カプチーノの月・年間維持費は?年間維持費の内訳についても解説!

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1991年にデビューし、1998年まで販売していたツーシーターオープンカーです。スズキのカプチーノは軽自動車でありながら本格的なスポーツかーを目指した革新的な車です。カプチーノの月年間維持費の内訳や年間内訳維持費を下げるコツについて解説します。

カプチーノの平均年間維持費は32.5万円

カプチーノの維持費がどのくらいかかるか知りたい方は多いのではないでしょうか。
 


カプチーノの購入を検討している方にとっては参考にしたいところですよね。 

また、カプチーノをすでに所有している方も維持費についてより詳しくなりたいかもしれません。

 

まずカプチーノの平均的な年間維持費を見てみましょう。   

月間 年間 
ガソリン代6,580円78,962円
自動車税 600円7,200円
車検2,864円34,370円
任意保険料 8,341円101,000円
合計 18,385円220,632円


※ガソリン代は140円/Lで計算

※実燃費は17,73km/Lで計算


これ以外にも駐車場代(全国平均8,000円)や消耗品等の交換費用もあります。

また、古い車種でもありますのでメンテナンス費用も想定しておいたほうがよいです。
 

以上から、年間維持費は32.5万円程度と見込まれます。


予想より維持費が高いと思われた方もいるかもしれません。

しかし、維持費について詳しく知ることで削減できる費用もあります。


そこでこの記事では、

  • カプチーノの維持費の内訳
  • カプチーノの維持費を抑える方法



以上について解説していきます。 


この記事をお読みいただければ、カプチーノの購入にあたっての参考となりますし、購入後の維持費削減にも役に立ちますよ。




カプチーノの月・年間にかかる6つの年間維持費の内訳を徹底計算!

カプチーノには年間で6つの維持費がかかります。 


具体的には以下の6つです。

  • 重量税
  • ガソリン代
  • 自動車税
  • 車検
  • 自賠責保険
  • 任意保険
  • メンテナンス費用

上記の中には、法律で定められているため金額が固定の維持費もありますが、減らせる維持費もあります。 


先ほど試算した平均年間維持費が高いなと感じている人はぜひこの機会に維持費について学んでおきましょう。


この章では維持費の一つ一つについて詳しく解説していきます。


カプチーノの維持費①:ガソリン代

ガソリン代は、年間で走る距離や車種の燃費によって大きく変わってくる費用です。


カプチーノの燃費から想定される年間のガソリン代をシミュレーションしてみましょう。   

走行距離/型式・実燃費EA11R(17.73km/L)
3000㎞~5000㎞以下23,689円~39,481円
5000km~10000km以下39,481円~78,962円
10000~15000km以下78,962円~118,443円

※ガソリン代は140円/Lで計算


年間走行距離によってガソリン代が大きく増減していますね。


自家用乗用車の平均年間走行距離は約10,000kmと言われていますので、年間ガソリン代の目安としてください。

カプチーノの維持費②:重量税

軽自動車の重量税は、軽自動車の区分(自家用・事業用)や経過年数に応じて税額が決まります。

普通自動車だと車両の重量によって税額が増加していきますが、軽自動車では一定の税額です。


重量税は次の車検までの全期間分をまとめて支払います。 

例えば、新車時に3年車検となる場合は3年分納付し、2年車検となる場合は2年分納付します。


また、カプチーノにはエコカー減税の適用があります。
 

自動車税とともに、エコカー減税の適用がある場合とない場合のケースに分けて以下の表をまとめてみました。 (参照:国土交通省)


エコカー減税の適用あり

自動車税重量税
初年度~13年目7,200円0円
 14~18年目7,200円0円
 19年目~7,200円0円

エコカー減税の適用なし

自動車税重量税
初年度~13年目 7,200円6,600円
 14~18年目7,200円7,600円
19年目~7,200円8,800円

カプチーノの維持費③:自動車税

自動車税は、毎年4月1日時点において、自動車の所有者が支払わなければならない税金です。 

軽自動車の自動車税は、車が最初に登録された年度がいつか、用途が事業用か自家用かによって税額が異なります。



カプチーノの自動車税は、車種区分が自家用乗用車となり、7,200円です。 


※平成27年3月31日以降に新車登録された場合は新税率の10,800円ですが、カプチーノの発売時期を考慮し、平成27年3月31日以前に新車登録されたものとしています。


