自動車税の支払いが期限切れになった時はどうする?支払い方法は?

自動車税が支払期限切れになった時の対処法って?納付期限が過ぎた場合でも自動車税の督促状が届く前に納付することが重要です!支払い場所はクレジットカード、コンビニ、郵便局、金融機関の銀行窓口等があるので、期限切れの場合でも支払い方法を確認し対応しましょう!

自動車税の期限切れになってしまった!延滞料金の納付はいつ?

毎年5月に入ると自動税の納付書が届きますよね。早く支払わなくてはと思いながらも、気づいたら期限切れになってしまっていたという人も多いのではないでしょうか。


期限切れてもすぐに支払えば問題はありませんが、そのまま延滞し続けると様々なリスクが出てくることは知っていますか?


この記事では

  • 自動車税の期限切れのリスク
  • 延滞しつづけた場合に起こること
  • 自動車税の排気量別の税額や延滞料金
  • 支払期限切れに場合の対処法
についてを中心に詳しく説明していきます。


自動車税は車を使っている人にとっては毎年納付義務がある重要な税金です。トラブルを防ぐためにも参考になると思いますので是非最後までご覧ください。

自動車税の支払期限切れ後は、早めの支払いで延滞料金を防ぐ!

自動車税の支払い期限切れになると、延滞料金が発生します。延滞料金は、日割りで計算されます。金融機関等で納付する際に期限切れの納付書を持っていくと延滞料金も一緒に支払う形となります。


ただし、この延滞料金は1,000円以下の場合には端数処理されるため支払い義務が生じません


自動車税の延滞料金の年利は、期間により異なりますが1ヶ月間は2.6%、それ以降になると8.9%となっています。そのため、実は3ヶ月程度であれば延滞金は発生しないのです。


だからといって、支払期限切れであっても問題ないというわけではなく、支払期限が過ぎてしまうと人によっては様々なリスクが生じます。


ここでは、自動車税の支払期限切れによって起こるリスクや滞納し続けた場合どうなってしまうのかについて詳しく説明していきます。

自動車税の支払期限切れ後に生じるリスク

先ほども説明したように、支払期限切れになると延滞料金がかかります。しかし、延滞期間によっては端数処理により延滞料金をとられません。そのため、少しくらい切れても大丈夫かな?と軽く考えてしまう人も多くいます。


しかし、自動車税の支払いをしていないと「車検」を受けることができないので注意が必要です。


車検は2年に1度必ず受けなくてはなりませんが、車検満了日を迎える年の自動車税納付証明書が必要です。車検に車を出した時点で自動車税が未納の場合には車検を受けることができません。


特に、6月や7月に車検の人は納付期限が近いのでうっかり忘れている場合もありますが、自動車税を納付して車検を済ませないと次の月から車で公道に出れなくなります。


車検切れの車を運転し公道を走ると刑事罰があります。点数は6点なので免停となり、6か月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられます。


車検切れの場合には自賠責保険も期限切れの場合が多く、そうなると更に6点となり、1年以下の懲役または50万円以下の罰金になります。そうなると合計12点となり他にも既に交通違反等で加点されている人は、最悪免許取り消しとなることもありえます。


このように自動車税の期限切れは場合によっては、取返しのつかない事態となってしまいますので気を付けてください。

納付期限はいつ?

自動車税の納付期限は原則毎年5月31日です。ただし、この日が土日と重なった場合には翌営業日となります。また、住んでいる地域によっては6月末の場合もあるので、自分の都道府県はいつなのか確認しておきましょう。


自動車税は、毎年4月1日時点での各自動車の名義人に対して納付義務が発生し、車検証に記載のある住所に納付書が送付されます。


自動車税を管轄しているのは都道府県税事務所になるので住んでいる場所で多少届く日には違いがありますが、大体5月上旬には手元に届きます。


発送時期は大体5月上旬なので、納付期限までは納付書が届いてから2週間から3週間以内程度で納付しなくてはなりません。

それでも滞納し続けてしまった場合はどうなる?督促状とは?

