(21歳)75,920円152,970円
20代後半(26歳)53,600円103,400円

(※ソニー損保の見積もり結果)


同じ20代でも20代前半か20代後半かによって保険料が大幅に異なります。21歳では年齢条件を全年齢対象とする必要がありますが、26歳の場合は年齢条件を26歳以上補償にすることで保険料を大幅に下げることができます。


車両保険の有無によっても保険料は上下します。台風や洪水などの自然災害で自動車が損害を受けた場合も、車両保険があれば費用の一部を賄えます。


年一括払いは1年あたりの合計負担額を月払いと比較して抑えられます。少しでも保険料を安くしたい場合は、年払いの利用を検討してください。


ただし、年払いは一度にまとまった金額を支払う必要があります。そのため、貯蓄をしていて経済的に余裕がある人におすすめです。

自動車保険(普通車)で20代の月払い(月々)保険料の月額平均・相場

20代の普通車の自動車保険料を月払いを選択する場合の相場は以下のとおりです。先ほどと同様に20代前半と20代後半とで比較します

車両保険付き車両保険未加入
20代前半(21歳)6,640円13,380円
20代後半(26歳) 4,690円9,050円

(※ソニー損保の見積もり結果)


1年あたりの合計金額を計算すると、月払いの保険料の方が5%程度高いです。そのため、お金に余裕がある場合は基本的に年払いがおすすめです。


ただし、以下のケースならば月払いが有効です。

  • 一度にまとまった金額を準備できない
  • 自動車保険の契約中に車を手放す可能性がある

月払いは一度の負担額が少ないため、学生や新社会人などで収入が少ない人におすすめです。


また、途中解約をした際に受け取れる解約返戻金は、年払いよりも月払いの方が高くなる傾向があります。そのため、契約中に保険会社の乗り換えや車の売却などを考えている場合は、月払いの利用を検討しましょう。

軽自動車における自動車保険料の月額平均相場【20代】

20代前半と20代後半におけるソニー損保の月額平均保険料の見積り結果は以下のようになります。

車両保険付き車両保険未加入
20代前半(21歳)5,280円8,670円
20代後半(26歳)3,760円5,950円

(※ソニー損保の見積もり結果)


軽自動車においても、20代前半と20代後半とで月額1000円以上も差があることが分かります。年間にすると1万円ですので、収入に余裕のない20代の人には無視できない額だと思います。


もし他の年代(30代, 40代, 50代)の軽自動車の任意保険料の月額平均や安いランキングについて知りたい方は以下のボタンの記事をご覧いただければと思います。

自動車保険で安いランキング20代|どのくらい安くなるか?


本章では20代におすすめの安い自動車保険ランキングを紹介します。下記の条件にてネット見積りを取りました。自動車保険会社によってどのくらい安くなるのかご覧ください。


■見積り条件

  • 性別:男性
  • 年齢:23歳
  • 住まい:東京都品川区
  • 使用目的:日常・レジャー
  • 年齢制限:21歳以上
  • 年間走行距離:3000km以下
  • 免許証:ブルー
  • 車型式:プリウス(ZVW50)
  • 運転者限定:本人限定
  • 等級:6等級
  • 対人・対物賠償保険金額:無制限
  • 人身損害保険金:3000万円
  • 車両保険:なし
  • インターネット割引:あり

20代におすすめの安い自動車保険ランキングトップ3は以下のとおりです。


■20代の安い自動車保険ランキング

順位損保会社年間保険料
1位アクサ損保
(アクサダイレクト)
45,460円
2位ソニー損保
(総合自動車保険 Type S)
68,650円
3位SBI損保
(個人総合自動車保険)
73,710円

(※2022年7月時点)


上記見積りには車保険を入れておりませんが、収入に余裕のない方が多い20代にとって、補償内容に入れるべきか悩ましいところです。所有する車の状態や収入状況によっては車両保険の必要性が低いケースもあります。


自動車保険選びの際はこちらのランキングも参考、複数の商品から見積もり比較してどのくらい安くなるか検討してください。

自動車保険の安いランキング(20代・30代・40代・50代・60代〜)

