トヨタ・クラウンマジェスタの年間維持費は?ハイブリット・4.3タイプと比較

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クラウンマジェスタは、トヨタ社が誇る高級ラインの車で生産が終了した現在も人気のある車です。そのクラウンマジェスタの年間維持費がどれくらいなのかご存知でしょうか?この記事では燃費を含め、税金や保険などクラウンマジェスタにかかる年間費用を徹底解説します。

トヨタ・クラウンマジェスタの維持費はいくら?燃費はいくらかかるのか


トヨタ社のクラウンマジェスタは現在は生産されていない車種ですが、今でも根強い人気のある車で購入を検討している方もいるでしょう。


車を購入する時に、気になるのが「維持費」ですよね。


車の維持費は、ガソリン代などの燃料費の他に税金や保険など様々の費用が含まれます。


この記事では、クラウンマジェスタの

  • 年間維持費とその内訳
  • 少しでも維持費を安くする方法
を中心に詳しく解説していきます。


クラウンマジェスタの購入を検討している人はもちろん、車の維持費について考えている人に参考になると思いますのでぜひ最後までご覧ください。

トヨタ・クラウンマジェスタの年間維持費まとめ!ハイブリット・4.3タイプを比較

クラウンは、トヨタを代表する高級ラインの車です。その中でも「マジェスタ」は最も高級仕様となっています。クラウンマジェスタは、1991年の初代からモデルチェンジを繰り返しながら、2013年からは6代目クラウンマジェスタが販売されましたが2018年4月をもってクラウンマジェスタの生産は終了されました。


現在は、マジェスタの名称はなくなりましたがクラウンの最上級グレードとしてG-ExecutiveおよびG-ExecutiveFourがマジェスタの実質的な後継として販売されています。


しかし、中古車市場でもクラウンマジェスタはその力強い走りから未だに根強い人気があるので購入を迷っている人もいると思います。


車を購入する際に気になるのが「維持費」ですよね。ここでは歴代クラウンマジェスタの年間維持費について詳しく説明していきます。


まず、車の維持費には以下のものが含まれます。

  1. ガソリン代
  2. 自動車税
  3. 車検費用(法定費用)
  4. 車検費用(車検基本料)
  5. 任意保険
  6. 駐車場代・修理費用

年式や型式によっても相場が異なりますので、ここでは5代目クラウンマジェスタと参考のためクラウンアスリートハイブリッドの年間維持費を紹介します。


<クラウンマジェスタの年県維持費例>

項目ハイブリッド
/金額
5代目マジェスタ
/金額
ガソリン代
(年間7,000㎞)
57,692円111,702円
自動車税58,000円76,500円
車検費用
(法定費用)
28,075円
(27,775円)
28,075円
(27,775円)
車検費用
(車検基本料)
20,000円
(40,000÷2)
20,000円
(40,000÷2)
任意保険60,000円55,000円
駐車場代99,456円
(8,288円×12)
99,456円
(8,288円×12)
修理費用--
合計323,223円390,733円

上記の表から分かる通り、年間維持費はガソリン代の部分で差が開いてくることが分かります。また、後で詳しく説明しますが購入から13年経過すると自動車税や重量税なども通常より多くかかってくるため年間維持費はもう少し高くなります。


駐車場代は戸建にお住まいの方などかからないという場合もありますが、ここでは全国平均金額で計算しました。修理代については場合によって金額が大きく異なります。


ちなみに6代目クラウンマジェスタもハイブリッド仕様となっているのでクラウンアスリートハイブリッドの維持費とほとんど一緒です。


これらを全て含めて計算するとクラウンマジェスタの年間維持費は30万円から40万円程度となります。


ここからは、各諸費用の詳しい内訳について説明していきます。

トヨタ・クラウンマジェスタの維持費①:ガソリン代

原油価格が高騰していく中でガソリン代も多少の動きはあるものの、高い時期は続いているので燃費がどれくらいなのかは気になりますよね。


歴代のモデルごとに燃費は大きく違ってきますので、年式ごとに比較していきます。なおガソリン代はレギュラーは140円/L、ハイオクは150円/Lにて計算してあります。


<初代…平均燃費7.1~7.5㎞/L>(7.1㎞/Lで計算)

