フェアレディZの維持費は45.7万円!Z33・34の維持費も詳しく計算!

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日産の発売する人気スポーツカー フェアレディZ この記事では、あなたが所有した際の維持費を各項目ごとのにシミュレーション!Z33と34の維持費の比較や、実際のオーナーの声、比較的高いフェアレディZの維持費を下げる方法についても解説します。

フェアレディZの年間維持費は45.7万円

フェアレディZといえば、スポーティなボディに爽快な走りが特徴のかっこいい車です。


車の維持費は誰もが安く抑えたいところですが、フェアレディZの維持費はいくらくらいかご存知ですか?


フェアレディZの維持費は、一般的な車と同様、年間の燃料代から車検費用まで様々な費用がかかります。


そこで今回は「フェアレディZの維持費と、その削減方法」について

  • フェアレディZの年間維持費はどの位?
  • フェアレディZで走行した率直な感想
  • フェアレディZの維持費削減方法

以上のことを中心に解説していきます。


ぜひ、最後までご覧ください。


フェアレディZの4つの維持費の内訳をシミュレーション!あなたの維持費はいくら?

さて、新車・中古車を購入した後の維持費はどの位になるでしょう?


フェアレディZの年間維持費は概ね次のような金額になります。

年間維持費金額
年間走行距離(3000㎞の場合)46,392円
自動車税66,500円
車検費用(車検センター利用の場合)69,830円
任意保険料(30歳・12等級の場合)60,400円
合計246,122円

フェアレディZの年間維持費の目安25万円程度とですよね。


しかし、各ドライバーの走行距離、等級、加入する任意保険の内容によって年間維持費は変わります。


また、ドライバーの中には毎月の駐車場代を必要とする方々もいることでしょう。


この駐車場代は年間96,000円が目安と言えます(月極駐車場の平均が1ヶ月8000円程度)。駐車場代も含めれば、35万円程度が年間維持費となりますよね。


こちらではフェアレディZの年間維持費の内訳として

  • 燃料代
  • 自動車税
  • 車検費用
  • 任意保険料

を解説します。

フェアレディZの維持費①:ガソリン代

維持費の大きなウェイトを占める燃料代、フェアレディZでは年間どれ位なのでしょうか?

 

年間走行距離ごとにフェアレディZの平均的なガソリン代を計算してみましょう。


前述したフェアレディZの「Z33」「Z34」の比較は次の通りです。

年間走行距離/実燃費Z33(9.70km/L)Z34(8.12km/L)
3000㎞~5000㎞以下46,392円~77,320円55,419円~92,365円
5000km~10000km以下77,320円~154,639円92,365円~184,729円
10000km~15000km以下154,639円~231,959円184,729円~277,094円

※ハイオクの値段150円/lと仮定


年間の走行距離で燃料代に大きな差が出ますね。愛車で長距離を走りたいドライバーの方々は、それなりに燃料代がかかると思っておきましょう。


しかし、表で最も燃料代が高くなるのは、Z34の年間走行距離15000km277,094円で、Z33の場合と比較すれば同じ走行距離でも、4万円以上の差が出ています。


毎月に直せばZ33なら約19,300円、Z34なら約23,000円の燃料代となります。

フェアレディZの維持費②:自動車税

フェアレディZの維持費には自動車税や自動車重量税もあります。


こちらでは、フェアレディZに課税される自動車税・自動車重量税について解説します。


フェアレディZの自動車税額

自動車税は、自家用車を所有する皆さんへ都道府県が課す普通税です。自家用車を所有しているなら、誠実に自動車税を納付することが義務となります。


フェアレディZは総排気量3.5リットル超4リットル以下なので、自動車税額は66,500円になります。


フェアレディZの自動車重量税額

自動車重量税とは、自動車の重量0.5トンにつき4,100円が課税される税金となります。


この重量税は車検時に税金を支払うことになります。なお、車検では重量税の2年分を支払います。


フェアレディZの重量は2タイプあり、それぞれ課税額は異なります。

  • 重量1t超~1.5t以下(Z33等)→12,300円課税
  • 重量1.5t超~2.0t以下(Z34等)→16,400円課税

下表で初年度〜13年目までの自動車税・自動車重量税を比較してみます。

初年度〜13年目1t超~1.5t以下1.5t超~2.0t以下
自動車税66,500円66,500円
重量税12,300円16,400円
合計78,800円82,900円

重量がいずれの場合も税金はそれなりにかかってしまいますよね。

フェアレディZの維持費③:車検費用

フェアレディZも一定期間に車検を受ける必要があります。


車検を受けるのは面倒ですが、マイカーの安全な走行のためにはやむをえません。


この車検費用も重要な維持費となっており、法定費用・点検整備費用を支払うことが必要です。


車検の法定費用について

車検の法定費用は、次の3つの費用が該当します。

  1. 自動車重量税
  2. 自賠責保険料
  3. 印紙代

車検の際に、自賠責保険を必ず支払います。


自賠責保険は、ご自分が交通事故を起こしてしまった場合に補償される大切な保険です。この保険に入っていないと、公道を走行することができなくなるので気を付けましょう。


(例)

