更新日:2023/02/17
家財保険の裏ワザとは?知らないと損する保険料節約術を徹底解説!
家財保険には保険料を安くする裏ワザがいくつもあります。それを知らないと、同じ補償内容に対して割高な保険料を支払うことにもなりかねません。そこで今回は、家財保険の特徴と保険料を安くする裏ワザ的節約術、おすすめの特約についてを中心に解説します。
目次を使って気になるところから読みましょう!
家財保険の裏ワザで保険料を安くしよう
火災保険のなかにあり、家具や家電製品などを補償する家財保険。
名前自体は知られていても、保険料を安くする裏ワザがいくつもあることはあまり知られていません。
言いかえると、同じ補償内容に対して割高な保険料を支払っている可能性があるということです。家財保険にかける保険料を節約すれば、ほかの保険の補償を手厚くしたり貯蓄にまわしたりすることも可能になるでしょう。
そこで今回の記事では、以下の内容を中心に解説します。
- 家財保険とは
- 家財保険料を安くする裏ワザ4選
- 家財保険におすすめの特約
この記事を読んでいただければ、家財保険の保険料についてを理解し、より安く加入できるようになります。
ぜひ最後までご覧ください。
家財保険とは
家財保険とは、火災保険の対象となる建物内の家財を補償する保険のことです。
火災保険の契約時に、対象を家財のみもしくは建物と家財の両方を選ぶことで補償を受けることができます。
ここでは知っておくべき特徴を以下のふたつの観点から解説するので、それぞれくわしく見ていきましょう。
- 家財保険の補償対象
- 家財保険の補償範囲
家財保険の補償対象は生活用品や貴金属類
家財保険の補償対象は生活用品や貴金属類などです。
たとえば以下のようなものが挙げられます。
- 衣類や日用品
- 家具や家電製品
- 貴金属類や美術品
- 自転車や原動機付自転車
自動車、有価証券、パソコン内のデータなどは補償の対象外です。
なお貴金属類や美術品は、金額によっては補償対象にならないことや、保険会社に事前申告が必要なことがあるので、契約時に必ず確認しましょう。
家財保険の補償範囲は災害や事故などから自身で選べる
家財保険は火災や自然災害、突発的な事故、盗難などによる損害から自身で必要な補償を選べるようになっています。
補償例は以下のとおりです。
- 火災による焼失
- ガス漏れが原因での爆発による破損
- 台風や落雷などの自然災害による破損
- 洪水などの水災や排水管の破損などによる水濡れ
- 空き巣による盗難被害
- 自身の過失による破損や汚損
家財保険の保険料を安くする裏ワザ4選
それでは家財保険の保険料を安くする裏ワザを4つご紹介します。
- 保険金額を低くする
- 保険会社の割引制度を利用する
- 長期契約にして保険料をまとめて支払う
- 免責金額を高く設定する
裏ワザ①保険金額を低くする
家財保険は保険金額を自身で決められるので、保険金額を低くすることで保険料を安くすることが可能です。
家財保険には簡易評価表があり、年齢や家の大きさなどから保険金額の目安が示されています。
しかし高額な家財を所持していない人やそもそも家財が少ない人は目安よりも必要な保険金額が低いことも少なくないので、この裏ワザが向いているといえるでしょう。
家財保険は現状を回復する費用以上の保険金は受け取れない
家財保険は現状を回復する費用以上の保険金は受け取れません。
ですから、所持している家財に見合わない保険金額に設定してしまうと、割高な保険料を不必要に支払いつづけることになります。
すでに家財保険に加入しているのであれば、所持している家財と保険金額が見合っているかを確認してみましょう。
一般的に、補償を手厚くすればするほど保険料はあがります。
ライフステージの変化によっても必要な補償は変わるので、定期的に見直して不要な補償は削るようにしましょう。
なお、保険料をおさえたいからといって本当に必要な補償まで削ってしまうと、いざというときに保険金が足りなくなるので注意が必要です。
裏ワザ②保険会社の割引制度を利用する
家財保険にはさまざまな割引制度が存在します。
代表的な制度と適用条件は以下のとおりです。
- オール電化住宅割引:すべての設備を電気でまかなっている
- ホームセキュリティ割引:火災や盗難を常時監視する機械警備を導入している
- エコ設備割引:太陽光発電システムなどの所定のエコ設備を有している
- 消火設備割引:屋内消火栓などの所定の消火設備を有している
こういった割引制度を利用することで、保険料を安くすることができます。
なお、割引制度の種類や適用条件は保険会社によって異なるので、なるべく複数の保険会社に見積りを依頼しましょう。
裏ワザ③長期契約にして保険料をまとめて支払う
家財保険は契約期間を長くすることで保険料をおさえることが可能です。2年から最長10年までの長期契約をすれば、契約期間が長いほど保険料が安くなります。
そして月払いではなく年払いや一括払いを選ぶことでも保険料をおさえられるので、予算が組めるのであればまとめ払いを検討してみましょう。
なお、2022年10月に保険料の値上げと10年契約の廃止が見込まれています。値上げ前に契約した保険料は契約終了まで有効なので、比較検討はなるべく9月までに行いましょう。
裏ワザ④免責金額を高く設定する
免責金額を高く設定することでも家財保険の保険料は安くできます。
免責金額とは、保険金を受け取るような事故が起きた際に契約者の自己負担となる金額のことです。
たとえば保険金額10万円、免責金額2万円の契約をしたとしましょう。この場合、損害金額が10万円の事故に対して支払われる保険金は、2万円の免責金額を引いた8万円です。
免責金額を高くするほど保険料は安くなりますが、そのぶん小さな事故に対して全額自己負担になるリスクも発生します。自身の貯蓄や所在地の災害リスクも考慮して免責金額を決めるようにしましょう。
参考:家財保険におすすめの日常生活賠償特約
家財保険には日常生活賠償特約を付加することができます。
他人にけがをさせたり、他人の物を壊したりして損害賠償責任を負った場合に保険金が支払われる特約のことです。
補償対象となるケースには、以下のような例があります。
- 自転車で他人にけがをさせた
- 飼い犬が他人にけがをさせた
- 買い物をしていて商品を破損した
- マンションで水漏れをおこして階下の部屋に損害を与えた
まとめ:家財保険を見直すならまずは無料で見積り依頼を!
家財保険の保険料を安くする裏ワザについて解説してきましたが、いかがでしたか?
今回の記事のポイントは以下のとおりです。
- 家財保険は生活用品や貴金属類などが補償対象
- 補償をおさえたり割引制度を利用したりすることで保険料を安くできる
- 日常生活賠償特約の付加がおすすめ
なお、保険料は上昇傾向にあり、2022年10月には大規模な値上げがなされる見込みです。加入と見直しはなるべく早めに検討しましょう。
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