スバル・レヴォーグの月々・年間維持費は?維持費を徹底計算・解説!

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自分の人生を迷うことなく走らせてくれるスバル・レヴォーグの月々・年間維持費を徹底解説!本記事は、燃費や自動車税、任意保険等々の固定費からレヴォーグの2つの型式の維持費を徹底計算・解説します。また、アテンザワゴンやフォレスター、アウトバックとも比較します。

スバル・レヴォーグの月々・年間維持費は?

スバルが販売するステーションワゴン・レヴォーグ、購入したい皆さんも多いことでしょう。


しかし、レヴォーグを維持する諸費用について、購入予定のドライバーは良くご存知でしょうか。


レヴォーグの購入費用の他、維持費として年間の燃料費や税金、車検費用等も必要となります。


そこで今回は「レヴォーグの年間維持費と、その内訳」について

  • レヴォーグの年間維持費
  • レヴォーグの諸費用
  • レヴォーグの諸費用を安く抑えるコツ

以上のことを中心に解説していきます。


スバル・レヴォーグの年間維持費は○○円です

今回は次の2つのレヴォーグのモデルを解説していきます。

  • 型式VM4:1.6STI Sport、排気量1600cc、車両重量1,540~1,560kg
  • 型式VMG:2.0STI Sport、排気量2000cc、車両重量1,560~1,570kg
レヴォーグの年間維持費については次の通りです。
  • レヴォーグ:VM4(1.6STI Sport)・VMG(2.0STI Sport)
  • ドライバー:30歳(15等級) 
  • 運転免許:ゴールド 
  • 運転者限定:本人限定 
  • 車両保険:あり 
  • 自賠責保険:24ヶ月 
  • 車検場:民間車検 
  • 年間走行距離:5000km
  • エコカー減税:無し
年間維持費/型式VM4(1.6STI Sport)VMG(2.0STI Sport)
燃料代62.668円70.621円
自動車税39,500円39,500円
車検費用59,830円59,830円
任意保険料44,350円46,240円
合計206,348円216,191円
レヴォーグの年間維持費は、20万円程度となりますね。
 

また、駐車場代が必要ならば、年間約96,000円の維持費が更に必要です(全国平均)。
 

その他、レヴォーグの自動車の部品・オイル交換等の費用も入れると、年間40万円程の維持費がかかります。

レヴォーグにかかる4つの維持費の内訳を徹底シミュレーション!

スポーティーなレヴォーグ、愛車としてカーライフを楽しみたい方々も多いはずです。


しかし、レヴォーグを購入したい方々は、その維持費も気になるはずですよね。


この維持費は、ドライバーの等級や走行距離の長さ、任意保険の内容等でも違ってきます。


レヴォーグの維持費は

  • レヴォーグの燃料代
  • レヴォーグに関する税金
  • レヴォーグの車検費用
  • レヴォーグの任意保険料

の諸費用に分かれます。


こちらでは、レヴォーグの諸費用について解説していきます。

ガソリン

レヴォーグで距離を長く走りたい皆さんは、年間を通じてかかる燃料代も気になるところでしょう。


こちらでは

  • 型式VM4:1.6STI Sport(レギュラー使用)
  • 型式VMG:2.0STISport(ハイオク使用)

の燃料費を比較してみます。

年間走行距離/型式(実燃費)VM4(11.17km/l)
VMG(10.62km/l)
3000㎞~5000㎞以下37.601円~62.668円42.373円~70.621円
5000km~10000km以下62.668円~125.336円70.621円~141.243円
10000km~15000km以下125.336円~188.004円141.243円~211.864円