  • 車検車両:フェアレディZ(Z34)
  • 自賠責保険期間:24ヶ月

法定費用金額
自動車重量税32,800円(16,400円×2)
自賠責保険料25,830円
印紙代1,200円
合計59,830円

法定費用は、自動車重量税の課税額で費用が異なるだけではありません。指定整備工場かそれ以外で検査する場合の印紙代によっても費用が異なります。


ただし、法定費用は車検業者で自由な金額を設定することができない車検費用です。


車検の点検整備費用について

法定費用と異なり、点検整備費用の場合は各車検業者で大きな金額の差が生じます。どんな車検業者が高額になるのか、車検が心配な皆さんも多いのではないでしょうか。


基本的に高いと言われているのはディーラー車検で、逆に車検センターでの車検は非常に安いと言われています。


このディーラー車検、車検センターでの車検で何故、費用の差が生まれるのかは後述します。

フェアレディZの維持費④:任意保険料

任意保険料とは、任意保険(自動車保険)の料金となります。任意であるというからには、加入するかどうかは各ドライバーの判断次第です。


しかし、自賠責保険以上の手厚い補償を備えるには、任意保険の加入は必須ですよね。


こちらでは、年代別で任意保険料がどれ位か、年間走行距離で保険料に影響が出るのかを解説します。


年代別での任意保険料

単に年齢の高さだけに限らず、等級でも保険料に大きな違いが出てきます。


事例を上げて、各年代でどれくらい年間保険料がかかるか算定してみましょう。


(例)

  • 免許証の色:ゴールド
  • 年間走行距離:3000km
  • 運転者限定:本人限定
  • 車両保険:あり
年代(等級)年間保険料
20代(9等級)100.700円
30代(12等級)60,400円
40代(20等級)45,000円
50代(20等級)35,000円

20代(9等級)のドライバーと、50代(20等級)のドライバーでは65,000円以上も差が出ています。


年間走行距離と保険料

こちらでは事例をあげて、走行距離ごとの年間保険料を算定してみましょう。

  • ドライバー:30歳男性
  • 等級:12等級
  • 免許証の色:ゴールド
  • 運転者限定:本人限定
  • 車両保険:あり

年間走行距離年間保険料
3000km60,400円
5000km65,340円
11000km81,520円
無制限100,400円
年間走行距離が3000kmの場合と、無制限の場合の保険料の差は、年間4万円以上となります。

フェアレディZの実際の性能や乗り心地は?オーナーの声を紹介!

フェアレディZを購入したい皆さんは、既にオーナーとなっている方々の感想も聞きたいですよね。


こちらでは、フェアレディZの性能・乗り心地を評価する点や、不満点について取り上げます。


フェアレディZを評価する点


オーナーの皆さんのフェアレディZを評価する声を取り上げます。

  • 乗り心地が大変良い。ソフトな乗り心地だ。腰が痛くなることもないので安心。(20代男性)
  • スタイリングをとても気に入っています。シートが低く、スポーツカーに乗ってる気がして優越感を感じます。(30代女性)
  • トルクがあってどこからでも加速し、普通に早い。自分には十分な馬力だ。(30代男性)

フェアレディZの不満点

オーナーの皆さんのフェアレディZに関する不満点を取り上げます。
  • 舗装の悪い路面だとすぐハンドルが取られてしまう。常にハンドルを修正しなくていけないのが難点。(40代男性)
  • 乗り降りには注意している。車高が低いため坂とか段差とか車止めには気を付けないと。(20代男性)
  • 走行中の騒音が気になってしまう。あとは収納が少ないのも残念。(30代男性)

オーナーの声を解説

加速がスムーズで、ソフトな乗り心地であることに評価が集まっています。フェアレディZは高速道路での移動に向いている車両と言えそうです。

一方、舗装の悪い路面だとハンドルが取られてしまうこと、走行中の騒音に不満点が目立ちます。

当然、砂利道や凹凸の目立つ道での無理な走行は、事故や車両トラブルの原因となるかもしれません。このような悪路での走行は控えた方が無難です。

フェアレディZの維持費を下げる方法を解説!

フェアレディZを購入したい皆さんは、いろいろお金の工面を考えていることでしょう。


でも、「新車も中古車も結構高いし、維持費がもう少し安くならないか?」と考える方々もいますよね。


確かに、車検は義務である以上、それを受けなければいけませんし、そのための費用が必要です。また、任意保険に加入したくても等級が低い場合、保険料が随分高くなることはすでに述べました。


こちらでは、頭の痛い出費となる「車検費用」と「任意保険料」の削減方法を解説します。

フェアレディZの維持費を下げる方法①:車検費用の節約

点検整備費用は前述したように、各車検業者によってその費用へ大きな差が生じます。


こちらではその理由と、車検費用の節約法を解説します。


ディーラー車検はなぜ高い?

