ホンダ・CR-Zの平均維持費は安い?αとβの維持費を徹底解説!

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意地と技術が形づくった綺麗なフォルムのホンダ・CR-Zの年間維持費は○○円です。この記事では、燃費や自動車税や任意保険等々の固定費からホンダ・CR-Zのαとβの維持費を徹底シミュレーション・解説します。また、他の自動車より維持費が安いため、大学生にも人気です。

ホンダ・CR-Zの年間維持費は安い?

2010年にデビューし2017年に販売を終了したホンダ・CR-Z

ホンダグリーンマシン3号として、環境性能を全面に押し出しつつも、そのデザインでスポーツカーとしても人気を博しました。

中古車価格も落ち着いてきているので、大学生等の若い世代の購入対象にも入ってきているのではないでしょうか?

そんなCR-Z、今から乗るとしたら中古車を購入するしかありませんが、気になるのが購入後の維持費ですよね。

この記事では、CR-Zの維持費と節約について
  • 維持費を節約する方法は?
  • 任意保険を抑えるコツとは?
以上の内容を中心に説明していきます。

ぜひ最後まで読んでみてください。

ホンダ・CR-Zの年間維持費は○○円です

内訳について詳しく解説していく前に、一般的なCR-Zの維持費を紹介します。


こちらが1年あたりの維持費をまとめた表になります。

維持費/車種CR-Z
ガソリン代80,000円
自動車税34,500円
重量税12,300円
車検代20,000円
自賠責13,340円
任意保険代92,390円
合計272,530円

いかがでしょうか?やはりハイブリッドカーなのでガソリン代は非常に安いですね。


CR-Zには2つのグレード、αとβがありますが、この違いは、装備面の違いが殆どであり、エンジンや足回りなど、走行性能や燃費に関わる部分の違いはありません


なので、基本的にグレードの違いが維持費に影響してくることはないと言えるでしょう。


この中で、維持費の3割を占めているのが任意保険代です。


この金額から最大5万円近く節約する方法をページ後半でご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

ホンダ・CR-Zにかかる4つの維持費の内訳を徹底シミュレーション!

ここからは、上記表6項目のうち、車検の際に支払う重量税、自賠責保険を車検代とまとめ、ガソリン自動車税車検任意保険の4つを説明していきます。


この中でも、特に任意保険車検代については、大きく節約することが可能です。


是非この記事を最後まで読んでいただいて、節約に活かしていただければと思います。

①ホンダ・CR-Zのガソリン代

ガソリン代とは、ガソリンの年間購入価格です。こちらは、当然ながら走行距離やガソリン価格によって変わってきます。


このガソリン代を大きく左右するのが、燃費です。ガソリン1Lあたりの走れる距離が多いと、当然給油の回数は減りますので、ガソリン代は安くなりますよね。


それでは、年間走行距離ごとのガソリン代を表にまとめましたので、御覧ください。

走行距離/車種CR-Z・17.28km/L
3,000km(3,000km÷11,49km/l)×140円=24,305円
5,000km(5,000km÷11,49km/l)×140円=40,509円
10,000km(10,000km÷11,49km/l)×140円=81,018円
15,000km(15,000km÷11,49km/l)×140円=121,527円

