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火災保険の保険料は10年後変化する?契約期間は10年間がお得

火災保険は新価(再調達価額)設定がほとんどのため、減価償却は関係なく、10年後の保険料も極端に下がることはありません。そこで、保険料を下げるコツとして、火災保険の契約を10年後ごとに行う方法があります。他にも保険料を下げるためにできることをお伝えします。

火災保険の保険料は10年後変化する?お得な契約期間は?

すでに火災保険に加入している方は、保険料が10年後にどう変化するのか気になる方は多いでしょう。


また、建物の減価償却(10年間で建物の価値が下がる)によって、更新時に保険料は安くなるのでしょうか。


契約期間についても、短期と長期ではどちらが良いのか迷う部分でしょう。


実は、長期契約の10年で結ぶと保険料を安く抑えることができることをご存知でしたか?


そこで、この記事では今後の保険料変動と最適な契約期間について

  • 10年後の保険料は安くなるのか
  • 10年後の更新がよい?最適な契約期間は何年か?
  • 保険料金額を下げるコツ4つ
について詳しく説明していきます。

この記事を読んでいただければ、火災保険料をどうすれば安くできるのか正しい判断ができるようになります。

是非最後までご覧ください。

10年後の保険料は安くなる?

そもそも、火災保険は2015年9月までは36年までの長期契約が可能でした。


それが、2015年10月以降、契約期間は最高10年に短縮されました。


新築から10年後、火災保険の更新の際に保険料は安くなるのでしょうか。


必要のない契約内容を切り捨てれば10年後の保険料は安くすることができます。


以下では、10年後の保険料は安くなるのかについて

  • 10年後の更新時に保険料を安く抑える方法
  • 特約を見直すことで保険料は安くなる
ということについて解説していきます。

新価(再調達価額)設定の火災保険がほとんど

上でも述べましたが、保険料自由化以前は、長期で火災保険に加入する人が多くいました。


また、当時は保険金額が「時価」で設定されていました。


一方で、現在は再調達価額」(同じ建物を建てる場合に必要な金額)が主流となっています。


この新価(再調達価格)で保険金額を設定した方が、内容の充実を図ることができます。


住宅を購入したときから、ずっと同じ火災保険に加入している場合、様々な火災保険を比較検討して、現在の自宅の状況にあった保険に乗り換え、新価(再調達価格)で契約をするのがよいでしょう。


万が一、「時価」で契約を更新しており、住宅を焼失してしまった場合、再建するための費用が不足してしまうからです。

保険料は極端に下がることはない

先程も述べた通り、2015年9月までは36年間の長期契約が可能であった火災保険は2015年10月以降、契約期間は最高10年に短縮されました。 


さて、10年後、あなたに火災保険の更新の時期が来たとします。


その時点でさらに10年後までの契約を保険会社と結ぶとします。


その時、保険料は安くなっているのでしょうか?


結論からいうと、保険料は極端に下がることはありません。


なぜなら火災保険は、自動車保険のように保険料の改定を毎年行わないからです。


したがって、10年後の更新時に保険料が極端に上がったり、下がったりすることはありません。


火災保険の更新時には下記の2点を必ず行ったほうがよいでしょう。

  • 「時価」で契約を結んでいたら「再調達価額」で更新をする
  • 複数の保険会社から「同じ条件」で見積書を取り寄せてみる
見積もり書を見てみるとわかると思いますが、保険料は10年前に比べ極端に下がることはありません。

ただ、
  • 契約時と家族構成が変わっている 
  • 当時は必要だったけれど、今は必要のない補償がついている 
  • 住宅ローンを申し込んだ際、銀行で内容も分からず一緒に申し込んだ
という場合には保険料が安くなることも考えられます。

10年後の更新が良い?最適な契約期間とは?