ご存知とは思いますが、一定の期間になると自動車を購入したディーラーから車検の案内が来ます。案内が来たのでディーラー車検を行うドライバーさんも多いことでしょう。


ディーラー車検では、保安確認検査料、点検料、検査代行費と呼ばれる基本料金が必要となり、法定費用とは別に4万円~5万円程度を請求されることがおおいです。


基本料金はやむを得ないと思う方々が多いことでしょう。


余計と思われる交換・メンテ費用

しかしここからが問題で、この基本料金に加えバッテリー交換、ブレーキメンテ、ワイパーラバー交換等の請求費用が追加されます。


メンテ費用・交換費用を見れば、ドライバー自身で交換できそうなものがあります。中には、何故交換するか意味がわからない費用も入っているときもあります。


このような費用が積み上がり、結局、点検整備費用は基本料金を含め10万円を超えることになります。


別に悪質な業者というわけではない

ただし、これは細心の注意を払って点検整備を行った結果と言えます。事前に、近いうち交換が必要となる部品を業者が交換してくれているのです。


自動車の知識や、各部品に関して知識のある熟練ドライバーならば、余計なサービスかもしれませんね。


しかし、知識の浅い初心者ドライバーには、この未然に自動車トラブルを防ぐサービスが役立つはずです。


節約するなら車検センター

車検専門業者が運営する車検センターでは、必要最低限の点検・整備のみを行います。


そのため、点検整備費用は、ディーラー車検の費用の1/10にとどまり、10,000円程度で済みます。費用削減をしたいなら、車検センターを利用するのが良いでしょう。


ですが、必要最低限の点検・整備のため、ドライバー自身でまめに部品交換等を行う必要があります。


車検センターでの車検は安いですが、自動車や部品等の知識が豊富なドライバー向きと言えます。

フェアレディZの維持費を下げる方法②:任意保険の見直

フェアレディZの維持費を下げるには、任意保険の見直しを行うことも必要です。


こちらでは、どんな保険が維持費の削減に効果大か、保険選びに便利なサービスを解説します。


代理店型保険は高い!?

マイカーをディーラーで購入した際には、お店で取り扱う任意保険を勧められた人も多いと思います。


特に自動車の購入がはじめてで、保険の知識も無かった頃は、その勧めに応じたことがあるでしょう。手続きや保険料の見積もりは、みんなお店の担当者が行ってくれて安心だったと思います。


しかし、代理店型保険の保険料には、お店の紹介料や手数料も含まれているので、どうしても年間の任意保険料は高くなってしまいます。


ネット(通販)型保険への見直しを!

一方、皆さんもインターネットやテレビCMでよく見かける、「ネット(通販)型保険」はどうでしょうか。


こちらは通販による任意保険であり、郵送申込またはネット申込で保険契約を締結します。


この保険は、保険会社と直接契約を結ぶので、代理店型保険のような紹介料・手数料は存在しません。そのため保険料は比較的安く、保険商品の中には割引キャンペーンを行っているものもあります。


ただし、保険料の見積もり、申込手続きは全てご自分で行うことになるので、ネット(通販)型保険に加入を希望する場合は、手続き前に良く保険内容を確認しましょう。


一括見積サービスは便利!

ネット(通販)型保険に関心を持った皆さんも多いはずです。


しかし、このタイプの保険は多くの保険会社から販売されています。どれを選ぶべきか、正直迷われることでしょう。毎回保険料の見積もりを出すのも面倒だとおもいます。

そんな時は、「一括見積サービス」を利用しましょう。


一括見積サービスはインターネットサイト等で利用できます。複数の自動車保険料を一度に見積もることができて、利用者はとても便利なサービスです。


このサービスを利用すれば平均3万5,000円節約できるといいます。一括見積サービスは無料なので気軽に活用できますよね。

まとめ:フェアレディZの維持費と性能、維持費を下げる方法について

フェアレディZの維持費と、その削減方法について解説してきましたが、いかがでしたか。


今回の記事のポイントは

  • フェアレディZの年間維持費の目安は、駐車場代の含め35万円程度
  • 年間維持費の内訳は、燃料代・自動車税・車検費用・任意保険料がある
  • 年間の走行距離でも燃料代は大きく異なる
  • 車検費用は業者により、費用差が大きく開くので注意する必要もある
  • ディーラー車検は費用が高く、車検センターはリーズナブルとなっている
  • 任意保険の見直しはネット(通販)型保険がおすすめ
  • ネット(通販)型保険は多いので、一括見積サービスの利用が便利
でした。

フェアレディZは、車体が低くスポーティな走りで、心地よい運転が期待できます。

一方、悪路で無理な走行すれば、車両トラブルや事故につながるので注意が必要です。

ほけんROOMでは自動車に関する記事を他にも多数公開していますので、ぜひ参考にしてください。

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