カローラフィールダーの月・年間維持費は?年間維持費の内訳も解説!

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カローラフィールダーのは大きくないにも関わらず積載能力が高いことが評価されて若者の間で人気の車種です。燃費が良く小回りが利き自動ブレーキが搭載されていて、安全面でも優秀なことがわかります。カローラフィールダーの月・年間維持費や維持費を下げることについても解説!

カローラフィールダーの維持費は

カローラフィールダーの購入を検討されている方や、すでにカローラフィールダーのオーナーの方も維持費がどのくらいかかるのか?関心のある事でしょう。


燃費が良く小回りが利いて自動ブレーキが搭載されていて、安全面でも優秀なこの車を、実際に所有することになったら、一体いくら位の維持費が必要なのか?


カローラフィールダーには、1.5L・1.8Lの2つのガソリン車に加え、1.5L・HYBRIDがありますので、この記事では1.5LHYBRIDモデルを、1.8Lガソリン車を取り上げて説明します。


また一口に維持費といってもどんなものがあるのか?皆さん具体的にご存知ですか?


そこで今回この記事では

  • カローラフィールダーの月・年間維持費はいくらか?
  • その維持費の内訳とは?
  • カローラフィールダーの維持費の上手な節約方法
について詳しく解説していきます。

この記事を読んで、カローラフィールダーの月・年間維持費を充分に理解してください。

ぜひ、最後までご覧ください。

カローラフィールダーの月・年間にかかる6つの年間維持費の内訳を徹底計算!

カローラフィールダーを維持するための費用には一体どのようなものがあるのか?


維持していく上で次の6つが挙げられます。

  • ガソリン代
  • 自動車税
  • 重量税
  • 自賠責保険
  • 車検
  • 任意保険
これ以外に、高速道路利用料金・タイヤ代・オイル交換代・駐車場代などもかかります。

この中で、税金の部分は安くする事は出来ないので、そのほかの部分でカローラフィールダーの年間維持費を節約する方法も解説します。

カローラフィールダーの維持費①:ガソリン代

カローラフィールダーの年間のガソリン代はどれ位かかるのでしょうか?


カローラフィールダーの型式・燃費から年間のガソリン代をシュミレーションします。


1.5Lと1.8Lの2タイプがありますので、それぞれ実燃費からシュミレーションしてありますので比較してみて下さい。


1.5Lはハイブリッド車を、1.8Lガソリン車との比較も載せておきましたので参考にして下さい。


プリウス、カローラスポーツ・ルミオン、ウィッシュの実燃費は次の通りです。

  1. プリウスの実燃費は24.99km/L
  2. カローラフィールダーハイブリッド実燃費22.94km/L
  3. カローラスポーツハイブリッドは実燃費21.51km/L
  4. カローラ・ルミオン1.5G-FFの実燃費は12.50km/L
  5. カローラフィールダー1.8Sエアロツアラーの実燃費は12.02km/L
  6. ウィッシュ1.8Xの実燃費は11.20km/L

カローラフィールダーのガソリン代を1.5HYBRID1.8Sエアロツアラーでシュミレーションします。

走行距離/形式・実燃費1.5HYBRID(22.94km/L)1.8Sエアロツアラー(12.02km/L)
3,000km17,000円32,446円
5,000km28,334円54,076円
7,000km39,668円75,707円
10,000km56,669円108,153円

*ガソリンの値段は、レギュラー1L=130円で算出しました。


年間走行距離10,000kmと考えると、1.5HYBRIDで56,669円(月間4,722円)、1.8Sエアロツアラーで108,153円(月間9,012円)になりました。


やはりハイブリッドは、ガソリン代がかなり節約できることがわかります。


決して、1.8Sエアロツアラーのガソリン代が高いわけではなくて、むしろこのクラスでは燃費も良く、ガソリン代は安い方の部類に入るのです。



ガソリン代を節約するには、無駄なアイドリングを控える、急発進、急加速、急ブレーキなど燃費に悪影響を及ぼす運転をしない。


タイヤの空気圧を適正にし、定期的なオイル交換を心がけて効率の良い運転をする。


近くのガソリンスタンドの特売日や割引クーポンの情報やクレジットカードによる給油でガソリン代の割引が適用されるサービスなど上手に活用して、いかに安くガソリンを購入するかが、重要になります。


