更新日:2019/12/09
トヨタ・マークXの250Sの年間維持費は○○円!年齢別に徹底解説!
スポーティーな魅力を深めたトヨタ・マークXの250Sの年間維持費を徹底解説!この記事は、燃費や自動車税、任意保険等々の固定費からマークX・250S”Final Edition”の維持費を徹底シミュレーション・解説します。20歳の大学生でも保有できるのかも紹介!
目次を使って気になるところから読みましょう!
トヨタ・マークXの250Sの年間維持費は?
スポーティーな魅力を深めたトヨタ・マークX250S"Final Edition"2019年12月で生産終了を発表と同時に発売された『最後の特別仕様車』まさしくFinal Editionです。
セダンの時代を支えた大功労者も平成とともに幕を閉じる事になりました。
トヨタ・マークXの250Sファイナルエディションの購入・乗り換えを考えている方にぜひ知っておいてもらいたい自動車の維持費についてご紹介します。
維持費といっても、どんなものがあって、それぞれどれくらいかかるか知らないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事ではトヨタ・マークX 250Sファイナルエディションの維持費について
- 年間維持費はどのくらいかかるか?
- 維持費の内訳とは
- 維持費の節約はできるか
- 大学生がマークXを保有するには?
トヨタ・マークXの250Sの年間維持費は○○円です
維持費 | 年間維持費と内訳 | 月々の金額 |
---|---|---|
自動車税 | 45,000円 | 3,570円 |
任意保険 | 66,690円 | 5,840円 |
ガソリン代 | 146,067円 | 12,172円 |
高速代 | 50,980円 100km=2,549円 | 4,248円 |
車検代 | 20,900円 (2年) | 1,742円 |
タイヤ代 | 16,819円 (3年) | 1,401円 |
オイル交換 | 5,000円 | 417円 |
駐車場代 | 104,000円 | 8,000円 |
維持費合計 | 455,456円 | 37,390円 |
マークXにかかる4つの維持費の内訳を徹底シミュレーション!
マークX250S"Final Edition"にかかる4つの維持費
- ガソリン代
- 自動車税
- 車検費用
- 任意保険
ガソリン
マークX 250S"Final Edition"のガソリン代をGRX130(レギュラー)とGRX125(ハイオク)でシュミレーションします。
走行距離 /形式・実燃費 | GRX130 (8.90km/L) レギュラー | GRX125 (8.51km/L) ハイオク |
---|---|---|
3,000km | 43,820円 | 49,354円 |
5,000km | 73,034円 | 82,256円 |
10,000km | 146,067円 | 164,512円 |
*ガソリンの値段は、レギュラー=130円、ハイオク=140円で算出しました。
年間10,000km走行すると考えると、ガソリン代は年間146,067円、月額12,172円になります。
ガソリン代が多くかかる事を覚悟した上で、どうやったら上手により安くガソリンを購入できるのかを、考えていきましょう。
近くのガソリンスタンドの特売日、会員カード、クーポンなどの割引情報を利用する。
クレジットカードによる給油で、ガソリン代の割引(ガソリン1Lあたり3円値引き)などもあります。
燃費に悪影響を及ぼす様な運転をしない(『急』発進・ブレーキ、不要・過度なエアコンの使用などを控える)
タイヤの空気圧のチェックをして、正常な数値で走行すると燃費を良くします。
定期的なオイル交換で、エンジンのメンテナンスを心がけることも大切です。
汚れたオイルのままでいると、燃費を悪くするだけです。
これらの積み重ねが、燃費向上に繋がってガソリン代の節約になるのです。
http://www.mlit.go.jp/jidosha/iinkai/seibi/5th/5-2.pdf
自動車税
自動車税は、都道府県の普通税として自身が所有する登録自動車に課税されます。
毎年5月初旬に現住所に納付書が送付されてきますので、5月中に納付してください。
期限を過ぎてしまうと、延滞金が付いてしまうので忘れずに行いましょう。
自動車税の金額は、エンジンの排気量、500cc毎に区切られ設定されています。
マークX 250S"Final Edition"のエンジンは2,500ccなので、45,000円になります。
また新車登録(年式)から、13年を超過した車は税額が15%増税になります。
