ホンダディーラーの「あんしんプラン」と通販型の自動車保険はどちらが良い？

ホンダでは、ディーラーで加入加入できる自動車保険を販売しており、興味のある人も多いことでしょう。

ホンダならではのプランを利用できれば、たいへんお得ですよね。

しかし、ホンダの自動車保険にはその利点の他に、注意すべき点があることはご存知でしょうか。

そこで今回は「ホンダの自動車保険あんしんプランの利点・注意点」について

• ホンダの自動車保険の特色は何？
• 通販型の自動車保険との比較
  
• ホンダの自動車保険の評判はどんな感じ？
  

新車を購入しただけで満足してはいけません。万が一、マイカーで交通事故を起こした場合に備え、自動車保険へ加入することが大切です。

また、ディーラーでマイカー購入も保険加入も、一緒に行えたら便利ですよね。

ホンダの自動車保険では、このような自動車保険を用意しています。それが、「Honda自動車保険安心プラン」です。

こちらでは、ホンダの自動車保険のメリット・デメリットについて解説します。

自動車保険を申し込んだことがある皆さんなら、手続きの複雑さに困惑したこともあると思います。

個人情報はもちろん、契約車両の型式や等級、予想走行距離など、記載項目は多岐にわたります。

そもそも自動車の保険料は、ドライバーの年齢や性別だけで一律に決まるわけではありません。保険料の見積もりは、前述した情報を総合的に判断して決定されます。

ホンダの自動車保険ならば、ディーラーの担当者に複雑な加入手続き、見積もりもお願いできます。保険の内容で不明な点や、更新の相談なども全て聞くことが可能です。

ネット申込では、基本的に全ての手続きをご自分で行う必要がありますが、ホンダの自動車保険ならこのような手間が省けるので、対面型の保険手続きは大変便利です。

「ホンダが独自の自動車保険を販売しているのか？」と、関心を持った方々もいると思います。Honda自動車保険安心プランは、基本補償もホンダ独自で設定した内容というわけでありません。

こちらのプランの補償内容は、 

• 引受保険会社になっている自動車保険
• ホンダの設定したオリジナル特典を付帯

という形で販売されています。 

引受保険会社は、損保ジャパン日本興亜、東京海上日動、三井住友海上の3社です。

これらの保険会社の自動車保険で加入すると、当該特典を付帯することができます。

オリジナル特典の内容

ホンダの自動車保険の安心特典は次のような補償となります。

下表を参考にしてください。

※自己負担額とは、補償金額から差し引かれる金額のことです。

基本補償

基本補償には、「窓ガラス損害」があります。こちらは、メーカー・年式に関係なく、走行中のガラスの破損等が補償されます。

補償金額は30,000円までで、自己負担額1,000円となります。ホンダ車に限られないため、非常に便利です。

特別補償・プレミアム補償

特別補償は、「キーシリンダー損害」、「落書き損害」があります。これらは、どちらともホンダ車（新車）が補償対象となります。

キーシリンダー損害は、盗難・いたずら等による損害が補償され、落書き損害は、車体へ落書された場合に補償されます。

補償金額はこちらも30,000円までで、自己負担額1,000円となります。

更にプレミアム補償として、「フロントガラス損害」があります。

これは、走行中の飛び石等でフロントガラスの破損した場合に補償されます。この補償金額は、100,000円までで、自己負担額1,000円となります。

ホンダの自動車保険は、複雑な手続きや見積りはディーラーに任せることができ、特別な特典もありますが、加入する前に知っておくべき注意点があります。

それは、自動車保険の保険料についてです。

ホンダの自動車保険は、ホンダのディーラーが代理店となるため、紹介料等の中間マージンが発生してしまいます。

これは、対面型の自動車保険で共通したデメリットととなっており、代理店を通して販売となるため、紹介料・手数料等が保険料にプラスされます。

ご存知の皆さんも多いと思いますが、ディーラーは基本的に直営の修理工場は持っていません。

また、ディーラーで行う作業があるとしたら、自動車の整備と部品交換がその内容となります。

契約車両が何らかのトラブルを起こし、ディーラーに修理を依頼すると、その場合はディーラーと提携している修理工場へ運搬され、修理されます。

そのため、このケースでも中間マージンが発生するので、どうしても修理費用は高くなってしまいます。

ホンダの自動車保険は、ご自分で複雑な手続きや見積りを行う必要はありません。また、特典も用意されているので、修理費用に車両保険を利用することもないでしょう。

しかし、保険料が高めになるなどのデメリットはあります。

こちらでは、ご自分のニーズに合った保険選びを解説します。

ここでは、双方のサービス内容や、ドライバーのニーズに合った選び方を比較してみます。

サービス内容比較

下表を参考にしてください。

交通事故を起こした場合の対人・対物賠償は、通販型も代理店型も「無制限」で設定されています。無制限とは、加害事故の賠償命令が何億円になっても、問題なく補償されるということです。

また、運転手・同乗者が死傷した場合に補償される「搭乗者傷害保険」も、双方に設けられています。

その他、事故対応・ロードサービスも、代理店型はもちろん通販型で同様に付帯されています。

初心者は代理店型？

こちらではホンダの自動車保険の口コミを取り上げます。

いいものも悪いものも掲載したので、ぜひ保険加入の際の参考にしてください。

皆さんは自動車保険をどの頻度で見直していますか？

もしかしたら、加入してから一度も見直していない人も多いのではないでしょうか。

• 加入してから一度も自動車保険を見直していない
• 車を購入する代理店で加入した
• 会社の団体割引で自動車保険に加入している

が１つでも当てはまる方は要注意！

高すぎる保険料を払っている可能性が高いです。心当たりのある方は、一度保険料をシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。

以下のボタンから簡単にシミュレーションできるので、ぜひどうぞ！

ここまでホンダの自動車保険あんしんプランの利点・注意点などについて解説してきましたが、いかがでしたか。  

今回の記事のポイントは、

• ホンダのディーラーで加入できる保険：Honda自動車保険安心プラン
  
• ホンダの自動車保険：担当者が複雑な加入手続き、見積もりを行ってくれる
• 特徴：引受保険会社の自動車保険へ特典をプラス
• デメリット：ホンダの自動車保険は、保険料や修理費用が高い
  
• 通販型も代理店型も補償内容はそれほど差異は無い
  
• 選び方：保険の知識、契約の仕方を知らない初心者は、代理店型の方がいい