 ※レギュラー140円/l・ハイオク150円/lと仮定


年間走行距離3000㎞・15000kmでは、VM4で15万円以上、VMGでは17万円近く燃料費の差が出ていますね。


また、実燃費、レギュラー使用かハイオク使用かでも燃料費に差があります。


年間走行距離15000kmでVM4・VMGの差は2万円以上となっています。


より燃料費を抑えたいドライバーには、VM4がお得と言えますよね。

自動車税

レヴォーグの維持費には、納付が必要な税金もあります。


納める税金は2種類となります。

  • 自動車税
  • 自動車重量税

こちらでは、レヴォーグにかかる各税金を解説しましょう。


レヴォーグの自動車税

自動車税は、レヴォーグ所有者に課税される都道府県の普通税です。


レヴォーグは型式VM4(1.6STI Sport)の場合、排気量1600ccなので1年間の自動車税額は39,500円です。


一方、型式VMG(2.0STI Sport)の場合、排気量2000ccなのでVM4同額の39,500円となります。


なお、自動車税は毎年納税する必要があるので、忘れないように注意しましょう。


レヴォーグの自動車重量税

自動車重量税は、レヴォーグの重量で課税額が決定される税金です。


レヴォーグの車両重量はVM4が1,540~1,560kg、VMGが1,560~1,570kgなので重量税額16,400円(1年分)です。


ただし、レヴォーグがエコカー減税(25%減税)対象の場合、重量税額7500円まで軽減されます。


エコカー減税とは、環境性能に優れた自動車の税金を軽減する制度です。


ただし、2019年4月30日までにこの対象車を新車登録することが条件となります。


レヴォーグの年間の税金

こちらではレヴォーグの1年間に必要な税額を、エコカー減税ある・なしで比較してみましょう。

初年度エコカー減税有エコカー減税無
自動車税39,500円39,500円
自動車重量税7,500円16,400円
合計47,000円55,900円

重量税が減税された分、 エコカー減税ありの方が8,900円減税されていますね。

車検

車検は、レヴォーグを公道で安全に走行するため、ドライバーが必ず行う自動車の検査です。


車検費用には、法定費用と車検基本料があります。


なお、法定費用の内訳は

  • 自動車重量税
  • 自賠責保険料
  • 印紙代

となっています。


こちらでは、レヴォーグの法定費用の諸費用と、車検基本料を解説します。


法定費用1 :自動車重量税

自動車重量税は前述した通り、法律の規定に従い納付しなければいけません。


自動車重量税は車検の際、2年分を納付することになります。


レヴォーグの場合は次の通りです(エコカー減税無し)。

16,400円×2=32,800円

なお、重量税はレヴォーグを所有してきた経過年数で、税額も変わってきます。


法定費用2:自賠責保険

公道を運転するドライバーが必ず加入する保険こそ、自賠責保険です。


ドライバーがもしも交通事故を起こしたならば、被害者に対して自賠責保険でまず救済を図ります。


この自賠責保険に加入しないと、公道を走行することは禁じられます。


ドライバーは自賠責保険の保険期間をよく確認して、更新継続を行う必要がありますよね。


保険期間が切れないよう、ご自分の車検の時期に合わせ保険期間を設定した方が良いでしょう。


自賠責保険料は、こちらをご覧下さい。

保険期間保険料
12ヶ月15,520円
13ヶ月16,380円
24ヶ月25,830円
36ヶ月35,950円
37ヶ月36,780円

保険期間をより長くすれば、毎月の保険料は安くなりお得になります。


ただし、車検に合わせ保険期間を設定すれば、保険期間が切れてしまうトラブルも未然に防げます。


法定費用3:印紙代

印紙代とは車検時、自動車重量税・ 自賠責保険料と共に納付する手数料となります。


この印紙代は車両区分等で約1,000円~1,800円と費用に違いが出ます。


なお、次の事例では印紙代を1,200円(指定工場の料金)に設定し、車検費用を算定してみましょう。


法定費用合計額

こちらでは、前述の3つの費用の合計金額を計算してみましょう。


(例)

