子供を自転車の後ろ乗せするのはいつから何歳まで大丈夫?安全な乗り方を解説

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自転車保育園幼稚園への送迎などで、自転車の前、後ろに子供を後ろ乗せしたい、と思うことも。チャイルドシートを買うにも、いつから自転車の後ろ乗せデビューさせて良いのか不安な方も多いと思います。今回、自転車の前乗せ後ろ乗せは何歳から何歳まで大丈夫なのか、法律、安全性の観点から解説します!

赤ちゃんや子供を自転車の後ろ乗せするのはいつからが目安?

子供を自転車の後ろに乗せる時期はいつからが良いんだろう。


このような悩みを抱えるお母さんは多いようです。たとえば買い物や、保育園への送り迎えなどは自転車を利用したほうが便利な場合もあります。当然子供を乗せる時期についても考えざるをえなくなるからです。


実は目安とされるのは2歳前後です。自転車用チャイルドシートは前部後部ともに1歳から乗せることができます。しかし後部の利用は2歳以上からが推奨されているのです。


前乗せ用は子供の状況が把握できる反面、バランスを崩して転倒するリスクが高くなります。子供が大きくなるとその分転倒のリスクは増えるので前乗せ用の利用は2歳までが望ましいとされるのです。


そこで、この記事では

  1. 基準となる年齢
  2. 後部チャイルドシートを使う際の注意点
以上の点を中心に解説していきます。

この記事を読んでいただければ、後ろ乗せを始める時期について正しい判断をするのに役立ちます。

是非最後までご覧ください。

他のお母さんたちはいつから、いつまで後ろ乗せしてる?

いつから後ろ乗せ用チャイルドシートを使い始めたのか。ネット上では2歳前後からというお母さんたちの声が多くなっています。


いくつかご紹介します。


「2歳半の息子がいますが、私は2歳から乗せました!」


「1歳半からです。(上の子は3歳くらい)自転車にぐずらずに乗って、「手すりを持つ」「暴れない」ができるようになってから乗せました。」


「上の子は保育園入園の為1歳10ヶ月で、下の子は1歳半から乗せました。周りからは早くない?と言われましたが、意外と大丈夫でルンルンで乗っています。」


「2歳すぎから乗せています。落とし物注意です!」


「1歳9ヶ月から乗せました。もともと前乗せを持っておらず、4月から保育園の通園に使いたかったので、後ろ乗せを購入しました。」


なかにはお店の人からすすめられて初めから後ろ乗せのチャイルドシートにしたという方もいます。


「大きめの子なので一歳半で自転車を購入しましたが前乗せより後ろ乗せを勧められました。88cm13kgくらいだったかな?座らせてみて嫌がらなければ大丈夫だと思いますよ。」


ツイートにもあるように「暴れない」とか「手すりをもつ」といったことができるようになるのを待ってから後ろ乗せを始めるのが良いのかもしれません。

基準となる年齢は何歳から?何歳くらいまで?

いつから後ろ乗せを始めたら良いのかという年齢上の基準は2歳前後というのが一つのコンセンサスとなっているようです。

法律面、安全面からみた対応可能年齢の違い
前乗せ後ろ乗せ
法律面6歳未満6歳未満
安全面1歳~2歳2歳~6歳
(法律面は東京都、安全面はメーカーのチャイルドシート対応年齢による)

道路交通法第57条には自転車の2人乗り禁止が定められていますが、都道府県ごとに例外があります。そのうちの一つが6歳未満の幼児を1人乗せる場合というもの。

東京都では自転車を運転する人が16歳以上であって、安全基準を満たしているチャイルドシートに6歳未満の子供を1人乗せる時は例外として2人乗りが認められているのです。

上記の表からわかるように、法律上は6歳未満の子供であれば前と後ろどちらに乗せても問題ありません。しかし、実際にいつから乗せるのが良いのか判断するには安全性を考慮する必要があり、2歳以上の子供は後ろ乗せのほうがのぞましくなります。