走行距離レギュラーハイオク
3000㎞~5000㎞以下
-63,450~105,634円
5000km~10000km以下
-105,634~211,268円
10000km~15000km以下
-211,268~316,901円


<2代目…平均燃費8.5㎞/L>

走行距離レギュラーハイオク
3000㎞~5000㎞以下-52,941~88,235円
5000km~10000km以下 -52,941~176,471円
10000km~15000km以下-176,471~264,706円


<3代目…平均燃料8.8㎞/L>

走行距離レギュラーハイオク
3000㎞~5000㎞以下-51,136~85,227円
5000km~10000km以下  -85,227~170,455円
10000km~15000km以下-170,455~255,682円


<4代目…平均燃料9.1㎞/L>

走行距離レギュラーハイオク
3000㎞~5000㎞以下-49,451~82,418円
5000km~10000km以下-82,418~164,835円
10000km~15000km以下 -164,835~247,253円


<5代目…平均燃費9.4㎞/L>

走行距離レギュラーハイオク
3000㎞~5000㎞以下-47,872~79,782円
5000km~10000km以下-79,782~159,574円
10000km~15000km以下  -159,574~239,362円


<6代目…平均燃費18.2㎞/L>

※レギュラーガソリンについてはFourのみが対応車である

走行距離レギュラーハイオク
3000㎞~5000㎞以下 23,077~38,462円24,725~41,209円
5000km~10000km以下 38,462~76,923円41,209~82,418円
10000km~15000km以下   76,923~115,385円82,418~123,626円

年式が新しいほど燃費が良くなっていることが分かります。特に6代目クラウンマジェスタはハイブリッドになったため、一気に燃費もよくなっています。


ただしこの数字はあくまで目安であり、ガソリン価格や走行場所等の条件でも異なります。


年間の走行距離の平均が大体7,000㎞といわれているので、7,000㎞で各年式を比べてみると下のようになります。


<年間7,000㎞走行した場合のガソリン代(ハイオク)>

年式ガソリン代
初代147,887円
2代目123,529円
3代目119,318円
4代目115,385円
5代目111,702円
6代目57,692円

一番新しい年式のクラウンマジェスタであれば、年間のガソリン代は60,000円程度ということになりますが、それ以前の型式では100,000円超となっています。


こうしてみると、燃費で年間の維持費が大きく変わってくることも分かりますね。

トヨタ・クラウンマジェスタの維持費②:自動車税


自動車を所有していると毎年自動車税と重量税が課せられます。各税金の金額は排気量と重量により異なります。歴代クラウンマジェスタの排気量および重量は以下の通りです。


なお、各グレード等によって数字が変わりますのでここでは代表するベースグレードのスペックで比較しました。

年式排気量重量
初代/Bタイプ
(1991~1995年)
2,997㏄1,650kg
2代目/Cタイプi-Four
(1995~1999年)
3,968㏄1,750kg
3代目/4.0Aタイプ
(1999~2004年)
3,968㏄1,660kg
4代目/Cタイプi-Four
(2004~2009年)
4,292㏄1,760kg
5代目/2WD・Cタイプ
(2009~2013年)
4,608㏄1,770kg
6代目/ベースグレード
(2013~2018年)
3,456㏄1,830kg

参考:トヨタ自動車75年史 クラウンマジェスタ


上の表を参考にして、算出した自動車税は以下の通りです。

年式自動車税
初代/Bタイプ51,000円
2代目/Cタイプi-Four66,500円
3代目/4.0Aタイプ66,500円
4代目/Cタイプi-Four76,500円
5代目/2WD・Cタイプ76,500円
6代目/ベースグレード58,000円

上記の数字は、排気量のみで算出した金額になります。グレードによっても数字は異なりますが自動車税については50,000円~70,000円ほどで、年式による差はガソリン代ほどは大きくありません。


ただし、登録から13年以上経過したガソリン車はさらに15%課税されることになっているので、初代から4代目までのクラウンマジェスタを購入し年数が経過している場合には注意が必要です。

トヨタ・クラウンマジェスタの維持費③:車検費用(法定費用)