平均的な年間走行距離は10,000kmと言われています。


平均的なガソリン代は年間80,000円程度ということになるでしょう。


当然、環境や走り方によって燃費は変わります。CR-Zのようなハイブリッドカーの場合、モーター駆動をいかに有効活用できるかが燃費の鍵になってきます。


バッテリーの充電は減速時に行われ、加速時に放出されるので、加減速が少ない高速や、信号の少ない地域ですと、ハイブリッドカーの場合は燃費が悪化する傾向があります。


一方で、加減速の多い市街地では、ハイブリッドシステムを有効活用できるため、燃費が良くなる傾向があります。


ノンハイブリッドの車とは燃費傾向が真逆になるので、気をつけた方がよいでしょう。


駐車場代も月々一定額かかってきますが、地域によって差が大きいので、ここでは割愛します。


もし安い駐車場を探したいのであれば、ネットで検索するより、地元の不動産店に直接問い合わせると、安い物件が見つかるかもしれません。

②ホンダ・CR-Zの自動車税

自動車税は、毎年5月初旬にお住まいの都道府県から金額が通知され、5月中に納付するのが基本です。
 


金額についてはエンジンの排気量によって、500cc毎に区切られ設定されています。 CR-Zのエンジンは1.5Lなので、1L~1.5Lの税額になります。


また、新車登録から13年を超過した車は、税額が15%割増になる仕組みになっています。 


CR-Zの場合、初期型でも10年ですので、割増になるのはまだまだ先の話になります。


では、自動車税を表にまとめたので、ご覧ください。

年数/税額自動車税
~13年目34,500円
14年目~39,600円

当然延滞をすると、延滞料が徴収されますし、最終的には差し押さえになる可能性もあります。


自治体によってはカード払いも可能なので、忘れずにお支払いしましょう。

③ホンダ・CR-Zの車検代

車検にかかる費用には、必ず支払わなければならない法定費用と、車検方法や車の状態で費用が変わってくる点検整備費用の二種類があります。
 


車検における法定費用とは、

  • 重量税
  • 自賠責保険
  • 印紙代

の合計額になります。


一方の点検費用とは、名前の通り点検にかかる費用の事で、ディーラーや修理工場に車検をお願いする際に、部品の交換や修理、作業の工賃などを指します。


それでは、法定費用から説明していきましょう。


重量税は、車検の際に二年分まとめて払わなければならない税金です。
 


重い車ほど、道路へのダメージを与えるという考え方から、車両重量500kg毎に区切られ、重量が重い車ほど税金が高くなっていきます。


自動車税と同じく、新車からの登録年数によって割増があり、13年超過、18年超過で税額が上がる仕組みになっています。
 


また、国の定めた燃費基準を満たしている場合、その達成具合によって半額や全額免除されるエコカー減税といった制度も用意されています。


ちなみに、エコカー減税は新車登録後最初の車検まで適用なので、CR-Zの場合は最終型を購入した場合、適用される可能性があります。 


CR-Zの重量は1,100kg台の車ですので、1,000kg超~1,500kg以下の税額になります。  

年数/税額重量税(支払額)重量税(年額)
~13年目24,600円12,300円
14年~18年目34,200円17,100円
19年目~37,960円18,980円

CR-Zの場合は、しばらくは年額12,300円という事になります。


自賠責保険とは、法律で加入が定められている保険です。人身事故の際にのみ、被害者1名につき傷害120万円、死亡3,000万円、後遺障害4,000万円支払われれます。


1ヶ月単位の加入もできますが、車検期間、つまり、2年単位での加入が基本になります。


自賠責保険が切れた状態でその車を動かすと、一年以下の懲役または50万円以下の罰金が与えられる上に、免停にもなります。そうならない為にも、車検期間での加入を推奨します。  


自賠責保険の加入期間と金額は以下のようになります。 

保険期間金額
12ヶ月15,520円
13ヶ月16,380円
24ヶ月25,830円
25ヶ月26,680円
36ヶ月35,950円
37ヶ月36,780円


長い期間で加入するほど一月あたりの料金は安くなっていることがわかります。 


また、25ヶ月や37ヶ月といった、余分に1ヶ月分の期間があるのは、車検は満了日の24時まで有効なのに対して、自賠責保険は正午までが期限になっているため、うっかり無保険にならない為の仕組みです。 


また、車検切れの際に、1ヶ月以内であれば仮ナンバーを取得するだけで車検を取りに行けるので、25ヶ月で加入しておく方がいいでしょう。 


印紙代とは、車検手続き上の書類や手数料の事を言います。これに関しては、定額になります。


法定費用をまとめると、以下の表のようになります。

法定費用金額
重量税24,660円
自賠責26,680円
印紙代1,800円
合計53,140円


点検費用は、平均的に40,000円と言われています。走行距離や使い方で車両の痛み具合は変わりますので、この金額は人によって大きく変わってくるところです。


気をつけていただきたいのは、お店によっては、交換の必要のない部品を交換されたり、使う必要のない添加剤を入れられたり、必要以上の請求をされたという事例もあるようです。 