先の章では自動車保険の安いランキング20代について紹介しましたが、もし他の年代の保険料や安いランキング、会社ごとでどのくらい安くなるか知りたい方はぜひ以下のボタンからご覧いただければと思います。

20代の自動車保険料が高額な2つの理由


20代が他の年代より保険料が高額な理由としては以下の2つが挙げられます。

  1. 自動車保険を新規契約したばかりで等級が低い
  2. 交通事故の発生率が高い
本章では、上記の2点をそれぞれ詳しく見ていきましょう。

20代の自動車保険料が高額な理由①新規契約だから等級が低い

20代の保険料が高額な理由の1つ目は、新規契約したばかりで等級が低いからです。


自動車保険の等級を簡単に説明すると以下のとおりです。

  • 等級に応じ保険料の割引・割増を受ける
  • 事故歴により1等級〜20等級に区分され、等級が上がるほど割引率が増える
  • 保険が必要な事故を1年間起こさなければ等級が1段階上がる
  • 保険が必要な事故を起こすと事故内容次第で等級が1〜3段階下がる

6等級スタートの20代の多くは等級による割引が受けられません。


また、基本的に保険料が割増になるのは1〜3等級です。ただし、損害保険料率算出機構「自動車保険参考純率改定説明資料」によると、新規契約の場合は6等級も割増になります。


以上の点から、新規契約して間もない20代は保険料が高くなりやすいです。ただし、等級は同居親族から引き継げるため、両親と同居中などのケースでは等級を引き継いで20等級からスタートすることもできます。

20代の自動車保険料が高額な理由②事故の発生数が多い

20代の保険料が高額な2つ目の理由は、事故の発生数が多いからです。


自動車保険はたくさんの契約者が保険料を支払うことで、いざという時にこれまで出し合ってきたお金で補償する相互扶助の精神で成り立っています。そのため、20代は事故を発生させやすく、保険金を支払う可能性が高いので、保険料が高めに設定されています。


令和3年度の原付自動車以上の免許保有者10万人あたりの交通事故件数は以下のとおりです。

年齢件数
20代前半605.7件
20代後半424.9件
30代前半329.1件
30代後半299.4件
40代前半292.8件
40代後半99.5件

警察庁交通局「令和3年中の交通事故の発生状況」より)


以上の結果から、30代・40代と比べると20代は交通事故発生件数が非常に多いことがわかります。20代の交通事故のうち、

  • 脇見運転
  • 漫然運転
  • 動静不注視
  • 運転操作不適

などの安全運転義務違反によるものは全体の約8割を占めています。つまり、スマートフォンを操作しながら運転したり注意力が散漫になっていたりと、安全意識を欠くことで事故を起こすケースが多いです。

20代の自動車保険への加入率ランキング

対人賠償を100とした場合の、自動車保険への補償内容別の加入率(自家用車の場合)は以下のとおりです。

対人賠償対物賠償搭乗者傷害人身傷害車両
21歳以上補償10010031.399.167.6
26歳以上補償10010035.298.272.2
30代以上補償10099.962.897.261.8
年齢を問わず補償10099.932.098.961.0
その他10010030.699.772.8

損害保険料率算出機構「自動車保険の概況(2020年度版)」より)


以上の結果から、21歳以上補償26歳以上補償は人身傷害補償への加入率が高いことがわかります。車両補償への加入率も30代と比べると高めです。


なお、上記はあくまでも対人賠償を100とした場合のデータです。実際には10台に1台が自動車保険に未加入と言われています。特に20代前半と20代後半は保険料が高いこともあり、加入したくない人もいることでしょう。


しかし、無保険では万が一の時に全額自己負担になり、専門家による迅速なサポートも受けられません。自動車保険に未加入の人は、「自分は入らなくても大丈夫」と過信せずに加入を検討しましょう。

20代の自動車保険の選び方のポイント3選|どのくらい安くなる?