そしてこれらの積み重ねが、燃費の向上につながって年間維持費(ガソリン代)の削減・節約になるのです。

カローラフィールダーの維持費②:自動車税

自動車税は、毎年5月初旬にお住いの都道府県から登録自動車に課せられる普通税です。


自動車の排気量によって、金額が決まっています。このような税金も維持費としてカウントされます。


カローラフィールダーは排気量1,500ccと1,800ccなので、34,500円と39,500円になります


カローラフィールダーは、エコカー減税対になるものがあります。


カローラフィールダーのエコカー減税は25%減税なので、購入時に支払う自動車重量税は5,600円になります。


カローラフィールダーの自動車税と重量税をグレード別に表にまとめると次のようになります。


1,500cc、自動車税減税なし・重量税25%減税の場合

自動車税重量税
初年度~3年目34,500円5,600円
4年目~        34,500円7,500円


1,500cc、エコカー減税なしの場合

自動車税重量税
初年度~13年目34,500円12,300円
14~18年目34,500円17,100円
19年目~34,500円18,900円


1,800cc、エコカー減税なしの場合

自動車税重量税
初年度~13年目39,500円12,300円
14~18年目39,500円17,100円
19年目~39,500円18,900円

*カローラフィールダーは、ワゴン車の自動車税ランキング2位です。


カローラフィールダーは、HYBRID以外の物も維持費(自動車税・重量税)は、安い事がわかりますね。


HYBRIDモデルの自動車税・重量税については、次の重量税のところで表にしてありますので、そちらもご覧ください。

カローラフィールダーの維持費③:重量税

自動車重量税は車両重量ごとに決まっていて、0.5tごとに4,100円ずつ増えていきます。


ただし、2019年4月30日までに燃費基準をクリアしているエコカー減税対象車を新車登録した場合は、0.5tごとの税額が2,500円になります。


さらにカローラフィールダーHYBRIDの場合はエコカー減税対象なら購入時に支払う3年分の自動車重量税免税れることになります。


また、自動車重量税が免税となるグレードの場合は、初回の車検も2019年4月30日までなら、その時に支払う2年分の自動車重量税も免税になります。


カローラフィールダーの車両重量は、1,120~1,160kg(1.5t以下に分類)となっていて、自動車重量税は、エコカー減税対象なら1年あたり7,500円に、対象外なら12,300円になります。


カローラフィールダーHYBRID自動車税75%減税・重量税免税の場合

年数自動車税重量税
1年目34,500円免税0円
2年目10,000円免税0円
3年目34,500円免税0円
4年目
34,500円7,500円

ワゴン車の重量税ランキング1位、ハイブリッドカーの重量税ランキング13位です。


この事からも、カローラフィールダーHYBRIDはさらに維持費がかからない車である事がわかります。

カローラフィールダーの維持費④:自賠責保険

自賠責保険は、自動車を所有し公道を運転する全ドライバーが必ず加入しなければならない、いわゆる強制保険です。

万が一事故が起こった際に被害者救済のために必要な保険です。

自賠責保険に未加入では公道は運転出来ませんから、車検切れの車を運転する時は、仮ナンバーの申請取得と一緒に自賠責保険の加入も義務付けられています。

自賠責保険料はこの表を参考にしてください。

保険期間保険料
12ヶ月15,520円
13ヶ月16,380円
24ヶ月25,830円
25ヶ月26,680円
36ヶ月35,950円
37ヶ月36,780円

*自賠責保険は、表でもわかるように契約期間が長いほど保険料が安くなります。


車検期間に合わせて契約するのが一般的です。


25ヶ月や37ヶ月といった一見余分に見える保険期間がなんのためにあるか気になる方もいるでしょう。


これは車検の有効期限と自賠責の有効期間に、時間のズレがあるためです。車検は期間満了日の夜24時まで有効なのに対して、自賠責保険は有効期間が正午(12時)までになります。


うっかりして無保険状態の走行にならないように、25・37ヶ月の保険期間が設定されているわけです。

カローラフィールダーの維持費⑤:車検

車検とは、新車購入時の新規登録時に限り3年、そのほかは中古車・継続検査は2年毎に安全基準を満たしているかを検査する事です。


車検費用には、法定費用点検整備費用(車検基本料)の2つがあります。


車検の時に必要な法定費用は

  1. 自動車重量税
  2. 自賠責保険料
  3. 検査・登録手数料(印紙代)
この3つの合計金額の事で、車種による値段の違いはありますが法律の基準で決まった金額ですので、これは節約できません。