自動車税は、年度末である翌年3月31日まで税金を、5月末日までにまとめて支払うことになっています。

自動車税が未納だと車検を通すことができないので注意しましょう。


(参照:東京都主税局)

カプチーノの維持費④:車検

車検は保有している自動車が保安基準を満たしているか確認するための検査です。 新車で購入した場合は3年、それ以外は2年ごとに受けます。 


まず、車検は以下の3つの法定費用がかかります。 

  • 重量税
  • 自賠責保険料
  • 印紙代


エコカー減税の適用も考慮して計算に入れつつ、具体的な法定費用を以下の表で確認しましょう。

法定費用エコカー減税ありエコカー減税なし
重量税6,600円0円
自賠責保険料26,370円26,370円
印紙代1,400円1,400円
合計34,370円27,770円

重量税がエコカー減税の適用で若干安くなる以外は変動のない維持費です。

自賠責保険料は保険期間24ヶ月分を車検時に支払います。



点検整備費用に注意


法定費用以外の費用としては、点検整備費用があります。 


法定費用の額はどの業者でも固定ですが、点検整備費用は業者の見積もりに差があるので注意しましょう。

車検の方法は以下の通り複数あります。

  • ユーザー車検
  • 代行車検
  • 車検専門店
  • カー用品店
  • 民間車検場
  • ディーラー車検 


このうちユーザー車検は法定費用だけの負担なので一番安いです。

ユーザー車検以外は、実際に見積もる業者にもよるので一概には言えませんが、ディーラー車検費用が特に高くなりがちと言われています。


必要のない整備や修理、交換を見積もりに含めて、高額請求してくる悪質な車検業者もいるので注意しなければなりません。  


悪質な業者の対策としては、複数の業者へ見積もりを依頼して、適正で安い車検費用を請求してくれる業者を探しましょう。 


なお、車検時に消耗品の交換を無しとしてもらったり、自分で消耗品を用意したりすることによって点検整備費用の節約もできます。

カプチーノの維持費⑤:自賠責保険

事故の被害者を保障するために、すべての車の所有者の加入が義務付けられている強制保険であり、加入は車検の条件となっています。 


自賠責保険は1ヶ月単位からの加入ができますが、一般的には、契約期間は車検期間に合わせます。 


例えば、2年更新の車検となる場合、自賠責保険の契約期間は25ヶ月と設定します。

24ヶ月としない理由は、車検期間を過ぎてしまわないようにするためです。 


また、「一括払いが負担だから1年単位などといったように短い期間で契約したい」と考える人もいるかもしれません。


しかし、自賠責保険は契約期間が長ければ長いほど保険料が安くすみます。

自賠責保険の契約期間を短いとその分保険料が高くなるので注意しましょう。


以下の表で、自家用乗用自動車の一般的な自賠責保険料を契約期間ごとにいくらかかるか見てください。

自賠責保険契約期間 保険料 
12ヶ月15,520円
13ヶ月16,380円
24ヶ月25,830円 
25ヶ月 26,680円 
36ヶ月 35,950円 
37ヶ月36,780円

契約期間が長ければ長いほど保険料が安くなることがわかりますね。


以上から、自賠責保険の契約にあたっては、車検更新に合わせて契約期間を設定するようにしましょう。


(参照:国土交通省)

カプチーノの維持費⑥:任意保険

任意保険は、自賠責保険で保証されない部分をカバーする保険です。 


自動車保険への加入義務はないものの、事故に備えて加入することが一般的でしょう。
 


任意保険料は、契約者の年齢や等級、走行距離などにより保険料が変わってきます。 


「年齢と等級」、「走行距離」別に平均的な保険料を表で確認しましょう。 


 年齢・等級別保険料

等級(年代)月間保険料年間保険料
7等級(20代)13,470円154,080円
13等級(30代)6,500円74,380円
18等級(40代)4,980円57,030円

20代の保険料が他の年代と比べて特に高いことがわかりますね。 

20代の事故率が高い傾向にあることから保険料が高く設定されているからです。


次に、年間走行距離と保険料との関係について見てみましょう。
 


年間走行距離別保険料


年間走行距離年間保険料
3000km以下61,000円
5000km以下64,400円
9000km以下72,900円
11000km以下76,100円
16000km以下89,100円
無制限92,700円

年間走行距離が長いほど保険料が高くなることがわかりますね。

年間走行距離が「3000km以下」と「無制限」を比較すると、3万以上も保険料が高くなっています。


人によっては任意保険は維持費の中でも大きなウェイトを占めており、負担と感じる方も多いでしょう。

この高くなりがちな任意保険料を抑えることが車の維持費削減にあたり重要となります。 


任意保険料を安くするには?