自動車保険はさまざまな保険会社から多くの商品が出ています。そのため、何を見て選べば良いのかわからない人も多いのではないでしょうか。


そこで本章では、20代の自動車保険選びについて以下の6つのポイントを解説します。

  1. 保険料の安さ
  2. 事故の初動対応・交渉力
  3. 利用者からの評判・口コミ
  4. ロードサービスののレッカー無料搬送距離
  5. 通販型(ダイレクト型)と代理店型の違い
  6. 車種に合わせた車両保険選び

自分の経済状況や利用目的に合った商品を見つけるためにも、ぜひ参考にしてみてください。

20代で自動車保険の選び方①保険料の安さ

20代の自動車保険選びの1つ目のポイントは保険料の安さです。


特に20代前半は学生や新社会人など収入が低い人が多いため、高額な保険料は経済的に大きな負担になります。そのため、保険料の安さは自動車保険選びの重要なポイントです。


自動車保険の保険料は保険会社によって異なります。自動車保険に加入する際は1社だけ見るのではなく、複数の保険会社の商品を比較することが重要です。保険会社によってはインターネット割引を実施している場合もあります。


保険料は補償内容により変わります。

  • 免責金額
  • 車両保険の有無
  • 運転者・年齢条件(21歳補償・26歳補償)

などを工夫することでも、月々の保険料を安くできる可能性が高いです。


特に車両保険の補償内容が充実すると、大幅に保険料が上がってしまいます。そのため、自動車保険選びの際は本当に必要な補償かを見極めて、どのくらい安くなるかしっかりと見積もり比較してから加入しましょう。

20代で自動車保険の選び方②事故対応・交渉力

20代の自動車保険選びの2つ目のポイントは事故対応・交渉力です。


自動車保険を選ぶ際は、まず示談交渉サービスの有無を確認しましょう。示談交渉サービスとは、損害賠償金の金額や負担割合の交渉を保険会社が代わりに行ってくれるサービスです。


示談交渉は法律的な知識も必要な上に複雑で時間がかかるため、自分だけで進めることはおすすめできません。事故後のストレスを軽減するためにも、示談交渉サービスの利用を検討してください。この他にも弁護士費用特約があれば、一般的に数十万円かかる弁護士費用を無理なく準備できます。


事故の初動対応は24時間365日がおすすめです。自動車保険の初動対応では、保険会社のオペレーターが相手との連絡や代車の手配をしてくれます。


交通事故は平日昼間だけでなく夜間や休日も発生します。しかし、受付時間が限られていると、時間外に起きた事故は自分で初動対応をしなければなりません。これではせっかく支払った保険料がもったいないですよね。そのため、自動車保険選びでは初動対応を24時間365日受け付けているかも確認してください。

20代で自動車保険の選び方③評判・口コミ

20代の自動車保険選びの3つ目のポイントは評判・口コミです。


複数の自動車保険を比較する際に、補償内容だけを見ても何が良いのかピンとこない人は多いのではないでしょうか。実際に基本的な補償内容は、各保険会社で大きな違いがありません。


そこで重要になるのが実際に利用した人からの評判・口コミです。インターネット上の口コミサイトでは、

  • 事故後の対応は素早かったか
  • 担当者のサポートは丁寧だったか
  • 示談交渉は適切だったか

といった、実際に利用した人が感じたリアルな意見がわかります。


もちろん担当者の性格や経験によって利用者の印象は変わりますが、同じ保険会社であれば会社の方針から大きく外れた対応をすることは考えにくいため、評判・口コミはその保険会社の満足度を知る参考になります。

20代で自動車保険の選び方④ロードサービス

20代の自動車保険選びの4つ目のポイントは、ロードサービスのレッカー無料搬送距離です。


自動車保険のロードサービスとは、

  • 事故や故障時のレッカー移動
  • バッテリー上がり
  • タイヤのパンク
  • キーの閉じ込み

などに対応してくれるサービスです。一般的には自動車保険に付帯されています。


このロードサービスで特に確認したいことが、レッカー無料搬送距離です。レッカーの搬送先は自分が指定した工場か保険会社が提携する工場になります。保険会社提携の工場であれば移動距離に関係なく無料で搬送してもえることが一般的です。


