タコマの年間維持費はいくら？維持費の内訳や購入の際の注意点を解説

トヨタタコマはピックアップトラックで、荷台があるのが特徴的です。

アウトドアやレジャーによく行くような方は、あこがれる車種ではないでしょうか？

これからタコマを購入しようか悩んでいる方もいるかと思います。

これからタコマを購入しようと考えている場合、気になることの一つが「維持費」ではないでしょうか？

タコマはかなり大きな車ですが、維持費は年間でいくらくらいかかるのでしょうか？

また、維持費を抑えるにはどうしたら良いのでしょうか？

ここでは　

• タコマの維持費は年間いくら？　
• タコマにかかる6つの維持費について　
• タコマを購入する際やメンテナンス時の注意点は？　
• タコマとタンドラの違いは？　

についてご紹介します。

この記事をお読みいただければ、タコマの維持費や、維持費を下げるコツについてお分かりになるかと思います。

ぜひ最後までお読みください。

トヨタタコマの年間維持費を表で表すと以下のようになります。

2.4L直4エンジンの方が、燃費が良いため、維持費も抑えることができます。

人によってはこれら6つの維持費の他に、任意保険料や駐車場代、エンジンオイル交換以外のメンテナンス代などの維持費もかかります。

しかし、思っていたよりも維持費が安いと感じる方もいるかもしれません。

これはタコマが一般的な自動車としてではなく、貨物車として登録できることと関係があるようです。

貨物車として登録すると、自動車税と重量税が3ナンバー登録のときよりもかなり節約できます。

自動車税と重量税、自賠責保険を1ナンバーと3ナンバーで比較すると、以下のようになります。

1ナンバーとして登録するだけで、45,000円程の維持費を節約できる計算になります。 

タコマの維持費は大きく分けると　

• ガソリン代
• 自動車税
• 重量税　
• 自賠責保険　
• 任意保険　
• オイル交換代　
• 車検費用

の7つに分けられます。

それぞれどのような費用で、1年間にどれくらいずつかかるのか気になる方も多いと思います。

6つの維持費それぞれを詳しくご紹介します。  

タコマは排気量の多い車なので、ガソリン代の心配をする方も多いと思います。

タコマの実燃費は、2.4L直4エンジンで9.0㎞/Lほどに、3.5LV6エンジンで7.5㎞/Lほどになるようです。

3.5LＶ6エンジンはハイオクになるようです。

ガソリン代をレギュラー140円/L、ハイオク150円/Lとし、年間走行距離ごとにガソリン代をまとめると以下のようになります。

1年間の総梗距離は平均すると10,000㎞ほどになるようなので、10000㎞のガソリン代を12で割ると、3.5LＶ6エンジンの場合、1か月16,666円程かかるようです。  

