パジェロの月・年間維持費はいくら？内訳や、下げるためのコツも解説

三菱・パジェロの月間・年間の維持費をガソリン車、ディーゼル車それぞれで表にまとめてみました。

・パジェロ（ガソリン車）実燃費

・パジェロ（ディーゼル車）

※ガソリン代はレギュラー140円／L、軽油110円／Lの場合の計算です。

※任意保険料は、30代、ゴールド免許、15等級の場合の計算です。

パジェロのガソリン車とディーゼル車を比較すると、ガソリン車の方が年間維持費が高いことが分かります。その差は、主にガソリン代に表れています。

ガソリン車とディーゼル車を合算した平均だと、パジェロの年間維持費は約40万円ほどになります。

しかし、高速代やタイヤなどの部品交換費用なども、パジェロを保有しているとかかります。

駐車場代も、維持費の1つです。駐車場代は、お住いの場所にもよりますがひと月に2万円もするところもあります。

交通費、部品交換費用、駐車場代なども含めると、年間維持費は上記の表よりも上がる可能性があります。維持費の計算をするときには、これらも計算に含めてください。

パジェロにかかる6つの年間維持費をご説明します。

6つの維持費内訳

• ガソリン代
• 自動車税
• 重量税
• 車検代
• 自賠責保険料
• 任意保険料

これらがどのような維持費でどのくらいかかるのか、具体的に見てきましょう。

パジェロとデリカの比較もしてみましたので、参考にしてください。

パジェロとデリカのガソリン代をガソリン車、ディーゼル車で表にまとめてみました。

・パジェロのガソリン代※レギュラー140円／L、軽油110円／Lの場合の計算です。

・デリカのガソリン代※レギュラー140円／L、軽油110円／Lの場合の計算です。

パジェロとデリカを比較すると、パジェロの方がガソリン車、ディーゼル車ともに燃費がよくなく、ガソリン代も高い結果となっています。

また、パジェロのロング（7人乗り）かショート（5人乗り）かでは、あまり燃費に差はありません。

ガソリン代は、運転の仕方によっても影響が出てきます。燃費が悪くならないよう急発進、急ブレーキをしないように心掛けたり、高速道路でスピードを出し過ぎないことも大事です。

少し運転の仕方を工夫すれば、抑えられる維持費の1つになります。

自動車税は、自動車の排気量ごとに決められています。

毎年5月頃に送られてくる納付書で自動車税を納めますが、納付期限が決められていますので、期限までに納めないと延滞金がかかることもあります。
 

パジェロはガソリン車とディーゼル車で排気量が違うので、自動車税も変わってきます。

(参照：東京都主税局)

• ガソリン車（排気量3000cc）＝自動車税51,000円
• ディーゼル車（排気量3200cc）＝自動車税58,000円 

重量税は、車両の重量により決められています。重量税は1年ごとに発生しますが、車検時にまとめて納付します。

重量税は0.5トンごとに4,100円ずつ税金が増えます。また、エコカー減税対象車に2019年4月30日までに登録されると、4,100円の税額が2,500円になります。

パジェロのガソリン車はエコカー減税対象車ではないので、1年あたりの重量税は20,500円になります。

パジェロのディーゼル車はエコカー減税対象車なら、1年あたりの重量税は12,500円になります。

・ガソリン車(参照：国土交通省)

・ディーゼル車（エコカー減税対象車）

・ディーゼル車（エコカー減税対象外車）

また、パジェロショートの場合は、エコカー減税対象車ではないので重量税は1年あたり16,400円となっております。

エコカーでないと、重量税の上がり方も変わってきます。

• 13年～税額5,700円
• 18年～税額6,300円

・パジェロショート

デリカの自動車税はディーゼル車で45,000円です。

デリカの重量税はエコカー減税対象車なら10,000万円、対象外車なら16,400円なので、自動車税と重量税の合計もパジェロの方が高い金額となっております。

 ・デリカ（エコカー減税対象車）

・デリカ（エコカー減税対象外車）

車検は、2年に一度行われます。重量税は車検代に含まれ、車検で必ずかかる費用を法定費用といいます。
 

また、法定費用と違い必ずかかる費用ではありませんが、点検整備費用というものもあります。点検整備費用とは自動車の点検や整備をすることで、消耗している部品を運転に支障がでないように交換を行うなど、自動車のメンテナンス費用になります。 

