車両保険において補償が出ない場合のケースを全て紹介します

車両保険には補償が出ない場合も存在します。基本的には加入者が自ら補償を受けるために行動した場合や保険会社が補償を行うのが困難であるとした場合がその例となっています。また一般型の車両保険では補償されるのにエコノミー型では補償が出ない場合についても全て紹介します。

車両保険の補償が出ない場合はどんな時に発生するのか?

車両保険はいざという時の車両の修理に関する補償を行う保険です。車両を直す際には大きな費用がかかることもあり、大きな助けとなります。しかし、特定のケースにおいては補償が出ない場合も存在します。いざという時に補償が出ないと非常に困ったことになるので、補償が出ない場合のケースを知っておくことをおすすめします。

車両保険は基本的に偶発的な事故に備える

車両保険では様々な事故に備えることができますが、基本的には偶発的なものに備えることを前提としています。そのため、自らが作為的に起こした事故に関しては補償を受けることができません。わざと小さな事故を装って修理費用を補償してもらおうということは出来ない仕組みになっています。


車両保険において補償が出ない場合の11種類のケース

補償が出ない場合1:故意の事故

車両保険に限らず保険というものは加入者が故意にお金を受け取ろうとすることが出来ないように作られています。加入者が保険金目的で行動を行うようになって、それを見抜けなかった場合は保険会社にとって大きな負担になります。そのため、保険会社では徹底的な調査で作為的な事故を見抜くようにしています。結果として故意の事故では補償が出ない場合がほとんどです。

補償が出ない場合2:無免許運転、飲酒運転、薬物摂取、速度オーバーなど重大な過失

車両保険においては加入者に重大な過失が認められた際にも補償が出ない仕組みになっていることが多いです。保険に入っているからという理由で無謀な運転を行う方がいたとしても、補償を受けることは出来ない仕組みになっています。あくまで車両保険はセーフティネットの役割を果たすということです。そのため、過失が大きいと補償が出ない場合が多いです。


具体的に車両保険における重大な過失とは居眠り運転や飲酒運転、大幅な速度オーバーなどが挙げられます。このあたりの運転に対して補償を出してしまうと、これらの無謀運転を助長することにもなりかねず一般の安全に影響が出てしまいます。その点も補償が出ないことに繋がっています。

補償が出ない場合3:地震や噴火、津波などの災害

車両保険においては地震や噴火、津波などによる災害に関しても補償を出さないケースが多いです。


これらは前述とは違って加入者に過失はありませんが、地震や噴火などの自然災害の場合被害が非常に大きく、保険会社一社では補償を行うことが困難であるため、あらかじめ補償できないと明記されていることが多いです。

補償が出ない場合4:戦争や暴動による損害

車両保険において、戦争や暴動によって損害をうけたときの修理代などは補償が出ない場合の一つです。

日本では、戦争や暴動によって、車両が傷つくといったケースはほとんどないかと思われますので、関係ありませんが、仮に北朝鮮のミサイルによって車両が損害を受けたとしても補償の対象とはなりません。

補償が出ない場合5:核燃料などの放射能汚染による損害

核燃料などの放射能漏れによって、車両が腐食したり汚染されたりなどといったケースでも車両保険がおりることはありません。

東日本大震災による福島の原発がまさにこのケースでしたが、残念ながら補償はされません。


補償が出ない場合6:国や地方公共団体の権力行使によるもの

国や地方公共団体によって、車両が差し押さえされたり没収されたりした場合でも、もちろん補償はされません。

このケースにおいて、保険会社が盗難として扱うことはありません。

補償が出ない場合7:競技など通常の走行以外に自動車を使用すると補償が出ない場合もある

車両保険は通常の走行を前提として保険料を設定しています。その関係上、スタントやレースなどに使用して損傷が発生しても補償が出ない場合があります。


スタントやレースでの損傷は通常の走行による損傷に比べると、修理の内容も頻度も大きく変わる可能性があるからです。一部の保険会社ではそういった損傷を特約でカバーしているケースもあります。

補償が出ない場合8:詐欺や横領など

車両保険では盗難に関する補償を行っていることがありますが、


その中でも詐欺や横領などによる自動車の喪失には補償が出ない場合があります。


つまり、盗難によって自動車を失った場合はそれが詐欺や横領ではなく、盗難であることを示す必要があります。保険会社の調査で盗難と認められれば補償が出る可能性が高いです。

