iDeCoで投資信託を選ぶべき理由とは?おすすめの運用商品の選び方

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老後資金づくりには間違いなくiDeCoへの加入は必須です。そんなiDeCoで資産運用をする際に購入をおすすめするのは投資信託です。様々な種類の投資信託がありますが、その中でもおすすめな投資信託をランキングを含めて徹底解説していきたいと思います。



▼この記事を読んで欲しい人

  • iDeCoでどの投資商品を購入して良いかわからない方
  • iDeCoでどんな投資信託が購入できるかわからない方
  • iDeCoに加入したいけど、どの証券会社に加入すれば良いかわからない方


▼この記事を読んでわかること

  • iDeCoでは投資信託の購入を選ぶべき理由
  • iDeCoで購入可能な投資信託のラインナップ
  • 自分にあった証券会社がわかる

内容をまとめると

  • 投資信託のリターンは年利4%のリターンが期待できる
  • iDeCoではインデックスファンドを購入するべき
  • iDeCoに加入するなら楽天証券かSBI証券
  • どの投資信託が自分に最適か相談するならマネーキャリアのFP相談がおすすめ
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iDeCoで投資信託を選ぶ人が多い理由



iDeCoで購入できる商品は大きく分けると以下の2種類があります。

  • 元本確保型:商品の値動きがほとんど起こらない
  • 元本変動型:経済の動きや株式市場の動きによって変動


iDeCoで資産運用を検討する際、多くの方が元本変動型商品である投資信託を選択します。

この投資信託には資産が増える可能性もあるのですが、元本割れなどリスクもあります。


iDeCoでは長期・積立投資をすることが可能で、長期・積立投資をすることで投資信託での元本割れのリスクを最小限にすることが出来ます


なぜ、長期・積立投資は元本割れリスクを最小限にすることが出来るのでしょうか。


長期投資についてですが、投資信託は市場の値動きで資産価値が上昇するときもあれば、下落することもあります。

しかし、投資信託を長期投資をすることによりリターンの振れ幅が平準化します。


その結果安定して資産価値を増やすことが出来るのです


更に積立投資をすることにより、株価が高騰した時に大量に買ってしまうリスクを軽減することが出来、株価が高いときも低いときも一定額積み立てることで平均購入単価を低く抑えることが出来ます。


以上の理由によって、iDeCoで投資信託を運用することはとても大きなメリットがあることがわかりました。

iDeCoへ加入した際は、是非投資信託の購入を検討してみて下さい。

投資信託とは?【基礎知識】


投資信託とは、わたしたち投資家から資金を集め、ファンドマネージャーと言われる資産運用のプロが様々な株式や債券に投資&運用をして、そこから出た利益を投資家に還元するという仕組みの投資商品です。


投資信託を理解する上で2つのポイントが重要となります。

  • 投資信託のラインナップ
  • アクティブ型とインデックス型
投資信託のラインナップについては、各証券会社毎に扱っている投資信託の種類が異なります

もし、お目当ての投資信託がある場合は、加入しようとしている証券口座に取り扱いがあるか確認してから加入するようにしましょう。


また、投資信託はアクティブ型とインデックス型の2パターンに分けられます

それぞれ特徴が異なりますので、以下にて詳しく解説していきます。

投資信託のラインナップ

投資信託には様々な種類の商品が存在します。

その中でも楽天証券&SBI証券のiDeCoで取り扱いのあるおすすめラインナップをそれぞれご紹介します。


楽天証券

商品名特徴
たわらノーロード 日経225日経平均株価の動きに連動する投資信託です。東証一部上場企業トップ225社の株価によって値動きする傾向にあります。  
楽天・全米株式インデックス・ファンド米国株式市場全体をほぼ100%網羅しており、米国企業株式の値動きに連動する投資信託です。NYダウやS&P500の動きによって値動きする傾向にあります。  
たわらノーロード先進国株式MSCIコクサイ・インデックスに連動する投資信託です。先進国の上場企業株式に投資し、それらの企業の値動きによって連動する傾向にあります。