車検代を抑える方法は、ユーザー車検を行なうことです。ユーザー車検とは、自動車の所有者自らが陸運局で車検を行なうことをいいます。しかし、消耗部品等を交換してもらえないので、ディーラーできちんと車検を受けた方が安全性が高いです。

法定費用の内訳

・パジェロショート

・パジェロ、ガソリン車とディーゼル車

自賠責保険は強制保険といわれる保険です。自動車を運転するときや車検を通すときには、加入していることが必須の保険になります。

自賠責保険は車検満了日よりも1日以上長く加入することが一般的であり、新車の場合は車検満了日から1ヶ月以上長く契約期間を設定します。
 

また、自賠責保険は契約期間が長いほど保険料が安くなります。 

パジェロとデリカの自賠責保険料は25,830円です。

自賠責保険料一覧表(参照：国土交通省)

任意保険料は、強制保険である自賠責とは違うものになります。自賠責保険でカバーできない部分を保障してくれる大切な保険ですので、 充実した保障で加入されることをおすすめします。

維持費の中で大きな割合である任意保険料ですが、パジェロの年間維持費を抑えるために任意保険料を最大で5万円安く下げられる方法もあります。

任意保険料をパジェロのディーゼル車とデリカのディーゼル車で比較してみました。

・パジェロディーゼル車、年齢と等級※ゴールド免許の場合

・パジェロディーゼル車、年間走行距離※ゴールド免許、30代の場合

・デリカディーゼル車、年齢と等級※ゴールド免許の場合

・デリカディーゼル車、年間走行距離※ゴールド免許、30代の場合

パジェロとデリカを比較すると、パジェロの方が任意保険料は10,000円から30,000万円ほど高いことが分かりますが、複数の保険会社で見積もりをとり、保険料を見直すことで保険料を抑えることが可能です。

しかし、保険の見直しで保険料が安くなるとは言え、30社以上ある自動車保険会社から自分に合った保険を選ぶのは時間的にも難しいですし、何よりも面倒ですよね。 

ですが、自動車保険の一括見積サービスを利用すれば、スマホやPCで簡単に5分で自動保険見積もりができ、その中から自分に最も適した自動車保険を選ぶことができるんです！ 

ちなみに利用料は無料、見積もりだけでもOK！多くの方々が利用し自分の車に合わせて最大5万円もお得に自動車保険を利用しています。

パジェロとアウトランダーの中古車を比較してみます。

パジェロとアウトランダーの中古車の価格は

• パジェロ49.8万円～405万円
• アウトランダーの中古車価格は98.8万円~298.8万円

となっております。

次に、パジェロとアウトランダーの中古車情報の一例を表にまとめてみました。パジェロはエボリューション、アウトランダーはフルエアロの中古車の場合になります。

次に、パジェロとアウトランダーの維持費を表にまとめてみました。

・年間維持費

※ガソリン代は年間走行距離10,000km、レギュラー140円／Lの場合の計算

※任意保険料は30代、ゴールド免許、15等級の場合の計算

パジェロとアウトランダーの年間維持費の差額は54,380円になりました。内訳を見ても全体的に、パジェロの方が維持費が高くなっております。

中古車を購入した場合、自動車の部品が消耗していたらまずは部品の交換から行わなくてはなりません。

パジェロを中古車で購入し、車両価格は安く抑えたとしても、維持費は他車と比較して高額であることが分かります。

パジェロの維持費をまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか？

この記事のポイントは

• パジェロの維持費は月約3万4千円、年約40万円
• パジェロの維持費の内訳は型式により異なる
• パジェロの維持費は他車と比較して高い