自動車税を納付せず延滞し続けると最終的には差し押さえとなります。もちろん差し押さえまでにはステップがあり、急にされるわけではありません。


<差し押さえまでのスケジュール>

  1. 1回目の督促状が届く(6/20過ぎ頃)
  2. 2回目の督促状が届く(7月上旬頃)
  3. 3回目の督促状が届く(8月上旬)→差し押さえ予告がある場合が多い
  4. 内容証明郵便で催告書が届く(9月上旬)
  5. 差し押さえ通知(10月上旬)
自治体によって督促の回数には違いがあるようですが、大体期限切れ後1ヶ月に1通ずつ納付を求める書面が送付されてくるようです。


3回目の督促状あたりで、このまま納付されないと差し押さえとなることが書面に加わります。それでも支払わないと、内容証明にて再度納付を求める書面が届きます。そして最終的通知として「差押え通知」が届きます。


この差押え通知はまず書面で来ますが、すぐに支払いをしないと車の所在確認のため自治体職員が自宅まで訪ねてきます。


そして、最終通告にも応じない場合、差押えが実施されます。差し押さえの対象は自治体にもよりますが代表的なものは以下のものです。

  1. 預金口座
  2. 給与
  3. 自動車
まず、預金口座が差押えられます。そして、そこから自動車税とその延滞金の分が徴収されます。預貯金で徴収できない場合には、給与の4分の1以内の範囲であれば徴収可能なので差し押さえ対象となります。


それでも徴収できない場合には、それ以外の財産の差し押さえが行われますが、その対象は当該自動車となることが多いです。差し押さえられた自動車はタイヤロック等により使うことができなくなり、最悪の場合には公売され支払いへと当てられます。

納付状が届かない場合に考えられること

中には、自動車税の納付状が届かないという人もいます。そろそろ届く時期なのにと不安に思うこともあると思います。


納付状が届かない時に考えられる理由は2つあります。

  1. 車検証の住所変更をしていない
  2. 車検切れ
転居すると、住民票の変更手続きをしますが、この手続きでは自動車税の納付状の送付先は変更になりません。このことを知らない人は意外と多いので、このことが理由となり納付書が届いていないことが多いです。


郵便物の転送手続きをしていれば1年間は郵便物が転送されますが、その期間を過ぎてしまうと届きません。


車検証の住所変更については、インターネットや書面、電話等で行うことができますので忘れずに行いましょう。


車検切れの車についても基本的には納税義務がありますが、自治体によって保留となることもあるようです。車検切れの車だから払わなくて良いというわけではないため、必ずこちらも都道府県ごとの税事務所へ確認しましょう。

排気量によって自動車税額は変動する?自動車税に関わる金額

自動車税の金額は一律ではありません。軽自動車の税金が少し安いのはほどんどの人が知っていると思いますが、その他の自動車についても排気量によって納めるべき税額が違います。また、その車の用途(自家用車か営業車か)によっても異なります。


そして、その税額に伴い延滞金も違います。ここでは、自動車税金とその延滞金の違いについて詳しく説明していきます。

排気量別の自動車税一覧表!

先に説明したように、車税の金額は車の排気量とその用途(自家用か営業か)で違います。ちなみに自家用に比べて営業用の方は大分安いです。


ここでは普通自動車の中で自家乗用車の方の金額を見ていきます。


<普通車の車税額>

排気量(CC)税額(円)
6000超111,000
4501~600088,000
4001~450076,500
3501~400066,500
3001~350058,000
2501~300051,000
2001~250045,000

<小型車>

排気量(CC)税額(円)
1501~200039,500
1001~150034,500
551~100029,500

<軽自動車>

区分税額(円)
乗用車7,200
トラック4,000円

軽自動車については一律同じとなていますが、この表から分かる様に排気量が多いほど税額は多くなります。資金準備のためにも事前に自分の車の排気量を確認しておきましょう。参考:総務省 自動車税について

延滞金はどのくらい?

実際に延滞金がどれくらいかかるのというと、繰り返しになりますが、延滞金の年利は期限切れから1ヶ月間は2.6%、それ以降になると8.9%です。


端数処理により1,000円未満は切り捨てとなり支払い義務は生じませんので、排気量が少ない車は延滞料金も少額で期限切れからそれなりに時間が経っていないと実際には延滞料金はかかりません。


しかし、逆に排気量が多い車では、少ない車に比べて延滞料金も高くなります。


例えば、普通自動車の中でも税額45,000円の車は、9月20日くらいまで延滞金がかかりません。しかし、税額111,000円の車は、7月末には既に延滞金が発生し同じ9月20日時点では、延滞金が2400円(端数処理により納める金額は2000円)となります。


車税の延滞料金には各都道府県で早見表がありますので参考にしてくださいね。令和元年度の長野県の早見表をリンクしていますのでぜひ参考にしてください。

参考:令和元年自動車税延滞金早見 長野県

支払い期限を過ぎてしまった自動車税はどこに支払う?

支払い期限が過ぎた場合でも、持っている納付書があれば支払いができます。督促状が届いている場合にはそちらでも納付可能です。


ここでは期限切れの自動車税の支払い場所や支払方法、納付書をなくしてしまった場合の対処法についても説明していきます。


支払いは金融機関の銀行窓口や各種コンビニ等で可能!