タコマはピックアップトラックになります。

ッピックアップトラックの利点としては、貨物車として登録することができることになります。

貨物車として登録すると、自動車税は16,000円になるため、一般的な車の自動車税よりも安く済むということになります。

しかし、車検を通常2年に1回のところ、1年に1回受けなくてはいけないと言うことには注意しておきましょう。

また、高速料金も1ナンバーにすることで2割ほど割高になってしまうようです。

タコマの自動車重量税は、貨物車として登録した場合、車両総重量8トン以下に分類されるため、12,300円となります。

こちらも貨物車として登録することで節約が可能になるようです。

タコマを普通車で登録した場合の重量税は以下のようになります。　　　　　

自賠責保険は一般的な自動車が12か月契約で15,520円ですが、貨物車として登録した場合のタコマは12か月契約で23,970円となります。

自賠責保険のみ貨物車として登録すると割高になってしまいますが、それ以上に自動車税や重量税が安くなるので、貨物車として登録するのがおすすめです。

自賠責保険は保険の契約期間によって保険料が異なってきます。

貨物自家用車と貨物車の自賠責保険を表にすると、以下のようになります。 

タコマを1ナンバーで登録した場合、1年に1回の車検が必要になります。

車検のときに必ずかかる費用のことを法定費用と呼び、タコマの法定費用は以下のようになります。

車検の費用は頼む工場や修理費用などによって変わってきますが、だいたい20,000円程かかることが多いようです。

車検の料金は節約が可能な維持費になります。

頼む工場によってはかなり高額な請求が来ることもあるようなので、いくつかの工場を比較して、維持費を節約しましょう。

ユーザー車検は一番安く済む方法なので、もし車の整備に詳しい場合、ユーザー車検で車検を通すこともおすすめです。

1年に1回の車検はめんどくさいと感じてしまうかもしれませんが、1年に1回点検をするから安全に乗れる、と考えて、きちんと毎年の車検を受けるようにしましょう。

タコマにかかる維持費として保険料があります。

保険料には先ほどご紹介した自賠責保険の他に、任意保険というものがあります。

任意保険はその名前の通り、任意で加入する保険で、必ず入らなければいけない保険ではありません。

しかし、自賠責保険では自分の治療費や自分の車の修理代などは補償対象外となってしまうため、多くの方が任意保険へ加入しています。

タコマは並行輸入車で、多くの場合1ナンバー登録をしているため、インターネットや電話での見積もりができないことが多いようです。

調べてもあまり詳しい情報が無かったのですが、タコマの任意保険の保険料としては、

• 車両保険なしで3万円～6万円　
• 車両保険ありで13万円～24万円　

ほどになるようです。

タコマを中古で購入した場合などは「型式不明」となってしまう事も多いようです。

「型式不明」になってしまうと、車両保険に加入するのがかなり難しくなってしまうようなので、注意しましょう。

エンジンオイルの交換は3,000㎞で1度行うのが一般的と言われています。

また、5,000㎞に1度オイルフィルターの交換をおこなうと良いと言われています。

15,000㎞で5度のオイル交換と、3度のオイルフィルターの交換を行うことになります。

これを1年間の平均走行距離である10,000㎞で換算すると、29,000円前後になるようです。

交換を依頼するお店によっても変わってくると思いますが、これくらいの維持費になるようです。  

タコマを購入する際は、新品を購入するか中古を購入するかになります。

どちらにしても日本での生産をしていない車なので、輸入車を購入すると考えましょう。

輸入車になるため、メンテナンス時にも注意点がいくつかあります。

ここではタコマ購入時・メンテナンス時の注意点をそれぞれご紹介します。

トヨタタコマを購入する場合、新車の購入か中古車の購入になります。

どちらの場合も輸入車を購入することになります。

タコマはほとんどの場合、並行輸入車になるようです。

並行輸入車を購入する際の注意点としては、

• 納車に時間がかかる　
• 公道で走るための手続きがある　
• 任意保険に加入するのが大変なことがある　
• 中古の場合、メーターが巻き戻されている場合がある　

などになります。

特に中古車はメーターバックされていないかに注意が必要です。

アメリカのユーザーは1年間に3～5万㎞を走行すると言われています。

中古の場合10万㎞を超えていることも多いので、あまりに走行距離が短いものは走行距離を偽っている可能性があることを覚えておきましょう。

特に最安値のタコマを狙っている場合は、車の状態をしっかりと見極めるようにしてください。

車一台ずつにVINナンバーがつけられているので、アメリカでの履歴を調べてもらうこともできるようです。

心配な場合はしっかりと調べてもらうようにしましょう。

任意保険は加入することはできるのですが、車両保険に入ることが難しいようです。

並行輸入車の場合、「型式不明」となってしまう事がほとんどなため、ほとんどの場合車両保険に入ることはできなくなるようです。  

様々な保険会社で見積もりを出し、万が一の為に自動車保険に入りたいところですが、保険会社は全部で30社以上あり、その中から最も自分に適した自動車保険を選ぶのは時間的にも難しいですし、何よりも面倒ですよね。 