しかし、自分が指定した工場に搬送してもらう場合は、無料で搬送できる距離が限られていることがほとんどで、それを超える距離は有料になってしまいます。そのため、工場にこだわりがある場合はレッカー無料搬送距離を確認してください。


あまり遠出をしないのであれば、自宅から半径50km圏内がカバーできれば基本的には問題ありません。

20代で自動車保険の選び方⑤通販型(ダイレクト型)・代理店型の違い

20代の自動車保険選びの5つ目のポイントは、通販型(ダイレクト型)・代理店型の違いを理解することです。


通販型と代理店型の大きな違いは以下のとおりです。

通販型代理店型
加入方法WEBや電話で直接契約代理店を通して契約
保険料割安割高
補償内容自分で決める代理店担当者と相談して決める
事故現場への駆けつけ方保険会社の担当者は現場に来ない代理店担当者が来る場合がある
保険会社とのやり取り直接代理店担当者を通す
通販型の場合は代理店を通さない分保険料が抑えられます。補償内容は自分で決める必要があるため、基本的には自動車保険の知識がある人におすすめです。

一方代理店型は基本の保険料に加えて手数料が発生するため、保険料が通販型よりも割高になります。ただし、補償内容を担当者に相談できるため、自動車保険の知識がなくアドバイスが欲しい人におすすめです。

どちらを選択しても事故後の対応をしてもらえる点は変わらないため、自動車保険に関する知識量や保険料がどのくらい安くなるか、補償内容などで選択してください。

20代で自動車保険の選び方⑥車種

20代の自動車保険選びの6つ目のポイントは、車種に合わせて車両保険を選ぶことです。


車両保険の有無によって、保険料は大きく変わります。一般的には新車であれば車両保険をつけて、中古車や購入から8年以上経過した車の場合はつけません。車のローンが残っている場合は、車が全損して二重ローンになることを防ぐためにも、車両保険の付与がおすすめです。


また、車両保険には一般型と限定型があります。一般型と限定型の主な違いは保険料と補償範囲です。それぞれがカバーしている補償範囲は以下のとおりです。

一般型限定型
車・バイクとの衝突
車以外との衝突×
当て逃げ(相手不明)×
転覆、転落×
火災、爆発
盗難・いたずら
台風、洪水、高潮
窓ガラスの破損
物体の飛来、落下
地震、噴火、津波××
一般型は補償範囲が広い分保険料が割高に、限定型は補償範囲が狭い分保険料が割安に設定されています。

しかし、保険料が安いからと言って安易に限定型を選ぶべきではありません。限定型は補償範囲が狭いため、万が一の時に保険金がもらえない可能性が高くなるからです。そのため、多くの人は一般型の車両保険を選択しています。

20代の自動車保険料を安くするテクニック8選|どのくらい安くなる?


20代の自動車保険料は以下の方法で安くできます。

  1. 親族から自動車保険の「等級」を引き継ぐ
  2. 運転者を「本人限定」にする
  3. 年齢条件区分を「21歳以上補償」「26歳以上補償」にする
  4. 車両保険の「免責金額」を大きくする
  5. 中古車であれば車両保険をやめる
  6. 貯金に余裕がある人は「年払い」を利用する
  7. インターネット割引を活用する
  8. 無料一括見積りサービスを利用する
本章では上記7つのテクニックについてそれぞれ解説します。方法によっては年間1万円以上安くなる可能性があるため、ぜひチェックしてください。

20代自動車保険を安くするコツ①親族から等級を引き継ぐ

20代の自動車保険料を安くする1つ目のテクニックは、親族から「等級」を引き継ぐことです。


自動車保険の等級は親族からの引き継ぎが可能です。同居親族が自動車保険を20等級で契約していれば、等級を引き継いで高い割引率を適用できるため、保険料を安く抑えられます。6等級と20等級の割引率を比較すると以下のとおりです。

割引率
6等級新規契約:+3%
継続:-13%
20等級事故なし:-63%
事故あり:-51%

損害保険料率算出機構「自動車保険参考純率改定のご案内」より)