事前に作業の見積もり内容を説明して貰い、追加で作業が必要になった場合にもキチンと説明をするお店に預けるようにしましょう。それだけで余分な出費が減るはずです。   

④ホンダ・CR-Zの任意保険

任意保険とは、自賠責保険では補償されない物損事故や、自賠責の補償額を超えた際のカバーをしてくれる保険です。任意ではありますが、いざという際に、自分の為だけでなく、相手の為にも加入することを強く推奨します。
 


また、任意保険は等級と呼ばれる基準で価格が変化します。無事故で年数を経過する毎に等級が上がっていき、6等級からスタートし最大で20等級になります。 


こちらは、等級・年齢でどれだけ保険料が変わるかを示した表になります。

年齢・等級/金額保険料(一括)保険料(月額)
20代・7F等級92,390円97,010円
30代・12等級50,100円52,610円
40代・15等級26,700円28,250円
50代・20等級21,110円22,170円
60代・20等級24,330円25,560円


50代までは年齢・等級が上がるほど料金が安くなっていくことが分かります。
 


事故率が高く等級が低い20代、事故率の高い60代は少々保険料が高くなっていますね。

次に走行距離による保険料の違いを見ていきましょう。   

走行距離/金額保険料
3,000km36,800円
5,000km38,880円
7,000km40,500円
9,000km43,900円
11,000km45,800円
16,000km53,600円

走行距離が多いほど保険料は高くなることが分かります。 


走行距離が増えるほど、事故の確率が高くなるので、その分保険料が高くなるということですね。 


今度は、保険会社による保険料の違いを見てみましょう。 

 比較条件は

  •  現在の等級:6等級 
  • 初度登録年月:2012年2月 
  • 車種:ホンダ・CR-Z  
  • 年間走行距離:10,000km以下   
  • ドライバー年齢:30歳 
  • 対人・対物補償限度:無制限   
  • 人身傷害保険限度:3,000万円   
  • 車両保険:なし  
こちらになります。

それでは表にまとめたものを見てみましょう。
保険会社/金額保険料
A社91,950円
B社88,630円
C社89,280円
高い!と感じた方も多いのではないでしょうか。


ご安心ください。実は、ここから保険料を節約する方法があるんです!


年間に平均3万円、最大5万円近くの節約になれば、ガソリン代や車検代に充てる事も可能です。


では、その為のポイントをご紹介しましょう。

  • 年齢条件  
  • 運転者限定特約

年齢条件とは、先程も記載しましたが、全年齢対象から、21歳以上、26歳以上など、ある年齢以上の運転者のみを補償する事で保険代が安くなる制度です。 


21歳以上の場合、全年齢対象と比較すると3~4万円近く保険料が下がるんです!大学三年生であれば、この条件を満たすことが出来ますね。
 


運転者限定特約とは、保険対象の車を運転する全員に保険を適応するのか、契約者本人だけにするのか、運転者を限定することで保険代が安くなる制度です。
 


本人限定にすると、ご友人が車を運転する際には保険が適応されないという事にはなりますが、その際は別個に1日保険などに加入してもらえば問題ありません
 


この特約を使うことで、1万円近くの保険料が下がることもあります!


このように、契約内容で保険料は大きく変化します。今から加入を考えている方だけでなく、既に保険に加入済みの方も、今一度ご自身の契約内容を確認してみる事をお勧めします。


しかし、30社以上ある自動車保険会社から自分に合った保険を選ぶのは時間的にも難しいですし、面倒ですよね。 


ですが、自動車保険の一括見積サービスを利用すれば、スマホやPCで簡単に5分で自動保険見積もりができ、その中から自分に最も適した自動車保険を選ぶことができるんです! 



ちなみに利用料は無料、見積もりだけでもOK!多くの方々が利用し自分の車に合わせてお得に自動車保険を利用しています。

まとめ:ホンダ・CR-Zの年間維持費

ここまで読んでみて、いかがだったでしょうか?


任意保険を賢く契約することでしっかり節約すると、月々の維持費は20,000円弱に抑えることが出来ることがわかりますね。


20,000円ならば、社会人だけではなく、バイトが収入源の大学生でも維持が可能、と言えそうです。


この記事のポイントは

  • CR-Zの維持費は年間約30万円
  • 節約のポイントは任意保険
以上の点です。

車検費用と任意保険次第で、大きく維持費は変わります。

これを読んでいただいたみなさんは是非、素敵なCR-Zライフを送ってくださいね。 

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