  • 自賠責保険:24ヶ月
  • 車検場:指定工場
  • エコカー減税:無し

法定費用金額
自動車重量税32,800円
自賠責保険料25,830円
印紙代1,200円
合計59,830円

レヴォーグは法定費用だけでも、6万円近くかかることに留意しておきましょう。


車検基本料

こちらの料金は、車検の際の点検・整備を行うときの費用です。
 


各車検業者で自由に料金設定することができます。


車検業者の中でも、ディーラー車検が高く車検基本料は一般的に50,000円以上かかります。


一方、ご自分が車両を整備工場へ持ち込んで行う民間車検ならば、基本料金は安くなり18,000円程度です。

任意保険

任意保険は自動車保険とも呼ばれ、各保険会社から多様な商品が販売されています。


この保険の特長は、交通事故の時、既に述べた自賠責保険の対人賠償の不足部分を補完できることです。


また、自賠責保険では補償されない財物損害の対物賠償、また搭乗者補償も補償範囲です。


任意保険は強制加入ではない以上、ドライバー各自の判断で加入を決めます。


しかし、ドライバーがより手厚い補償のもと、安心してカーライフを楽しみたいならば必要な保険ですよね。


この任意保険は愛車を運転する皆さんの年齢・等級、年間走行距離によって、保険料が大きく異なります。


年齢・等級別任意保険料

こちらでは、各ドライバーの年齢・等級別の年間保険料を比較してみましょう。


(例)

  • レヴォーグ:VM4・VMG
  • 運転免許:ゴールド
  • 年間走行距離:5000km
  • 運転者限定:本人限定
  • 車両保険:あり

年齢(等級)VM4VMG
20歳(9等級)152,200円158,950円
30歳(15等級)44,350円46,240円
40歳(20等級)32,970円34,490円
50歳(20等級)33,850円35,590円

VM4・VMGともに、ドライバーの年齢・等級別で年間保険料にかなり差が出ていますね。


20歳(9等級)のドライバーと、40歳(20等級)のドライバーで12万円程度の差が出ています。


走行距離ごとの任意保険料

こちらでは、走行距離ごとの年間保険料を比較してみましょう。


(例)

  • ドライバー:30歳(15等級)
  • 運転免許:ゴールド
  • 運転者限定:本人限定
  • 車両保険:あり

走行距離VM4VMG
3000km40,940円42,690円
5000km44,350円46,240円
11000km55,540円
57,890円
16000km66,210円69,010円
こちらでもVM4・VMGともに、年間走行距離3000kmと16000kmとで2万円以上の差が出ていますね。

しかし、「等級が低し、走行距離も長いから保険料が割高なのは妥当。」と、諦めるのはまだ早いです。

次は、年間の任意保険料をより安くする方法について解説しましょう。

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ご自分の加入している任意保険が高いなら、通販型保険に入り直すという方法は皆さんご存知でしょう。通販型保険なら代理店で加入する保険のように、お店を介して保険を申込むわけではりません。

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ただし、通販型保険は各保険会社から数多く販売されていて、自分に合った保険を見つけるのは大変です。

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保険見直しをするならば、これを機会に一括見積サービスに申し込んでみましょう。

アテンザワゴン・フォレスター・アウトバックと維持費を比較!

レヴォーグと、アテンザワゴン・フォレスター・アウトバックの維持費を比較してみましょう。


こちらの4車両の年間維持費は次の通りです(駐車場代・メンテナンス費含まず)。

車名年間維持費
レヴォーグ(スバル)約20万円
アテンザワゴン(マツダ)約29万円
フォレスター(スバル)約30万円
アウトバック(スバル)約26万円

レヴォーグの年間維持費が最も安いですが、ドライバーの等級や走行距離でも維持費が変わってきます。


前述した維持費を下げる方法をうまく利用しながら、負担を軽減することが大切ですね。

まとめ:スバル・レヴォーグの年間維持費について

レヴォーグの年間維持費と、その内訳について解説してきましたが、いかがでしたか。


今回の記事のポイントは

  • レヴォーグの維持費は主に燃料費・税金・車検費用・任意保険料がかかる
  • 走行距離によって燃料費に大きな差が出る
  • レヴォーグには自動車税・重量税が課せられ納付方法は異なる
  • レヴォーグの車検費用はディーラー車検が高く・民間車検はリーズナブル
  • 任意保険料はレヴォーグの型式・等級・走行距離で違いが出る
  • 任意保険料の軽減には、一括見積りサービスを有効活用しよう
レヴォーグの年間維持費の軽減のため、ドライバー各自で維持費削減に努めることが大切ですね。

ほけんROOMでは自動車に関する記事を他にも多数公開していますので、ぜひ参考にしてください。

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