以上のように、6等級と20等級では割引率に大きな差があるため、20等級を引き継げれば非常に大きな保険料節約になります。引き継げる範囲は

  • 6親等以内の血族
  • 3親等以内の姻族

に限られています。また、等級の引き継ぎはその親族と同居していることが条件です。


一人暮らしの場合は等級が引き継げないため、必ず親族との同居中に手続きを行いましょう。6等級と20等級では保険料がどのくらい安くなるのかわかったと思いますので、タイミングを逃さないように注意してください。

20代自動車保険を安くするコツ②運転者を本人限定にする

20代の自動車保険料を安くする2つ目のテクニックは、運転者を「本人限定」にすることです。


自動車保険は契約時に、

  • 本人限定
  • 家族限定
  • 限定なし

など、補償対象になる運転者の範囲を指定します。本人限定は保険料の割引率が最も高いため、保険料を安く抑えられます。


本人限定は文字通り契約者本人だけが補償対象です。そのため、家族や友人・知人に車を貸して事故が発生すると補償が受けられず、修理費用や賠償金を自分で支払うことになります。やむを得ず本人以外が運転する場合は、限定を解除するか1日限定自動車保険への加入がおすすめです。


賠償金は数百万円にも及ぶこともあるため、貯蓄が十分にない場合は生活が困窮する恐れがあります。修理費用も数万円〜数十万円、全損の場合は車の買い替えで多額の費用が必要です。大きな損失が発生するのを防ぐためにも、本人限定にする場合は必ず事前に対策しましょう。

20代自動車保険を安くするコツ③年齢条件を21歳以上・26歳以上にする

20代の自動車保険料を安くする3つ目のテクニックは、年齢条件区分を「21歳以上補償」「26歳以上補償」にすることです。


主な区分は以下のとおりです。

  • 21歳以上補償
  • 26歳以上補償
  • 全年齢補償

保険料の割引率は補償範囲が狭くなるほど高くなります。つまり、この中では全年齢補償の保険料が最も高く、26歳以上補償の保険料が最も安いです。そのため、保険料を安くしたい場合は定期的な年齢条件区分のの見直しがおすすめです。


例えば、20歳から21歳になる際に見直しを行います。これにより全年齢補償から21歳以上補償に変更できるため、見直し前よりも保険料を抑えることが可能です。契約してから月日が経っているため忘れてしまいがちですが、

特に20代後半の方で保険料を安くしたい人はどのくらい安くなるか忘れずに確認してください。

20代自動車保険を安くするコツ④車保険加入者は免責金額を高くする

20代の自動車保険料を安くするつ4目のテクニックは、車両保険の「免責金額」を高くすることです。


免責金額とは、車両保険の利用時に契約者の自己負担になる金額です。例えば以下のケースで考えてみましょう。

  • 免責金額:5万円
  • 修理費用:12万円

このケースでは、5万円を契約者が、残りの7万円を保険会社が負担します。修理金額が免責金額の範囲に収まる場合は、全額を自分で負担します。この場合は保険金が発生せず等級に影響が出ないため、等級が下がるのを防ぐ目的としても有効です。


免責金額が高いほど保険料は安くなります。1万円以上も安くなるケースもあるため、保険料を抑える上で有効です。車両保険の加入者は無理なく自己負担できる金額を考慮した上で、高めの金額を設定してください。

20代自動車保険を安くするコツ⑤中古車もちは車両保険をやめる

20代の自動車保険料を安くするつ5目のテクニックは、中古車持ちであれば車両保険をやめることです。


中古車や購入してから何年も経っている車の場合は、車両保険の必要性が低いです。車両保険の保険金は契約時の時価相当額が設定されます。時価相当額は

  • 年式
  • 型式
  • 経年劣化

などから算出するため、古い車は時価相当額が低くなります。そのため、車の価値が低い場合は十分な保険金額が設定できず、修理費用が賄えない可能性が高いです。


以上の点から、中古車や購入してから何年も経っている車の場合は、車両保険自体をやめることを検討してみましょう。車両保険の有無によって保険料は大幅に上下するため、車両保険自体の見直しはおすすめの保険料節約方法です。