支払期限が過ぎても、支払いは引き続き税務署や市役所の税務課、郵便局を含む各金融機関の銀行窓口やコンビニエンスストアで納付することができます


しかし、コンビニでは延滞期間が長くなると受付できなくなります。その場合には、金融機関や市役所等で納付しましょう。


ただし、自動車税は都道府県、軽自動車は市町村の課税となっているので納付場所も自治体によって違う場合もあります。


納付可能な場所は、納付書の裏面へ記載されています。督促状が届いている場合にも同様に督促状に納付場所の記載がありますのでそれに従って支払いを行いましょう。

クレジットカード支払いも可能

自動車税はクレジットカードでも支払いができます。クレジットカードで支払うためには事前の登録手続きが必要です。納付書が届いてから金融機関やコンビニでクレジット払いができるわけではりませんので注意してください


クレジット決済で支払うためには、自治体によって違いますが別途手数料がかかります。ちなみに、茨城県のクレジットカードの決済手数料は324円となっています。


手数料はかかりますが事前に登録しておくことで払い忘れを防止することもできますし、

クレジットカードのポイントを貯めたいという人にはおすすめです。


しかし納税証明書が届くまでに数週間かかるので、すぐに車検に出さなくてはならない人は、金融機関等で納付した方が良いです。次の項目でも説明しますが現在は納付状況をインターネットでも確認できるため車検時に必ずしも自動車税の納付証明書が必要なわけではありません。しかしインターネットへの反映には時差がありクレジット決済の場合には反映まで少し時間がかかるため車検時期によっては要注意です。


ただしクレジット決済の手続き期間は納付期間内です。期限切れの場合にはクレジット決済はできません。

参考:茨城県 自動車税の納付について

自分が自動車税を支払ったかどうか確認する方法

中には、支払っていれば手元にあるはずの納税証明書を紛失してしまったなどで自分が自動車税を支払ったかどうか分からないこともあるかもしれません。


支払っていれば、必要に応じて納税証明書を再発行すれば問題ありませんが、支払っていなかった場合は早急に支払う必要があります。


支払ったかどうかの確認方法としては、普通自動車であれば住んでいる値域の県税事務所軽自動車であれば市町村役場で確認することができます。


また、運輸支局とのシステム連携によって自動車税の納税確認が電子化されました。そのため、納付確認がインターネットでも可能となっています。支払い方法によっても、インターネットへの反映時期が違いますが金融機関やコンビニで支払った場合には大体1週間前後で確認することができます。

納税通知書をなくした場合の対処法を紹介!

届いたはずの納税通知書を失くしてしまった場合には、再発行してもらうことができます


その場合には、普通自動車であれば各都道府県の県税事務所、軽自動車であれば市町村役場に問い合わせしましょう。電話であれば郵送してくれる場合もありますし、窓口であればその場で再発行してもらうことができます。


その際には、住所等の他に車の登録番号を聞かれることもあるので車検証を手元に用意しておくとスムーズです。再発行手数料は、ほとんどの場合無料です。

まとめ:自動車税の支払いが期限切れになる前に!早めの納付を

以上のように自動車税の支払い期限切れの場合のリスクや対処方法について詳しく説明してきましたがいかがだったでしょうか。


この記事のポイントをまとめると

  • 自動車税の納付期限は5月31日で、それを過ぎると日割りで延滞料金がかかる
  • 延滞料金は1000円未満は端数処理でされるので納税額によっても異なるがすぐにかかるわけではない
  • 自動車税の納付をしていないと車検を受けることが出来ない。特に6月7月が車検の場合には注意
  • 延滞しつづけると、延滞料金がかかるが最終的には差し押さえとなる
  • 自動車税の納付は、各金融機関、税務署、市町村役場、期限内であればコンビニで出来るほか、事前登録でクレジット決済も可能
  • 期限切れの納付書もコンビニ以外であればそのまま使用可能
  • 納付書を紛失してしまった場合には再発行が可能
  • 自動車税を支払ったかどうかの確認は県税事務所、市町村役場のほかインターネットでも確認することができる

自動車税の納付は毎年のことですが、納付書が届いてから支払期限までの期間が短いこともあり忘れている人も多くいます。少しの延滞であれば、延滞料金もかからないので甘くみてしまいがちですが、場合によっては取返しのつかない事態を招くこともあります。


それぞれの事情もあると思いますが、期限内に納付することが一番です。もし期限切れに気付いたらすぐに支払いをするようにしましょう。


今年もまた納付時期が近づいてきました。今年は、5月31日が日曜日なので納付期限は6月1日でなるかと思いますが期限内にスムーズに納付できるように今から資金準備やスケジュール管理を行い対策しておきましょう。


保険ROOMでは、この他にも税金にまつわる記事を多数掲載しておりますのでぜひご覧ください。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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