エクスプローラーの月・年間維持費は?維持費の内訳についても解説!

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エクスプローラーはアメリカの自動車メーカーであるフォード・モーターが1999年から製造・販売しているアメリカで人気の車種です。耐久性に優れたボディなどが日本国内でも人気の車種です。エクスプローラーの月・年間維持費、年間維持費の打つわけについて詳しく説明します。

エクスプローラーの月・年間維持費はいくら?

フォードが製造・販売するSUV「エクスプローラー」、こちらを購入したい皆さんも多いことでしょう。


しかし、エクスプローラーを維持する諸費用を、購入予定の皆さんはご存知でしょうか。


エクスプローラーの維持費は、走行に必要な年間のガソリン代、安全な走行のための車検費用等が必要です。


そこで今回は「エクスプローラーの年間維持費と、その内訳」について

  • エクスプローラーの年間維持費はどの位?
  • エクスプローラーの維持費の諸費用
  • エクスプローラーと諸費用を安く抑えるコツ

以上のことを中心に解説していきます。


この記事を読めば、エクスプローラーの維持費に関する基本的知識がよくわかるはずです。


ぜひ、最後までご覧ください。




エクスプローラーにかかる4つの維持費の内訳を徹底計算!

SUVのエクスプローラー、大型らしい迫力のある走りが魅力ですよね。


しかし、購入したい方々は、エクスプローラーの年間維持費が気になることでしょう。


この維持費は、運転者の等級、走行距離の違い、任意保険料の内容等でも差が出てきます。


エクスプローラーの維持費は

  • ガソリン代
  • 自動車に関する税金
  • 車検費用
  • 任意保険料

の諸費用に分かれます。


エクスプローラーの年間維持費は次の通りです。


(例)

  • ドライバー:30歳(15等級)
  • 運転免許:ゴールド
  • 運転者限定:本人限定
  • 車両保険:なし
  • 自賠責保険:24ヶ月
  • 車検場:民間車検
  • 年間走行距離:5000km

年間維持費金額
ガソリン代71.599円
自動車税58,000円
車検費用68,030円
任意保険料86,030円
合計283,659円

年間維持費は30万円程度(毎月25,000円程度)となります。


ただし、駐車場代が必要なドライバーもいるはずです。


月極駐車場代は毎月8,000円が全国平均です。


そのため、年間96,000円はかかることでしょう。


また、自動車部品・オイル交換等も行えば、年間40万円以上の維持費が必要となります。


こちらでは、維持費の諸費用について解説していきます。

ガソリン代

年間走行距離を長く走りたい皆さんは、ガソリン代がどれ位かかるか関心のあることでしょう。
 


こちらでは、エクスプローラー、SUVのトヨタ C-HR(ハイブリッド)の実燃費を比較してみます。 


下表をご覧ください。

年間走行距離/
実燃費
エクスプローラー
(8.38km/l)
トヨタ C-HR
(21.68km/l)
3000㎞~5000㎞以下42.959円~71.599円16.605円~27.675円
5000km~10000km以下71.599円~143.198円27.675円~55.351円
10000km~15000km以下143.198円~214.797円55.351円~83.026円