ただし、中古車でもローンを組んでいる場合は、全損によりローンだけが残るのを防ぐためにも車両保険を付けた方が良いです。中古車でも車両保険が必要なケースもあるため、車購入時の支払方法や経済状況に応じて判断しましょう。

20代自動車保険を安くするコツ⑥貯金に余裕があるなら年払いにする

20代の自動車保険料を安くするつ6目のテクニックは、保険料の支払い方法を「年払い」に変えることです。


年払いとは、一年分の保険料を一括で支払う方法です。毎月保険料を支払う月払いと比べると、保険料が5%ほど安くなります。年払いは支払い1回あたりの負担が大きいため、利用を検討する場合は以下の点をチェックしてください

  • 他の年払い支出と重なっていないか
  • 貯蓄に余裕があるか

十分な貯蓄がない場合は、保険料の支払いによって家計が苦しくなる可能性があります。そのため、基本的に年払いは貯蓄に余裕があり、まとまったお金が無理なく支払える人におすすめです。


満期前に途中解約する場合は、月払いの方がお得な可能性があります。年払いを選択する場合は途中解約の予定がないか、契約前に慎重に検討してください。

20代自動車保険を安くするコツ⑦インターネット割引制度を使う

20代の自動車保険料を安くする7つ目のテクニックは、インターネット割引制度を使うことです。


通販型(ダイレクト型)の自動車保険の中には、インターネット割引を行なっている商品が多くあります。割引率は保険会社によってさまざまですが、年間1万円も保険料が安くなることもあるため、通販型(ダイレクト型)で契約を検討している人には非常におすすめです。


なお、インターネット割引を受けるには見積もりから契約まで全てインターネット上で手続きする必要があります。手続き中にわからないことがあれば電話確認もできますが、そのまま電話で契約をしてしまうと割引が適用されません。そのため、必ずインターネット上から契約を進めてください。

20代自動車保険を安くするコツ⑧保険料の無料一括見積りを使う

20代の自動車保険料を安くする8つ目のテクニックは、保険料の「無料一括見積り」を使うことです。


自動車保険の保険料は保険会社によって大きく異なります。そのため、今よりも保険料が安い保険会社への乗り換えもおすすめです。保険会社を乗り換えても等級は引き継がれるため、安心して乗り換えてください。


しかし、各保険会社の保険料を一つ一つ調べていくのは手間ですよね。そこでおすすめな方法が無料一括見積りです。無料一括見積りを利用すると、複数の保険会社の保険料を一気に比較できるため、ほとんど手間がかからず最適な商品を探せます。


もちろん自動車保険は保険料が安ければ良いというものではありません。そのため、無料一括見積りで気になる保険会社を見つけたら、

  • 補償範囲
  • 割引制度
  • 評判・口コミ

などをよく確認しましょう。

20代が安い自動車保険を探すなら「保険スクエアbang!」がおすすめ!


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契約したい自動車保険が見つかれば、入力した情報を引き継いで契約手続きを進められるため、再度入力をする手間がかかりません。無理に勧誘されることもないため、自動車保険選びの際はぜひお気軽にご利用ください。


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まとめ:20代の自動車保険料の月々相場と安くするコツ


20代の自動車保険料について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。


20代の月々の自動車保険料の相場は、車両保険も含めると20代前半が13,975円/月、20代後半が7,681円/月と、30代〜50代と比べて高めに設定されています。


20代は学生や新社会人など収入が少ない人も多いため、高額な保険料は大きな負担です。しかし、工夫次第では保険料を年間1万円以上も安くできる可能性があります。

  • 年齢・運転者などの補償範囲を狭くする
  • 車両保険をやめる
  • 支払い方法を年払いにする
  • 各種割引を活用する

などの方法を用いて保険料を安くし、経済的な負担を減らしましょう。


保険料の安い自動車保険を探すには、無料一括見積もりの活用がおすすめです。無料一括見積もりでは、複数の保険会社の保険料や補償内容などを一括で調べられます。保険スクエアbang!の一括見積もり請求サービスなどを活用し、ぜひ自分の経済状況や利用目的に合った自動車保険を見つけてください。

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