 しかし、自動車保険の一括見積サービスを利用すれば、スマホやPCで簡単に5分で自動保険見積もりができ、その中から自分に最も適した自動車保険を選ぶことが可能です。 

 ちなみに利用料は無料、見積もりだけでもOK！多くの方々が利用し自分の愛車に適した自動車保険を利用しています。  

タコマのメンテナンス時の注意点としては、　

• 輸入品のため部品が無い可能性がある　
• 修理費が高くなってしまう場合がある　
• トヨタのディーラーで修理を受け付けてくれない可能性がある　

などになります。

タコマは並行輸入車のため、国内の普通車を維持するよりも難しくなるようです。

特に型式の古いタコマの部品などは、入手しにくくなっています。

あまりに古い年式の車は、後々の維持費が高くなってしまうので注意しましょう。

せっかくタコマを購入しても、整備や修理をしてもらえないと困るので、購入する際は、タコマを整備・修理してくれる工場を先に見つけておくことをおすすめします。

タコマと比較されることの多い車がタンドラです。

ピックアップトラックとしてアメリカなどでとても人気のある車です。

どちらを買おうか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

両方共トヨタの車ですが、どのような違いがあるのでしょうか？

• 燃費　
• ボディーサイズ　
• 維持費　
• 外装・内装

についてそれぞれご紹介します。

タンドラはタコマよりも排気量が大きく、燃費も悪くなります。

実燃費は5.3㎞/Lほどになるようです。

これを10,000㎞走った時のガソリン価格で比較すると以下のようになります。

 1年間で比べるとかなり燃費に差があるように感じます。

排気量が小さい分、タコマの方が低燃費ということになります。 

タコマとタンドラのボディーサイズはタンドラの方が一回り大きな感じになります。

タコマ（ダブルキャブ・アクセスキャブ）とタンドラ（クルーマックス・ダブルキャブ）の大きさを比較すると以下のようになります。

全体的にタコマの方が小さいですが、日本で乗るのにはタコマの大きさの方が乗りやすくなります。

タコマは車幅が191㎝なので、一般的な車と同じような感覚で乗れるのが大きな利点です。

大きなピックアップトラックが欲しい場合は、タンドラを選ぶといいと思います。  

タコマとタンドラの維持費を比較してみます。

タコマ同様、タンドラも貨物車として登録することができるため、自動車税は同じになります。

また、自賠責保険も同じ金額になります。

違うのは重量税で、タンドラの場合、16,400円となることが多いようです。

先ほどご紹介した燃費もタコマの方が低燃費になります。

タコマとタンドラの維持費を比べると以下のようになります。 

オイル交換代が詳しく分からなかったのですが、タンドラの方がオイルを1.6倍ほど多く使うようなので、オイル代を少し多くして33,000円ほどとして計算しました。

ガソリン代と重量税、オイル交換代くらいしか違いはありませんが、タンドラの方がかなり維持費が高くなってしまうようです。

やはり排気量の大きいタンドラは燃費がかかるのがネックになるようです。

維持費のことを考えるとタンドラよりもタコマを購入することをおすすめします。 

タンドラとタコマの外装と内装を比較してみます。

タンドラとタコマの外装の違いとしては、　

• タンドラは迫力のある大きさが魅力　
• タコマは小さいがスタイリッシュなイメージ　

となります。

タンドラはその大きさもあり、かなり迫力のある車で、アメリカを感じさせる外装がとても魅力的です。

一方タコマはタンドラよりも小さいですが、街中を走っていても違和感のないスタイリッシュさがとても魅力的です。

どちらの車種もカラーバリエーションは豊富です。

次は内装を比較してみます。

• タコマの内装はスポーティーな印象、タンドラはシンプル　
• タコマはスマートキー・プッシュスタート搭載車もある　
• タコマ・タンドラ共にLimitedからレザーシートが標準装備　

などになります。

共に個性があるので、興味のある方はぜひ両方の車種を見てみて下さい。

皆さんは自動車保険をどの頻度で見直していますか？

もしかしたら、加入してから一度も見直していない人も多いのではないでしょうか。

• 加入してから一度も自動車保険を見直していない
• 車を購入する代理店で加入した
• 会社の団体割引で自動車保険に加入している

が１つでも当てはまる方は要注意！

高すぎる保険料を払っている可能性が高いです。

心当たりのある方は、一度保険料をシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。

以下のボタンから簡単にシミュレーションできるので、ぜひどうぞ！

いかがでしたか？

ここではタコマの維持費についてご紹介しました。

ここでご紹介したことは、　

• タコマの維持費は思っていたよりも安い　
• タコマの維持費は主に自動車税、重量税、自賠責保険、オイル交換代、ガソリン代、任意保険、車検費用の7つ　
• タコマは並行輸入車になるので購入するときは注意が必要　
• タコマは輸入車なので、メンテナンスを行ってくれる工場を探しておく　
• タコマとタンドラを比較すると、タコマの方が日本で乗るのに向いている　

になります。

タコマは排気量も比較的大きく、自動車税などの維持費がかなり高そうなイメージがあるかと思います。

しかし、1ナンバーとして登録することが可能で、維持費を節約することができます。

ただ、1ナンバーで登録した場合、1年に1回車検を受けなければいけないということや、高速料金が割高になるということを覚えておきましょう。

ほけんROOMでは他にも自動車保険に関する記事が多数掲載されています。興味のある方はぜひ参考にしてください。