レギュラー:120円/lで算定


年間走行距離が長くなるほどガソリン代もたくさんかかってしまいますね。


エクスプローラーでは、3000㎞と15000kmの年間ガソリン代の差が、17万円以上となっています。


また、ハイブリッド車であるトヨタ C-HRとの差も歴然としています。


SUVでも実燃費を重視するドライバーなら、トヨタ C-HRの方が向いていますね。

自動車税

エクスプローラーの維持費には、国に納税する税金もあります。


税金は次の通りです。

  • 自動車税
  • 自動車重量税

こちらでは、エクスプローラーにかかる各税金を解説しましょう。


エクスプローラーの自動車税額

自動車税は、自動車を所有する誰もが課税される都道府県の普通税です。


エクスプローラーは排気量3500cc以下なので、自動車税額58,000円になります。


自動車税は毎年欠かさず納税することになります。


納税は国民の義務ですので、「もったい無いから嫌だ。」と拒否することはできません。


エクスプローラーの自動車重量税

自動車重量は、自動車の重量でその課税額が決定される税金のことです。


エクスプローラーは2.5トン以下ですので、1年につき重量税額20,500円がかかります。


自動車税額と、この自動車重量税の1年間に必要な税額は下表の通りです。

初年度税額
自動車税58,000円
自動車重量税20,500円
合計78,500円

税金だけでも8万円近くになってしまいますね。


やはり排気量が多く、重量が重いエクスプローラーは税金もナカナカの負担となります。

車検

車検とは、皆さんが所有し運転する自動車の安全のため、一定期間に必ず受ける自動車の検査のことです。


車検費用には、大きく分けて法定費用・車検基本料があります。


法定費用の内訳は次の通りです。

  • 自動車重量税
  • 自賠責保険料
  • 印紙代

こちらでは、これら法定費用、車検基本料について解説しましょう。


車検費用その1:自動車重量税

自動車重量税は既に述べた通り、法律の基準に則り課税されることとなります。


なお、車検の際に必ず2年分を納付しなければいけません。


エクスプローラーの場合は

20,500円×2年=41,000円

となります。


この重量税は、自動車を所有してきた経過年数で税額も変わります。


車検費用その2:自賠責保険料

自賠責保険は、ドライバーが必ず加入しなければいけない保険です(強制保険)。


ご自分が自動車で加害事故を起こした場合、被害者救済のためこの保険が下ります。


また、自賠責保険に未加入では、公道の運転が禁止されるので注意しましょう。


保険期間切れならないように更新することが必要です。


一般的にドライバーの皆さんは、車検の時期にちょうど合わせて保険期間を設定します。


自賠責保険料は、保険期間ごとに異なります。

保険期間保険料
12ヶ月15,520円
13ヶ月16,380円
24ヶ月25,830円
36ヶ月35,950円
37ヶ月36,780円

保険期間を長く設定するほど各月の保険料は軽減されますが、車検に合わせて設定した方が無難です。


車検費用その3:印紙代

印紙代とは、車検のとき一緒に納付する検査手数料を言います。


この印紙代は車両区分や登録条件でも支払う金額は異なるので、よく確認しましょう。


費用としては約1,000円~1,800円となります。


なお、後述する事例では1,200円(指定工場の料金)で、車検費用の合計を出してみます。


(例)

  • 自賠責保険:24ヶ月
  • 車検場:指定工場

法定費用金額
自動車重量税41,000円
自賠責保険料25,830円
印紙代1,200円
合計68,030円
なお、法定費用は各車検業者で自由に費用を設定することができません。

車検基本料について

車検基本料とは、検査員が点検・整備を実施し、その書類作成の代行手数料を言います。

この車検基本料は、各車検業者で費用に差が出ると言われ、不安な皆さんも多いことでしょう。

ディーラー車検は車検業者の中でも最も高いと言われています。

ディーラーで車検をしたならば、50,000円程度がかかるとみて良いでしょう。

その他、一般的な整備工場で行う民間車検の場合、基本料金は18,000円程度となります。

費用比較を比較してみると

こちらでは、ディーラー車検・民間車検を利用した場合の車検費用を比較してみましょう。

なお、法定費用は前述した合計金額を用います。
車検費用ディーラー車検民間車検
法定費用68,030円68,030円
車検基本料金50,000円18,000円
合計118,030円86,030円
比較表を見れば民間車検の方が約3万円安いですね。


なお、双方とも必要な場合には自動車部品・オイル交換を行います。

その場合は、これらの交換費用も追加して請求されることになります。

無用な請求を避けるためには、ご自分で日常的に古い部品・オイル交換を行いましょう。

そうすれば、追加費用がドンドン上積みされることはありません。

もっと車検費用を安くしたい!

