ポルシェの車両保険の相場は?911やケイマン、マカンの保険料を解説

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高いイメージのあるポルシェの車両保険。実際はいくらかかるのかご存知ですか?この記事ではポルシェ911を中心に、ケイマンやマカン、カイエンやボクスター、966などのポルシェの車種の車両保険・自動車保険について徹底解説します!

ポルシェ911に乗る際は車両保険、自動車保険は必ず加入しよう!

ポルシェ911に乗っている方ならもちろんわかると思いますが、車体の値段だけでなく、修理費も一般の車に比べて大変高額になっています。


そのため、車両保険、自動車保険については加入を見送ること等は絶対止めましょう。


外装に限らず、エンジン、トランスミッションなどの駆動系、全体的に修理代金は高額になることは間違いありません。


今回は、ポルシェの911カレラを中心に、

  • ポルシェの自動車保険はいくらかかるか
  • なぜポルシェに乗る際は自動車保険に車両保険をつけるべきなのか
  • どうやったらポルシェの自動車保険に安く加入できるのか
を解説します!

ボクスターカイエンマカンケイマンにお乗りの方もぜひ参考にしてください。


ぶっちゃけポルシェの自動車保険はいくらかかるの?

自動車保険には2種類あり、自賠責保険任意保険になります。


自賠責保険は必ず入らなければならない自動車保険で、任意保険は運転者が任意で加入する自動車保険です。自賠責保険では自分の車への補償が付いていないため、ほとんどの方が任意保険へ加入しているかと思います。


ポルシェに乗っている方も同様に、ほとんどの方が任意保険へ加入しているのではないでしょうか。任意保険へ加入する場合、車両保険の有り無しが選べます。ポルシェは車体価格が高額なため、車両保険を付ける方がほとんどではないでしょうか。


それでは、ポルシェの車両保険付きの自動車保険はいくらくらいになるのでしょうか?


ここでは 

  • 等級:15等級 
  • 事故有係数:0年 
  • 年齢:35歳 
  • 年間走行距離:5,000㎞以下 
  • 運転者限定:本人または配偶者のみ 
  • 年齢制限:30歳以上 
  • 車両保険:有り 

の条件で見積もりを行ってみたいと思います。

ポルシェの保険料を一気に見てみよう!

それではポルシェの保険料をご紹介します。ポルシェと言っても種類がいろいろとあります。ここではポルシェ911カイエンボクスターマカンケイマン966の保険料を、ダイレクト型自動車保険のソニー損保で見積もりを行いました。

車種保険金額保険料
911865万円95,300円
カイエン625万円108,740円
ボクスター575万円84,440円
マカン565万円102,630円
ケイマン575万円84,440円
966285万円77,260円

966の保険金額が低く感じるかもしれませんが、966は911の先々代のモデルになるため、年式が古く、車両本体の値段も安くなるようです。966を中古で購入する方も多いようです。


ポルシェに車両保険を付けると、かなり高くなるのでは、と思っていた方もいるかと思いますが、それほど高額な保険料にはならないようです。


ただ、ソニー損保では保険金額が1,000万円以上の車は車両保険を付けることができないそうです。同じポルシェでも、車体価格がさらに高額な場合、ソニー損保では車両保険を付けることができないようです。 

ポルシェ911に乗る際は必ず自動車保険・車両保険に加入しよう!

ポルシェ911に乗る方で、自動車保険に入っていない方はほとんどいないと思います。

もし入っていない方がいたが今すぐ入ったほうがいいでしょう。


以下では、ポルシェ911が自動車保険に入ったほうがいい理由について解説します。

ポルシェに車両保険、自動車保険をお勧めする理由①スピード

豆知識にはなりますが、アメリカではポルシェ911の特にターボモデルを 「ウィドーメーカー」と別名で呼ばれることもあります。日本語に訳すと「未亡人づくり」です。


つまり、それだけ乗り方次第ではとてもスピードの出る危険な車であると位置づけられています。ノンターボは大丈夫という訳ではありません。


一度事故を起こすと、億単位の補償金を請求されることも少なくありません。これはもちろん、911だけではなく、ケイマンやカイエン、966やマカン、ボクスターであっても一緒です。


必ず対物補償・対人補償を無制限につけましょう。ここをケチってしまっては本末転倒になってしまします。

ポルシェに車両保険、自動車保険をお勧めする理由②車体価格が高い

ポルシェの自動車保険に車両保険を付けることをおすすめする理由に、

  • ポルシェの車体価格が高額なため 
  • ポルシェの修理費が一般的な車と比べて高いため 

というものもあります。


参考までに各車体価格を表にまとめてみました。

車種価格
911カレラ1,239万~1,888万円
カイエン1,012万~1,902万円
ケイマン680万~1,060万円 
マカン699万~1,194万円
ボクスター719万~1,099万円
911ターボ2,267万~3,334万円 

となります。


大きな事故を起こし、全損になってしまうようなことが起きてしまったら、車両保険を付けていないとかなり厳しいのではないでしょうか。


さらに、ポルシェに乗っている方はご存じかと思いますが、ポルシェの修理費一般的な自動車に比べると高額になるケースが多くなります。万一の事故に備えて車両保険に入っていた方が安心できるのではないでしょうか。 

ポルシェ911の自動車保険・車両保険を安く加入するには?

ここまでで、ポルシェの自動車保険の必要性はお伝えできたと思います。


ここからは、どうやったら安く加入できるかをお伝えします!