SBI証券

商品名
特徴
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)米国企業の中でもトップ500に選ばれた企業群であるS&P500指数に連動する投資信託です。
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)に連動する投資信託です。
日本を除く世界株式に投資し、それら企業の値動きによって連動する傾向にあります。  
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)東証株価指数(TOPIX)に連動する投資信託です。
東証一部上場企業全体の株価によって値動きする傾向にあります。 


アクティブ型とインデックス型

投資信託はアクティブ型ファンドとインデックス型ファンドの2パターンに分けることが出来ます。


ここでアクティブ型ファンドとインデックス型ファンド、それぞれの特徴について解説していきます。


アクティブ型ファンドの特徴

アクティブ型ファンドは、資産運用のプロであるファンドマネージャーによって投資の判断をします。

ファンドマネージャーは企業の分析や調査をして構成銘柄を決定します。


株式市場では企業価値があるにもかかわらず適正な評価を受けていない企業があります。

そのような企業を選別して投資をしていくのがアクティブ型ファンドの特徴です。


アクティブ型ファンドの性質上ファンドマネージャーが企業分析などをするため、コストが発生してしまいます。

そのため手数料は高めに設定される商品が多いです。


インデックス型ファンドの特徴

インデックス型ファンドは、市場全体に投資することで市場平均リターンが取りやすいというメリットがあります。
また、構成銘柄は基本的に指数で指定されている銘柄と同一にすることが多く、企業分析コストが掛からず、手数料も低く設定されています。

証券会社ごとのiDeCoの運用商品と手数料の一覧



iDeCoを始める際には、どこの証券会社で加入するか選択する必要があります。

結論から言うとSBI証券楽天証券での加入をおすすめします。


なぜかというと、iDeCoの取り扱い商品は証券会社ごとに内容が異なるのですが、SBI証券と楽天証券は取り扱い商品数他社と比較して多いという特徴があります。


更にiDeCoは運用期間中に手数料がかかるのですが、その手数料も他社と比較して安く設定されております

ここではSBI証券と楽天証券が取り扱っている商品をご紹介致します。

SBI証券

SBI証券にてiDeCoの加入をして運用する場合の手数料

加入時2,829円、積立運用期間中毎月171円の口座管理手数料が発生し、その手数料にプラスしてファンドの管理費用が発生します。


以下おすすめ商品ラインナップと管理費用の一覧をご紹介します。


SBI証券おすすめ商品ラインナップ

商品名管理費用(年間)
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)0.0968% 以内 
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド0.1023%
以内 
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス0.1023%
以内 
SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド0.1102%
程度 
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)0.1144%
以内 
三菱UFJ国際-三菱UFJ 国内債券インデックスファンド0.132% 
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 国内債券インデックス0.132%
以内 
日興-DCインデックスバランス(株式20)0.154%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド0.154%
以内
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
0.154%
以内
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)0.154%
以内
大和-iFree 年金バランス0.1749%
ニッセイ-DCニッセイ日経225インデックスファンドA0.1859%
以内

楽天証券

楽天証券にてiDeCoの加入をして運用する場合の手数料

加入時2,829円、積立運用期間中毎月171円の口座管理手数料が発生し、その手数料にプラスしてファンドの管理費用が発生します。


以下おすすめ商品ラインナップと管理費用の一覧をご紹介します。


楽天証券おすすめ商品ラインナップ

商品名管理費用(年間)
 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド0.176%
たわらノーロード 日経2250.187%
iTrust日本株式0.979%
たわらノーロード先進国株式0.10989%
インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式0.374%
ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け)1.463%
iTrust 世界株式0.979%
楽天・全米株式インデックス・ファンド0.162% 程度
三菱UFJ DCバランス・イノベーション(KAKUSHIN)
0.66%
投資のソムリエ<DC年金>1.21%
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド0.59% 
楽天・インデックス・バランス(DC年金)0.163% 
たわらノーロード先進国債券0.187%

SBI証券のトータルリターンランキング|おすすめの投資信託はどれ?