ちなみにエコカー減税対象車なら13年を超えていても増税とならない特例があります。
平成32年度燃費基準プラス20%達成車に該当するガソリン車やハイブリット車も対象です。
車検
車検は、新車購入時の新規登録時に限り3年、その他、中古車・継続検査などは、2年毎に安全基準を満たしているかを検査する事です。
車検費用には、法定費用と点検整備費用(車検基本料)の2つがあります。
法定費用は
- 自動車重量税
- 自賠責保険料
- 印紙代
これらの合計金額のことで、車種による値段の違いはありますが法律の基準で決まった金額です。
自動車重量税は、0.5tごとに4,100円課税される税金です。
13年目以降の自動車重量税
自動車税 | 重量税 | |
---|---|---|
初年度~13年目 | 45,000円 | 16,400円 |
14~18年目 | 45,000円 | 22,800円 |
19年目~ | 45,000円 | 25,200円 |
エコカーでない場合は、新車購入時からの年数が13年、18年を越えると自動車重量税が高くなります。
13年以上18年未満の場合は0.5tごとに5,700円、18年以上の場合は6,300円の増税です。
重量税は車検の時に2年分を納付する必要があります。
自賠責保険は、自動車を所有し公道を運転するドライバーが必ず加入する、いわゆる強制保険で、交通事故を起こした場合、被害者救済のために最初にこの保険が必要になります。
自賠責保険に未加入では公道は運転できませんから、車検切れの車を運転するときは、仮ナンバーの取得と一緒に自賠責保険の加入も義務付けられています。
自賠責保険の保険期間は、車検に合わせるのが一般的です。
自賠責保険料はこの表を参考にして下さい。
保険期間 | 保険料 |
---|---|
12ヶ月 | 15,520円 |
13ヶ月 | 16,380円 |
24ヶ月 | 25,830円 |
25ヶ月 | 26,680円 |
36ヶ月 | 35,950円 |
37ヶ月 | 36,780円 |
自賠責保険は契約期間が長いほど保険料が安くなる傾向にあります。
25ヶ月、37ヶ月といった一見余分に見える期間があるのは、車検が満了日の24時まで有効なのに対して自賠責保険は正午(12時)までが期限になっているために、うっかりして無保険状態にならないための仕組みです。(12時間のタイムラグ)
またうっかり車検の日を忘れてしまった時など、仮ナンバーの取得だけで車検を取りに行けるので、25ヶ月・37ヶ月という自賠責の保険期間があります。
印紙代(検査手数料)1,800円
車両区分・登録条件によって支払う金額は様々で、1,000円〜1,800円です。
車検基本料
車検基本料とは、検査員が検査を行い、車検に関する書類作成の代行手数料を指しており、各車検業者で費用に差がつくところです。
点検整備費用(車検基本料)はどこに頼むかで大きく違ってきます。
- 自動車ディーラー
- 民間車検(整備工場)
- 代行車検業者
- カー用品店
- 車検センター
- ユーザー車検
上から順番に料金の高い順となっていて、一般にディーラー以外の代行業者は最低限の点検整備で比較的に料金の安い傾向にあります。
ディーラーの場合は、40,000円・民間車検(整備工場)なら、18,000円程度というように大きな差が出ます。
車検の費用を節約したいなら、車検専門業者が運営する『車検センター』で車検を受ける事をおすすめします。
必要最低限の点検・整備を行うため、その費用は10,000円程度です。
ただし他と違って、将来必要になるような部品交換や数万キロ走行したら交換することになっている部品なども教えてもらえないので、ドライバー自身が知識や経験を積むことが必要になってきます。
日頃から、自分でメンテナンスを怠らず、定期点検などを受けて自動車の知識があるならばユーザー車検に挑戦するのも良いかもしれません。大幅な維持費の節約につながります。
中には、悪質な車検業者の存在を耳にすることもあります。大抵は、低価格の車検費用で誘って、部品交換・オイル交換・次々に追加費用を積み上げるという手口です。
悪質業者に騙されないために
- 自動車や部品などの知識を身につける。
- 日頃から自動車の状態を把握し、メンテナンスを怠らない。
最近では、どこでも無料の見積もりをしてくれますので、複数の業者に依頼して検討するのも良い方法でしょう。
任意保険
任意保険
自賠責保険で、カバーしきれない賠償責任が生じたときに、その補償をするもので加入するかどうかは各自ドライバーの判断に委ねられています。
自賠責保険は対人賠償のみが補償範囲ですから、対物損害・搭乗者への補償に憂いを感じるならば、任意保険へ加入しておく必要があります。