  • ポルシェ911の自動車保険はなぜ高いのか
  • 自動車保険・車両保険に安く加入するためにはどうしたらいいのか
  • どうやったら安い自動車保険・車両保険を見つけられるのか
の三点から解説します!

①ポルシェ911の自動車保険はなぜ高いのか

自動車保険が決まる条件は主に、

  • 運転者の条件(年齢・等級)
  • 補償の範囲(誰が運転しても補償するのか)
  • 車両の料率(事故が起こりやすい車両かどうか)
  • ダイレクト型かどうか(担当者がいるかいないか)
の4点になります。

このうち、ポルシェ911の自動車保険が高くなりやすい理由は車両の料率とダイレクト型かどうかの2点になります。

車両の料率は、車種によって
  • 対人賠償責任保険(人にぶつかってしまったとき)
  • 対物賠償責任保険(人のものを壊したとき)
  • 搭乗者傷害保険(乗っている人を怪我させたとき)
  • 車両保険(車を直すとき)
のそれぞれにおいて10段階で定められています。

ポルシェの場合、事故を起こす人が多く、車両の修理費も大きくなりやすいので他の自動車より高くなっています。

②どうやったらポルシェ911の自動車保険に安く加入できるのか

ポルシェの自動車保険については、自動車を購入する際にディーラーさんで加入する方が多いと思います。 


実は、ネットで自動車保険に加入するのとディーラーさんから加入するのでは、かなり保険料が変わってきます。


それは仲介手数料が多くかかっているからです。ダイレクト型であれば、保険会社との直接の取引になるので、手数料がかからない分安くなっています。 


ただ、実際に事故にあった時の対応や補償について心配な方も多いかもしれません。


しかし、実際はむしろダイレクト型の方が安心の対応になっていると思います。 代理店型の保険の場合、代理店が休みの場合や、営業時間でない場合、全く対応できません。それでは実際事故にあった時に困りますよね。


ダイレクト型の自動車保険であれば、24時間365日対応してくれるので、いつ事故が起きても安心です。


しかも、ポルシェの代理店の場合、担当者の方は保険の専門家ではなく、車の販売の専門家です。日本全国どこにいても対応してくれる、ダイレクト型の自動車保険の方が、より高い知識を持って対応してくれるのは間違いないでしょう。


そのため、事故の時の対応であればむしろダイレクト型の自動車保険がおすすめです。

③どうやったらポルシェ911の安い自動車保険を見つけられる?

ここで、次に考えるのはどうやったら安いポルシェ911の自動車保険に加入できるかです。


自動車保険会社はたくさんあるので、一個一個見積もっていたらキリがありません。そんな時におすすめなのが自動車保険の一括見積もりサービスです。


一括見積もりサービスを使うと、20社近いダイレクト型自動車保険を一括で見積もってくれるので、一番安い保険に加入することができます。


しかもこのサービスは無料でできるので、試しにやってみるのもいいと思います。


以下のボタンからどうぞ!

ポルシェ911を車両保険、自動車保険未加入で乗るのは止めよう

ビンテージポルシェ911であろうと中古のポルシェ911であろうと現行モデルであろうとポルシェ911であることは間違いありませんので、購入したモデルの車両金額、車両保険、自動車保険の金額の相違はあっても、不慮の事故等によって発生する修理代金は高額な事は間違いありません。


車両保険、自動車保険の加入はどんなポルシェ911を購入しても入ることをお勧めします。

エンジンの修理代金も高い?

ビンテージポルシェ911はキャブレター式モデルですが、部品の供給問題以外のメカニカル的な箇所については専門店などで十分対応可能です、キャブレター調整等で済むケース、キャブレターはポルシェ911専用品ではなくても問題ありません。


経年劣化などによるエンジン不調は車両保険、自動車保険は適用外ですから注意が必要です。

現行ポルシェ911のエンジン修理は?

もちろん、高額です。昨今のモデルはコンピューター制御されておりますので、ポルシェ911専用の診断機などが必要となりますので、専門店、正規販売店等でも専用診断機が完備されていないと修理がまず行えません。


ターボチャージャーなど、全てのエンジン構成部品が一級品です。経年的なエンジン故障であれば兎も角、不慮の事故による修理は高額必須ですので、車両保険、自動車保険は必須です。

まとめ

いかがでしたか?ここではポルシェ911の自動車保険についてご紹介しました。


ここでご紹介したことは、 

  • ポルシェの自動車保険は車両保険を付けても10万円前後で加入することができる 
  • ポルシェに車両保険を勧める理由は、危険な車なため、車体価格が高い、修理費が高い 
  • ポルシェの自動車保険が高いのは、料率が高いため 
  • ポルシェの自動車保険に安く加入するには、ダイレクト型自動車保険がおすすめ 

になります。

 

ポルシェ911は高級スポーツカーです。911だけでなく、カイエン、ボクスター、マカン、ケイマン、966も車両保険、自動車保険の加入が必要です。中古の場合でも、車両価格が高くなることが多いと思うので、車両保険へ加入することをおすすめします。


目立つ車両でもありますので、月極駐車場などに置いた場合も悪戯される可能性は高いです。購入金額が予算オーバーだったからとか、安全運転するから大丈夫等と言った理由で自動車保険、車両保険の加入を見送る等はお勧めしません、必ず加入するようにしましょう。


ほけんROOMでは他にも自動車に関する記事を多数掲載しています。興味のある方はぜひ参考にしてください。

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