車検費用には、検査にかかる車検基本料と法定費用の2つに分けることができます。


まず、ここでは法廷費用の部分を説明していきます。法定費用に含まれるのは

  • 重量税
  • 自賠責保険
  • 印紙代

の3つです。


重量税

まず1つ目は車には重量に応じて「重量税」がかかります。重量税は、2年に一度の徴収となるので新規購入時または車検の時に一緒に納めます。


自動車税のところで各年式ごとの重量も一緒に紹介しましたが、その数字をもとに重量税を計算します。また、エコカー減税対象車である場合には少し安くなります。


重量税の区分としては、どの年式も1,501kgから2,000kgに当てはまりますので以下のようになります。


<エコカー減税対象車の重量税>

年数重量税
初年度2,500円
2年目2,500円
3年目2,500円
4年目~10,000円


<その他エコカー対象車ではないもの>

年数重量税
初年度~13年目16,400円
14~18年目22,800円
19年目~25,200円

エコカー対象車であるかないかによっても異なりますが、購入後年月が経つほど重量税も上がっていきます。


自賠責保険

次に自賠責保険についてです。自賠責保険は、車を運転する人全てが加入する義務がある保険なので必ず加入しなくてはいけない保険です。自賠責保険の2020年度の料金は以下の通りです。

保険期間保険料
12ヶ月13,410円
13ヶ月14,090円
24ヶ月21,550円
25ヶ月22,210円
36ヶ月29,520円
37ヶ月30,170円
(※離島地域・沖縄は若干異なります)

2020年度から少し値下がりし、大体の人が、車検の都度支払いをしており、車検が2年に一度ですので年間の維持費と考えると12ヶ月21,550円を2で割った10,775円を年間の維持費として考えることができますね。

印紙・証紙代

印紙・証紙代は、車検を通すため国に払ういわば手数料です。車検でかかる印紙・証紙代は、車の大きさや排気量で違います。さらに車検を行う場所は、指定工場(民間)なのか認定工場なのかでも変わります。

クラウンマジェスタの場合は、3ナンバーと呼ばれる普通自動車に分類されますので印紙代は以下の通りです。
工場の分類印紙・証紙代
指定工場1,200円
認定工場1,800円
これらのことを総合すると、車検の法定費用にかかる金額は
項目金額年間に換算(2で割った数字)
重量税16,400円×2=32,800円
(エコカー5,000円)
16,400円
(エコカー2,500円)
自賠責保険
21,550円10,775円
印紙・証紙代1200円または1,800円600円または900円
合計55,550円または56,150円27,775円または28,075円
となります。

検査機関によっても少し変わりますが、車検の法定費用については年間に換算するとおよそ28,000円くらいと考えることができますね。

トヨタ・クラウンマジェスタの維持費④:車検費用(車検基本料)

次に、車検基本料について説明していきます。車検基本料は、「検査代」「24ヶ月点検整備」「代行料」が含まれる料金です。


車検基本料は業者によって金額が異なるため差が出てくるところです


差が出てくる理由としては、業者によって整備内容に違いがあることです。例えば、劣化している部分の部品を交換したり、オイル交換などの消耗品交換をすればもその分費用がかかりますので、費用としては高くなってきます。


車検基本料は、車種によっても違います。他費用同様に排気量や重量が大きくなるほど車検基本料も高くなります。


一般的に、ディーラーに車検をお願いすると車検基本料は40,000円程度が相場とされています。それに対して民間の整備工場では、18,000円前後が多いようです。


最近では、インターネットで簡単に見積もりをして金額を確認することができますが、中には14,000円のところもあり単純に比較しても20,000円以上の差が出てきます。


ただし年式の古いものや走行距離の高いものは、さらに整備料がかかってくることが多いです。またディーラーは高いですが、その分当該車両への知識もあり部品交換等にも優れているというメリットもあります。


民間の整備工場は費用が安くても中には整備内容があまりよくないこともあります。車検したばかりなのに故障した、部品交換が必要になったりすると結局は高くつくこともあるかもしれないので、整備内容や評判等を確認して依頼するようにしましょう。


そうは思っても、なるべく車検費用を安く抑えたいという方も多いですよね。

トヨタ・クラウンマジェスタの維持費⑤:任意保険


任意保険は、自賠責保険とは異なり必ず入らなくてはならない保険ではありませんが、事故を起こした場合、巻き込まれた場合など万が一の場合に補償がより手厚くなるので加入しておくをおすすめします。