今日では車を運転するドライバーのマナーとして任意保険の加入は必要条件とさえいえます。
任意保険には、ノンフリート等級というのがあって加入すると誰もが、無事故の場合にその経過年数毎に1等級ずつ上がっていき、保険料も割引になります。最大20等級まで上がります。
また運転者の年齢によって保険料の割引もあり、年間走行距離などでも保険料は大きく違ってきます。
他にも家族割・運転者限定など様々な契約の仕方で、保険料を節約する事ができます。
ここでは等級(年齢)・走行距離による保険料の違いを解説します。
等級(年齢)ごとの保険料の比較
マークX 250S"Final Edition"を契約車両とした場合の等級(年齢)ごとの年間保険料です。
- 運転免許証:ゴールド
- 年間走行距離:5,000km
- 運転者限定:本人限定
- 車両保険:あり
等級(年齢) | 年間保険料 | 月々 |
---|---|---|
7F等級(20歳代) | 379,700円 | 31,800円 |
12等級(30歳代) | 280,500円 | 23,400円 |
15等級(40歳代) | 245,600円 | 20,600円 |
20等級(50歳代) | 208,100円 | 17,400円 |
表からわかるように、7F等級(20歳代)の人と20等級(50歳代)の人の契約では、同じ車両にも関わらず年間保険料に大きな差額が出ています。
任意保険に継続して加入して、無事故を続けてノンフリート等級が上がると保険料の割引が生じるのがお分かりいただけたでしょうか。
(年間)走行距離による保険料の比較
マークX 250S"Final Edition"を契約車両とした場合の走行距離ごとの年間保険料です。
- 運転者:30歳
- 等級:13等級
- 運転免許証:ゴールド
- 運転者限定:本人限定
- 車両保険:あり
年間走行距離 | 年間保険料 | 月々 |
---|---|---|
3,000km | 74,000円 | 6,300円 |
5,000km | 78,100円 | 6,700円 |
9,000km | 88,300円 | 7,500円 |
11,000km | 92,200円 | 7,800円 |
16,000km | 107,900円 | 9,100円 |
無制限 | 112,400円 | 9,500円 |
走行距離が長くなれば、それだけ保険料も多くかかります。
年間走行距離3,000km以下と無制限では約38,000円も保険料に差が出ます。
任意保険料を安くするには?
任意保険料を安く抑えるには、ネット型自動車保険の無料見積もりを試してみましょう。
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任意保険の見直しは維持費の節約につながります。
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マークXは20歳の大学生でも保有できる?他のセダンと比べて高い?
マークXが気になっている大学生に、マークXを所有した場合の維持費のシュミレーションを紹介して、大学生でもマークX250S"Final Edition"が所有できるのか?を検証します。
20歳の大学生がマークXの任意保険に加入した場合、保険料はいくらになるでしょう。
- 運転者:20歳
- 等級:はじめて
- 運転免許証:ブルー
- 運転者限定:本人限定
- 車両保険:なし
- 走行距離:7,000km
まとめ:トヨタ・マークXの250Sの年間維持費について
ここまで解説してきてトヨタ・マークXの250Sファイナルエディションの年間維持費についてご理解いただけたでしょうか。
この記事のポイントは
- トヨタ・マークX250S"Final Edition"の年間維持費は45.5万円
- 維持費の内訳は、ガソリン代・自動車税・車検費用・任意保険料など
- 任意保険料は年齢(等級)と走行距離(年間)で大きく変わる
- 車検業者選びは慎重に
- 任意保険の見直しで維持費の節約を
- 無料!一括見積もりサービスを試そう!
- 20歳大学生もカーシェアならトヨタ・マークX250S"Final Edition"の保有可能!
でした。
国産のセダンが次々と消えていく中で、『セダンの時代の功労者』ともいわれるトヨタ・マークX250S"Final Edition"=『最後の特別仕様車』、ハイブリッド・エコカーが隆盛を極める自動車業界で昔ながらの自動車として、2019年12月で生産を終了します。
ほけんROOMでは、このほかにも多数の自動車について記事を掲載していますので、ぜひご覧になってください。