任意保険料の負担をなるべく抑えたい場合は、ネット型自動車保険の検討をおすすめします。 


「どうせどこの保険会社で契約しても任意保険料は同じ」と諦めていませんか?

任意保険料は年齢や等級などの条件が同じであっても、契約する保険会社によって異なります。


任意保険の見直しによって、平均で3万5千円、最大で5万円安く下げることができたという事例も報告されています。

ネット型自動車保険は、保険会社と契約者が直接契約するので、代理店の手数料等がかからない分安くなるからです。


しかし、保険会社は全部で30社以上あり、その中から最も自分に適した自動車保険を選ぶのは時間的にも難しいですし、何よりも面倒ですよね。 


ですが、自動車保険の一括見積サービスを利用すれば、スマホやPCで簡単に5分で自動保険見積もりができ、その中から自分に最も適した自動車保険を選ぶことができるんです! 

 

ちなみに利用料は無料、見積もりだけでもOK!多くの方々が利用し自分の愛車に適した自動車保険を最大で5万円もお得に利用しています。 


任意保険料が高いなと感じる方はぜひ見積もりをしてみてください。

カプチーノの維持費⑦:メンテナンス費用

カプチーノは販売から年数が経っている車種ですので、中古車購入時は車体の状態をしっかり把握する必要があります。 

また、購入後のメンテナンス費用を想定しておかなければならないでしょう。
 


まず、中古車購入時は以下の点を確認しておくべきです。  

  • 外装と内装
  • ユーザーの使用歴
  • 車両情報(修理や交換履歴、走行距離など)

まず車の外装と内装、ボンネットの中などをしっかり見て、不自然な変形や傷の跡がないかチェックしましょう。


過去に事故に合ったり、改造されていたりする場合があるので、車体の現状を把握する必要があるからです。

業者には、車が過去どのように使用されていたか確認しましょう。


また、定期点検整備記録簿からも過去の点検や交換の履歴等を確認できます。

車のコンディションを正確に知ることができますし、購入後、どこの箇所が不良となりうるか把握できるでしょう。  


逆に点検記録簿がないという場合は、車の現状を把握できず、購入してもすぐ故障してしまうということにもなりかねません。 


意図的に点検記録簿を破棄して、過去の故障歴を隠したり、走行距離を改ざんしたりする悪質な販売業者もいますので注意が必要です。


目視と点検記録簿の両方でチェックして不自然な点がないか確認し、状態のよい車体を選び、メンテナンス費用を抑えましょう。


購入後にかかるメンテナンス費用としては、主にオイル等の消耗品交換やエンジン、エアコンの修理などがあります。 


また、カプチーノは販売から年数が経っていますので、経年劣化による錆がいろんな箇所に故障を発生させることが多いです。


中古車の購入時にあたって、どこか痛んでいるような場合は、将来予想されるメンテナンス費用も業者に確認しておいたほうがよいでしょう。

まとめ:カプチーノの月の維持費とお得に乗るためのこつ

カプチーノの維持費と維持費削減方法について解説してきましたが、いかがでしたか。 


今回の記事のポイントは、

  • カプチーノの維持費として主にガソリン代、税金、保険がかかる
  • 自賠責の費用は車検更新時期に合わせ長く設定することで節約ができる
  • 複数の保険会社に見積もり依頼して任意保険の見直しができる
  • カプチーノ購入時はメンテナンス費用を抑えるためにも車体の確認を怠らない

現在カプチーノを所有している方も、購入を検討している人も維持費について知ることでその負担を抑えることができます。


特に任意保険の見直しはすぐにできる維持費の削減方法なのでおすすめです。 

複数の保険会社への見積もりは手軽でスピーディーにできますので、興味ある方はぜひ検討してみてください。 


ほけんROOMでは、ほかにも保険に関する役立つ記事を多数掲載していますので、ぜひご覧ください。


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