SBI証券では各銘柄のトータルリターンを公開していてここでは以下の表にまとめましたのご覧ください。


順位商品名トータルリターン(3年)
1三菱UFJ国際-eMAXIS Slim
米国株式(S&P500)
19.46%
2キャピタル・インターナショナル-キャピタル
世界株式ファンド DC年金つみたて専用
17.30%
3三菱UFJ国際-eMAXIS Slim
先進国株式インデックス 
16.75%
4<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式
インデックスファンド
16.71%
5ニッセイ-DCニッセイ外国株式インデックス16.64%
6SBI-EXE-i先進国株式ファンド16.35%
7三井住友TAM-DC外国株式インデックスファンド15.90%
8ラッセル-ラッセル・インベストメント
外国株式ファンド(DC向け) 
15.88%
9三菱UFJ国際-eMAXIS Slim
全世界株式(除く日本)
15.39%
10農林中金-農林中金<パートナーズ>
長期厳選投資 おおぶね 
15.07%


iDeCoで運用する投資信託の選び方



iDeCoで運用する投資信託の選び方ですが、意識するポイントとしては2つあります。

  1. 投資信託は商品ごとに予想リスクとリターンが異なる
  2. 運用益の非課税効果を最大限活用する

それぞれ解説をしていきます。

ポイント①投資信託は商品ごとに予想リスクとリターンが異なる

投資信託は選ぶ商品によって、予想されるリスクとリターンが違います。


基本的にはハイリスクハイリターンの投資信託と、ローリスクローリターンの投資信託に分かれます。


ハイリスクハイリターンに分類される投資信託としては、株式に連動するものが挙げられます。  一方、ローリスクローリターンに分類される投資信託としては、債権に連動するものが挙げられます。


リスクをある程度許容できるのであれば、株式に連動する投資信託の割合を増やしましょう。

また、最小限のリスクで運用したいのであれば、債権に連動する投資信託の割合を増やすことをおすすめします。

ポイント②運用益の非課税効果を最大限活用する

iDeCoで発生した運用益は非課税となりますので、そのメリットを最大限に活かすためにも株式に連動する投資信託を購入することをおすすめします。


iDeCoは長期積立投資をするのにはうってつけの制度です。

【参考】iDeCoとつみたてNISAの違い|どっちを優先するべき?



iDeCoと同じように老後資産形成に役立つ制度としてつみたてNISAがあります。

両者ともに運用益は非課税というメリットもあり、どういった違いがあるかわからない方も多くいらっしゃいます。


ここではiDeCoとつみたてNISAの違いを解説し、どちらを優先するべきなのかを説明していきます。


iDeCoとつみたてNISAの違いですが以下の表を御覧ください。

iDeCoつみたてNISA
年間投資上限金額 
14.4万円~81.6万円 40万円 
運用できる商品 預貯金・投資信託・保険商品  投資信託・ETFなど 
税制優遇 60歳まで  20年 
投資商品の売却 いつでも可能 いつでも可能 
資金の引き出し 60歳まで原則不可能  いつでも可能


このようにiDeCoとつみたてNISAには違いがありますが、最大の違いとしてはiDeCoには資金の引き出しが出来る期間に縛りがあるというポイントにあります。


どちらを優先するべきか決めるときのポイントとしては、間違いなく老後資金として積立るつもりの場合はiDeCoを優先

60歳より手前でもしかしたら使うかもしれない資金の積立はつみたてNISAという考えで良いです。


これらを踏まえてどちらを優先するべきか検討しましょう。

まとめ:iDeCoの運用商品選びならまずはマネーキャリアで無料相談!

今回はiDeCoで投資信託を選ぶべき理由とは?おすすめの運用商品の選び方というテーマで解説をしました。


今回の話をまとめると

  • iDeCoでは長期積立投資をすることにより、投資信託で起きる元本割れリスクを最小限に抑えられる
  • iDeCoの加入をするなら楽天証券かSBI証券の二択
  • おすすめの投資信託はS&P500に連動する投資信託

ということでした。


iDeCoとつみたてNISA等投資方法は無数に存在し、どういう投資方法を選択すれば良いのかわからない方も多くいらっしゃると思います。


そんな方におすすめしたいのはマネーキャリアです。 


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