実は、もっと車検費用を安くできる方法があります。

それが車検専門業者である「車検センター」で、車検を受ける方法です。

もちろん法定費用は、ディーラー車検や民間車検と変わりませんが、点検整備費用は1万円で済みます。

ただし、最低限度の点検・整備のみとなります。

そのため、自動車部品やオイル交換は各ドライバーが、日ごろからまめに行っておくことが大切です。

車検センターの車検に向いている人は、自動車や部品等へ知識の深いベテラン・ドライバーと言えますね。

任意保険

任意保険は、自賠責保険の対人賠償を補完し、対物賠償、搭乗者補償を備えた保険です。


この保険へ加入するかどうかは各ドライバーの判断次第です。


しかし、より手厚い補償を受けたいならば加入するべき保険です。


任意保険は、年齢(等級)や年間走行距離で、払い込む保険料がだいぶ違ってきます。


こちらでは、年齢(等級)・年間走行距離別の保険料について解説しましょう。


エクスプローラーの年齢(等級)別の保険料

年齢(等級)別の年間保険料について下表をご覧ください。


(例)

  • 運転免許:ゴールド
  • 年間走行距離:5000km
  • 運転者限定:本人限定
  • 車両保険:なし

年齢(等級)年間保険料
20歳(9等級)95,690円
30歳(15等級)28,140円
40歳(20等級)20,400円
50歳(20等級)20,360円

最も保険料が高い20歳(9等級)と、最も保険料が安い50歳(20等級)では、75,000円以上の差がありますね。


20歳(9等級)に該当する方々の場合は、

  • いろいろなオプションを外す
  • 補償金額を軽減する

というやり方で保険料は安くなります。


ただし、任意保険はいざという時の補償を確保するための備えです。


よほどご自分にとって不要な補償でない限り、各賠償保険金額を軽減することは避けた方が無難です。


任意保険料を軽減するコツは後述します。


エクスプローラーの年間走行距離別保険料

年間走行距離別の年間保険料について下表をご覧ください。


(例)

  • ドライバー:30歳(15等級)
  • 運転免許:ゴールド
  • 運転者限定:本人限定
  • 車両保険:なし

走行距離年間保険料
3000km25,940円
5000km28,140円
11000km35,380円
16000km42,280円

3000kmと16000kmでは、17,000円近くの保険料の開きがありますね。


また、契約車両で走行する目的別でも、年間保険料が変わることに注意しましょう。


走行する目的は次のように分類されます。

  • 日常・レジャー:買い物や旅行に使用
  • 通勤・通学:学校または勤務先への移動
  • 業務用:外回りの営業等で使用
大幅に保険料の差が開くわけではないものの、日常・レジャーが最も安く、業務用が最も高くなります。


保険の見直しをしたいなら

「等級が低くても、走行距離が長くても、何とか保険料を減らしたい。」そんな方々も多いはずです。


その場合にはネット型(通販型)保険への加入が考えられますよね。


直接保険会社に保険を申込むので、代理店型保険に設定されている紹介手数料はありません。


その分、安く加入できるのが魅力です。


しかし、ネット型(通販型)保険は各保険会社から数多く販売され、保険選びに迷うかもしれません。


そんな時は「自動車保険一括見積サービス」を利用しましょう。


このサービスはネットから申込めて、一度に複数の保険商品を見積もることができます。


一括見積サービスを利用すれば、保険選びが効率よく進むはずです。


利用者の中には、最大5万円も年間保険料の安くなった人がいるんですよ。


無料で行えるので気軽に活用できますよね。

まとめ:エクスプローラ維持費について

エクスプローラーの年間維持費と、その内訳について解説してきましたが、いかがでしたか。


今回の記事のポイントは

  • エクスプローラーには維持費としてガソリン代や税金、車検費用、任意保険料が必要
  • ガソリン代は走行距離によって、その費用の差は大きくなる
  • 車検は「車検センター」で受けるのが最も安いものの、最低限の整備・点検のみ
  • 任意保険料は、ドライバーの年齢(等級)、走行距離でかなり変わる
  • 保険見直しには「一括見積りサービス」を利用すると効率的

でした。


エクスプローラーは維持費も、なかなか多額となってしまうことは既に述べた通りです。


また、エクスプローラーの新車価格は440万円~635万円と、さすがに高額ですね。


しかし、中古車ならば、主に新車価格の2/3~1/2程度で販売されています。


中には19万円程度の大変安い中古車もありますよ。


しかし、破格の安さにはそれなりの理由があるはずです。


すぐに購入を決断せずに中古販売店の担当者から、まずはその安値の経緯と注意点をよく聞きましょう。


ほけんROOMでは自動車に関する記事を他にも多数公開していますので、ぜひ参考にしてください。

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