補償が出ない場合9:摩擦や腐食、サビなどの自然消耗

車両保険は事故などによる損傷を補償していますが、サビなどの自然消耗などは補償の対象に入っていません。自然消耗まで補償するようになると補償が頻発することになりかねず、保険会社としては非常に厳しいため、こちらもあらかじめ明記している可能性が高いです。自動車の欠陥に関しても補償がなされないケースが多いです。

補償が出ない場合10:タイヤに関する損害(例外あり)

車両保険では基本的にタイヤに関する損傷を補償していません。タイヤは車両の中でも特に損傷を受けやすい箇所ですが、車両保険では対象外となる可能性が高いです。


ただし、車両保険や自動車保険などに付けられる特約やロードサービスでは対象となっていることもあるので確認しておくことをおすすめします。


また火災や盗難など、車両の他の部分と同時に損害を受けた場合は例外であり、この場合はタイヤも車両保険の補償対象となります。(エコノミー型ではそもそも火災や盗難の場合にタイヤ以外も補償されません。)

補償が出ない場合11:車に取り付けられていない付属品

よくある勘違いなのですが、車上荒らしなどによって、車のなかのバッグなどが取られたケースにおいて車両保険を利用することはできません。

また、車に取り付けられていない持ち運び可能なカーナビも補償の対象外なので、注意が必要です。


なお、車両保険の補償対象にはなりませんが、「身の回り品補償特約」の対象となります。



車両保険のエコノミー型では補償が出ない場合がいくつかあります

車両保険には一般型とエコノミー型という種類があり、一般型の方が補償の範囲が広くなっているのでエコノミー型では一般型で補償が出ることに関しても、補償が出ない場合もあります。


エコノミー型では補償の範囲が少し狭くなっている代わりに、保険料がやや割安になっているという利点があります。

エコノミー型で補償が出ない場合1:物損事故

車両保険のエコノミー型では物損事故の補償が出ない仕組みになっています。


物損事故とは電柱などに衝突する事故のことであり、エコノミー型で物損事故を起こしてしまった際には修理するとしても自費になります。


ここが車両保険の一般型とエコノミー型の1つの大きな違いと言えます。

エコノミー型で補償が出ない場合2:当て逃げなど、相手が特定されない場合

車対車の事故において、よくあるのが当て逃げ事故です。

一般型では、当て逃げ事故でも補償されるのですが、エコノミー型では相手が特定されない車対車の事故においては補償されないので注意が必要です。

エコノミー型で補償が出ない場合3:盗難

一般型では盗難も補償されるのですが、エコノミー型では補償されません。

なお、注意が必要なのは、一般型でも本人に過失が認められる場合は、盗難が補償されないケースもあるということです。


この記事のはじめに説明しましたが、車両保険は基本的に偶発的な事故に備えるためのもので、過失があった場合は補償されません。


例えば、車の鍵をかけずに車から離れていたなどといった場合は、過失が一定数認められうるので、一般型でも保険会社に補償を断られる場合があるので、注意しましょう。

エコノミー型で補償が出ない場合4:火災や爆発による損害

一般型では火災や爆発による損害も補償され、さらにその場合はタイヤも補償対象に含まれるのですが、エコノミー型では火災や爆発による損害は補償の対象外です。

ここで、簡単に一般型とエコノミー型の補償範囲の違いをまとめた表をつくりました。

なお、実際には、一般型とエコノミー型の中間のタイプもありますので、各保険会社のページを確認してみましょう。


エコノミー型では補償が出ない場合
一般型エコノミー型
ほかの自動車と接触
当て逃げ×
盗難×
火災・爆発×
台風・洪水
竜巻・高潮
×
落書き・イタズラ
飛来物・落下物
電柱などに衝突×
転覆・転落×
自転車と接触×

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まとめ

車両保険には補償が出ない場合もあるので、それを知っておくといざという時に戸惑う可能性が低くなります。


補償が出ない場合がどういった時かについては約款などに記載されています。


車両保険に限らず、様々な保険において約款は長く難しい言葉が並んでいるので読むのが億劫になるかもしれませんが、補償が出ない場合の部分は特に読んでおくことをおすすめします。

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