1100/1200/1300/1400/1500ccの自動車税と重量税はいくら必要?

自動車を持つ上で必ず払わなければならない自動車税と重量税、1000cc以上1500cc以下の自動車税は自家用の場合34,500円ですが、エコカー減税の有無によりその金額は大きく変化します。自動車の購入や買い替えを検討している方は是非参考にしてみてください。

1100/1200/1300/1400/1500ccの自動車税と重量税について


2019年10月には消費税税率が引き上げされますが、1100/1200/1300/1400/1500ccの自動車購入を検討中の方には税金の面から考えると購入のタイミングがとても悩ましいのではないでしょうか。


実は自動車の税金は消費税だけではなく、エコカー減税も縮小の傾向で、支払う税金の額が大幅に変わる可能性があるのをご存じですか?


特にコンパクトカーと言われる1100/1200/1300/1400/1500ccの車についてはエコカー減税の対象車である可能性が高く、自動車の購入には税金もコストダウンの検討材料とすることをおすすめします。


今回はこれから自動車の購入を検討している方のみならず現在1100/1200/1300/1400/1500ccの自動車を所有している方にも必見の内容となっています。


具体的には

  • 1100/1200/1300/1400/1500ccの車の税金の区分および金額
  • 1100/1200/1300/1400/1500ccの車のエコカー減税はどれだけお得になる?
  • エコカー減税の縮小傾向について

を1100/1200/1300/1400/1500ccの車の自動車税、重量税に分けてご説明していきます。


是非最後まで読んで参考にしてみてください。

1100/1200/1300/1400/1500ccの自動車税の区分と金額

自動車税はその年4月の所有者に対して課税され、5~6月に該当者に納税通知書が送られてきます。


自動車税は自動車の排気量により、税金が変わってきます。


排気量1100/1200/1300/1400/1500ccの自動車税は34,500円です。


排気量1100/1200/1300/1400/1500ccの自動車(コンパクトカーとも言われます)代表的なクルマといえばトヨタVitz、日産ノート、マツダデミオ、ホンダインサイトなどが挙げられます。


それ以外の主な排気量の税額についても以下にまとめました。


排気量(cc)税額
1500~200039,500
2000~250045,000
2500~300051,000
3000~350058,000


排気量が大きくなればなるほど、税金が大幅に高くなっているのがわかります。


自動車税は2019年10月に引き下げされる見込みです。


引き下げは排気量の少ない車ほど大きく減税される予定です。


自動車税は車を所有している限り、毎年かかるものなので、排気量1100/1200/1300/1400/1500ccの車を所有している、または今後購入を予定している方にとっては朗報ですね。


2019年10月に予定されている自動車税の引き下げ幅

排気量(cc)引き下げ幅
660~10004,500
1000~15004,000
1500~20003,500
2000~25001,500

エコカー減税対象車の税額

1100/1200/1300/1400/1500ccの車は2021年3月までに購入し、エコカー減税対象車であれば新車登録後、初回の納税時に通常の税金の34,500円より規定の金額が減額になります。


(前述の通り、2019年10月より減税前の自動車税の税金の額が変わる見込みです。)


対象車はガソリン車(ハイブリット車を含む)および次世代自動車(電機自動車、燃料電池自動車、天然ガス自動車、プラグインハイブリッド自動車、クリーンディーゼル)の中で、以下の表の基準を満たした車両です。


あなたの自動車が対象かどうかは、国土交通省のHP(リンクはこちら)から確認できます。


対象車のうち、以下の燃費基準に応じた割合で減額されます。

2020年度燃費基準減税割合
プラス10%達成車概ね50%
プラス20%達成車概ね50%
プラス30%達成車概ね75%
プラス40%達成車概ね75%

現状の税金の額で上記の表から算出すると、1100/1200/1300/1400/1500ccの車はプラス10%達成車でも、1100/1200/1300/1400/1500ccの車の税金は17,250円の減税となります。


さらに次世代自動車といわれる電気自動車やクリーンディーゼル車、燃料電池自動車、プラグインハイブリッド自動車などは燃費基準の達成度合いにかかわらず、自動車税が75%減税となっています。


1100/1200/1300/1400/1500ccの車でも、エコカー減税対象車を購入すると、初回の税金がかなり減税され、お得なことがわかります。



1100/1200/1300/1400/1500ccの重量税

自動車重量税とは車の重さによって決まる税金のことです。


新車購入時と車検取得時に課税されます。


新車購入時と車検取得時にかかる税金なので、税金として意識できている方は多くないのかもしれません。


この税金は軽自動車以外の普通乗用車は0.5トンごとに4,100円税金が上がる仕組みです。


排気量1100/1200/1300/1400/1500ccの車両は概ね0.9~1.5トンの間に入っています。

重量(トン)税額
0.5~18,200
~1.512,300
~216,400

また、新車登録から13年経過すると、税金が高くなります。さらに18年経過するともう一段階高くなります。


以下に13年経過時と18年経過時の重量税がどれだけ上がるか一覧表にしてみました。

重量(トン)13年経過の税額18年経過の税額
0.5~111,40012,600
~1.517,10018,900
~222,80025,200


表の通り、13年経過すると、それ以前に払っていた金額よりも税金が大幅に上がることがわかります。


1100/1200/1300/1400/1500ccの車でも、長期で車に乗る予定の方は税金面でコストが上がることを知っておくと良いでしょう。

エコカー減税対象車の税額

現状では、自動車重量税でもエコカー減税対象車は減税される制度があります。


2019年5月~2021年4月までは以下の基準で重量税が減税されます。

2020年基準達成率減税割合
基準達成25%(25)
10%25%(50)
20~30%50%(75)
40~電気自動車免税

*カッコ内は2019年4月までの割合


残念なことに、現在は2019年4月までのエコカー減税の割合より大幅に縮小されています。


エコカー減税は縮小の方向にあり、重量税のエコカー減税は現状では2021年までとなっています。


エコカー減税により自動車の税金を節税したいと考えている方には自動車購入のタイミングも重要となってきます。


現状では早めの購入をすることがより大きく減税されることが見込めます。


2019年10月に自動車税が引き下げとなりますので、自動車税の引き下げ率と重量税のエコカー減税での減税額とのバランスを比較しておいた方がいいでしょう。

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まとめ:1100/1200/1300/1400/1500ccの車の税金について

いかがでしたか?


今回は1100/1200/1300/1400/1500ccの車の税金の動向を中心にご説明しました。


2019年はエコカー減税の縮小や、10月からの消費税増税に伴い、税額が大きくかわる時期です。


そのため、こういった税制の動きをよく知っておくことで、賢く車を購入することができます。


つまり、自動車購入時に税金について詳しく知っているのと知らないのでは税金の面でかなりの差ができる可能性があります。


今回は

  • 1000/1200/1300/1400/1500ccの車の自動車税、重量税
  • 1000/1200/1300/1400/1500ccの車の減税について
  • エコカー減税の今後の傾向について

詳しくご説明しました。


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