ただし、自賠責保険と違い任意保険の場合は年齢と等級、免許の区分、走行距離等で保険料は大きく違います。等級は、原則はじめて免許を取得して加入するときは6等級(または7等級)から始まり、無事故であればそのまま上がっていき最高で20等級まであります。


等級が上がるほど、割引率が高くなり保険料は安くなります。


今回は以下の条件で、クラウンマジェスタの6代目(型式GWS214)と5代目(型式URS206)を車両として任意保険へ加入する場合の見積もり、比較したのでぜひ参考にしてみてください。


条件は以下の通りです。

  • 運転免許:ゴールド
  • 年齢:30歳
  • 事故歴:なし(現在加入している保険は13等級)
  • 年間走行距離:7000km 
  • 運転者限定:本人限定 
  • 車両保険:あり

型式A社B社
5代目(URS206)
55,170円/年54,910円/年
6代目(GWS206)62,020円/年60,910円/年

プランや特約によっても金額は変わりますが、大体50,000円から60,000円前後になりました。ちなみにこちらは、車両保険ありで計算しているので年式が古くなるにつれて保険料が安くなります。


また、若いほど等級が低い分保険料は高くなり、等級が高くなるのつれて割引率が高くなるため保険料が安くなります。

トヨタ・クラウンマジェスタの維持費⑥:駐車場代・修理代

車を所有する時に必要不可欠なのが「駐車場」ですよね。戸建てで駐車場代が必要ない場合以外は、駐車場代が発生する場合や駐車場を借りる必要があります。


この駐車場代の相場は地域によってかなり差があり、一般的には都心部は駐車代が高く地方に行くに連れて安くなります。


例えば、東京都の月極駐車場代は35,000円前後のところが多いですが、東北地方では5,000円前後が相場となっています。ただし、同じ市内であっても中心部が高く校外が安いという傾向があるので同じ地域の中でかなり差ができます。


ちなみに全国平均は8,288円という調査結果がでています。少しでも節約したいという人は、自宅付近の駐車場をいくつか調べて比べてみると良いですね。


また、維持費として頭に入れておくべき費用には「修理代」もあります。これは、必ずしもかかる費用ではありませんが修理が必要になる事態はある日突然やってきます。


事故や自損はもちろん、飛び石でフロントガラスにヒビが入ってしまったということもよくあることです。車両保険に入っている場合には保険でまかなえることも多いでしょう。


しかし年式が古い車の修理では、車両保険に入っていても保険だけでは修理代がまかなえない事態もあり、修理の内容によっては何十万もかかってしまうこともあります。


<クラウンマジェスタの修理費用例>

修理部位金額
エアサスペンション16万円~36万円
テールランプ交換4万円~5万円
バンパー10万円前後
フロントガラス7万円前後
リアバンパー11万円前後

修理代については、修理部分や型式等によって大きく変わってきますが、修理が必要なった場合に備えて保険等でお金の準備をしておくと安心ですね。

トヨタ・クラウンマジェスタの維持費を安くする方法を2つ紹介

クラウンマジェスタの年間維持費は安くても30万円以上はかかります。年式が古く燃費があまりよくないものだと50万円以上かかる場合もあります。


また、事故や故障によって修理費用で自己負担分が出るともっと高額になることもあるかもしれません。


ここでは、クラウンマジェスタの維持費を少しでも安くする方法を紹介していきます。


トヨタ・クラウンマジェスタを安くする方法①:車検費用を安くする

先述したように維持費の中でも車検費用は、業者によって金額に差があるので費用の見直しができます


車検費用の中で法定費用の部分はどこで車検しても変わりません。しかし、車検基本料については依頼する業者で費用が異なります。今まで、ディーラーに依頼していたという人は、違う業者へ依頼することで節約することができることがあります。


<車検を受け付けている業者と平均相場>

業者車検金額(相場)
ディーラー40,000円~
カー用品店13,000~25,000円
ガソリンスタンド15,000~20,000円
整備工場25,000~35,000円
車検専門店10,000円~15,000円

金額だけで見ると、車検専門店が圧倒的に安いです。とにかく安く済ませたいという人は車検専門店もおすすめです


車検専門店は、必要最低限の項目のみ検査をするため費用が抑えられます。それに対してディーラーは検査項目が多いことや必要に応じて部品交換や消耗品の交換などのメンテナンスが手厚いため費用は高くなります。