火災保険は10年後の更新がよいのでしょうか。


火災保険料を少なくしたいのであれば、最適な契約期間10年が基本です。


また、長期一括払いを活用すれば支払う保険料を低く抑えることができます。

契約期間は1年~10年に変更

契約期間は更新時に1年~10年に変更することができます。


10年分まとめて保険料を支払うのが経済的に難しいのであれば1年契約に、まとまったお金があるのであれば長期一括払いを活用して10年分まとめて支払うことができます。


複数の保険会社から見積もりを取り、家計に見合った保険に加入するのがよいでしょう。

住宅ローンを利用時は期間を指定されることも

住宅ローンを組んで家を購入するときは、銀行が指定する条件を満たしている火災保険に入らなければなりません。


指定は銀行ごとに異なりますが、一般的には加入期間は10年(住宅ローンの残債が10年未満のときはその期間)で、建物評価額以上の保険金額に設定することが求められます。


一方、どの保険会社に入るかは、銀行や不動産会社から紹介されたところであってもそこに加入する義務はありません。


したがって、銀行が指定する条件と「同じ条件」で複数の保険会社から見積もりを取って、一番安い所に加入すれば、10年契約の場合差額が数万円単位になることもあります。

10年契約は長期割引でお得

火災保険の期間は1年から10年まで1年刻みで選ぶことが可能です。


まずは、長期契約、短期契約のメリットをそれぞれ見ていきましょう。


<長期契約のメリット>

  • 保険料が割安になる。
  • 1度契約してしまえば、次の更新まで更新の手続きが不要
保険会社によっては割引率が大きく異なり、1年契約に比べて10%以上割引になることもあります。

また、10年契約の場合、10年後まで更新手続きが不要なので、更新の手間が面倒な人にはメリットになります。

<短期契約のメリット>

  • 定期的な見直しが可能
まとまった費用がない時は共済火災などに加入すれば、費用を安く抑えることができます。

また、家族構成の変化や、家財道具を買い替えたなどの場合など定期的な見直しが可能です。

長期契約、短期契約のメリットはそれぞれありますが、長期契約で加入した方がお得でしょう。

参考:保険料金額を下げるコツ4つを紹介

ここでは、保険料金額を下げるコツについてみていきましょう。


保険料金額を下げるコツは、以下の4つです。


補償の見直し

銀行の住宅ローンを契約する際、銀行や不動産会社が提携している保険会社と契約をする場合があります。

そのような場合、例えば、高台に住んでいるにもかかわらず水災補償がついていたり、人通りが多いところに住んでいるのに盗難補償がついていたりします。

10年後、更新の際、そのような補償を外せば保険料を安く抑えることができます。

特約を外す

たとえば、自家用車を保有していて、自動車保険に加入しているとします。

ただ、すでに個人賠償責任保険が自動車保険についている場合、補償の内容が重複するので火災保険では外してしまいましょう。


免責金額を再検討する

そもそも、「免責金額」とは、「保険を請求する際に発生する自己負担金のこと」です。

例えば、風災で窓ガラスが割れて5万円の損害が発生した場合、免責金額を1万円に設定すると4万円の保険金と1万円の自己負担で対処します。

また、免責金額を5万円に設定すると、5万円以下の損害が発生しても保険を請求するメリットはなくなります。

契約期間をできるだけ長期にする

上でも述べたように、火災保険料は長期契約の一括払いをするほど割安になります。

例えば、1年契約で、火災保険料が3万円の契約の場合、下記の表を参照すると、
契約期間10年間分の保険料1年あたりの保険料
1年契約300,000円30,000円
5年契約259,206円25,921円
10年契約247,220円24,722円
となり、10年契約と1年契約の差額は

300,000(1年契約)ー247,220(10年契約)=52,780円

10年契約のほうが保険料が安くなります。

まとめ:火災保険は10年後の更新を検討しよう

10年後の保険料推移やお得な契約期間について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回この記事のポイントは、

  • 新価(再調達価額)設定にする
  • なるべく長期契約にする
  • 10年後に更新する
  • 補償を見直す
です。

10年後の火災保険の保険料がどのくらいになるかお分かりいただけたと思います。

保険料をなるべく安く抑えたいと考えている方は、契約更新が来た際には長期契約をすることを考えてみてはいかがでしょうか。

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