なお、子供が2人の時にも例外規定が定められています。幼児を2人乗せて走ることができる仕組みや構造をもった自転車であれば親を含めて3人までは乗っても大丈夫とされているのです。

一般社団法人自転車協会の認定を受けた自転車がこれに該当します。幼児2人同乗用自転車と呼ばれます。

自転車の前乗せ、後ろ乗せの安全性・手軽さの比較

子供を自転車に乗せる場所は安全性と手軽さの両面から考える必要があります。


安全性で注目すべきは自転車を運転する際のバランスです。前が重ければ当然バランスがとりにくくなります。またハンドル操作に支障がでる可能性もあります。


重量の配分を考えると後部が前部より重たいほうが安定するとされるので、後ろ乗せのほうが安全性は高いといえるでしょう。ただし、後ろに乗せた子供が動くとバランスが崩れやすく注意が必要です。


手軽さという点では前乗せ、後ろ乗せでの違いはあまりないようです。子供を乗せたりおろしたりといった時に注意しなければならないのはチャイルドシートの場所ではなく、自転車自体の安定性だからです。


ただし、運転する際、前乗せではチャイルドシートに運転者の膝が当たって走行が不安定になる可能性があります。


なお、走行中の安定性という意味では電動自転車が一般の自転車よりも優れています。たとえば子供を乗せていると最初の踏み込みの際、無理に力を入れることでバランスが崩れやすい傾向があります。その点電動自転車であればアシスト機能によって無理な力を加えることなく自転車がを動かすことができるのです。

幼児2人を自転車の前乗せ、後ろ乗せさせるケースも

幼児2人同乗用自転車を利用している方は増えています。このタイプなら子供を2人乗せられるからです。


法律上は0歳から乗せられますが、1歳未満の幼児はまだ体のバランスが不安定なので実際には1歳以上とするのが現実的です。メーカーも1歳以上の年齢の子供を対象にしています。


また通常の自転車でもチャイルドシートの利用の他に、もう1人を子守バンド等でおんぶすることは認められています。


ただしあくまでもおんぶが条件であり抱っこは認められていません。なお幼児2人同乗用自転車ではおんぶ、抱っこともに認められていません。


なお、子供をおんぶして自転車に乗せることができるのはいつからか、という疑問があります。この点については法律上は0歳から認められています。

子供を自転車などに後ろ乗せするときの注意点5つ


子供をいつから後ろ乗せしたら良いのか、という点については理解頂けたのではないでしょうか。


ここからは後ろ乗せする際の注意点を次の6つに分けて解説していきます。

  1. シートベルトやヘルメットなどをつけさせる
  2. 子供の手には何ももたせない
  3. 子供を前乗せするときの注意点
  4. 子供を後ろ乗せするときの注意点
  5. 寒さ対策としてクッション、毛布などを用意
  6. 体調によっては自転車に乗らない

シートベルトやヘルメットなどをつけさせる

子供を自転車に乗せる際には必ずヘルメットとともにシートベルトの着用を徹底しましょう。


道路交通法では児童または幼児を自転車に乗せる時にはヘルメットをかぶらせる努力をすべきとしています。義務ではないのですが、安全を考えればヘルメットの着用は当然です。


またヘルメットの着用はいつから行うのが良いのか、という問題があります。子供の首と腰が据わるのは生後10ヵ月後くらいといわれており、自転車に乗せるのが可能になるのはその頃です。


そこでヘルメットの着用は自転車に乗せることができるようになったらすぐに始めましょう。ただし、無理なく着用できることが条件です。


シートベルトについていつから着用すべしといった法律上の規制はありません。しかし自転車の転倒時にチャイルドシートから子供が投げ出されるリスクは常に存在します。それに備えてヘルメットをかぶせる時にはシートベルトの着用も必ず行いましょう。