そのため、車検専門店で検査を行った後に別途部品交換等が必要になることもあるかもしれないということは覚えておきましょう。


どの業者で車検を受けるのかについては、それぞれの業者にメリットやデメリットがありますので料金も含めて比較してみることをおすすめします。

トヨタ・クラウンマジェスタを安くする方法②:任意保険の見直し

任意保険については、保険会社やプランによって見直しをすることができます。今はインターネットで簡単に見積もりを取ることができますのでぜひ複数比較してみると良いでしょう。


保険料を安くしたいと考えているならば「通販型」の保険もおすすめです。代理店型の保険に比べて仲介料などの手数料がないので代理店型と比べて保険料が割安だという利点があります。


中には、通販型保険に変えたら年間で5万円も安くなったという人もいるようです。


ただし、店舗型の場合は保険のプロの方に色々アドバイスを貰いながら保険内容を決めていくことができるので安心感があります。それに対して、通販型の場合には自分で色々と選択していかなくてはなりません。


そのため、どの保険が良いのか決められないという場合もあるかと思います。そんな時には、一気に複数社の見積もりを取ることができる「一括見積サービス」を利用してみてはいかがでしょうか。


手続きはとても簡単でインターネットで必要な情報を入力するだけなので5分もかからず申し込みすることができますよ。


少しでも任意保険を安くしたい、見直ししたいという人はぜひ利用してみてください。

中古車の方が高い?中古車は新車と維持費は変わるのか

中古車を購入するか新車を購入するか迷っている人もいることでしょう。当然ながら、中古車と新車では中古車の方が安く購入できるので、条件が良く気に入った車が見つかればお得に購入することができます。


しかし、気になるのが「維持費」です。せっかく購入したのに維持費が高い場合は意味がなくなってしまいます。結論からお伝えすると、中古車も新車も維持費はあまり変わりません。ただし、型式が極端に古い物の場合にはガソリン代やメンテナンス代が高い場合があります


また、自動車税や車検については「排気量」「重量」で決まります。


任意保険についても新車であるか中古車であるかではなくて「等級」や「走行距離」で決まるので関係ありませんが、車両保険に関しては中古車の方が経年してると安くなります。


もちろん駐車場代については、どの車を駐車するかで金額が変わることはありません。


そのため、車によって金額が変わるのは

  • 燃料費
  • 修理代
の2つです。

燃料費に関しては極端に燃費のよくない車でなければさほど変わらないですが、クラウンマジェスタのように6代目のハイブリッド仕様のマジェスタとそれ以前のマジェスタでは大きく違います。


修理代については、比較が難しいのですが経年劣化による故障は、どうしても中古車の方が多くなることから新車に比べると高くなる可能性はあります。


先ほど、車両保険は中古車の方が安くなることを説明しましたが、保険料が安い分、修理の際に補償できる金額の上限は低くなるため手出し分が出ることもありますので注意が必要です。


そのこと考えると、クラウンマジェスタの新しい型式のものであっても年式によっては年間維持費として50万円を超えてくる可能性もあります。

まとめ

以上のようにクラウンマジェスタの維持費について詳しく説明してきましたがいかがだったでしょうか。


この記事のポイントをまとめると

  • 車の維持費は「燃費」「走行距離」で大きく違うため、クラウンマジェスタも年式によって異なるが30万円から40万円は最低でも必要
  • 自動車税、重量税については排気量と重量によって決められた金額課税される
  • 車検費用は法定費用と車検基本料に分けられ、車検基本料部分は車検を依頼する業者によって金額に差がある
  • 任意保険は、保険会社ごとに「等級」や「走行距離」によって金額が変わってくるが、安くするなら通販型がおすすめ
  • 新車と中古車で維持費はあまり変わらないが、中古車のほうが経年している分修理代がかかるリスクは高くなるため、年間維持費は50万円を超えてくる場合もある

です。


こうして計算してみると車の維持費は、年間で見ると結構かかっていることが分かると思います。


保険の見直しなどで削減できる部分は少しでも安くおさえていきたいですよね。この記事を参考に車の維持費についてもう一度見直してみてはいかがでしょうか。


保険ROOMではこの他にも税金にまつわる記事を多数掲載しておりますのでぜひ参考にしてみてください。

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