検査手数料とは、自動車検査登録印紙(400円)と自動車審査証紙(1,300~1,400円)の合計金額のことで、印紙代と言われています。

車検基本料とは、検査員が検査を行い、車検に関する書類作成の代行手数料を指しており、各車検請負業者で費用に差がつきます。


点検整備費用(車検基本料)は、どこに頼むかで大きく違ってきます。

  • 自動車ディーラー
  • 民間車検(整備工場)
  • 代行車検業者
  • カー用品店
  • 車検センター
  • ユーザー車検
上から順番に料金の高い順となっていて、一般的にディーラー以外の代行業者は必要最低限の点検整備で比較的に料金の安い傾向にあります。

自動車に関する知識や技術を持ち合わせているのであれば、ユーザー車検や車検センターを選択して維持費(車検代)の節約をするのも良いでしょう。

カローラフィールダーの維持費⑥:任意保険

任意保険は、自賠責保険のように強制加入ではありませんから、加入・契約の内容など全てにおいて各自ドライバーの判断に委ねられています。

自賠責保険が、対人賠償のみを補償範囲にしていることを考えて、物損賠償・搭乗者の賠償責任などに不安を感じるならば、任意保険の加入をお勧めします。

平均的な任意保険料において、等級(年齢)・年間走行距離で支払う金額の違いが出る事について解説します。

等級・年代ごとの比較


カローラフィールダー・1.5 HYBRIDと1.8S・エアロツアラーを、契約車両とした場合の等級(年代)ごとの年間保険料です。
  • 年間走行距離・3,000km
  • 運転免許証:ゴールド
  • 運転者限定:本人のみ
  • 対人・対物:無制限
  • 車両保険:あり
等級(年代)
1.5HYBRID1.8S
6等級(20歳代)
185,400円167,400円
8等級(30歳代)
93,400円84,300円
12等級(40歳代)
71,000円64,100円
20等級(50歳代)
52,700円47,500円

この表からわかるように、6等級(20歳代)の方と、20等級(50歳代)の方の契約では、どちらの車両でも年間保険料に大きな差が出ています。


任意保険に継続して加入した場合、無事故でノンフレート等級が上がれば、保険料金の割引が生じる事がお分かりいただけたでしょうか。


年間走行距離と年間保険料の関係


カローラフィールダー・1.5HYBRIDと1.8Sエアロツアラーを、契約車両とした場合の年間保険料です。

  • ドライバー年齢:30歳以上
  • 運転免許証:ゴールド
  • 等級:13等級
  • 運転者限定:本人のみ
  • 運転者年齢制限:30歳以上
  • 対人・対物賠償:無制限
  • 車両保険:あり

年間走行距離1.5HYBRID1.8S
3,000km68,300円61,600円
5,000km72,100円65,000円
7,000km75,300円67,900円
9,000km81,500円73,500円
11,000km85,000円76,800円
16,000km99,600円89,900円
無制限103,700円93,600円

こちらも表からわかるように、走行距離が長ければ長いほど、それだけ保険料も多くかかるのです。


年間走行距離3,000km以下と無制限では、じつに32,000~35,400円も保険料に差がつきます。


任意保険料を安く抑えて、しかも十分安心できる補償を手に入れるにはどうしたらいいでしょうか?


ネット型の自動車保険の無料一括見積もりを試してみるのが良いでしょう。


保険会社との直接(ダイレクト)契約になりますから、代理店手数料や仲介料が一切かからず、その分割安です。


任意保険の見直しは、維持費の大きな節約につながる事があります。


この機会に、ぜひお手元に必要な書類を用意して無料一括見積もりを試してみてはいかがでしょうか。

まとめ:カローラフィールダーの維持費について

ここまでカローラフィールダーの維持費について詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


この記事のポイントは

  • カローラフィールダーの年間維持費はHYBRIDで29.9万円/1.8Sで37万円
  • 6つの維持費とは、ガソリン代・自動車税・重量税・自賠責・車検・任意保険料
  • エコカー減税の仕組みについて
  • 自賠責保険と車検の関係性
  • 任意保険の加入の必要性
  • 無料一括見積もりを試して、保険料節約を!
でした。

充実したカーライフを送るためには、目的や嗜好に合ったクルマ選び・安心できる自動車保険の加入はもちろんのこと、マナーを守って安全運転を心がけましょう。

どんなに事故時の補償や事故対応が万全の保険に加入しいても、一番大事なことは『無事故』で過ごすことです。

ほけんROOMでは自動車に関する記事を他にも多数公開していますので、そちらの方もぜひご覧になって下さい。

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