子どもの手に何も持たせない

後ろ乗せする際には、子供の手には何ももたせてはいけません。


子供はおもちゃをもちたがります。しかし自転車走行中ずっとおもちゃをもち続ける保障はありません。途中で落としてしまい、あばれだすというのはよく聞くところです。


後ろに乗せている時には、お母さんは子供の様子を見ることができません。子供が動き出すことで走行中の自転車のバランスが崩れて転倒するリスクは十分に考えられます。


子供におもちゃをあてがうのであればチャイルドシートに取り付けられるものを選ぶのが良いでしょう。

子供の前乗せの場合に特に気をつけること

前乗せする際、特に注意したいのが子供の体重です。


前乗せであれば子供の様子がわかり安心ですが、重心が前に傾き過ぎるおそれがあります。それによって自転車の操作不安定となり転倒リスクが高まるからです。


この点につき、一般社団法人製品安全協会は何kgまでなら大丈夫なのかという基準を設けています。正確には前乗せ用のチャイルドシートの定義として8kg以上15kg以下の体重の子供が使用できるものとされているのです。年齢でいえば1歳以上4歳未満の子供が対象となります。


ただし、体重は個人差があり年齢で判断するのは危険です。実際の体重が何kgなのかという点に注意することが必要でしょう。

子供の後ろ乗せの場合に特に気をつけること

後ろ乗せする際に気をつけたいのは、走行中に子供が眠ってしまうことです。


眠ってしまった子供の頭がゆれることで自転車のハンドル操作に支障をきたすおそれがあるからです。


対策としてはヘッドレスト付のチャイルドシートの利用があげられます。頭の部分を包み込むことでグラグラ感をなくしハンドル操作を安定させることができます。また、首が傾くのを防ぐクッション首枕(ネックピロー)の利用などもおすすめです。


さらには、5点式のシートベルトであれば子供が眠ってしまった時に前に倒れるおそれが少ないといわれています。3点式に比べ、装着が面倒ですが安全面を考えると検討しても良いのではないでしょうか。

寒さ対策としてクッションや布団を用意する

乗せ方に関係なく寒さ対策は必要です。


自転車を走らせるお母さんは寒風のなかでも暑さを感じますが、子供はただ座っているだけですから寒さを感じることが多くなります。そこで、寒さ対策としてクッションや布団を用意してあげましょう。


また、チャイルドシートの素材はスチール製よりもプラスチック製のほうが冷たくなくておすすめです。スチール製のほうが丈夫ですが、夏は熱くなり冬は冷たくなります。


注意したいのはマフラーや長い紐の付いた服を着せた時には、それらが自転車のタイヤやチェーンに絡み、転倒するおそれがあることです。自転車に乗せる際にはそのようなおそれのある服は着せないのがよいかもしれません。


その代わりに子供の全身をすっぽり覆うブランケットを利用するのが良いでしょう。また雨の日用と思われがちなレインカバーは風を通さないので寒さ対策にもむいているといわれています。

体調によっては自転車に乗らないようにする

子供を乗せている時ばかりとは限りませんが、体調によっては自転車の運転をひかえることが必要です。


熱があったり、眠くなる薬を飲んだりしたあとなどは特に注意しましょう。さらに精神的、肉体的なストレスを抱え込んでしまっている時も同様です。


体調が悪いと注意力が散漫になり事故を起こすおそれが高くなります。まして子供を乗せて運転している時は普段よりもリスクが増すのでおすすめできません。


実際に貧血のせいで1日のうちに2回も自転車を倒してしまった事例が報告されています。


どうしても運転しなければならない時には十分に注意するようにしましょう。

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まとめ:子供を自転車の後ろ乗せするときは要注意!

子供を自転車の後ろ乗せする際の注意点について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回のこの記事のポイントは、

  1. 子供の後ろ乗せは2歳前後からが良い
  2. 2人乗せたい時には幼児2人同乗用自転車の利用もしくはおんぶで
  3. ヘルメット、シートベルトの着用は必須
  4. 子供の寒さ対策だけではなく母親の体調不良にも注意
です。

子供を連れた買い物や保育園への送り迎えの際に多くの方が自転車を利用しています。自転車は便利な反面、まかり間違えると死亡事故をも引き起こしかねない乗り物です。子供を乗せる際には十分に注意するようにしましょう。

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この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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